【完結・BL】くっコロされたい騎士団長様♂！【騎士団長受】

■何気ない誘い④

■何気ない誘い④

体温が上がり、弛緩した身体。
レオ殿がこれは夢だと囁いて、私はその言葉を信じ始める。普段であれば、絶対にしないであろう、止まらない口づけの雨。レオ殿も、夢だと私に言う。ああ、そうなんだ。これはまた都合の良い夢だと、私はまた「レオ殿」と甘えるように名前を呼んだ。

「レオ殿……♡」

（普段の声じゃない。甘えながら、誘うような声だ）

気づけば、カチャカチャと自身の下肢にレオ殿の手が触れていた。パンツの前を開き、着替えた下着が現れたかと思えば、下着もろともズルズルと下されていく。昼の汚れた格好と異なり、きちんと湯浴みし着替えた下着に綺麗にした身体が、脱がされていくたびにジワジワと露わになる。

「は……っ、ぁ……♡」

ズルッ、と引き下ろす際に揺れた振動で睾丸が揺れた。

「流石に上着まで脱がしてしまうと、バレてしまいますからね」

「？」

「此方の話ですよ。さぁ、最後です。脚を上げて下さい」

まるで赤子のおしめを変えるように、レオ殿が私の脚の間に座り込み、両足を肩に乗せた。引きずり降ろしていた衣類と下着を勢いよく剝ぎ取った。

ズルッ……！　たぽっ♡　ペチッ♡

「ぁ、あ……♡」

また私の睾丸が揺れ、今度は左右の睾丸同士。振り子のようにぶつかり合い、ペチッ♡と恥ずかしい音も出した。

ペチッ♡　ピクッ♡　ピクピクッ♡

「おや、見られて感じているのですか？」

薄く生え揃った下生えの陰毛の中から、ゆっくりと勃起するペニス。レオ殿の視線と脚を閉じることが出来ないままの状態に、羞恥を感じるが身体は違った反応を見せていた。

「レオ殿、これは……っ！♡」

「まぁ、一旦脚は下しますね」

ゆっくりと肩に乗せられていた脚が下ろされ、ベッドに触れる。内股になり、ペニスを隠すようにしてみたが、意味は無かった。レオ殿が私の脚の間に座ったまま。脚を閉じれないまま、僅かに後退り。逃げるような動作に、レオ殿が言った。

「私が怖いのですか？」

「いえ、そういうわけでは……恥ずかしいので……」

「何も恥ずかしがることはありませんよ。それに……」

「それに？」

「逃がしませんので」

ギシッとベッドが軋む音をたて、レオ殿がまた私に近づいた。端正な顔が近づき、また口づけをされると思ったが、今度の口づけは先程まで触れるものとは違っていた。

「んっ……！　ふ、ぅ……♡」

ちゅっ……ぬろぉっ♡　ぴちゃっ♡　ちゅぷっ♡　ちゅっ♡　ちゅぷっ♡　レロォ～～ッ♡

「ぅ、う゛♡ぅ……は、ぁ……♡」

唇が重なったあと、押し込まれた舌先。初めてではない口づけに、私の舌は迎えるようにレオ殿の舌先同志でも口づけるように、ちゅぷちゅぷと口内で絡め合った。口元から唾液が溢れ、ヒクヒクとアナルが反応する。私のペニスは完璧に勃起していて、カリ上の亀頭から、唾液よりも色の濃い白濁を漏らしていた。

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もうすぐ終わる予定です！