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ご主人様は執事にお仕置きされる
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「あっ……はっ、んぅ」
頬を赤く染めて、天蓋付きのベッドの上で少年が喘いでいる。
その身体にはメイド服が着せられていた。しかし、そのメイド服は布を少なめにして作られた物で、明らかに情事目的に作られた衣服だ。
見て分かる証拠として、胸元は切り裂かれた訳でもないのに大きくさらけ出され、少年の赤くふくらんだ乳首を隠していない。更にスカートも異常に短く、パンツを履かされていない恥部はベッドに横になっているせいで丸見えだ。
快感で先端からとろとろと先走りを垂れ流すペニスも、可愛らしいアナルが男の中指を嬉しそうにしゃぶっている様も余すところ無く晒されている。
淫猥な光景に燕尾服を着た男、長い指で少年の敏感な中を探っている男は、愉しそうに口元で笑い意地悪く言った。
「どうです、ご主人様? 自分でするより、私に掻き混ぜられる方が嬉しいでしょう?」
「うんっ……はぁっ!」
前立腺を強く押され、主人の少年は大きく背を反らせた。
敏感な反応に唇を舐め、執事の男は言葉で少年を辱める。
「毎朝、毎晩のように私の性器をくわえ込んではしたなく喘いでいるのに、我慢出来なくて自分でアナルを弄って……躾が足りないようですね」
学校から帰って、ほんの出来心で自慰をしていたところを執事に見られた少年は、お仕置きとして意地悪く責められていた。
少年は自らほぐしたアナルだけを責め立てられ、ビクビクと身体が跳ねる。開発されてしまった身体はペニスに触れられなくても快感を覚えるようになっており、下の立場である執事にいいように弄ばれ罵られても心の奥はきゅんと疼く。
だが、そうやって少年が心も身体も高ぶっているのを知っていながら、執事は残酷におあずけをしていた。
「あぁっ、んぅ! はっ、はぁんっ!」
「おっと」
もう少しで射精出来る、その寸前で執事は指の動きをとめてしまった。腸の壁が絡み付いてねだっても、指はピクリとも動かされない。もう数え切れないくらいにおあずけをされ、少年は切なさに涙を零していた。
中に感じている指が何もしてくれないのが、もどかしい。もどかし過ぎて、少年は腰を左右にくねらせ、淫らに頼み込んだ。
「お願い! お願いぃ……もっ、やなのぉ……イかせてっ、ほしいのぉ……っ!」
瞳を潤ませ、すがる視線を執事にプライドを捨てて向ける少年。
メイド服を着せられ、舌をだらしなく突き出し、アナルに含まされた指にむしゃぶりついてペニスを大きくしている少年は、もはや執事に向かって言っているのではなく意地悪だけど大好きな…恋人に対しておねだりをしていた。
執事もまた、あまりに可愛く淫らなおねだりに根負けし、愛らしい恋人の耳元にそっと囁いた。
「なら……で……です……って」
吹き込まれたのは、淫猥な命令。一瞬少年の顔が茹で上がったように赤くなるが、すぐに唇は命令に従う準備をした。
それを言えばもっと可愛がってもらえる。苛めてもらえる。そんな確信と期待が少年にはあったから。
「俺は……頭の中犯される事でいっぱいの淫乱な男ですぅっ! 自分でお尻の穴ほじほじしてたお仕置きにっ、メイド服で乳首弄りながらおチンポじゅぼじゅぼされたいのぉっ!!」
自分の指で疼いていた乳首を引っ張り、惨めとも思える懇願を口にする少年。だが、その表情は悦びに満ちており、全身は小さく期待で震えていた。
「ふふっ、よく言えましたね」
「んっ」
優しく笑って額にキスを落とし、執事は指を抜いた。そして何も無くなったアナルが寂しさでヒクつく前に、少年の痴態でそそり立っていた凶器みたいなペニスを押し当てる。
「入れますよ……貴方の、大好きなモノです」
「あぁ、んあぁぁっ!!」
一気に奥まで貫かれ、少年が大きく喉を反らした。執事は少年が痛みを感じないように加減しつつ、最高の快楽を与える為に中を抉った。
待ち望んでいた充足感に、少年はあっという間に昇り詰める。
「だめ、らめぇっ! すぐに、イっちゃ……っ!」
「いいですよ、イっても。貴方が満足するまで、何度でもイってください」
「んあぁっ!」
許可を与えられた直後、少年のペニスからは我慢し続けて溜め込まれた精液が噴き出した。
それは中のペニスが奥を叩く度に強く押し出され、放出が終わっても少年のペニスは萎える事無く次の絶頂を愉しみにしていた。
「これからは、私の前以外で快楽に浸ってはいけませんよ……守れますね?」
「はいぃ! まもりまひゅぅっ!! だから、もっとぉ!」
二人の間に、もう立場の差は無い。
