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153】【番外編】とある賢者の見学⑪
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153】【番外編】とある賢者の見学⑪
くちゅくちゅと互いの舌と、唾液を絡ませる口づけをする。拒絶されることなく、受け入れられることに嬉しさを感じつつ。同時に、フーッ♡と興奮しながら、不意にチラリと視界に映った「ソレ」に俺の手を伸びていた。
スリスリスリスリッ……♡♡ キュッ!!♡♡♡♡
「ぁ゛……♡お゛っ゛……~!?♡」
瞬間。唇を離して、下品な喘ぎ声を漏らすアラン様。どうやら乳首の位置は正解だったようだ。
(そりゃあ。突然乳首を思い切り潰されたら、痛いよなぁ)
なんて言葉通り他人事のように思いながら、俺は衣服の上からアラン様の乳首を指の腹で押し潰し続けた。布越しとはいえ、どうしてこんなに乳首は気になってしまうものなのだろう。乳首に触れる俺とは反対に、突然の痛みに重なっていた唇は離れ。再び天井を仰いでるアラン様。仰け反る首は決して、女性のように細くない。喉仏も出ている首だが、色っぽく噛みついてみたいとすら思う。ハクハクと喉元が動いて、酸素が行き来しているのが分かった。
(美味そう)
首筋だって、伝う唾液だって。今、潰している乳首だって。アラン様の身体の全て、美味そうに見えて仕方が無かった。痛みを感じつつも、アラン様の腰はヘコッと媚びるように前後する。やっぱりMッ気がある。
「ち……乳首……潰されて……♡」
乳首が潰されている。そう主張するアラン様に、俺は素知らぬふりで、いけしゃあしゃあと答えた。
「ああ、痛かったですか? すみません。俺も久しぶりなので、力加減がイマイチ分からなくて」
「ぃだ……いです……♡レオ殿、潰さないで下さい……♡」
痛い、潰さないで。アラン様が懇願する。潰さないでと言われれば、潰したくなってしまうがここは大人しく手を離した。俺は賢者だから。頭が良いので、じゃあ潰さなければ良いですねと切り替えが早いんだ。手を離した胸元は、握りつぶしていた皴が出来ていて、おまけに布を持ち上げるように突起した小さな点のような個所があって、見つけるのは簡単な状態。アラン様にバレる前に、知らぬ間にまた口角の上がっていた口を開き。俺はアラン様の胸元に吸い付いた。
ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ ジュゥゥ~~♡♡ コリッ♡ コリッ♡♡
下顎に溜まっていた唾液を、舌を使って送り込む。上着を濡らして、更にその下にある乳首を濡らした。残念なのは、手は二本あるが口は一つしかないこと。片方の乳首しか愛撫出来ないのは残念だったが、その分念入りに唾液を含ませ濡らした。
アラン様も乳首が潰されなくなったと思ったら、今度は吸われているんだ。驚いた声を漏らしたが、その声はすぐに熱の籠ったものへと変わる。
「んぉ゛っ♡ぉ゛……♡」
ジュワァ~~ッ♡♡ コリッ♡ コリッ♡
薄いシャツの下から、芯を持った乳首を遊ぶように押し潰してみれば痛みは無いらしく。
「んぁっ……!♡ぁ、あ~~っ゛♡」
獣のような声から、普段より高い声へと変わりながら喘ぐ声を漏らしていた。その声を聞きながら、味なんかしないと分かっているのに窄めた口の中に甘いナニかが出てくる気がした。
********
更新しました!
お気に入り・エール・コメント有難うございます!(⌒∇⌒)嬉しいです
宣伝】久しぶりにPixiv更新しました!良ければ読んで頂けると嬉しいです
くちゅくちゅと互いの舌と、唾液を絡ませる口づけをする。拒絶されることなく、受け入れられることに嬉しさを感じつつ。同時に、フーッ♡と興奮しながら、不意にチラリと視界に映った「ソレ」に俺の手を伸びていた。
スリスリスリスリッ……♡♡ キュッ!!♡♡♡♡
「ぁ゛……♡お゛っ゛……~!?♡」
瞬間。唇を離して、下品な喘ぎ声を漏らすアラン様。どうやら乳首の位置は正解だったようだ。
(そりゃあ。突然乳首を思い切り潰されたら、痛いよなぁ)
なんて言葉通り他人事のように思いながら、俺は衣服の上からアラン様の乳首を指の腹で押し潰し続けた。布越しとはいえ、どうしてこんなに乳首は気になってしまうものなのだろう。乳首に触れる俺とは反対に、突然の痛みに重なっていた唇は離れ。再び天井を仰いでるアラン様。仰け反る首は決して、女性のように細くない。喉仏も出ている首だが、色っぽく噛みついてみたいとすら思う。ハクハクと喉元が動いて、酸素が行き来しているのが分かった。
(美味そう)
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「ち……乳首……潰されて……♡」
乳首が潰されている。そう主張するアラン様に、俺は素知らぬふりで、いけしゃあしゃあと答えた。
「ああ、痛かったですか? すみません。俺も久しぶりなので、力加減がイマイチ分からなくて」
「ぃだ……いです……♡レオ殿、潰さないで下さい……♡」
痛い、潰さないで。アラン様が懇願する。潰さないでと言われれば、潰したくなってしまうがここは大人しく手を離した。俺は賢者だから。頭が良いので、じゃあ潰さなければ良いですねと切り替えが早いんだ。手を離した胸元は、握りつぶしていた皴が出来ていて、おまけに布を持ち上げるように突起した小さな点のような個所があって、見つけるのは簡単な状態。アラン様にバレる前に、知らぬ間にまた口角の上がっていた口を開き。俺はアラン様の胸元に吸い付いた。
ちゅっ♡ ちゅぷっ♡ ジュゥゥ~~♡♡ コリッ♡ コリッ♡♡
下顎に溜まっていた唾液を、舌を使って送り込む。上着を濡らして、更にその下にある乳首を濡らした。残念なのは、手は二本あるが口は一つしかないこと。片方の乳首しか愛撫出来ないのは残念だったが、その分念入りに唾液を含ませ濡らした。
アラン様も乳首が潰されなくなったと思ったら、今度は吸われているんだ。驚いた声を漏らしたが、その声はすぐに熱の籠ったものへと変わる。
「んぉ゛っ♡ぉ゛……♡」
ジュワァ~~ッ♡♡ コリッ♡ コリッ♡
薄いシャツの下から、芯を持った乳首を遊ぶように押し潰してみれば痛みは無いらしく。
「んぁっ……!♡ぁ、あ~~っ゛♡」
獣のような声から、普段より高い声へと変わりながら喘ぐ声を漏らしていた。その声を聞きながら、味なんかしないと分かっているのに窄めた口の中に甘いナニかが出てくる気がした。
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