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え?ヒロインとモブ嬢の合図だよ!
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今日は高等学部へ入学!!本来ヒロインのカナちゃんと皆んなのラブラブストーリーと共にそして半年後悪役令嬢が断罪されるはずが断罪もエリオスと姉様との婚約も無くなってヒャホー!というのもつかの間…
なんでもまだ姉様の断罪の可能性があるというカナちゃん情報。私はお小遣いがなく買えなかったしその続編のゲームなんて知らないのよ!!とにかく今日はカナちゃんに色々聞いてみないと!
「マリア?どうしたの?今日の体調は大丈夫?」
イエス!姉様!姉様のその美しさで元気でるよ!!
「やはり春とはいえ肌寒いかと。マリアお嬢様ひざ掛けなどお持ちしますか?」
最近やたらとクロは心配屋さん。熱は?食欲は?などなど。
色々心配させちゃったからね、過保護なクロになっちゃった。
「可愛いマリア、おはよう。今日からまた一緒に通えるのを嬉しいよ」
そう私に可愛らしい小さな花束をくれたエリオス。復帰祝いなもんだしね!クロ以上にエリオスも過保護なんだよなあ。
スクアーロやレオ君とトムも少し遅れてやってきた。
「よっ!元気に登校してんじゃん!」
「おはよう。マリア嬢あまり無理しないようにね、因みにクラスは一緒だよ。また僕が君のお目付け役みたいなもんなんだから」
「マリアお嬢様おはようございます」
くー!!やっぱ学校は楽しいね!!
「あの、マリア様!おはよございます!」
おや、知らない女子生徒さん達から声をかけられた。
「私達応援してますから!国王様の説得ガンバですわ!!」
「お二人なら試練を乗り越えられますわ!」
「え?うん頑張るよー」
頑張ってきちんと体調よくなるよ!うん!
でもなんで国王???国王と私何か試練あったっけ??
そう考えて歩いてた時、少し離れたところにカナちゃん発見!
私は思い切って手を振り
「あ!カナちゃー」
「ゲフンゲフン!!!ゲホゲホゲフン!」
訳※だから話しかけるな!アンタ達目立つのよ!
咳こむカナちゃん。あ、そうだった。エリオス達に気がつかれないように私達は咳で合図を作ったんだったわ!!私は頷いて咳込み合図を送る。
「ゲフ!ゲフンゲフフン!」
訳※カナちゃん!いつもの場所で!
「ゲフゲフン!!ゲホっ!」
訳※わかった!んじゃね!
「ゲホっ!」
訳※うん!また!
二人の奇妙な動きは勿論、全員察して知っていた。
周りにいる生徒は「まだマリア様体調がよろしくないんだわ…」と誤解をしマリアを心配する目で見つめているが当の本人は気づいてない。
「マリアとあの女…いつのまに仲良くなったんだ?おい、マリエ嬢いいのか?」
スクアーロはモロバレな二人の意味のわからない会話?に首を傾げていた。
「…一応カナリアさんの情報のおかげでマリアは一命をとりとめたもの、彼女をどうこうしないわ。それに彼女に何かしたらあの子が悲しんでしまうもの」
「マリエお嬢様がそう仰るなら、私は何もいたしません」
クロはマリアを遠く見つめながら見守るとのこと。
「彼女となんかあとで会う約束をしたみたいだね」
クスクス笑うエリオスに皆は
「え、なんでお前わかるの…?」とエリオスを見つめていた。
「あの、父上も言ってたんですがマリア嬢の体調はまだ完全でないですよ?」
レオは皆に焦って語る。そう、スターローズはこの国では本当に数少なく現在薬として少しずつマリアに飲ませてたりチョコレートに入れて食べさせてなんとか保ててる。未だにスターローズをもっとどう薬を作れば良いか、マリアはある意味その実験体ともいえる。
トムも困った顔で
「南の森のスターローズは数本ほどしか見つからなくて、多分もうこの国にはないかもしれません」
「ト、トム。あの何処かにあるかもしれませんわ!」
マリエはトムに話すものの、トムは首を横に降る。
「スターローズは気温湿度などの最適な場所にしか育たないんです…南の森は幸いに条件が満たされていて…」
シンとなる一同。
沢山の令嬢に話しかけられて嬉しそうにしているマリアを皆見つめる。
エリオスはマリアを愛しそうに見て少しため息をする
「隣国のサン国がスターローズが豊富なんだよね…」
マリエは少し驚きながら
「サン国って…以前、いえ私達が生まれる前に一度戦争をした国ですわよね?しかもあそこの国だけは閉鎖的…」
「僕も父上や研究員とともに今スターローズを調べてるけど確かにサン国は豊富なんですよ。ただ彼らはスターローズの効果を知っていないかと…」
エリオスは皆に笑顔を向ける
「さて、交渉しなきゃならないよね。色々と」
「ふふ、私も色々調べておかなきゃなりませんわね」
「二人共笑顔、すっげー怖いんだけど…」
スクアーロはエリオスとマリエの笑顔を見てゾっとした。
なんでもまだ姉様の断罪の可能性があるというカナちゃん情報。私はお小遣いがなく買えなかったしその続編のゲームなんて知らないのよ!!とにかく今日はカナちゃんに色々聞いてみないと!
