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へっぽこ姫の仲良し作戦⑤ 五章 ペラルゴニウム国編
リビアの仲良し作戦
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「あのモルガの息子を我が国が保護するとは国王は何を考えておられる!」
「危険人物ですぞ!排除すべきです!」
円卓に座る上層部の貴族達がリビアングラスをスターダイオプサイト国で「保護」する事を猛反対していた。ピーターの隣にいた国の宰相レピドライトは
「確かにあの少年は危険です。ですが今は我々にとっては強い味方だと確かです。それにモルガの場所や団体の関係性などを情報を聞きだす事もできます」
太った髭の貴族の一人が
「あの少年は危険だ!何をしでかすのかわからん!監視をつけるべきだ!」
「勿論監視はつけるべきですね」
「誰だ!あの危険人物を連れてきたのは!国王よ!貴方か!貴方がそんな危険な事をしたのか!」
ワーワーと騒ぐ貴族達をピーターは
「静まれ…」
そう呟くとシンと静かになり皆ピーター国王を見る。
「危険人物なのは認知してる、だが彼を…あの少年をと決めたのはエメラルドだ」
レピドライトは眼鏡をクイッとしながら
「エメラルド姫様が望まれたのです。勿論監視はつけ、情報を聞き出します」
「…姫様が…」
「姫様か…」
「エメラルド姫様も考えがあって…」
可愛いらしいエメラルド姫様が…という単純な理由で貴族達は黙まり、ピーターは
「エメラルドは皆に信頼されているのだな。私が連れてきたら騒ぐのに」
そうぼやくとピーターはクスッと笑いながら
「人望の違いでしょうね!姫様は天使ですから!」
「…レピドライト…まだ怒ってるのか?」
そんな二人の会話が廊下に響き渡っていた。
「ガーネ兄様!ハウアイト兄様!」
パタパタとガーネット兄様とハウライト兄様二人に抱きついて挨拶をするとハウライト兄様は嬉しそうに
「わー、エメラルドきちんと『様』を言えるようになったね!」
ハッ!本当だ!様って上手く言えず兄たま兄たまだったのが!滑舌良くなったのかな!?嬉しい!
「へへ、エメ、おとなー!」
ガーネット兄様は頭をただ撫でながら私を抱っこすると
「……成長したのだな」
ガーネット兄様の頰は少しピンク色で嬉しそうに話てくれていた。二人共あんなに怪我をしていたのに、ピンピンと元気でユー君はまだ背中にある傷を癒し中で
「王子達とブラッド君の身体的能力はおかしいですよ!姫様!私は姫様のお見舞いを楽しみにしていますね!」と文句を言っていたユー君もピンピンと元気に見えたんだけど、一応お見舞いに行こうかなと兄様達に話たら、止められた。
あれからまた数日経ち、リビアは我が城で保護する事となった。
「リビア!!」
私は初めてリビアと出会った教会の場所へ行きリビアは本を読んでいた。リビアのそばから離れてるところには騎士が二人いる。リビアを監視してるみたいだけど……うん、それでも本を楽しそうに読んでるリビアを見ると嬉しいしリビアは監視されてるのを気にしてないみたいだけどね!ちょこんと隣に座るとリビアは
「本をね、読んでたんだ。聖書とかではなく…子供向けの童話の絵本。好きな物を触って読めるって楽しいね」
「うん!楽しいよ!エメはね、これからまたお勉強の時間だけどお勉強楽しいよ!」
私とリビア二人が話すと周りにいる騎士や、メイド、執事はハラハラとしていた様子でアンなんて殺気を出している…。なんとかリビアが悪い子じゃないと知って欲しいな…。
リビアは私の頭を優しく撫でて
「彼らが僕に対する視線は当たり前だよ。エメが気にすることないよ」
ニコッと少し寂しそうな笑顔を向けられてしまった。
みんなに理解は無理だろうけど、とりあえず年齢が近い兄様達とは仲良しなれるかな?よし!親睦会だ!
