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励ましを虚しく送りつつ男達は淫らな限界に達する
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地下空間に二つ並んで設置されたベッドの上で、二人の男が仰向けの体勢から逃れられなくされた裸体を必死にもがかせ続けている。早くしなければ、またあの恥辱が訪れてしまう。焦りと恐怖に掻き立てられながら、男達はすぐ隣のベッドにいる仲間と共に危機からの脱出を試み続けている。
「んっ! むぐうぅ!!」
「あっ、あぉ、はごぉぉっ!!」
丸い金属と黒革を一体化させた器具によって閉じることを禁じられ、その丸い金属に後から地下室の天井と繋がっている太く透明なチューブを接続された口から言葉にならない絶叫を放ちつつ、男達が裸体をじたばたとよじらせる。
ベッドの上下に位置する金属製の柵から伸びた短い鎖の先にある黒革製の枷を両手首と足首に嵌められX字に引き延ばされた裸体を休み無く暴れさせながら、二人の男が事態の好転を図る。
だが、頑丈な拘束は男達のなりふり構わない努力を嘲笑うかのように軋み、冷たい金属音を立てるのみだ。口内に媚薬混じりの空気を絶えず送り込み意に染まぬ発情の維持を強要しているチューブに意味を成していない声を響かせながら足掻きに足掻いても、二人は情けなく張り詰めさせられた男根をみっともなく揺らめかせることしか出来ない。
その間抜けに踊る男根へと装着された無慈悲な淫具を毟り取りたくても取れない姿に追いやられた無様な男達は、淫具から伸びたコードの先にある床へと設置された箱型の装置をとめたくてもとめられない状況に放置された惨めな男達は、もはや一定時間ごとに繰り返される男根への淫猥な責めに為す術無く翻弄させられながら望まぬ絶頂を迎えさせられるだけの存在でしか無いのだ。
「かっ、ほごおぉっ!? うぁっ、あぁぁーっ!!」
「あ、はおぉ!! おー! はがぁぁぁぁーっ!!」
口に流し込まれる媚薬混じりの空気のせいで萎えることも許されずに勃起させられていた男根が、自身の根元と亀頭の真下に巻き付けられたベルト型のローターの振動によって嬲られ始める。絶望色の絶叫を発しながら快楽を拒む二人の反応を無視して震えるベルト達が、二本の男根を好き勝手に苛み射精へと上り詰めさせていく。
その展開から抜け出したくても、男達は抜け出せない。十分の休憩と十分の男根への責めを交互に生み出す残酷な拷問から逃れたくても、男達は逃れられない。
「は、はぉ、あ! おごぉぉぉっ!!」
「へ、ほっ、はおぉぉぉぉーっ!!」
頭部をわずかに仲間の方に傾け涙に潤んだ瞳で意味も無く励ましの視線を送り合いながら、男達は自分達の破滅を嫌でも予期させられつつ限界に至り、まだ今回の快楽が九分以上残っているというのに射精に達し、すでに自らの汗と精液に塗れている腹部を色の薄まった精液で更に汚していくのだった。
「んっ! むぐうぅ!!」
「あっ、あぉ、はごぉぉっ!!」
丸い金属と黒革を一体化させた器具によって閉じることを禁じられ、その丸い金属に後から地下室の天井と繋がっている太く透明なチューブを接続された口から言葉にならない絶叫を放ちつつ、男達が裸体をじたばたとよじらせる。
ベッドの上下に位置する金属製の柵から伸びた短い鎖の先にある黒革製の枷を両手首と足首に嵌められX字に引き延ばされた裸体を休み無く暴れさせながら、二人の男が事態の好転を図る。
だが、頑丈な拘束は男達のなりふり構わない努力を嘲笑うかのように軋み、冷たい金属音を立てるのみだ。口内に媚薬混じりの空気を絶えず送り込み意に染まぬ発情の維持を強要しているチューブに意味を成していない声を響かせながら足掻きに足掻いても、二人は情けなく張り詰めさせられた男根をみっともなく揺らめかせることしか出来ない。
その間抜けに踊る男根へと装着された無慈悲な淫具を毟り取りたくても取れない姿に追いやられた無様な男達は、淫具から伸びたコードの先にある床へと設置された箱型の装置をとめたくてもとめられない状況に放置された惨めな男達は、もはや一定時間ごとに繰り返される男根への淫猥な責めに為す術無く翻弄させられながら望まぬ絶頂を迎えさせられるだけの存在でしか無いのだ。
「かっ、ほごおぉっ!? うぁっ、あぁぁーっ!!」
「あ、はおぉ!! おー! はがぁぁぁぁーっ!!」
口に流し込まれる媚薬混じりの空気のせいで萎えることも許されずに勃起させられていた男根が、自身の根元と亀頭の真下に巻き付けられたベルト型のローターの振動によって嬲られ始める。絶望色の絶叫を発しながら快楽を拒む二人の反応を無視して震えるベルト達が、二本の男根を好き勝手に苛み射精へと上り詰めさせていく。
その展開から抜け出したくても、男達は抜け出せない。十分の休憩と十分の男根への責めを交互に生み出す残酷な拷問から逃れたくても、男達は逃れられない。
「は、はぉ、あ! おごぉぉぉっ!!」
「へ、ほっ、はおぉぉぉぉーっ!!」
頭部をわずかに仲間の方に傾け涙に潤んだ瞳で意味も無く励ましの視線を送り合いながら、男達は自分達の破滅を嫌でも予期させられつつ限界に至り、まだ今回の快楽が九分以上残っているというのに射精に達し、すでに自らの汗と精液に塗れている腹部を色の薄まった精液で更に汚していくのだった。
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