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龍は地下で淫らに踊り狂う
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「んんんんぅぅぅーっ! うっ、ぐふっ! むぅ……ん! んぶぅぅぅぅぅぅぅーっ!!」
日本屋敷の地下に作られた石造りの地下牢に、苦悶の悲鳴が反響する。その悲鳴の主である男は口に装着された赤のギャグボールを噛み締めながら、許しと救いを求めてくぐもった声を発していた。
しかし、どんなに許しを求めても、救いを欲しても、嬲る側の男は全くそれを与えてくれない。地下牢の壁に設置された大の字型の拘束台に衣服を取り上げられた全身を何十本ものベルトで縫い付けられた男が、汗に濡れた肌に刻まれている龍の入れ墨を情けなく躍らせて拘束を解こうともがいても、嬲る男は無慈悲に緩みかけたベルトを締め直しつつ肌の上で踊る龍を存分に愉しみ。男が恥辱に苛まれる事を承知で誇りを捨て、尻穴を下から貫いて乱暴な首振りで掻き回している極太のバイブを取ってくれという懇願の意思を唸りと視線で示しても、嬲る男は地下牢の床に固定された棒の先に取り付けられているバイブから逃げようとする男の腰を両手で掴み、身をよじって逃げ場を探す力が無くなるまでバイブが最奥までを埋め尽くすように腰を無理矢理に下ろさせてきた。
そして何より、男が気が狂いそうなもどかしさに責め立てられ、恥という概念を挟む余裕も無いままに男根の根元を絞め付けて射精を禁じているベルトを外して射精をさせて欲しいと勃起した男根を突き出しておねだりしてきても、嬲る男は肌を彩る雄々しい龍とは真逆な可愛らしいおねだりに微笑みつつ、男をより射精欲で苦しませる為に張り詰めた男根を手で擦り、絶頂の証を放出したくて堪らない状態の男根を何回も何十回も、放出を決して許さずに絶頂へと追い立てた。
「ふーぅっ、お、ぶぐぅぅ……っ! ふうぅ……んまぁぁぁ……っ!」
地下牢の壁に背を向けた姿で磔にされてから、どのくらいの時間が経ったのだろう。誰かの助けも望めず、無我夢中の懇願も一切聞き入れられないまま射精無しの絶頂地獄を与えられ、どれだけの時間鳴き喘がされたのだろう。
もはや、男には分からない。嬲られる前に持っていた拘束に対する怒りや自分を拘束した男に対する殺意を思い出す事すら出来ずに涙と唾液と汗と甘い呻きをとめど無く溢れさせている男にはもう、時間の経過を把握する余力なんて無い。
意識が遠ざかる程の快楽責めを、意識を失う事も許されずに長時間与えられた男は、裸体を繋ぐベルトに体重を預けてぐったりと脱力し、時折肌の上の龍をビクビクと跳ねさせながら心の内で助けてを繰り返し呟く事しか出来なくなっている。
その状態は、嬲る男にとっては若干退屈で。嬲る男は反応が鈍くなった男を見つめて残酷に笑うと突然しゃがみ、左手で男の尻穴を掻き回しているバイブの動きを一番上の段階まで引き上げつつ、右手で男根の根元を絞め付けているベルトを何の宣言も無く外してやった。
バイブの駆動音が一気に大きくなる。外された射精を禁じるベルトが床に落ち、金属が甲高い音を立てる。そして、急に訪れた射精の瞬間に目を剥く男が、全身を激しく痙攣させて拘束台をガタガタ鳴らし、ギャグボールで塞がれた口から唾液と共に悦びに満ちた獣のような唸り声を石造りの空間に響かせた。
「んもぉぉぉぉぉーんっ! ほ、おぉ! ふぶぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!!」
塞き止められていた大量の精液が勢い良く噴き出し、放物線を描いてびちゃびちゃと床に白い水溜まりを作る。ようやく迎えた絶頂に男は蕩けた表情を浮かべ、幸せそうに身を跳ねさせている。そんな男に嬲る側の男は目を細め、右手で男根を、左手で震える龍を撫でながら立ち上がると、耳元に唇を寄せて囁いた。
「エロくて良い反応だな。んじゃ、今からお前を射精させまくってもっともっと良い反応をさせてやるよ。嫌がってもイかせまくって、この龍をエロく踊り狂わせてやるからな?」
「んっ、む! ふもぉぉぉぉ……っ!」
イきたくてもイかせてもらえない地獄から、イってもイってもまたイかされる地獄に堕とされた男の甘い悲鳴は助けの来ない地下に長く哀しく響き、悲鳴に合わせて龍も淫らさと悲痛さを増しながら嬲る男の望み通りに踊り狂わされてしまうのだった。
