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海と恋とイベント
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海です。広い海、青い海、以前ジャスミン様達に選んでもらった水着を着ていきます。
私は黒のビキニ。ジャスミン様は可愛いしらしい、ピンク色の水着です。
「変じゃないかしら?」
「メアリー様綺麗!てかデカイ!羨ましい」
涙ぐみながら、自分の胸を手に当ててるジャスミン様。
さて、ジオ様が好きだと自覚しました私はとにかく立派なレディになることが優先だと考え、剣術も鍛えていきクロに負けず紅茶の淹れ方を学びたいと思ってます。
「なんか、違うよぉ?メアリー様。」
「いぃえ、まずはジオ様に好いてもらえるよう、鍛えなければなりません。」
皆んな集まり、海へおよいだり、海鮮バーベキューをしたり楽しいです。ジオ様もはしゃいでいます。ここはプライベートビーチですからね、王子の顔を作らずはしゃいでいるジオ様は可愛いらし…
コホン、、あまりジッと見ているのはやめときましょう。
「食後にアイスティーをどうぞ」
執事のクロがいれたアイスティーを一口飲むと
やはりクロの作った紅茶は美味しい。
「クロは好きな殿方でもいるの?」
「なぜ殿方限定なんですか?」
首を傾げながらクロは驚いた顔をしていた。
「隠さなくても…いいのよ。貴方も…ジオ様を慕っているのでしょう?」
「貴方も??とゆうと、メアリー様、もしや」
「私!ライバルとしてクロでも負けませんわ!剣術を磨き立派なレディとしてっっ、、」
口をポカンと開けたままクロは何も言わない。ただ黙って私の話を聞いているけど、後からジャスミン様が何やらクロに話をしてクロは納得し、とてつもなく悪役のような不敵な笑みを浮かべながら
「なんて阿保、、いや、、これは面白い展開なので黙っておきましょう。ジャスミン様」
「はい!クロ様」
クロとジャスミン様はニコニコしながら私を見てきますが、余裕なのねクロは。悔しいわ。
あまり日焼けしたくないのでずっとパーカーを着ていたけどやっぱり、海に浸りたいかなあと思っていたとき
「メアリー散歩しにいこう」
私の手を取りジオ様と私は砂浜を歩くことにした。
少し歩いた先にキラキラ光っているものを見つける。
貝殻だ。
それも、凄く綺麗なものばかり。
「綺麗ですわね」
貝殻を手にジオ様に微笑み返したら
ジオ様は顔を赤らめていました。熱、あるのかしら。
私といるより、クロといたかったかしら、、、
「メアリーここの場所凄い景色いいよ!」
そう二人で話していた時
「ジオ様!!ぐうぜん!きゃは!」
ローズさんだわ。。白フリフリのビキニを着ています。
でも、何故ここに??
「ここからはー一般の砂浜なんですよぉ?
ここでイベントあるの知ってた、でなくて、すごーく偶然で驚いちゃった!あれ?悪役令嬢さんもいるの?」
「君相変わらず空気読めないこだよね」
ローズさんに向けているジオ様の目、なんだか怖いような。。
プライベートビーチではイカ焼きを食べながら
ジャスミンはハッと気が付いた。
「ハッ!この、海イベント、、、!まさかあれかな?!もがっ!」
ため息をしながらクロはジャスミンの口をイカでふさぐ。
「貴女を見てると、ジオ様の女性版と話してるみたいですよ。」
「私の可愛い妹にあまり色目を使わないでくれ」
時同じくして、プライベートビーチと一般人の間にジオ、メアリー、ローズは話していた。
「あのジャスミンってゆうモブキャラ姫がいないか…ふふ!なら、ジオ様!貴方は私と一緒になる運命なんです!」
「メアリーもう少し暗くなるとまた夕日も綺麗だよ」
ローズさんを完全に無視しています。
ローズさん、ジオ様はクロが好きなんですよ。貴女の悔しい気持ち、切ない気持ち私にはわかります。
「何よ!悪役令嬢!同情する目とか胸くそ悪いわよ!」
大きな声で怒鳴るローズさんにジオ様は私の前に入り
「この際だから、ハッキリ言おう」
真剣な顔をしてローズさんに寄るジオ様。
「俺は君がすきではない。ずっと一緒に
いたいと思うのは、、」
その先の言葉は聞きたくありません。
なんだか、怖いもの。
目をつぶってしまった私。
その時
「きゃっ!」
ローズさんは足のを滑らせてしまったようです。
「あぶなっ!」
ジオ様は咄嗟に手を掴んだ瞬間。
私の目の前でローズさんの頬っぺたにジオ様がキスしていました。
驚いたジオ様はすぐローズさんを離し
「ごめっ!いや、なんだよこれ!」
「あは!やったあ!これイベントであったんだよね!砂浜デートしたジオ様と私。転びそうなった私にジオ様はとっさに手をとり、誤ってキスするんだよね。ふふ。今回は頬っぺただけだけど、ラッキー!ありがとうジオ様!大好き!!」
そう満足したローズさんは一般市民のいる砂浜のほうへ戻っていった。
「メ、メアリー…」
こんな事で私は動揺いたしません。
頬っぺたにキスとか頬っぺたにキスとか頬っぺたにキスとか、まったく気にしていません。
ここで心を乱すわけにはいきません。
ジオ様にニッコリ微笑んで
「皆さんまっていると思います、戻りましょう」
そうジオ様に言いジャスミン様達のとこへ戻ると
ジャスミン様は私の顔を見て
「ヒッ?!はっ!般若!?」
はんにゃ、ってなんでしょうか。
ジオ様はずっと私に何か話しかけていますが、まったく話が入ってこないわ。
皆さんどうして私の顔を見て青くなってるのでしょうか??
