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へっぽこ姫の仲良し作戦③三章 オドントクロッサム国編
リビアと再会!
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「エメー、お外でちゃった!」
プリちゃんとうろちょろしていたら湖の側まできてしまった。ここはどこらへんかな?この前ターボンと出会った場所ではないんだけど、プリちゃん曰く、
「たぶんね!こっちだよー!」と可愛い笑顔で言うものだから私ついてきちゃったよ。湖の近くにいるけど、やっぱりもう一度会場の方に戻ったほういいかな?と考えていたら何やら声が聞こえたので声がする方へ行ってみると、ターボンがボロボロの姿で白いフード姿の何人かの人達に
「だだだめだ!!!やめてけろ!」
「はー?お前何今更いってる?!裏切り者が!」
「これも神の子の為でもあるんだぞ!」
ターボンは必死で何かを止めようとしていた。
「んだけどっとも…こここれは駄目だ!やっぱワリィごどだべ!」
ドガ!!
「うっ…!」
「ちっ!裏切り者が!そもそも気持ちが悪いんだよ!こいつを殺して、あとは待機してる奴らに合図を送り一気に攻め込むぞ!」
プリちゃんと私は何がなんだかわからない状態だったけど、プリちゃんはプルプル震えながら、泣くかな?!と思っていたら、涙目になりながらも頰を膨らませて怒っていた。プリちゃんはバッと走り自分の履いていた片方の靴を脱ぎ相手に投げつけた。
「こあー!!おともらちのターボンいじめたら、メッだよ!!」
「あ!プリちゃん!!まって!おくちゅ、投げてだめよ!」
そんな小さな靴を投げても相手は痛くも痒くもないんだと思う!というか…この服装の雰囲気…前の聖教会の人達が着ていた服に似ている。
フード姿の人達な私達を見ては
「この国の王子と…スターダイオプサイト国の姫じゃないか…?へーこりゃ手間が省けた」
「これもまた神の御意志だな。王族の魔力のない二人が今目の前にいる」
…あ、やっぱり…これって結構ピンチよね!?でもターボンがボコボコにされるのは見ていて黙ってられないし。私達を庇うように、血だらけのターボンは
「オ、オオラの初めての友達なんだべ!やめてけろ!」
「「ターボン…!!」」
ターボンはもうボロボロになり過ぎて、身動きができなくなっていた。
「…わっ!!」
「あ!エメー!!」
何人かのフードを被った一人が私の髪を引っ張りだして、私は捕まってしまった。プリちゃんは慌てて私を助けだそうと、ポコポコと叩いて必死に叫んでた。
「こあー!!!エメをはなせ!!エメをはなせ!てい!やー!ちゃー!」
「あーハイハイ、王子様もきちんと連れていきますからね」
そう男はニヤニヤしながらプリちゃんの方を捕まえようとした時
「ぐあっ!!」
「…な、何故!?貴方様がここに、ヒッ!!」
と、あっというまにフード姿の人達は倒れた。え?よく見えないけど、プリちゃんはビックリして固まっていたみたい。
私を捕まえているフードの人はプルプル震えながら
「……あ、あの…?我々は何か…貴方様の気分を…害されましたでしょうか?」
そう話しかけてる方に振り向くと、白いフードを被っている小さな少年。フードで微かに見える、白い髪。口元を隠しているけれど目の色は左右の色が違う、左が赤で右が黒色…それは…あの時さよならをした
「リビア……?」
リビアだった。教会で出会ったとても不思議で秘密の男の子のお友達だ。リビアは持っていた剣を振りかざし私を捕まえていたフードの男性を倒した。え?どうやって?地面に落ちそうになった私をポスンと抱っこして助けてくれたリビア。
「リビアだ!ありあとー!リビアつおいのね!」
「………怪我は?」
「んーん!してない!あ!でもターボンは怪我してるの!」
リビアは私を下ろして、ボロボロになったターボンの元へいくとターボンは
「…リ、リビアングラス様……オラ…オラ…っ」
「…うん…黙って…君は悪くないよ」
そうリビアは手から白い光をターボンに当てて怪我を治療していた。癒しの魔力って聖女ヒロインの得意技だけどリビアもできるんだね!それにしても…
リビアとターボンは顔見知りなのかな?私が心配そうにしていると、ギュッと手を握るプリちゃんが私に
「…あのことエメ、おともらち?」
「うん!おともらち!」
プリちゃんはニコニコしながら
「つおいねー!さっち、ブン!してバキャーってつおかったよ!」
少し怪我を治してもらったターボンはリビアに何度も頭を下げてお礼を言っていた。リビアはターボンに
「…今日で君は死んだ事にする……自由に生きたほうが良いよ」
「リ、リビアングラス様!それだど…!」
「君…今まで誰も殺してないし…多分こちら側にいてダメだよ」
「オオオオラは神にではなく…!リビアングラス様に誓ったんだ!」
「……僕に誓うのとかより、自分のやりたいように生きて。君は悪いことしてないから」
少し困った顔で話すリビアとリビアにすがるターボン。
…話しがまったく見えない!よくわからないけど、リビアはターボンは自分といるべきじゃないと言ってるのかな?
