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9】眠れなかったので③
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9】眠れなかったので③
現在進行形で困っている。
ムラついて眠れないから、スッキリするかと始めた自慰。オナニーをしてみたが、現在進行形で困っている。理由は一つだ。
(イ……イケない……!)
ベッドの上で一人。もうイクと思うほど勃起して、俺の身体も気持ちもイク! と準備出来ているのに。ザーメンなんかも亀頭の先から漏れているのに……俺はペニスを弄るだけでは、イケない状態でいた。
フーッ♡ フーッ♡ フーッ……♡ ギュッ♡ ギュッ……!♡ ピクッ……♡
(……ナカが疼く……)
ヒクッ♡とペニスではなく、アナルが収縮するのが分かり、俺はまた頭を抱えてしまった。
「何でだよぉ……!」
こうなれば、一人でナカまで弄るか? と考えたが、まだそこまで切羽詰まってはいない。最初以上に眠れなくなってはしまったが、尻まで弄ったら流石に音が大きくなるかもしれないし、北斗にバレてしまうかもしれない。よし、こういう時は落ち着いて深呼吸だ。
ス~~ハ~~ッ……。それから、何だっけ? 円周率? 3.141592……ああ゛~この後は覚えてない。
「……」
ギュゥウ~~~~ッ……!♡♡ ビクッ♡ ビクビクッ♡ トロォ~……♡♡
「ぅ゛、ぁ……ぃ゛……い……ッ♡」
もしかしたら、もう一度ラストスパートをかければイケるんじゃないか? さっきのは、ちょっと眠気があったとかで身体が上手くイケなかったのでは? と期待をしてみたが駄目だったらしい。ギュゥウ~~~~ッと両手の中で再び圧をかけられた俺のペニスは、ビクビクと震えながらトロリと白濁を垂らすばかりで勢い良く噴き出ることは無かった。
「……~~っ゛!」
ボフン! とベッドに寝そべって、下腹部に手をあてる。臍より下あたりの場所が疼いて、何かが足りない感じがした。こうなってしまえば、逆にオナニーなんてしなければ良かったと後悔する俺。
(嘘だろ……? 俺、本当に一人で前弄るだけじゃイケないのかよ……?)
「……駄目だ。もう止めよう」
これ以上したところで、きっとイケない。下着は少し汚れてしまっているので、寝るにも一度着替えた方が良さそうだ。気持ちを切り替えよう。荒い息ではなく、深呼吸にフーッ……と息を吐いたあと。もし北斗に見つかってもバレないように注意して、俺は濡れた下着を履きなおし俺は部屋を出た。
(北斗に見つかりませんように)
むしろ寝ていてくれ! と願いつつ、ソロリと忍び足で脱衣場へ。互い分けている下着類を漁っていると、こういう時に限って見つかってしまうもので。
「んー……電気消し忘れた? って、圭……?」
欠伸しながら脱衣場のドアが開いて、眠たそうな顔をした北斗を目が合った。
「ほ……北斗」
「圭? おねしょでもしたのか?」
「違うわ!」
人の気も知らないで! と俺は夜だと言うのに、その日一番大きな声を出した。
*******
更新しました!
お気に入り・イイネ有難うございます(^^)
白にするか、ザにするか迷っていて表現がいききしますが、大目に見て頂けると幸いです><
宣伝】Pixivを久しぶりに更新しました!二次楽しかったです
現在進行形で困っている。
ムラついて眠れないから、スッキリするかと始めた自慰。オナニーをしてみたが、現在進行形で困っている。理由は一つだ。
(イ……イケない……!)
ベッドの上で一人。もうイクと思うほど勃起して、俺の身体も気持ちもイク! と準備出来ているのに。ザーメンなんかも亀頭の先から漏れているのに……俺はペニスを弄るだけでは、イケない状態でいた。
フーッ♡ フーッ♡ フーッ……♡ ギュッ♡ ギュッ……!♡ ピクッ……♡
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ヒクッ♡とペニスではなく、アナルが収縮するのが分かり、俺はまた頭を抱えてしまった。
「何でだよぉ……!」
こうなれば、一人でナカまで弄るか? と考えたが、まだそこまで切羽詰まってはいない。最初以上に眠れなくなってはしまったが、尻まで弄ったら流石に音が大きくなるかもしれないし、北斗にバレてしまうかもしれない。よし、こういう時は落ち着いて深呼吸だ。
ス~~ハ~~ッ……。それから、何だっけ? 円周率? 3.141592……ああ゛~この後は覚えてない。
「……」
ギュゥウ~~~~ッ……!♡♡ ビクッ♡ ビクビクッ♡ トロォ~……♡♡
「ぅ゛、ぁ……ぃ゛……い……ッ♡」
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「……~~っ゛!」
ボフン! とベッドに寝そべって、下腹部に手をあてる。臍より下あたりの場所が疼いて、何かが足りない感じがした。こうなってしまえば、逆にオナニーなんてしなければ良かったと後悔する俺。
(嘘だろ……? 俺、本当に一人で前弄るだけじゃイケないのかよ……?)
「……駄目だ。もう止めよう」
これ以上したところで、きっとイケない。下着は少し汚れてしまっているので、寝るにも一度着替えた方が良さそうだ。気持ちを切り替えよう。荒い息ではなく、深呼吸にフーッ……と息を吐いたあと。もし北斗に見つかってもバレないように注意して、俺は濡れた下着を履きなおし俺は部屋を出た。
(北斗に見つかりませんように)
むしろ寝ていてくれ! と願いつつ、ソロリと忍び足で脱衣場へ。互い分けている下着類を漁っていると、こういう時に限って見つかってしまうもので。
「んー……電気消し忘れた? って、圭……?」
欠伸しながら脱衣場のドアが開いて、眠たそうな顔をした北斗を目が合った。
「ほ……北斗」
「圭? おねしょでもしたのか?」
「違うわ!」
人の気も知らないで! と俺は夜だと言うのに、その日一番大きな声を出した。
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