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繋がれた男達は痒みに苛まれながら敗北の事実を無様に伝える
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手首同士と二の腕同士をきつく括る縄は、どんなに力を込めても緩まない。背中側で伸ばしきった状態を維持させる縄を与えられ、肘の部分を腹部へと縫い付ける駄目押しの縄を着せられた腕はもはや、縄を解こうと試みるもがきの動きさえ満足に行えない。敵の手に堕ちた二人の男は、腕を用いたあらゆる選択肢を大きく制限されお互いの口を塞ぐ黒色をした粘着テープを剥がすことさえ叶わない姿へと追いやられてしまった。
左右の足首とすね、そして太もも同士を短く結合する縄は二人が幾ら暴れても解ける気配すら見せない。後から足首の縄へと足された縄を隷属の証である黒革の首輪の前部へと繋がれ、それとは別に付け足された縄を使って足首と太ももの縄を遊び無く接続された男達はもう足を伸ばすことすらも許されず、無様に床を這っての移動すらも出来はしない。仲良く捕獲された無様な男達は、逃走を惨めに試みることさえもままならない状況へと置かれてしまった。
しかし、二人を捕らえた男達による拘束はここで終わらなかった。すでに手も足も言葉も出せない二人を眺め勝ち誇った醜悪な笑みを浮かべた男達は、閉ざされた口で間抜けに唸り拒絶を示す男達を興奮と愉悦を掻き立てる材料として扱いつつ、抗えぬ二つの裸体に最後の仕上げとなる縄を嬉々として上乗せしてしまった。
それは首輪の後部同士を短く繋ぎ、腕を縛める縄同士を結わえる縄だ。
「ふぅ……これで完了っと」
「仲間と一緒に縛られた気分はどうだい? 悔しいかい? それとも……仲間とぴったり密着出来て嬉しいかい?」
「んっ、むぐうぅ!」
「ぶ、ぶぐぅぅ……!!」
背面を向け合い続ける姿勢から離れられなくされた男達が、屈辱に歪んだ表情を敵である男達に返しながら裸体をじたばたと悶えさせる。そんなことをしても無駄に体力を消耗するだけと理解していながらも、男達は少しでも事態の好転を引き寄せたい一心でもがきにもがいている。
けれど、やはり変化は何も起きない。側面を床に預ける形で仲良く横倒しにされた二つの裸体を必死に動かしても、それは縄を軋ませるのみで望む展開は一切生み出せない。
残りわずかな自由すらも追い打ちの縄で削ぎ落とされた今の男達は、完全に身動きを奪い取られた自分達を見下ろして笑う敵達の思惑に沿った待遇を受け入れるだけの存在だ。無防備にさらけ出された尻穴へと宣言すら無しに差し込まれた異物がもたらした無慈悲な感覚から逃れたくても逃れられない無様な男達は、くぐもった絶叫を上げながら一緒に地獄を味わわされることしか出来ない無様その物な存在なのだ。
「むぼぉぉぉぉっ!? ぶ、ぎゅうぅ!?」
「ぶぉっ、も、ぐぶぅぅぅっ!?」
「お、早速効いてんな。苦しそうで何よりだ」
「全部入れて溶け切ったら俺達はここを離れるから、二人仲良くその調子でみっともなく苦しんでてくれよ? 幾ら手を動かしてもケツに届かない。どんなに頑張ってもケツの苦しいのを誤魔化せない。そんな拷問をたっぷりと愉しんでくれよな。惨めな捜査員さん達」
尻穴に差し込まれた細長い棒が二人の腸壁の温度と水分を受けて溶け、自身を構成する非道な薬品を腸内へと撒き散らしていく。気が狂う程にむず痒い。そんな感覚を誘発させる薬品を固めた悪趣味な棒が、早くも我を忘れて悶絶し始めた捜査員達の体内で崩壊し更なる痒みを次々と作り出していく。