やはりこの黒い美ビキニは似合わないのかしら、、?
私は黒のビキニ。ジャスミン様は可愛いしらしい、ピンク色の水着です。
「変じゃないかしら?」
「メアリー様綺麗!てかデカイ!羨ましい」
涙ぐみながら、自分の胸を手に当ててるジャスミン様。
さて、ジオ様が好きだと自覚しました私はとにかく立派なレディになることが優先だと考え、剣術も鍛えていきクロに負けず紅茶の淹れ方を学びたいと思ってます。
「なんか、違うよぉ?メアリー様。」
「いぃえ、まずはジオ様に好いてもらえるよう、鍛えなければなりません。」
皆んな集まり、海へおよいだり、海鮮バーベキューをしたり楽しいです。ジオ様もはしゃいでいます。ここはプライベートビーチですからね、王子の顔を作らずはしゃいでいるジオ様は可愛いらし…
コホン、、あまりジッと見ているのはやめときましょう。
「食後にアイスティーをどうぞ」
執事のクロがいれたアイスティーを一口飲むと
やはりクロの作った紅茶は美味しい。
「クロは好きな殿方でもいるの?」
「なぜ殿方限定なんですか?」
首を傾げながらクロは驚いた顔をしていた。
「隠さなくても…いいのよ。貴方も…ジオ様を慕っているのでしょう?」
「貴方も??とゆうと、メアリー様、もしや」
「私!ライバルとしてクロでも負けませんわ!剣術を磨き立派なレディとしてっっ、、」
口をポカンと開けたままクロは何も言わない。ただ黙って私の話を聞いているけど、後からジャスミン様が何やらクロに話をしてクロは納得し、とてつもなく悪役のような不敵な笑みを浮かべながら
「なんて阿保、、いや、、これは面白い展開なので黙っておきましょう。ジャスミン様」
「はい!クロ様」
クロとジャスミン様はニコニコしながら私を見てきますが、余裕なのねクロは。悔しいわ。
あまり日焼けしたくないのでずっとパーカーを着ていたけどやっぱり、海に浸りたいかなあと思っていたとき
「メアリー散歩しにいこう」
私の手を取りジオ様と私は砂浜を歩くことにした。
少し歩いた先にキラキラ光っているものを見つける。
貝殻だ。
それも、凄く綺麗なものばかり。
「綺麗ですわね」
貝殻を手にジオ様に微笑み返したら
ジオ様は顔を赤らめていました。熱、あるのかしら。
私といるより、クロといたかったかしら、、、
「メアリーここの場所凄い景色いいよ!」
そう二人で話していた時
「ジオ様!!ぐうぜん!きゃは!」
ローズさんだわ。。白フリフリのビキニを着ています。
でも、何故ここに??
「ここからはー一般の砂浜なんですよぉ?
ここでイベントあるの知ってた、でなくて、すごーく偶然で驚いちゃった!あれ?悪役令嬢さんもいるの?」
「君相変わらず空気読めないこだよね」
ローズさんに向けているジオ様の目、なんだか怖いような。。
プライベートビーチではイカ焼きを食べながら
ジャスミンはハッと気が付いた。
「ハッ!この、海イベント、、、!まさかあれかな?!もがっ!」
ため息をしながらクロはジャスミンの口をイカでふさぐ。
「貴女を見てると、ジオ様の女性版と話してるみたいですよ。」
「私の可愛い妹にあまり色目を使わないでくれ」
時同じくして、プライベートビーチと一般人の間にジオ、メアリー、ローズは話していた。
「あのジャスミンってゆうモブキャラ姫がいないか…ふふ!なら、ジオ様!貴方は私と一緒になる運命なんです!」
「メアリーもう少し暗くなるとまた夕日も綺麗だよ」
ローズさんを完全に無視しています。
ローズさん、ジオ様はクロが好きなんですよ。貴女の悔しい気持ち、切ない気持ち私にはわかります。
「何よ!悪役令嬢!同情する目とか胸くそ悪いわよ!」
大きな声で怒鳴るローズさんにジオ様は私の前に入り
「この際だから、ハッキリ言おう」
真剣な顔をしてローズさんに寄るジオ様。
「俺は君がすきではない。ずっと一緒に
いたいと思うのは、、」
その先の言葉は聞きたくありません。
なんだか、怖いもの。
目をつぶってしまった私。
その時
「きゃっ!」
ローズさんは足のを滑らせてしまったようです。
「あぶなっ!」
ジオ様は咄嗟に手を掴んだ瞬間。
私の目の前でローズさんの頬っぺたにジオ様がキスしていました。
驚いたジオ様はすぐローズさんを離し
「ごめっ!いや、なんだよこれ!」
「あは!やったあ!これイベントであったんだよね!砂浜デートしたジオ様と私。転びそうなった私にジオ様はとっさに手をとり、誤ってキスするんだよね。ふふ。今回は頬っぺただけだけど、ラッキー!ありがとうジオ様!大好き!!」
そう満足したローズさんは一般市民のいる砂浜のほうへ戻っていった。
「メ、メアリー…」
こんな事で私は動揺いたしません。
頬っぺたにキスとか頬っぺたにキスとか頬っぺたにキスとか、まったく気にしていません。
ここで心を乱すわけにはいきません。
ジオ様にニッコリ微笑んで
「皆さんまっていると思います、戻りましょう」
そうジオ様に言いジャスミン様達のとこへ戻ると
ジャスミン様は私の顔を見て
「ヒッ?!はっ!般若!?」
はんにゃ、ってなんでしょうか。
ジオ様はずっと私に何か話しかけていますが、まったく話が入ってこないわ。
皆さんどうして私の顔を見て青くなってるのでしょうか??
やはりこの黒い美ビキニは似合わないのかしら、、?
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