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129】困ったことが出来てしまったので②
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129】困ったことが出来てしまったので②
背に腹は代えられないと、意を決してレオ殿に声をかけた。私の下心を見抜いたレオ殿が、「ああ……!」なんて返事をして約束をとりつけ……────。
(今日の午後はレオ殿の家に……)
そんなことを考えてしまう私。それでも、その気持ちは顔にも態度にも出さず。今は目の前のことをしっかりと行うだけ。
「剣筋はまっすぐに。ブレてしまうと、切るのに力が更に必要になってくる」
「はい!」
自身の騎士団の訓練の様子を見ながら、適宜指導をする。訓練に集中しつつも、脳裏にちらつくのはレオ殿の顔。
『オナニーを見て欲しいと?』
『今日は俺、許可貰えます?』
耳元で囁いた声が、耳穴に残っている気がして思わず耳を引っかいてしまった。
「アラン様? どうしましたか?」
「気にしないでくれ。何か小さな虫が近くを飛んでいたようでな」
「そうなんですね」
タイミング悪く、その私の姿を団員に見られてしまった。どうにか言い訳をして、その場を誤魔化すことが出来たが訓練が終わりに近づくにつれ、身体の奥が熱くなってくる。期待するように、下着の中にある睾丸がフルリと震えるのが分かり思わず眉間に皴が寄った。
(まだだ。まだ終わってはいない。しっかりしろ、私!)
振るえた睾丸につられるように、勃起しそうになったペニス。本当に勃起でもしたら不味いと焦りながら。簡易ではあるが、防具をつけて訓練をして良かったと思った。
(バレてはいないよな?)
念のため下を向けば、防具で下半身は覆われていた。
(……良かった)
気を取り直して、団員たちの訓練を見つめる。
一振り一振り、真面目に訓練する団員たちに声をかけながら集中すれば、時間はあっという間に過ぎていった。
「今日の訓練はここまで!」
「「「「「有難うございました!」」」」」
とうとう私の今日の仕事も終わり。
ほのかに汗をかき火照る身体の中で、ジワリと下半身が濡れる気がした。
「……ぁ゛……!♡」
「アラン様?」
「気にしないでくれ。では、私は先に戻る。皆も今日の訓練も良かったぞ。これからも宜しく頼む」
「アラン様にいわれちゃあ……」
「勿論です! また稽古つけて下さいね!」
本当に良い団員たちだと思いながら、私は足早に訓練場を後にした。
頭の中で、もう仕事は終わりだと思ってしまえば、途端にフーッ……♡と熱の籠った呼吸へと変わり始める。
(まだだ……♡まだ城の中……♡)
早くレオ殿の家へ向かいたい。だが、汗を流しておきたい。時間が惜しいと思いながら、一層足を速め。私は急いで部屋に戻った。部屋に戻るや否や、急いで防具を脱いで風呂場へ。頭の中で考えるのは、変わらずレオ殿のことだけで、身体は急いで髪を洗い、身体を洗った。
『アラン様』
「……ぁ゛♡あ゛……♡」
緊張の糸が解け、身体は一気に欲望に忠実になる。考えただけでトロリと先走りの白濁を漏らし始め、緩く勃起していた。だが今の私は、甘イキも射精もすることが出来ない。つまり、この状態のままレオ殿の家へ向かうしかない。
「……っ、あ……♡」
すぐに風呂から上がり、衣服に着替え。極力丈が長く、細身でない服を選び私は部屋を出たのだった。
(頼む、収まってくれ……♡)
道中、自身の熱が引くことを願いながら。
レオ殿は、なんと言えば私に触って貰えるのだろう? と考えた。
*******
前回の話にラッパの反応有難うございます(^^)
何とか今日の更新分もできましたーー!やったーー!
背に腹は代えられないと、意を決してレオ殿に声をかけた。私の下心を見抜いたレオ殿が、「ああ……!」なんて返事をして約束をとりつけ……────。
(今日の午後はレオ殿の家に……)
そんなことを考えてしまう私。それでも、その気持ちは顔にも態度にも出さず。今は目の前のことをしっかりと行うだけ。
「剣筋はまっすぐに。ブレてしまうと、切るのに力が更に必要になってくる」
「はい!」
自身の騎士団の訓練の様子を見ながら、適宜指導をする。訓練に集中しつつも、脳裏にちらつくのはレオ殿の顔。
『オナニーを見て欲しいと?』
『今日は俺、許可貰えます?』
耳元で囁いた声が、耳穴に残っている気がして思わず耳を引っかいてしまった。
「アラン様? どうしましたか?」
「気にしないでくれ。何か小さな虫が近くを飛んでいたようでな」
「そうなんですね」
タイミング悪く、その私の姿を団員に見られてしまった。どうにか言い訳をして、その場を誤魔化すことが出来たが訓練が終わりに近づくにつれ、身体の奥が熱くなってくる。期待するように、下着の中にある睾丸がフルリと震えるのが分かり思わず眉間に皴が寄った。
(まだだ。まだ終わってはいない。しっかりしろ、私!)
振るえた睾丸につられるように、勃起しそうになったペニス。本当に勃起でもしたら不味いと焦りながら。簡易ではあるが、防具をつけて訓練をして良かったと思った。
(バレてはいないよな?)
念のため下を向けば、防具で下半身は覆われていた。
(……良かった)
気を取り直して、団員たちの訓練を見つめる。
一振り一振り、真面目に訓練する団員たちに声をかけながら集中すれば、時間はあっという間に過ぎていった。
「今日の訓練はここまで!」
「「「「「有難うございました!」」」」」
とうとう私の今日の仕事も終わり。
ほのかに汗をかき火照る身体の中で、ジワリと下半身が濡れる気がした。
「……ぁ゛……!♡」
「アラン様?」
「気にしないでくれ。では、私は先に戻る。皆も今日の訓練も良かったぞ。これからも宜しく頼む」
「アラン様にいわれちゃあ……」
「勿論です! また稽古つけて下さいね!」
本当に良い団員たちだと思いながら、私は足早に訓練場を後にした。
頭の中で、もう仕事は終わりだと思ってしまえば、途端にフーッ……♡と熱の籠った呼吸へと変わり始める。
(まだだ……♡まだ城の中……♡)
早くレオ殿の家へ向かいたい。だが、汗を流しておきたい。時間が惜しいと思いながら、一層足を速め。私は急いで部屋に戻った。部屋に戻るや否や、急いで防具を脱いで風呂場へ。頭の中で考えるのは、変わらずレオ殿のことだけで、身体は急いで髪を洗い、身体を洗った。
『アラン様』
「……ぁ゛♡あ゛……♡」
緊張の糸が解け、身体は一気に欲望に忠実になる。考えただけでトロリと先走りの白濁を漏らし始め、緩く勃起していた。だが今の私は、甘イキも射精もすることが出来ない。つまり、この状態のままレオ殿の家へ向かうしかない。
「……っ、あ……♡」
すぐに風呂から上がり、衣服に着替え。極力丈が長く、細身でない服を選び私は部屋を出たのだった。
(頼む、収まってくれ……♡)
道中、自身の熱が引くことを願いながら。
レオ殿は、なんと言えば私に触って貰えるのだろう? と考えた。
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前回の話にラッパの反応有難うございます(^^)
何とか今日の更新分もできましたーー!やったーー!
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