その冷酷な拷問に目を剥き不明瞭な声で鳴き喚きながら、捜査員達は背後にいる仲間と共に計算や駆け引きが全く介在していない身悶えを繰り返す様で悪を悦ばせつつ、その悦びを強烈な痒みに苛まれている尻穴から離れた位置に維持させられた手を無駄に引っ張り合う光景で余計に加速させ、正義の敗北という事実をこれ以上無いくらいに分かりやすく伝えていくのだった。
左右の足首とすね、そして太もも同士を短く結合する縄は二人が幾ら暴れても解ける気配すら見せない。後から足首の縄へと足された縄を隷属の証である黒革の首輪の前部へと繋がれ、それとは別に付け足された縄を使って足首と太ももの縄を遊び無く接続された男達はもう足を伸ばすことすらも許されず、無様に床を這っての移動すらも出来はしない。仲良く捕獲された無様な男達は、逃走を惨めに試みることさえもままならない状況へと置かれてしまった。
しかし、二人を捕らえた男達による拘束はここで終わらなかった。すでに手も足も言葉も出せない二人を眺め勝ち誇った醜悪な笑みを浮かべた男達は、閉ざされた口で間抜けに唸り拒絶を示す男達を興奮と愉悦を掻き立てる材料として扱いつつ、抗えぬ二つの裸体に最後の仕上げとなる縄を嬉々として上乗せしてしまった。
それは首輪の後部同士を短く繋ぎ、腕を縛める縄同士を結わえる縄だ。
「ふぅ……これで完了っと」
「仲間と一緒に縛られた気分はどうだい? 悔しいかい? それとも……仲間とぴったり密着出来て嬉しいかい?」
「んっ、むぐうぅ!」
「ぶ、ぶぐぅぅ……!!」
背面を向け合い続ける姿勢から離れられなくされた男達が、屈辱に歪んだ表情を敵である男達に返しながら裸体をじたばたと悶えさせる。そんなことをしても無駄に体力を消耗するだけと理解していながらも、男達は少しでも事態の好転を引き寄せたい一心でもがきにもがいている。
けれど、やはり変化は何も起きない。側面を床に預ける形で仲良く横倒しにされた二つの裸体を必死に動かしても、それは縄を軋ませるのみで望む展開は一切生み出せない。
残りわずかな自由すらも追い打ちの縄で削ぎ落とされた今の男達は、完全に身動きを奪い取られた自分達を見下ろして笑う敵達の思惑に沿った待遇を受け入れるだけの存在だ。無防備にさらけ出された尻穴へと宣言すら無しに差し込まれた異物がもたらした無慈悲な感覚から逃れたくても逃れられない無様な男達は、くぐもった絶叫を上げながら一緒に地獄を味わわされることしか出来ない無様その物な存在なのだ。
「むぼぉぉぉぉっ!? ぶ、ぎゅうぅ!?」
「ぶぉっ、も、ぐぶぅぅぅっ!?」
「お、早速効いてんな。苦しそうで何よりだ」
「全部入れて溶け切ったら俺達はここを離れるから、二人仲良くその調子でみっともなく苦しんでてくれよ? 幾ら手を動かしてもケツに届かない。どんなに頑張ってもケツの苦しいのを誤魔化せない。そんな拷問をたっぷりと愉しんでくれよな。惨めな捜査員さん達」
尻穴に差し込まれた細長い棒が二人の腸壁の温度と水分を受けて溶け、自身を構成する非道な薬品を腸内へと撒き散らしていく。気が狂う程にむず痒い。そんな感覚を誘発させる薬品を固めた悪趣味な棒が、早くも我を忘れて悶絶し始めた捜査員達の体内で崩壊し更なる痒みを次々と作り出していく。
その冷酷な拷問に目を剥き不明瞭な声で鳴き喚きながら、捜査員達は背後にいる仲間と共に計算や駆け引きが全く介在していない身悶えを繰り返す様で悪を悦ばせつつ、その悦びを強烈な痒みに苛まれている尻穴から離れた位置に維持させられた手を無駄に引っ張り合う光景で余計に加速させ、正義の敗北という事実をこれ以上無いくらいに分かりやすく伝えていくのだった。
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