「マリア?どうしたの?今日の体調は大丈夫?」
イエス!姉様!姉様のその美しさで元気でるよ!!
「やはり春とはいえ肌寒いかと。マリアお嬢様ひざ掛けなどお持ちしますか?」
最近やたらとクロは心配屋さん。熱は?食欲は?などなど。
色々心配させちゃったからね、過保護なクロになっちゃった。
「可愛いマリア、おはよう。今日からまた一緒に通えるのを嬉しいよ」
そう私に可愛らしい小さな花束をくれたエリオス。復帰祝いなもんだしね!クロ以上にエリオスも過保護なんだよなあ。
スクアーロやレオ君とトムも少し遅れてやってきた。
「よっ!元気に登校してんじゃん!」
「おはよう。マリア嬢あまり無理しないようにね、因みにクラスは一緒だよ。また僕が君のお目付け役みたいなもんなんだから」
「マリアお嬢様おはようございます」
くー!!やっぱ学校は楽しいね!!
「あの、マリア様!おはよございます!」
おや、知らない女子生徒さん達から声をかけられた。
「私達応援してますから!国王様の説得ガンバですわ!!」
「お二人なら試練を乗り越えられますわ!」
「え?うん頑張るよー」
頑張ってきちんと体調よくなるよ!うん!
でもなんで国王???国王と私何か試練あったっけ??
そう考えて歩いてた時、少し離れたところにカナちゃん発見!
私は思い切って手を振り
「あ!カナちゃー」
「ゲフンゲフン!!!ゲホゲホゲフン!」
訳※だから話しかけるな!アンタ達目立つのよ!
咳こむカナちゃん。あ、そうだった。エリオス達に気がつかれないように私達は咳で合図を作ったんだったわ!!私は頷いて咳込み合図を送る。
「ゲフ!ゲフンゲフフン!」
訳※カナちゃん!いつもの場所で!
「ゲフゲフン!!ゲホっ!」
訳※わかった!んじゃね!
「ゲホっ!」
訳※うん!また!
二人の奇妙な動きは勿論、全員察して知っていた。
周りにいる生徒は「まだマリア様体調がよろしくないんだわ…」と誤解をしマリアを心配する目で見つめているが当の本人は気づいてない。
「マリアとあの女…いつのまに仲良くなったんだ?おい、マリエ嬢いいのか?」
スクアーロはモロバレな二人の意味のわからない会話?に首を傾げていた。
「…一応カナリアさんの情報のおかげでマリアは一命をとりとめたもの、彼女をどうこうしないわ。それに彼女に何かしたらあの子が悲しんでしまうもの」
「マリエお嬢様がそう仰るなら、私は何もいたしません」
クロはマリアを遠く見つめながら見守るとのこと。
「彼女となんかあとで会う約束をしたみたいだね」
クスクス笑うエリオスに皆は
「え、なんでお前わかるの…?」とエリオスを見つめていた。
「あの、父上も言ってたんですがマリア嬢の体調はまだ完全でないですよ?」
レオは皆に焦って語る。そう、スターローズはこの国では本当に数少なく現在薬として少しずつマリアに飲ませてたりチョコレートに入れて食べさせてなんとか保ててる。未だにスターローズをもっとどう薬を作れば良いか、マリアはある意味その実験体ともいえる。
トムも困った顔で
「南の森のスターローズは数本ほどしか見つからなくて、多分もうこの国にはないかもしれません」
「ト、トム。あの何処かにあるかもしれませんわ!」
マリエはトムに話すものの、トムは首を横に降る。
「スターローズは気温湿度などの最適な場所にしか育たないんです…南の森は幸いに条件が満たされていて…」
シンとなる一同。
沢山の令嬢に話しかけられて嬉しそうにしているマリアを皆見つめる。
エリオスはマリアを愛しそうに見て少しため息をする
「隣国のサン国がスターローズが豊富なんだよね…」
マリエは少し驚きながら
「サン国って…以前、いえ私達が生まれる前に一度戦争をした国ですわよね?しかもあそこの国だけは閉鎖的…」
「僕も父上や研究員とともに今スターローズを調べてるけど確かにサン国は豊富なんですよ。ただ彼らはスターローズの効果を知っていないかと…」
エリオスは皆に笑顔を向ける
「さて、交渉しなきゃならないよね。色々と」
「ふふ、私も色々調べておかなきゃなりませんわね」
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スクアーロはエリオスとマリエの笑顔を見てゾっとした。
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