97 / 179
へっぽこ姫の仲良し作戦⑥ 六章 原作の世界編
レピさんの浮気疑惑発生中?ペリドット家の危機!
しおりを挟む
「みなさん!大事件です!ペリドット家に離婚の危機が迫っています!!」
「「「…はい??」」
鼻息を荒くしたユー君。うん、みんなを集めて何を言い出すかと思えば一体どうしたの??!ガーネット兄様はユー君の言ってる事には無関心のようで本を読み、ハウライト兄様とヒロイン・オーロラは二人仲良くしながら私に沢山のマシュマロ菓子を持ってきてくれた。三人共、ユー君の話をスルーにしているのは気のせいかな??ブラッドは剣の練習をし、タオルで汗を拭き休みながら呆れた顔でユー君に
「…離婚って何がだよ?レピドライト様の奥様がレピドライト様に愛想尽かしたのか?」
「ユー君、少し落ちつこ?マシュマロ食べなよ?」
「そ、そうですね!少しマシュマロを食べて落ちつきます!」
いや…それマシュマロじゃなくてガーネット兄様の本です。ガーネット兄様は動揺しているユー君を冷めた目で見ていた。ユー君どれだけ動揺しちゃってるんだ!?ハウライト兄様はため息を出しながら
「ねえ、それって、いつものユーディアライトの勘違いじゃない?」
オーロラもユー君に
「ペリドットご夫妻は仲が良いと有名ですから、私も勘違いかと思いますよ?」
ユー君は急に涙をポロポロ流し始めて、みんないつものお調子者でないユー君にビックリしていた。どうやら、本当にただごとでないみたい!!ハウライト兄様はユー君にハンカチを渡たした。ユー君はブビー!っと鼻水を沢山つけて
「…ごのハンカチはお返ししますね!」
「……うん、いらないよ」
私は背伸びをしてもユー君の頭を撫でる事ができないので座っているユー君の隣の椅子に立ち上がりユー君の頭を撫でてあげた。いつものユー君なら冷静でちょっぴりお調子者なのに、泣いてるユー君は見たくないよ!
ユー君は私を見てニッコリ笑いかけて
「ありがとうございますっ…姫様にこんな泣き虫な姿を見せるわけにさいきませんからね!はい!ハウライト!ハンカチをお返しします!」
「だから、いらないよ!?」
「ふっ、わかってて言ってるだけですよ」
あ、少し調子に戻ってきたのかな?ユー君はこうでなくちゃね!パタンと本を閉じて、ガーネット兄様は溜息交じりに
「…何故離婚だと騒いでいるんだ」
ユー君は真剣な眼差しで、少しためらうかのように
「………父上が浮気をしていたんです!!!」
シンと静まりかえる空気。え?
まさかの!!まさかのまさかの!レピさん浮気疑惑発生!!!ブラッドは笑いながら
「あはは!あのレピドライト様が!?冗談だろ?いっつも国王様と一緒だし、かなりの愛妻家じゃん!気のせいだろ!」
笑っているブラッドをキッと睨むユー君
「私はこの前見たんです!!!」
「…何をだよ?」
「し、知らない女性騎士と…ちっ父上が!!キッキキキキキッスしてたんですよ!」
なんと!!レピさんは黒確定なのかな!!?