「あいっ!みなさま、本日はエメのお茶会へきてくださり、ありがとーございます!」
本日はガーネット兄様、ハウライト兄様、ブラッド、オーロラを呼んだ。呼んだけど……
「「「「「「……………」」」」」
シンと気まずい空気が流れてます。周りにいるメイド達も緊張しているようだね。
「マ、マシュマロはねー焼いて食べるの美味しいから、みなさん食べるひとー!」
「あ、じゃあ私いただきます。美味しそうですものね。
リビアングラス様もいかがですか?」
オー!流石ヒロイン!オーロラ!!可愛いらしい笑顔でリビアに話かけてくれた!リビアよ!ヒロインちゃんの優しさにほの字なるかな?!ガーネット兄様とハウライト兄様達だけで十分だからね!?ほの字はだめよ!?
そうリビアをジッと見つめていると、リビアは私を見て
からオーロラの方を見て
「…ありがとうございます…」
そうマシュマロを食べようとするリビアにずっと睨んでいるブラッドは苛々したのか
「おい!!俺はお前とマシュマロを仲良く食べるつもりはないからな!お前の仲間が親父に何したかわかってんだろ!?」
リビアは急に声を出すブラッドに少し驚きながらも、周りにいるみんなを一人一人見つめて席を立ち上がった。
え!帰る!?リビアまって!!
そう止めようとしたとき、リビアは頭を深々とみんなの前で下げて謝った。
「…これで許されるとは思ってない。君の大切な家族を僕の…父の仲間にされた事は許されない事だから」
そう頭を下げたままのリビアにガーネット兄様とハウライト兄様は沈黙を貫いていた。ブラッドはそんなリビアを見て少し慌てた様子で
「いや、ま、、あー……急に叫んだわ。悪い…」とブツブツいいながら、バツが悪そうにマシュマロを食べていた。
沈黙を貫いていたハウライト兄様は
「今日は、エメラルドが用意をしてくれたお茶会だし、せっかくだから焼きマシュマロと紅茶をいただこうか。ねっ、エメラルド」
「ハウアイト兄様!エメたくさんもってきたからみんな食べて食べてー!リビアも、ほら!マシュマロ!」
「…うんっ」
私はリビアの手を引っ張り席へ座らせる。オーロラはやっぱりヒロインというべきか、リビアにどんどんと話てるとハウライト兄様やブラッドがやきもちを妬いてるのか間に入っていた。ふふ、青春だよ!!一人だけ、ずーっと不機嫌な顔のガーネット兄様は黙々とほろ苦いコーヒーを飲んでいた。
お茶会が終わる頃にユー君が涙目で登場してきた。
「あー!!!もう終わってる!みなさん酷いですよ!私具合が悪いんですよ!?大怪我してるんですよ?!」
「いや、すげーピンピンじゃねえか」
「うん、元気そうだね」
「あれ?ユー君にもお茶会のおてみがみ、ハウアイト兄様にお願いしたんだけど、おかしいね?」
「うん、おかしいね?さあ、具合悪いひとは早く帰りなよ」
「ハウライト!また君ですか!」
ユー君がきたことによって、なんだかいつものみんなの調子になったから嬉しいな!!
「ユー君!焼きマシュマロたべよー!」
そう私は笑顔でマシュマロをユー君に渡した。
ワイワイと賑やかな茶会の様子をリビアは不思議そうに見つめていると、そばにいたオーロラはリビアに
「不思議そうな顔をしていますね?」
「……誰かとお菓子を食べ話すって不思議だから」
「ふふ、楽しいですもんね!それにエメラルド姫様がいてくれるだけで周りは明るくなりますし」
リビアは笑っているエメラルドを見てクスッと笑いながら
「…うん、エメは太陽みたいな子だね」
そう呟いていた。
少し離れたら、オーロラとリビアが少し笑いながら話しているよ!!!仲良しは良いけど、リビアはヒロインに惚れちゃったのかな?
