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幕間
第13話 夢と朝の狭間で
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「先輩!」
後ろから声が掛かる。やっと来たかと思って後ろを向けば、そこには予想通りの後輩の姿があった。走って来たのか、荒くなった息を整えながら、ついでに前髪も直している。少し重めの前髪の下からは期待に満ちた目がキラキラと私を見つめていた。
「優里、遅かったじゃん」
「掃除当番だったんですって。連絡したじゃないですか」
「そうだっけ」
「そうです。あ、既読ついてないし。もっと連絡確認してくださいよ」
「考えとくね」
「その台詞何回目ですか」
隣でキャンキャンとうるさいのは後輩の甘井優里。私が手を出した後輩の一人。手を出したのに、逃げることもなくこうして私に構ってくる変わり者。せっかく口止めにと思って、写真も撮ってあるのに。
「今日はどっか行くの?」
「先輩そろそろ誕生日ですよね。だから一緒に買いに行こうかなと思って」
「お。何買ってくれるの?」
「それはお店に着いてからのお楽しみです」
彼女はおしゃれが好きなので楽しみ。私も多少は知っているつもりだけど、彼女に比べると全く詳しくないので、選んでもらえるのが少し楽しみだ。
「ねぇ」
「なんですか?」
「何でここなの?」
「先輩いっつもスポブラみたいなのしか着けてないじゃないですか」
「そっちの方が興奮するでしょ?」
「・・・否定はしませんけど」
彼女に連れてこられたのはランジェリーショップだった。別にかわいいものよりもシンプルなものの方が受けが良いからつけているだけなんだけど。
「可愛いの選んでよ?」
「もちろん。すっごくかわいいのを選びますよ」
「それは楽しみ。じゃあ、私は違う場所で待ってるからね」
せっかくのプレゼントなので、やっぱり少しはサプライズが欲しいものだ。一緒に選ぼうとしている彼女には悪いけれど。
「え、一緒に選ばないんですか?」
「だってプレゼントでしょ?私はサプライズのほうが好き」
「しょうがないですね」
私に比べるとずっと感情が顔に出やすい彼女は表情でだいたい考えていることがわかる。とはいえ、ここまで悲しそうな顔をされるとちょっと罪悪感がある。別に何も悪いことはしていないはずなんだけど。
「じゃあ、私も何か買ってくるから」
「まぁ、それなら」
「じゃ、またあとでね」
軽く手を握ってその場を離れる。さてはて、何も考えていなかったのに、サプライズが欲しかったばっかりに、プレゼントを買うことになってしまった。
「うーん」
唸ったところでなにかいい案が浮かぶわけでもない。しょうがないので、お店を冷やかしながら考えることにした。
あの子は、何を欲しがっていたっけ?というか、何が好きだっけ。全然思い出せない。会話の履歴を見返しても、あまりそういう話題が出ていない。というか、私、あの子とちゃんと遊んだことが無い。あの子と会うときはいつだって衾するときだけだ。別に、ふしだらな関係ではない、はずだ。でも彼女との思い出はふしだらなものしかない。・・・やっぱりふしだらな関係かもしれない。
近くのアクセサリーショップに入る。何かのセールをやっているらしい店内は人でごった返していて、それだけで帰りたくなること請け合いの景色だけど、今日ばっかりはそうはいかない。
人の流れにもみくちゃにされながらも、目についたのは、小さなネックレスだった。おとなしめのピンク色で、あまり子供っぽいデザインでもなくて、きっと彼女に似合うような気がする。
彼女の白めの肌にはきっとこれはよく似合う。うん、きっと似合うはずだ。好きかどうかは、あまり自信がないけど。
「先輩、決まったんですか?」
「もちろん、そっちは?」
「それはもうとびっきりの可愛いのを買いましたよ」
「じゃあ、うち行こっか」
「はい!」
夕飯を食べて私の家に帰ってきたころにはもう八時をまわっていた。誰もいない家に今は二人しかいない。口うるさい両親も喧しい兄弟も家にいない、最高の日。そんな日に彼女と過ごせることは自分でも意外なほど楽しみだった。
「はい、じゃあ、これどうぞ先輩」
「ありがとう優里。・・・家だし優子でいいよ」
「うーん、じゃあ優子さんで」
「先にお風呂入ろっか。先に入る?」
「そうします。そしたらお先に。あ、プレゼントまだ開けないでくださいね」
「はいはい」
今にもスキップをしそうな軽い足取りで浴場に向かっていく。私の家には何度も来たことがある。今更そんなに嬉しいことがあるのだろうか。
三十分もすれば彼女が浴場から出てくる音が聞こえる。微かに聞こえる鼻歌は彼女が確かに上機嫌だということを伝えてくる。
「上がりました、次どうぞ」