「リビア!」
そうリビアに声をかけると、リビアは何処か悲しそうな目で私を見つめてから、隣にいるプリちゃんを見て
「………オドントクロッサム国の王子と仲いいんだね」
「え?プリちゃん?エメのおともらち!」
プリちゃんはニコニコしながらリビアの手を両手でギュッと握って挨拶をした。
「プリムァ……えとプリムラ!僕ね、プリムラだよ!お兄たんつおいね!すごいね!」
キラキラした眼差しでプリちゃんはリビアを見ていたらリビアは少し戸惑いながら、すぐにプリちゃんから離れた。プリちゃんは
「はずかちがりやさん?」
と首を傾げていた。
と、その時リビアに向かって炎の玉が攻撃された。
ドガン!!
炎は壁にぶつかり、リビアは何事もないかのようにかわしていた。私とプリちゃんの後ろに現れたのは
「ガーネ兄たま!ハウアイト兄たま!ユー君に、ブラッドも!」
「おとうたま!レモン姉たま!」
私達を探していたみたいで、レモン姫様はプリちゃんをギュッと抱きしめていた。プリちゃんのパパもホッとしてる顔だった。
「エメラルド、大丈夫?」
「姫様!」
「エメ!大丈夫か!?」
「うん、エメだいじょうびよ?リビアがね、たすけてくれてねっ!」
ジロッと睨むガーネット兄様とハウライト兄様達は何故か戦闘モードでブラッドなんて剣をリビアに向けている。え?なんでなんで?ちょっと落ちつこうよ?
「まあ、お前達落ちつけ。あー、モルガの息子、リビアングラスだな?」
プリちゃんのパパは私達の前に出てリビアに話しかけていた。リビアはプリちゃんのパパを見つめ、コクンと頷いた。
「俺の首でもとってこいと言われたのか?」
「………」
「YESかNoで、俺は今、目の前にいる危険人物を逃しやしねーぞ?…ピーターみたく優しくねえからな」
ピリピリと殺気たつ、ブバルディアにガーネット達は身動きが取れず固まっていた。ユーディアライトは
「…さ、さすがこの国の王なだけあって…今凄い魔力を放してますね!」
「うん、僕も一歩も動けないや…」
「お父様…!今凄い怒ってるわ…!」
「…あんな殺気向けられたら、立ってるだけで精一杯なのに、あのフードかぶってる少年…俺らと年変わらないのに…」
冷や汗を垂らすブラッドの横にいるガーネットは冷静な口調で
「……平気なようだな、あの少年は」
リビアとの久しぶりの再会なのに、、、なんだか……変な空気になってる?!
プリちゃんとうろちょろしていたら湖の側まできてしまった。ここはどこらへんかな?この前ターボンと出会った場所ではないんだけど、プリちゃん曰く、
「たぶんね!こっちだよー!」と可愛い笑顔で言うものだから私ついてきちゃったよ。湖の近くにいるけど、やっぱりもう一度会場の方に戻ったほういいかな?と考えていたら何やら声が聞こえたので声がする方へ行ってみると、ターボンがボロボロの姿で白いフード姿の何人かの人達に
「だだだめだ!!!やめてけろ!」
「はー?お前何今更いってる?!裏切り者が!」
「これも神の子の為でもあるんだぞ!」
ターボンは必死で何かを止めようとしていた。
「んだけどっとも…こここれは駄目だ!やっぱワリィごどだべ!」
ドガ!!
「うっ…!」
「ちっ!裏切り者が!そもそも気持ちが悪いんだよ!こいつを殺して、あとは待機してる奴らに合図を送り一気に攻め込むぞ!」
プリちゃんと私は何がなんだかわからない状態だったけど、プリちゃんはプルプル震えながら、泣くかな?!と思っていたら、涙目になりながらも頰を膨らませて怒っていた。プリちゃんはバッと走り自分の履いていた片方の靴を脱ぎ相手に投げつけた。
「こあー!!おともらちのターボンいじめたら、メッだよ!!」
「あ!プリちゃん!!まって!おくちゅ、投げてだめよ!」
そんな小さな靴を投げても相手は痛くも痒くもないんだと思う!というか…この服装の雰囲気…前の聖教会の人達が着ていた服に似ている。
フード姿の人達な私達を見ては
「この国の王子と…スターダイオプサイト国の姫じゃないか…?へーこりゃ手間が省けた」
「これもまた神の御意志だな。王族の魔力のない二人が今目の前にいる」
…あ、やっぱり…これって結構ピンチよね!?でもターボンがボコボコにされるのは見ていて黙ってられないし。私達を庇うように、血だらけのターボンは
「オ、オオラの初めての友達なんだべ!やめてけろ!」
「「ターボン…!!」」
ターボンはもうボロボロになり過ぎて、身動きができなくなっていた。
「…わっ!!」
「あ!エメー!!」
何人かのフードを被った一人が私の髪を引っ張りだして、私は捕まってしまった。プリちゃんは慌てて私を助けだそうと、ポコポコと叩いて必死に叫んでた。
「こあー!!!エメをはなせ!!エメをはなせ!てい!やー!ちゃー!」
「あーハイハイ、王子様もきちんと連れていきますからね」
そう男はニヤニヤしながらプリちゃんの方を捕まえようとした時
