BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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救世主達は見せしめの凌辱で泣き喘がされる

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地球から遠く離れた世界に存在する、人ならざる者達が暮らす土地に、いつも通りの日常を送っていた三人の少年が突然の光と共に呼び出された。その理由は、その土地を脅かす魔王を倒す力を少年達に求める為。万策尽きた者達が忘れられかけていた伝承に縋り、伝承に残されていた通りの手法で救世主召喚の儀式を行った為だ。
いきなり見知らぬ土地に召喚された三人は当然戸惑ったが、傷付き憔悴した者達の淡い希望の視線を受けて彼らを救いたいという思いに駆られ、また漫画やアニメで憧れた救世主に自分達がなれるかも知れないという幼い期待に胸をふくらませ、不安を抱きつつも自分を呼び出した者達への協力を約束した。
しかし、三人が抱く苦しんでいる者達を救いたい思いや、悪い魔王を討伐する救世主になりたい気持ちは、一つとして実る事は無かった。魔王は三人が見聞きした物語のように部下を一人ずつぶつけるような事はせず、最初から全勢力を動かして三人を倒しに来たからだ。
もちろん三人は戦ったが戦いの経験など無い上に多勢に無勢。加えて傷付いた者達に刃を向けた状態で降伏を迫られたら逆らえず、圧倒的な量の魔王軍は自軍への被害はほとんど出さずに伝承の救世主の可能性がある三人の少年を生け捕りにし、更には二度と救世主の召喚が行えないよう必要な書物や魔法陣を破壊してしまった。容赦も手加減も無い仕打ちに、三人の少年はもちろんその土地の者達もこれ以上無い絶望を味わされた。
だが、非情な魔王はその冷酷な心で無慈悲な仕打ちを次々と考え、それを生け捕りにした三人の少年に施した。
身に着けていた衣服を全て剥ぎ取り、一糸まとわぬ姿にさせた幼い肉体を抵抗も移動も出来ない無様な箱型に変形させる魔法をかけ、何をされても受け入れるしかない三人の少年を快楽を伴った責めでめちゃくちゃに嬲る様子を魔法を使って各地に見せしめとして中継し、自分達に反抗を行うとどうなるかを知らしめたのだ。

「あ……はぁぁぁっ! も、らめぇ……ひぬ、ひんじゃふ……っ!」
「ゆりゅひで……んもぉ、やらぁ! おひり、掻き回さないれ……イっぢゃぅ、イっちゃ、あぁぁぁ!」
「イぐの、とまらにゃいぃっ! ひんこ、ビクビク、しぇーえき……とまら、なぁ……っ!」

手足を四つん這いの体勢で窮屈に折り畳んだまま身体を箱状に固められた三人は、涙と唾液を零しながら喘ぎ交じりの懇願を口にしている。けれど、見張りの魔物達は決して三人の懇願に応えようとはしない。床から天井に向かって魔法で生やされた極太の張型に尻穴を貫かれた三人が腸内を激しく掻き毟られ、箱状にされた少年の裸体の下で体重の圧迫を受けている男根が床に白の水溜まりが出来る程の連続射精を強いられてもその惨めで淫らな光景を眺めて愉しむだけで許しは与えず、それどころか魔物は食事と称して栄養剤と発情薬ととめど無い射精を可能にする魔法薬を混ぜた非道なジュースを泣き喘ぐ三人に何の躊躇いも無く飲ませようとしてくる。

「あぁ、やら、しょれ、やらぁ……っ!」
「のみひゃくない、のみたぐ、ないぃっ!」
「た、しゅけへ……いや、いやぁぁーっ!」

口元に近付けられる革袋の中身を飲まされたら気が狂いそうなくらいに快楽が欲しくなり、また何時間も休みを挟まない絶頂を強いられると知っている。が、飲まなかった場合にどんな仕打ちを施されるかも少年達は知ってしまっている。
飲みたくないならと三人揃って口を塞がれ、呼吸困難の状態に陥りながらイき続けさせられるのは、嫌だ。口が嫌ならと尻穴にたっぷりと注入した上で栓をされ、腹がはち切れそうな苦しみと同時に腸内の粘膜から吸収させられた薬品で発情し切った肉体を快楽を与えないまま長時間放置する焦らし地獄を与えられるのは嫌だ。箱状の裸体に上からじわじわと体重をかけられ、男根が押し潰される恐怖と激痛を叩き込まれながら無理矢理に非道なジュースを口内に流し込まれ苦悶させられるのも嫌だ。
自由を奪われ、命を握られている以上、三人は大人しく魔物達の言いなりになるしか無い。反抗して長く苦しい快楽地獄に晒される事と大人しく服従してまだマシな快楽地獄に晒される事を比べたら後者を選ばない理由は無く、三人は嫌がりながらも自ら口を開いて革袋の飲み口をくわえ込み、中に収められたジュースを飲み干していく。

「んっ、んぐっ……」
「ふっ、んっ、ぷふぅっ」
「うっ、うぐっ……んうぅぅ……!」

大粒の涙を頬に伝わせつつ与えられた淫らな液体を飲む三人の少年を魔王が作り出した夜空の画面で見つめながら、異世界の住人達は勝手に三人を呼び出して受ける必要の無い凌辱を受けさせてしまった罪悪感と魔王への恐怖心を募らせ、その身を小刻みに震わせていた。
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