上気した顔はさっきまでの慕ってくれている可愛い後輩の顔ではなく、私のそばに傅く雌の顔だった。
一人で浴場に入る。彼女が来ているときは二人で入ることがほとんどだったので、こうやって家に彼女がいるのに一人でシャワーを浴びるのはなんだか変な気持ちだ。
「優子さん?」
「どうしたの?」
「さっき買った下着、置いておきますね」
「ありがと、上がったら着るね」
そういえばそんな理由で今日は出かけたんだった。何となくいつもよりも丁寧に身体を洗う。彼女がどんな下着を買ってきたのかは気になる。逸る気持ちを必死に押さえて、身体を洗っていく。
湯船につかるのもそこそこに風呂場から出る。髪を拭いて、身体を拭いて、彼女が置いていった下着を見つける。
「ええ・・・」
思わず声が出る。どこで見つけたのかわからない下着がそこにあった。というか絶対にあそこのランジェリーショップで売っているものじゃないだろう。
彼女が置いていったのは漫画でしか見たことのない下着だった。胸の部分はスリットが入ってるせいで何も隠れないし、下にもスリットが入ってるせいでもはやこの下着を着ることにどれだけの意味があるのかよくわからない。裸とほとんど変わらないでしょう、これ。
でも可愛い後輩の用意してくれたものを無下にすることもできない。家でこういうのを着るのが余計に羞恥心を煽ってくる。誰もいない家の廊下で誰にもすれ違わないように祈りながら歩く程度には恥ずかしかった。
「あ、先輩。着てくれたんですね!」
嬉しそうな顔でこっちを見てくる後輩は私に渡したものと同じ下着を着けていた。
「どういうことよ」
「いやぁ、先輩とお揃いのを着たくて・・・」
少し照れたような顔で白状するが、どう考えても恥ずかしがるべきはその恰好だと思う。もう慣れたんだろうか。
「こんなのどこで見つけたのよ」
「・・・通販です。さっき買ったのはまた別なのであとであげます」
「やっぱりそうなの」
「そんな話は良いじゃないですか」
私の動悸を見透かすように甘えた声で私に寄りかかってくる。甘えることに関してはきっと彼女は私よりも数段上だ。無意識なのが恐ろしいところだけど。将来、いったいどれだけの男を骨抜きにするのだろうか。
互いに触れ合った突起が甘く震えて私たちの気持ちを燃え上がらせる。
「先輩、まだ夜は長いですよ」
今日ばっかりは理性を投げ捨てて、本能のままに彼女を食べつくすことにした。あと10時間は彼女との蜜のような時間を過ごせるだろう。
「今日はめちゃくちゃにするからね」
後ろから声が掛かる。やっと来たかと思って後ろを向けば、そこには予想通りの後輩の姿があった。走って来たのか、荒くなった息を整えながら、ついでに前髪も直している。少し重めの前髪の下からは期待に満ちた目がキラキラと私を見つめていた。
「優里、遅かったじゃん」
「掃除当番だったんですって。連絡したじゃないですか」
「そうだっけ」
「そうです。あ、既読ついてないし。もっと連絡確認してくださいよ」
「考えとくね」
「その台詞何回目ですか」
隣でキャンキャンとうるさいのは後輩の甘井優里。私が手を出した後輩の一人。手を出したのに、逃げることもなくこうして私に構ってくる変わり者。せっかく口止めにと思って、写真も撮ってあるのに。
「今日はどっか行くの?」
「先輩そろそろ誕生日ですよね。だから一緒に買いに行こうかなと思って」
「お。何買ってくれるの?」
「それはお店に着いてからのお楽しみです」
彼女はおしゃれが好きなので楽しみ。私も多少は知っているつもりだけど、彼女に比べると全く詳しくないので、選んでもらえるのが少し楽しみだ。
「ねぇ」
「なんですか?」
「何でここなの?」
「先輩いっつもスポブラみたいなのしか着けてないじゃないですか」
「そっちの方が興奮するでしょ?」
「・・・否定はしませんけど」
彼女に連れてこられたのはランジェリーショップだった。別にかわいいものよりもシンプルなものの方が受けが良いからつけているだけなんだけど。
「可愛いの選んでよ?」
「もちろん。すっごくかわいいのを選びますよ」
「それは楽しみ。じゃあ、私は違う場所で待ってるからね」
せっかくのプレゼントなので、やっぱり少しはサプライズが欲しいものだ。一緒に選ぼうとしている彼女には悪いけれど。
「え、一緒に選ばないんですか?」
「だってプレゼントでしょ?私はサプライズのほうが好き」
「しょうがないですね」
私に比べるとずっと感情が顔に出やすい彼女は表情でだいたい考えていることがわかる。とはいえ、ここまで悲しそうな顔をされるとちょっと罪悪感がある。別に何も悪いことはしていないはずなんだけど。
「じゃあ、私も何か買ってくるから」
「まぁ、それなら」
「じゃ、またあとでね」
軽く手を握ってその場を離れる。さてはて、何も考えていなかったのに、サプライズが欲しかったばっかりに、プレゼントを買うことになってしまった。