日本屋敷の地下に作られた石造りの地下牢に、苦悶の悲鳴が反響する。その悲鳴の主である男は口に装着された赤のギャグボールを噛み締めながら、許しと救いを求めてくぐもった声を発していた。
しかし、どんなに許しを求めても、救いを欲しても、嬲る側の男は全くそれを与えてくれない。地下牢の壁に設置された大の字型の拘束台に衣服を取り上げられた全身を何十本ものベルトで縫い付けられた男が、汗に濡れた肌に刻まれている龍の入れ墨を情けなく躍らせて拘束を解こうともがいても、嬲る男は無慈悲に緩みかけたベルトを締め直しつつ肌の上で踊る龍を存分に愉しみ。男が恥辱に苛まれる事を承知で誇りを捨て、尻穴を下から貫いて乱暴な首振りで掻き回している極太のバイブを取ってくれという懇願の意思を唸りと視線で示しても、嬲る男は地下牢の床に固定された棒の先に取り付けられているバイブから逃げようとする男の腰を両手で掴み、身をよじって逃げ場を探す力が無くなるまでバイブが最奥までを埋め尽くすように腰を無理矢理に下ろさせてきた。
そして何より、男が気が狂いそうなもどかしさに責め立てられ、恥という概念を挟む余裕も無いままに男根の根元を絞め付けて射精を禁じているベルトを外して射精をさせて欲しいと勃起した男根を突き出しておねだりしてきても、嬲る男は肌を彩る雄々しい龍とは真逆な可愛らしいおねだりに微笑みつつ、男をより射精欲で苦しませる為に張り詰めた男根を手で擦り、絶頂の証を放出したくて堪らない状態の男根を何回も何十回も、放出を決して許さずに絶頂へと追い立てた。
「ふーぅっ、お、ぶぐぅぅ……っ! ふうぅ……んまぁぁぁ……っ!」
地下牢の壁に背を向けた姿で磔にされてから、どのくらいの時間が経ったのだろう。誰かの助けも望めず、無我夢中の懇願も一切聞き入れられないまま射精無しの絶頂地獄を与えられ、どれだけの時間鳴き喘がされたのだろう。
もはや、男には分からない。嬲られる前に持っていた拘束に対する怒りや自分を拘束した男に対する殺意を思い出す事すら出来ずに涙と唾液と汗と甘い呻きをとめど無く溢れさせている男にはもう、時間の経過を把握する余力なんて無い。
意識が遠ざかる程の快楽責めを、意識を失う事も許されずに長時間与えられた男は、裸体を繋ぐベルトに体重を預けてぐったりと脱力し、時折肌の上の龍をビクビクと跳ねさせながら心の内で助けてを繰り返し呟く事しか出来なくなっている。
その状態は、嬲る男にとっては若干退屈で。嬲る男は反応が鈍くなった男を見つめて残酷に笑うと突然しゃがみ、左手で男の尻穴を掻き回しているバイブの動きを一番上の段階まで引き上げつつ、右手で男根の根元を絞め付けているベルトを何の宣言も無く外してやった。
バイブの駆動音が一気に大きくなる。外された射精を禁じるベルトが床に落ち、金属が甲高い音を立てる。そして、急に訪れた射精の瞬間に目を剥く男が、全身を激しく痙攣させて拘束台をガタガタ鳴らし、ギャグボールで塞がれた口から唾液と共に悦びに満ちた獣のような唸り声を石造りの空間に響かせた。
「んもぉぉぉぉぉーんっ! ほ、おぉ! ふぶぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!!」
塞き止められていた大量の精液が勢い良く噴き出し、放物線を描いてびちゃびちゃと床に白い水溜まりを作る。ようやく迎えた絶頂に男は蕩けた表情を浮かべ、幸せそうに身を跳ねさせている。そんな男に嬲る側の男は目を細め、右手で男根を、左手で震える龍を撫でながら立ち上がると、耳元に唇を寄せて囁いた。
「エロくて良い反応だな。んじゃ、今からお前を射精させまくってもっともっと良い反応をさせてやるよ。嫌がってもイかせまくって、この龍をエロく踊り狂わせてやるからな?」
「んっ、む! ふもぉぉぉぉ……っ!」
イきたくてもイかせてもらえない地獄から、イってもイってもまたイかされる地獄に堕とされた男の甘い悲鳴は助けの来ない地下に長く哀しく響き、悲鳴に合わせて龍も淫らさと悲痛さを増しながら嬲る男の望み通りに踊り狂わされてしまうのだった。
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