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贈られたトナカイ達は一生懸命に角を振り乱す

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「んんっ、むふっ、んぶぅぅんっ!」
「んもっ、もほっ、んぼぉぉーっ!!」

キャンディで作られたステッキの装飾に見た目を似せた口枷を噛まされた青年達が、言葉にならない声を放ちながら無様に悶え苦しみ続けている。
薄茶色をしたふわふわな毛を携えている指先から腕の付け根までを覆うグローブと、同じ毛を生やしたつま先から膝下までを包むブーツを着せられ、グローブ同士とブーツ同士を毛の中に隠された複数の金具を接続することで緩み無く繋がれた青年達が、背中側で縛められた腕と左右を離せなくされた足を絶え間無く震わせながら立ったままの姿勢の維持を指示された肉体を間抜けによじらせ続けている。
手足の使用を不可能にさせる拘束によって、抵抗を禁じられた青年達。口を塞ぐ色鮮やかな枷によって、隣にいるもう一人と意思の疎通を図ることはもちろん恥を捨てた哀願を放つことさえも封じられた青年達。そんな最高に惨めな二人を堪能しながら、ソファーに腰掛けてくつろいでいた存在は残酷に、しかし愛しげに口元を歪めた。
鼻に装着させた赤い球状の器具に追い詰められ、痴態を晒している青年達が可愛くて仕方が無い。淫猥な薬品を染み込ませたフィルターを仕込まれた付け鼻を取り付けられ、固定具の役割も果たしている器具によって情けなく拡げられた鼻の穴で薬品の絶え間無い吸入を強いられている二人が、愛しくて堪らない。
嘘偽りの無い冷酷な愛情を滾らせながら、主は青年達のより惨めで可愛い姿を味わいたいという願いに従って新たな指示を飛ばした。それは、更なる地獄を引き寄せる無慈悲な指示であり、同時に淫薬の力で掻き立てられた欲望の解消を許可する滑稽極まりない自慰の開始を促す指示だ。

「トナカイさん達、角を振りなさい。ご主人様の僕の前で、思う存分イきながらね」

幼さが強く残る高めの声が、青年達に許しを与える。恥辱を注ぐことを前提としたトナカイの衣装に行動を制限された二人に、快楽の追求を認める。
途端、二匹のトナカイは涙に潤んでいた目を安堵と至福に染め上げながら、不明瞭な声で感謝を綴りつつ頭頂部にあてがわれたトナカイの角の飾りを、淫らな弱点達に施された責め具を起動させる機構を内部に有している角を、一心不乱に振り乱し始めた。

「ごふひん、ふぁまぁっ! あいあほう、ぼあいばぶぅぅっ!」
「いっはい、いひはふ! いひまふい、まぶぅぅっ!!」

乳首を乳輪ごと吸い上げ引き延ばしている半球状の器具が、自身を隠す薄茶色の毛の内側で雄の物とは思えない程に肥大化した肉の突起を小刻みに震わせトナカイ達に快楽を流し込んでいく。
男根を睾丸と共に包囲する袋状の器具が外側に生えた毛と共に振動を開始し、自身の内側へと窮屈に閉じ込めたトナカイ達の性器に更なる興奮と甘い至福をもたらしていく。
トナカイの短い尾に似せた装飾を底の部分からぶら下げた男根型の器具が、奥深くまで貫いた二つの腸壁を容赦無く掻き毟る首振りを行い出し、トナカイ達を年下の主の前での射精へと幸せに追い詰めていく。

「んぁっ、いぶぅぅっ! いぎ、ばぶぅぅっ!!」
「おえも、いひまぶぅっ! ふっ、もぉぉっ! へぅ、れぅぅぅぅーっ!!」

一生懸命に角を動かして、己の乳首と男根と尻穴を嬲る刺激を手繰り寄せるトナカイ達。自由を奪われている者が見せる物とは到底思えない愉悦の表情を披露しながら、ソファーに座っている一人の少年に屈服色の声音で絶頂を宣言しつつ射精へと向かうトナカイ達。
その、最高に見応えのあるペット達の淫蕩な光景に充足を募らせながら、二人の青年の飼い主となった少年はクリスマスのプレゼントとして以前から求めていた淫乱なペットを二匹も贈ってくれた父への感謝を膨らませつつ、今日が主従関係の初日であることを忘れるくらいに自分への服従を示してくれるトナカイ達が悦び本物の獣のように鳴き喚いてイきまくる様子をこれから長く続く飼育の始まりの光景として目と耳にしっかりと焼き付けていくのだった。
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