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9】悩みを打ち明けてみた⑦

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9】悩みを打ち明けてみた⑦

自分で自慰をするのとは違う感覚。普段とは違う力加減でペニスを扱かれる。ギュッ! と痛みを全体に感じる圧を感じながら、私の頭はぼんやりとし始めていた。

「はっ……♡はっ……♡ぁ……ぇ……?♡」

指に包まれた陰茎が、またドクドクと脈打って質量を増していく。

「アラン様。良いですよ。力を抜いて下さい。あとは俺が、気持ち良くしてあげますから」

「レオ殿……?」

その時。私のペニスは期待するかのように、またタラリと白濁を漏らした。

(駄目だ。頭が回らなくなってきた……)

はぁっ……♡と息を吐けば、視界の端にレオ殿の顔が映り。綺麗にニコリと微笑んでいのが見えた。弧を描くような綺麗な半月の口角。フワリと森の中に似た草木の匂いが香る。その間も、先ほどより弱い力ながらシュッ♡シュッ♡と一定のリズムでペニスは扱かれ続け、私の視線がレオ殿から逸れていった。

シュッ♡ シュッ♡ シュコッ♡

「ぁ、あ♡ぁっ……♡」

「少しだけ力を弱めますね。痛くないですか? 気持ち良いですか? 気持ちが良かったら、そう言って下さいね」

「ふ……ぅ゛……っ♡」

気づけば、レオ殿が椅子から降りて、私の背後に立っている状態になっていた。椅子の背もたれに身体を預ける私と、背もたれに前のめりに体重をかけるレオ殿。穏やかな声が良く聞こえ、また魔法でもかけられるように、私の口は開き。途切れ途切れながら、レオ殿の言葉に従う様に言葉を紡いだ。

「……ぃ……♡」

シュッ♡ シュッ♡ シュッ♡

「アラン様?」

「気持ち良い……です……♡」

「それは良かった」

耳元に聞こえる穏やかな声に、安堵する。恥ずかしいはずなのに、ぼんやりと。大丈夫と言い聞かせられた頭は、気持ち良いことしか考えられなくなってきていて。

シュッ♡ シュッ♡ シュッ♡ トロ~~ッ♡♡ ぴくぴくっ♡

「気持ち……♡ぁっ♡、あっ……♡気持ち良いです♡」

「速度を上げますね。それから、力を強めます」

シュッ……! シュッ! ギュムッ♡ ギュゥゥゥ~~ッ……♡ ぴくぴくっ♡ プシッ!♡

レオ殿の宣言のあと、最初のように陰茎を強い力で握られた。筒状に握られ、姿が見える亀頭が輪の上に乗る。絞られるようにカリしたから圧をかけられ、亀頭にある小さな穴。亀頭口から、プシッ! プシッ! と小さな噴出の兆しが見えた。


(なんだ、これは……! こんなの、知らない……!♡)

気持ち良いという言葉が頭の中を埋め尽くそうとしていた。一気に腰やペニスに熱が集まる。いや、それ以上。初めて「何か」がくる気配。ゾクゾクと腰が揺れ、開いた状態の下半身が、ヘコッ♡と揺れた。

「ぇあっ!?ぁ、あ゛♡あ゛~~~~~~っ゛!♡♡」

プシッ!♡ プシッ!♡ プシッ! ビュククククッツ!

ドクン!♡ と腰を抜ける感覚に、頭が真っ白になった──────。

********
次は短めになります><
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