「ぐあっ!!」
「…な、何故!?貴方様がここに、ヒッ!!」
と、あっというまにフード姿の人達は倒れた。え?よく見えないけど、プリちゃんはビックリして固まっていたみたい。
私を捕まえているフードの人はプルプル震えながら
「……あ、あの…?我々は何か…貴方様の気分を…害されましたでしょうか?」
そう話しかけてる方に振り向くと、白いフードを被っている小さな少年。フードで微かに見える、白い髪。口元を隠しているけれど目の色は左右の色が違う、左が赤で右が黒色…それは…あの時さよならをした
「リビア……?」
リビアだった。教会で出会ったとても不思議で秘密の男の子のお友達だ。リビアは持っていた剣を振りかざし私を捕まえていたフードの男性を倒した。え?どうやって?地面に落ちそうになった私をポスンと抱っこして助けてくれたリビア。
「リビアだ!ありあとー!リビアつおいのね!」
「………怪我は?」
「んーん!してない!あ!でもターボンは怪我してるの!」
リビアは私を下ろして、ボロボロになったターボンの元へいくとターボンは
「…リ、リビアングラス様……オラ…オラ…っ」
「…うん…黙って…君は悪くないよ」
そうリビアは手から白い光をターボンに当てて怪我を治療していた。癒しの魔力って聖女ヒロインの得意技だけどリビアもできるんだね!それにしても…
リビアとターボンは顔見知りなのかな?私が心配そうにしていると、ギュッと手を握るプリちゃんが私に
「…あのことエメ、おともらち?」
「うん!おともらち!」
プリちゃんはニコニコしながら
「つおいねー!さっち、ブン!してバキャーってつおかったよ!」
少し怪我を治してもらったターボンはリビアに何度も頭を下げてお礼を言っていた。リビアはターボンに
「…今日で君は死んだ事にする……自由に生きたほうが良いよ」
「リ、リビアングラス様!それだど…!」
「君…今まで誰も殺してないし…多分こちら側にいてダメだよ」
「オオオオラは神にではなく…!リビアングラス様に誓ったんだ!」
「……僕に誓うのとかより、自分のやりたいように生きて。君は悪いことしてないから」
少し困った顔で話すリビアとリビアにすがるターボン。
…話しがまったく見えない!よくわからないけど、リビアはターボンは自分といるべきじゃないと言ってるのかな?
「リビア!」
そうリビアに声をかけると、リビアは何処か悲しそうな目で私を見つめてから、隣にいるプリちゃんを見て
「………オドントクロッサム国の王子と仲いいんだね」
「え?プリちゃん?エメのおともらち!」
プリちゃんはニコニコしながらリビアの手を両手でギュッと握って挨拶をした。
「プリムァ……えとプリムラ!僕ね、プリムラだよ!お兄たんつおいね!すごいね!」
キラキラした眼差しでプリちゃんはリビアを見ていたらリビアは少し戸惑いながら、すぐにプリちゃんから離れた。プリちゃんは
「はずかちがりやさん?」
と首を傾げていた。
と、その時リビアに向かって炎の玉が攻撃された。
ドガン!!
炎は壁にぶつかり、リビアは何事もないかのようにかわしていた。私とプリちゃんの後ろに現れたのは
「ガーネ兄たま!ハウアイト兄たま!ユー君に、ブラッドも!」
「おとうたま!レモン姉たま!」
私達を探していたみたいで、レモン姫様はプリちゃんをギュッと抱きしめていた。プリちゃんのパパもホッとしてる顔だった。
「エメラルド、大丈夫?」
「姫様!」
「エメ!大丈夫か!?」
「うん、エメだいじょうびよ?リビアがね、たすけてくれてねっ!」
ジロッと睨むガーネット兄様とハウライト兄様達は何故か戦闘モードでブラッドなんて剣をリビアに向けている。え?なんでなんで?ちょっと落ちつこうよ?
「まあ、お前達落ちつけ。あー、モルガの息子、リビアングラスだな?」
プリちゃんのパパは私達の前に出てリビアに話しかけていた。リビアはプリちゃんのパパを見つめ、コクンと頷いた。
「俺の首でもとってこいと言われたのか?」
「………」
「YESかNoで、俺は今、目の前にいる危険人物を逃しやしねーぞ?…ピーターみたく優しくねえからな」
ピリピリと殺気たつ、ブバルディアにガーネット達は身動きが取れず固まっていた。ユーディアライトは
「…さ、さすがこの国の王なだけあって…今凄い魔力を放してますね!」
「うん、僕も一歩も動けないや…」
「お父様…!今凄い怒ってるわ…!」
「…あんな殺気向けられたら、立ってるだけで精一杯なのに、あのフードかぶってる少年…俺らと年変わらないのに…」
冷や汗を垂らすブラッドの横にいるガーネットは冷静な口調で
「……平気なようだな、あの少年は」
リビアとの久しぶりの再会なのに、、、なんだか……変な空気になってる?!
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