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11】自室に戻って復習してみた

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11】自室に戻って復習してみた

 レオ殿の家を出て、城内に作られた自室へと戻った。
森を抜け、城下町へ戻って来た時には日が暮れかけ。軽い食事を取り、風呂に入って部屋に戻れば、もう夜だった。

私の部屋。人通りもなく、防音対策までされた部屋。大きな城の中の一角を、私のためにと頂いた区域だ。その中に一人で住むには十分過ぎる広さのある部屋の大きなベッドの上で、今日の出来事を思い出していた。

「……凄かったな」

うわごとのように呟くのは、達した感想。それから、レオ殿の言葉。

『それじゃあ、今度は一人でちゃんとイケるか復習してみて下さいね。今度、服を取りに来た時に教えて下さい。俺は暫く、この家にいるので』

『え?』

自慰を復習するはめになるなんて。いや、きっとしなくったってバレやしないし、律儀にする提案を実行する必要も無いんだろう。だが、レオ殿が私のために下さった助言だ。無駄には出来ないと、私はゴクリと生唾を飲んで自身の下半身を見つめた。

(レオ殿のいう通り、今日のうちに復習すれば自慰が上手になるのでは?)

ほんの数日前までは、自慰をすること自体が億劫で。それどころか、重い腰を上げなければしたくないほど業務的な行為だったはずなのに、今日の刺激を思い出して自分から進んで下半身に触れた。

「……っ」

何だか普段より、今日は下半身が軽い気がする。レオ殿のベッドの上で目覚めた時と同じく、スッキリとしたまま。普段の溜まった状態と異なり、柔らかくてフニャリとしていた。

「んっ……♡」

レオ殿から借りた衣服を脱いで、寝間着の恰好でペニスだけ露出する。ボロンと現れたペニスの陰茎を握って、今日して貰ったように強めに陰茎を扱いた。

シュッ……シュッ……!♡

「んぉ゛!……っ♡ぉ゛♡」

思わず漏れた声に、不味さを感じた。
私の知らない、私の一面が現れたような下品な声。野太いながら、甘くどこか媚びたような声に、握ったペニスがヒクリと興奮したのが分かった。

「お゛……っ♡」

(私のこんな声、初めて聞いた……♡)

レオ殿と一緒の時は、まだ可愛げがある声だったはずなのに。ペニスを扱こうと必死な声は、次々に喉を通って出て行った。

シュッ♡ シュッ♡ シュッ!♡ ギュムッ!♡♡

「んぉ゛っ♡ぉ、お゛……っ゛♡」

両手で握り、最後にカリ下部分で圧を掛けて絞るように握る。ブニィッ……♡とカリの部分の皺とペニスの皮が手の上に乗って、漏れていた白濁がドロリと漏れた。

「ぁ♡あ゛♡いたっ……♡痛いけど、気持ち良いっ♡」

*********
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