「うーん」
唸ったところでなにかいい案が浮かぶわけでもない。しょうがないので、お店を冷やかしながら考えることにした。
あの子は、何を欲しがっていたっけ?というか、何が好きだっけ。全然思い出せない。会話の履歴を見返しても、あまりそういう話題が出ていない。というか、私、あの子とちゃんと遊んだことが無い。あの子と会うときはいつだって衾するときだけだ。別に、ふしだらな関係ではない、はずだ。でも彼女との思い出はふしだらなものしかない。・・・やっぱりふしだらな関係かもしれない。
近くのアクセサリーショップに入る。何かのセールをやっているらしい店内は人でごった返していて、それだけで帰りたくなること請け合いの景色だけど、今日ばっかりはそうはいかない。
人の流れにもみくちゃにされながらも、目についたのは、小さなネックレスだった。おとなしめのピンク色で、あまり子供っぽいデザインでもなくて、きっと彼女に似合うような気がする。
彼女の白めの肌にはきっとこれはよく似合う。うん、きっと似合うはずだ。好きかどうかは、あまり自信がないけど。
「先輩、決まったんですか?」
「もちろん、そっちは?」
「それはもうとびっきりの可愛いのを買いましたよ」
「じゃあ、うち行こっか」
「はい!」
夕飯を食べて私の家に帰ってきたころにはもう八時をまわっていた。誰もいない家に今は二人しかいない。口うるさい両親も喧しい兄弟も家にいない、最高の日。そんな日に彼女と過ごせることは自分でも意外なほど楽しみだった。
「はい、じゃあ、これどうぞ先輩」
「ありがとう優里。・・・家だし優子でいいよ」
「うーん、じゃあ優子さんで」
「先にお風呂入ろっか。先に入る?」
「そうします。そしたらお先に。あ、プレゼントまだ開けないでくださいね」
「はいはい」
今にもスキップをしそうな軽い足取りで浴場に向かっていく。私の家には何度も来たことがある。今更そんなに嬉しいことがあるのだろうか。
三十分もすれば彼女が浴場から出てくる音が聞こえる。微かに聞こえる鼻歌は彼女が確かに上機嫌だということを伝えてくる。
「上がりました、次どうぞ」
上気した顔はさっきまでの慕ってくれている可愛い後輩の顔ではなく、私のそばに傅く雌の顔だった。
一人で浴場に入る。彼女が来ているときは二人で入ることがほとんどだったので、こうやって家に彼女がいるのに一人でシャワーを浴びるのはなんだか変な気持ちだ。
「優子さん?」
「どうしたの?」
「さっき買った下着、置いておきますね」
「ありがと、上がったら着るね」
そういえばそんな理由で今日は出かけたんだった。何となくいつもよりも丁寧に身体を洗う。彼女がどんな下着を買ってきたのかは気になる。逸る気持ちを必死に押さえて、身体を洗っていく。
湯船につかるのもそこそこに風呂場から出る。髪を拭いて、身体を拭いて、彼女が置いていった下着を見つける。
「ええ・・・」
思わず声が出る。どこで見つけたのかわからない下着がそこにあった。というか絶対にあそこのランジェリーショップで売っているものじゃないだろう。
彼女が置いていったのは漫画でしか見たことのない下着だった。胸の部分はスリットが入ってるせいで何も隠れないし、下にもスリットが入ってるせいでもはやこの下着を着ることにどれだけの意味があるのかよくわからない。裸とほとんど変わらないでしょう、これ。
でも可愛い後輩の用意してくれたものを無下にすることもできない。家でこういうのを着るのが余計に羞恥心を煽ってくる。誰もいない家の廊下で誰にもすれ違わないように祈りながら歩く程度には恥ずかしかった。
「あ、先輩。着てくれたんですね!」
嬉しそうな顔でこっちを見てくる後輩は私に渡したものと同じ下着を着けていた。
「どういうことよ」
「いやぁ、先輩とお揃いのを着たくて・・・」
少し照れたような顔で白状するが、どう考えても恥ずかしがるべきはその恰好だと思う。もう慣れたんだろうか。
「こんなのどこで見つけたのよ」
「・・・通販です。さっき買ったのはまた別なのであとであげます」
「やっぱりそうなの」
「そんな話は良いじゃないですか」
私の動悸を見透かすように甘えた声で私に寄りかかってくる。甘えることに関してはきっと彼女は私よりも数段上だ。無意識なのが恐ろしいところだけど。将来、いったいどれだけの男を骨抜きにするのだろうか。
互いに触れ合った突起が甘く震えて私たちの気持ちを燃え上がらせる。
「先輩、まだ夜は長いですよ」
今日ばっかりは理性を投げ捨てて、本能のままに彼女を食べつくすことにした。あと10時間は彼女との蜜のような時間を過ごせるだろう。
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