激しい愛情を受けてよがり狂う少年と、その様子を見て更に愛情を注ぎたくなる男。身分差なんて無い恋人達は、その日一晩中、愛を確かめ合っていたのだった。
頬を赤く染めて、天蓋付きのベッドの上で少年が喘いでいる。
その身体にはメイド服が着せられていた。しかし、そのメイド服は布を少なめにして作られた物で、明らかに情事目的に作られた衣服だ。
見て分かる証拠として、胸元は切り裂かれた訳でもないのに大きくさらけ出され、少年の赤くふくらんだ乳首を隠していない。更にスカートも異常に短く、パンツを履かされていない恥部はベッドに横になっているせいで丸見えだ。
快感で先端からとろとろと先走りを垂れ流すペニスも、可愛らしいアナルが男の中指を嬉しそうにしゃぶっている様も余すところ無く晒されている。
淫猥な光景に燕尾服を着た男、長い指で少年の敏感な中を探っている男は、愉しそうに口元で笑い意地悪く言った。
「どうです、ご主人様? 自分でするより、私に掻き混ぜられる方が嬉しいでしょう?」
「うんっ……はぁっ!」
前立腺を強く押され、主人の少年は大きく背を反らせた。
敏感な反応に唇を舐め、執事の男は言葉で少年を辱める。
「毎朝、毎晩のように私の性器をくわえ込んではしたなく喘いでいるのに、我慢出来なくて自分でアナルを弄って……躾が足りないようですね」
学校から帰って、ほんの出来心で自慰をしていたところを執事に見られた少年は、お仕置きとして意地悪く責められていた。
少年は自らほぐしたアナルだけを責め立てられ、ビクビクと身体が跳ねる。開発されてしまった身体はペニスに触れられなくても快感を覚えるようになっており、下の立場である執事にいいように弄ばれ罵られても心の奥はきゅんと疼く。
だが、そうやって少年が心も身体も高ぶっているのを知っていながら、執事は残酷におあずけをしていた。
「あぁっ、んぅ! はっ、はぁんっ!」
「おっと」
もう少しで射精出来る、その寸前で執事は指の動きをとめてしまった。腸の壁が絡み付いてねだっても、指はピクリとも動かされない。もう数え切れないくらいにおあずけをされ、少年は切なさに涙を零していた。
中に感じている指が何もしてくれないのが、もどかしい。もどかし過ぎて、少年は腰を左右にくねらせ、淫らに頼み込んだ。
「お願い! お願いぃ……もっ、やなのぉ……イかせてっ、ほしいのぉ……っ!」
瞳を潤ませ、すがる視線を執事にプライドを捨てて向ける少年。
メイド服を着せられ、舌をだらしなく突き出し、アナルに含まされた指にむしゃぶりついてペニスを大きくしている少年は、もはや執事に向かって言っているのではなく意地悪だけど大好きな…恋人に対しておねだりをしていた。
執事もまた、あまりに可愛く淫らなおねだりに根負けし、愛らしい恋人の耳元にそっと囁いた。
「なら……で……です……って」
吹き込まれたのは、淫猥な命令。一瞬少年の顔が茹で上がったように赤くなるが、すぐに唇は命令に従う準備をした。
それを言えばもっと可愛がってもらえる。苛めてもらえる。そんな確信と期待が少年にはあったから。
「俺は……頭の中犯される事でいっぱいの淫乱な男ですぅっ! 自分でお尻の穴ほじほじしてたお仕置きにっ、メイド服で乳首弄りながらおチンポじゅぼじゅぼされたいのぉっ!!」
自分の指で疼いていた乳首を引っ張り、惨めとも思える懇願を口にする少年。だが、その表情は悦びに満ちており、全身は小さく期待で震えていた。
「ふふっ、よく言えましたね」
「んっ」
優しく笑って額にキスを落とし、執事は指を抜いた。そして何も無くなったアナルが寂しさでヒクつく前に、少年の痴態でそそり立っていた凶器みたいなペニスを押し当てる。
「入れますよ……貴方の、大好きなモノです」
「あぁ、んあぁぁっ!!」
一気に奥まで貫かれ、少年が大きく喉を反らした。執事は少年が痛みを感じないように加減しつつ、最高の快楽を与える為に中を抉った。
待ち望んでいた充足感に、少年はあっという間に昇り詰める。
「だめ、らめぇっ! すぐに、イっちゃ……っ!」
「いいですよ、イっても。貴方が満足するまで、何度でもイってください」
「んあぁっ!」
許可を与えられた直後、少年のペニスからは我慢し続けて溜め込まれた精液が噴き出した。
それは中のペニスが奥を叩く度に強く押し出され、放出が終わっても少年のペニスは萎える事無く次の絶頂を愉しみにしていた。
「これからは、私の前以外で快楽に浸ってはいけませんよ……守れますね?」
「はいぃ! まもりまひゅぅっ!! だから、もっとぉ!」
二人の間に、もう立場の差は無い。
激しい愛情を受けてよがり狂う少年と、その様子を見て更に愛情を注ぎたくなる男。身分差なんて無い恋人達は、その日一晩中、愛を確かめ合っていたのだった。
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