「ぬーさすがヒロイン!」
そうブツブツと一人言をいうエメラルドに近くにいたガーネット、ハウライト、ブラッド、ユーディアライトは首を傾げていた。
「危険人物ですぞ!排除すべきです!」
円卓に座る上層部の貴族達がリビアングラスをスターダイオプサイト国で「保護」する事を猛反対していた。ピーターの隣にいた国の宰相レピドライトは
「確かにあの少年は危険です。ですが今は我々にとっては強い味方だと確かです。それにモルガの場所や団体の関係性などを情報を聞きだす事もできます」
太った髭の貴族の一人が
「あの少年は危険だ!何をしでかすのかわからん!監視をつけるべきだ!」
「勿論監視はつけるべきですね」
「誰だ!あの危険人物を連れてきたのは!国王よ!貴方か!貴方がそんな危険な事をしたのか!」
ワーワーと騒ぐ貴族達をピーターは
「静まれ…」
そう呟くとシンと静かになり皆ピーター国王を見る。
「危険人物なのは認知してる、だが彼を…あの少年をと決めたのはエメラルドだ」
レピドライトは眼鏡をクイッとしながら
「エメラルド姫様が望まれたのです。勿論監視はつけ、情報を聞き出します」
「…姫様が…」
「姫様か…」
「エメラルド姫様も考えがあって…」
可愛いらしいエメラルド姫様が…という単純な理由で貴族達は黙まり、ピーターは
「エメラルドは皆に信頼されているのだな。私が連れてきたら騒ぐのに」
そうぼやくとピーターはクスッと笑いながら
「人望の違いでしょうね!姫様は天使ですから!」
「…レピドライト…まだ怒ってるのか?」
そんな二人の会話が廊下に響き渡っていた。
「ガーネ兄様!ハウアイト兄様!」
パタパタとガーネット兄様とハウライト兄様二人に抱きついて挨拶をするとハウライト兄様は嬉しそうに
「わー、エメラルドきちんと『様』を言えるようになったね!」
ハッ!本当だ!様って上手く言えず兄たま兄たまだったのが!滑舌良くなったのかな!?嬉しい!
「へへ、エメ、おとなー!」
ガーネット兄様は頭をただ撫でながら私を抱っこすると
「……成長したのだな」
ガーネット兄様の頰は少しピンク色で嬉しそうに話てくれていた。二人共あんなに怪我をしていたのに、ピンピンと元気でユー君はまだ背中にある傷を癒し中で
「王子達とブラッド君の身体的能力はおかしいですよ!姫様!私は姫様のお見舞いを楽しみにしていますね!」と文句を言っていたユー君もピンピンと元気に見えたんだけど、一応お見舞いに行こうかなと兄様達に話たら、止められた。
あれからまた数日経ち、リビアは我が城で保護する事となった。
「リビア!!」
私は初めてリビアと出会った教会の場所へ行きリビアは本を読んでいた。リビアのそばから離れてるところには騎士が二人いる。リビアを監視してるみたいだけど……うん、それでも本を楽しそうに読んでるリビアを見ると嬉しいしリビアは監視されてるのを気にしてないみたいだけどね!ちょこんと隣に座るとリビアは
「本をね、読んでたんだ。聖書とかではなく…子供向けの童話の絵本。好きな物を触って読めるって楽しいね」
「うん!楽しいよ!エメはね、これからまたお勉強の時間だけどお勉強楽しいよ!」
私とリビア二人が話すと周りにいる騎士や、メイド、執事はハラハラとしていた様子でアンなんて殺気を出している…。なんとかリビアが悪い子じゃないと知って欲しいな…。
リビアは私の頭を優しく撫でて
「彼らが僕に対する視線は当たり前だよ。エメが気にすることないよ」
ニコッと少し寂しそうな笑顔を向けられてしまった。
みんなに理解は無理だろうけど、とりあえず年齢が近い兄様達とは仲良しなれるかな?よし!親睦会だ!