「ヘクシュン!」
「…なんだレピドライト、風邪か」
「おや、誰かが噂でもしてるのでしょうか?」
「……お前の事沢山の奴が噂しているだろうな…」
「「「…はい??」」
鼻息を荒くしたユー君。うん、みんなを集めて何を言い出すかと思えば一体どうしたの??!ガーネット兄様はユー君の言ってる事には無関心のようで本を読み、ハウライト兄様とヒロイン・オーロラは二人仲良くしながら私に沢山のマシュマロ菓子を持ってきてくれた。三人共、ユー君の話をスルーにしているのは気のせいかな??ブラッドは剣の練習をし、タオルで汗を拭き休みながら呆れた顔でユー君に
「…離婚って何がだよ?レピドライト様の奥様がレピドライト様に愛想尽かしたのか?」
「ユー君、少し落ちつこ?マシュマロ食べなよ?」
「そ、そうですね!少しマシュマロを食べて落ちつきます!」
いや…それマシュマロじゃなくてガーネット兄様の本です。ガーネット兄様は動揺しているユー君を冷めた目で見ていた。ユー君どれだけ動揺しちゃってるんだ!?ハウライト兄様はため息を出しながら
「ねえ、それって、いつものユーディアライトの勘違いじゃない?」
オーロラもユー君に
「ペリドットご夫妻は仲が良いと有名ですから、私も勘違いかと思いますよ?」
ユー君は急に涙をポロポロ流し始めて、みんないつものお調子者でないユー君にビックリしていた。どうやら、本当にただごとでないみたい!!ハウライト兄様はユー君にハンカチを渡たした。ユー君はブビー!っと鼻水を沢山つけて
「…ごのハンカチはお返ししますね!」
「……うん、いらないよ」
私は背伸びをしてもユー君の頭を撫でる事ができないので座っているユー君の隣の椅子に立ち上がりユー君の頭を撫でてあげた。いつものユー君なら冷静でちょっぴりお調子者なのに、泣いてるユー君は見たくないよ!
ユー君は私を見てニッコリ笑いかけて
「ありがとうございますっ…姫様にこんな泣き虫な姿を見せるわけにさいきませんからね!はい!ハウライト!ハンカチをお返しします!」
「だから、いらないよ!?」
「ふっ、わかってて言ってるだけですよ」
あ、少し調子に戻ってきたのかな?ユー君はこうでなくちゃね!パタンと本を閉じて、ガーネット兄様は溜息交じりに
「…何故離婚だと騒いでいるんだ」
ユー君は真剣な眼差しで、少しためらうかのように
「………父上が浮気をしていたんです!!!」
シンと静まりかえる空気。え?
まさかの!!まさかのまさかの!レピさん浮気疑惑発生!!!ブラッドは笑いながら
「あはは!あのレピドライト様が!?冗談だろ?いっつも国王様と一緒だし、かなりの愛妻家じゃん!気のせいだろ!」
笑っているブラッドをキッと睨むユー君
「私はこの前見たんです!!!」
「…何をだよ?」
「し、知らない女性騎士と…ちっ父上が!!キッキキキキキッスしてたんですよ!」
なんと!!レピさんは黒確定なのかな!!?
「ヘクシュン!」
「…なんだレピドライト、風邪か」
「おや、誰かが噂でもしてるのでしょうか?」
「……お前の事沢山の奴が噂しているだろうな…」
11
お気に入りに追加
4,869
あなたにおすすめの小説
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈@12/27電子書籍配信
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~
丹辺るん
ファンタジー
前世の記憶を持つ私、フィリス。思い出したのは五歳の誕生日の前日。
一応貴族……伯爵家の三女らしい……私は、なんと生まれつき目が見えなかった。
それでも、優しいお姉さんとメイドのおかげで、寂しくはなかった。
ところが、まともに話したこともなく、私を気に掛けることもない父親と兄からは、なぜか厄介者扱い。
ある日、不幸な事故に見せかけて、私は魔物の跋扈する場所で見捨てられてしまう。
もうダメだと思ったとき、私の前に現れたのは……
これは捨てられた盲目の私が、魔法と前世の記憶を頼りに生きる物語。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
エルティモエルフォ ―最後のエルフ―
ポリ 外丸
ファンタジー
普通の高校生、松田啓18歳が、夏休みに海で溺れていた少年を救って命を落としてしまう。
海の底に沈んで死んだはずの啓が、次に意識を取り戻した時には小さな少年に転生していた。
その少年の記憶を呼び起こすと、どうやらここは異世界のようだ。
もう一度もらった命。
啓は生き抜くことを第一に考え、今いる地で1人生活を始めた。
前世の知識を持った生き残りエルフの気まぐれ人生物語り。
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバ、ツギクルにも載せています
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。