「あいっ!みなさま、本日はエメのお茶会へきてくださり、ありがとーございます!」
本日はガーネット兄様、ハウライト兄様、ブラッド、オーロラを呼んだ。呼んだけど……
「「「「「「……………」」」」」
シンと気まずい空気が流れてます。周りにいるメイド達も緊張しているようだね。
「マ、マシュマロはねー焼いて食べるの美味しいから、みなさん食べるひとー!」
「あ、じゃあ私いただきます。美味しそうですものね。
リビアングラス様もいかがですか?」
オー!流石ヒロイン!オーロラ!!可愛いらしい笑顔でリビアに話かけてくれた!リビアよ!ヒロインちゃんの優しさにほの字なるかな?!ガーネット兄様とハウライト兄様達だけで十分だからね!?ほの字はだめよ!?
そうリビアをジッと見つめていると、リビアは私を見て
からオーロラの方を見て
「…ありがとうございます…」
そうマシュマロを食べようとするリビアにずっと睨んでいるブラッドは苛々したのか
「おい!!俺はお前とマシュマロを仲良く食べるつもりはないからな!お前の仲間が親父に何したかわかってんだろ!?」
リビアは急に声を出すブラッドに少し驚きながらも、周りにいるみんなを一人一人見つめて席を立ち上がった。
え!帰る!?リビアまって!!
そう止めようとしたとき、リビアは頭を深々とみんなの前で下げて謝った。
「…これで許されるとは思ってない。君の大切な家族を僕の…父の仲間にされた事は許されない事だから」
そう頭を下げたままのリビアにガーネット兄様とハウライト兄様は沈黙を貫いていた。ブラッドはそんなリビアを見て少し慌てた様子で
「いや、ま、、あー……急に叫んだわ。悪い…」とブツブツいいながら、バツが悪そうにマシュマロを食べていた。
沈黙を貫いていたハウライト兄様は
「今日は、エメラルドが用意をしてくれたお茶会だし、せっかくだから焼きマシュマロと紅茶をいただこうか。ねっ、エメラルド」
「ハウアイト兄様!エメたくさんもってきたからみんな食べて食べてー!リビアも、ほら!マシュマロ!」
「…うんっ」
私はリビアの手を引っ張り席へ座らせる。オーロラはやっぱりヒロインというべきか、リビアにどんどんと話てるとハウライト兄様やブラッドがやきもちを妬いてるのか間に入っていた。ふふ、青春だよ!!一人だけ、ずーっと不機嫌な顔のガーネット兄様は黙々とほろ苦いコーヒーを飲んでいた。
お茶会が終わる頃にユー君が涙目で登場してきた。
「あー!!!もう終わってる!みなさん酷いですよ!私具合が悪いんですよ!?大怪我してるんですよ?!」
「いや、すげーピンピンじゃねえか」
「うん、元気そうだね」
「あれ?ユー君にもお茶会のおてみがみ、ハウアイト兄様にお願いしたんだけど、おかしいね?」
「うん、おかしいね?さあ、具合悪いひとは早く帰りなよ」
「ハウライト!また君ですか!」
ユー君がきたことによって、なんだかいつものみんなの調子になったから嬉しいな!!
「ユー君!焼きマシュマロたべよー!」
そう私は笑顔でマシュマロをユー君に渡した。
ワイワイと賑やかな茶会の様子をリビアは不思議そうに見つめていると、そばにいたオーロラはリビアに
「不思議そうな顔をしていますね?」
「……誰かとお菓子を食べ話すって不思議だから」
「ふふ、楽しいですもんね!それにエメラルド姫様がいてくれるだけで周りは明るくなりますし」
リビアは笑っているエメラルドを見てクスッと笑いながら
「…うん、エメは太陽みたいな子だね」
そう呟いていた。
少し離れたら、オーロラとリビアが少し笑いながら話しているよ!!!仲良しは良いけど、リビアはヒロインに惚れちゃったのかな?
「ぬーさすがヒロイン!」
そうブツブツと一人言をいうエメラルドに近くにいたガーネット、ハウライト、ブラッド、ユーディアライトは首を傾げていた。
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