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捉えられた男根は真逆の反応を示しつつ淫らに嬲られる
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左右の腕は、自らの胴体の前で交差させられた状態から抜け出せない。左右の足は、隙間無く密着させられた形から離れられない。
黒革で作られた衣装に裸体をすっぽりと包み込まれ、その衣装に仕込まれた拘束の機構によって両手両足の動きを大きく制限された無様な男は、外気に触れることを許された数少ない器官である鼻を情けなく鳴らし男根を間抜けに振り乱しながら、脱出を求めての足掻きを無意味に繰り返し続けていた。
「んっ、んぐぅっ! ぶっ、ぶむうぅ!!」
頭部を囲う黒革のマスクのせいで、周囲の様子を伺うことは出来ない。マスクの内側に突き出た棒を噛まされているせいで、正常な言葉を紡ぐことも許されない。両肩の部分に取り付けられた丸い金具と地下室の天井に打ち付けられた金具を遊び無く結ぶ長く太い鎖のせいで、つま先立ちの体勢から逃れることも叶わない。
惨めな拘束姿と共に丸出しの男根を余すところ無く披露する格好へと追いやられた男は、ただただ惨めに身をよじることしか出来なくされた事実への屈辱と絶望を募らせながら、諦め悪く拘束との格闘を重ねに重ねていた。
そんな時間が、どれだけ繰り広げられた頃だろう。不意に男が放置されていた地下室の扉が開き、勝利の愉悦に染まった嘲りの言葉が嬉々として浴びせかけられた。
「捜査員さん、ただいま。私が出掛けている間、良い子に待っててくれたかな?」
「むぐっ!? ん、ぶふぅっ!」
自分を捕らえ縛めに閉じ込めて去った悪の男の声が、黒革の向こうから聞こえる。その情報を疲弊の中で認識した捜査員は自分を支配する存在の帰還に怯えを滲ませつつも、正義の誇りを保った反抗の唸りを強気に返した。
無論、そんな態度を示してみても滑稽さは拭えない。むしろ、大部分を黒革に詰め込まれた肉体を無様に天井から吊るされ男根を無防備に露出させられている状況で気丈に振る舞ってみても、滑稽さは余計に深まっていく。
まだ折れてはいない。けれど何一つとして手は打てない。矜持は鋭く維持されている。しかしその鋭さとは裏腹に今の捜査員の見た目はこれ以上無いくらいに愉快な物となっている。
そのちぐはぐさを満喫しつつ悠然とした足取りで吊られた肉体の右横に歩み寄った悪の男は、黒革を耳障りに軋ませながら必死に手足をもがかせている捜査員の無駄な努力を目と耳で味わいつつ、隠す物を失った男根に、今日の恥辱を何の躊躇いも無く注ぎ始めた。
「どうやら、逃げもしないで待っててくれたみたいだねぇ。そんな良い子の捜査員さんには気持ち良いご褒美をあげよう。私に苛められるのが大好きなこのおチ○チンを今からたっぷりと弄んで、みっともない射精を何度も何度もさせてあげようねぇ」
「うぶっ! ぶ、もごぉっ!!」
前にも後ろにも、左右にも動けない身体をくねらせながら抗っていた捜査員の男根が、悪の右手に握り込まれる。悪の手に堕ちてから数えきれぬくらいにもたらされた淫らな責め苦に戦慄しながら、捜査員がやめろの意思を乗せた唸りを放つ。
理性から出力された拒絶。それとは真逆の期待に歪んだ反応を勃起と脈動という形で表わす男根の熱を堪能しながら、悪の男は自分に暴かれた被虐を嬉しがる本性を未だに認めようとはしない強情な捜査員を堕とす材料となる快楽を、見ることもしゃべることものたうち回ることも禁じられたまま強いられる絶頂に次ぐ絶頂という拷問を、自分だけの淫猥な愛玩動物に育て上げることに決めた正義に右手の往復を用いて注ぎ込んでいくのだった。
黒革で作られた衣装に裸体をすっぽりと包み込まれ、その衣装に仕込まれた拘束の機構によって両手両足の動きを大きく制限された無様な男は、外気に触れることを許された数少ない器官である鼻を情けなく鳴らし男根を間抜けに振り乱しながら、脱出を求めての足掻きを無意味に繰り返し続けていた。
「んっ、んぐぅっ! ぶっ、ぶむうぅ!!」
頭部を囲う黒革のマスクのせいで、周囲の様子を伺うことは出来ない。マスクの内側に突き出た棒を噛まされているせいで、正常な言葉を紡ぐことも許されない。両肩の部分に取り付けられた丸い金具と地下室の天井に打ち付けられた金具を遊び無く結ぶ長く太い鎖のせいで、つま先立ちの体勢から逃れることも叶わない。
惨めな拘束姿と共に丸出しの男根を余すところ無く披露する格好へと追いやられた男は、ただただ惨めに身をよじることしか出来なくされた事実への屈辱と絶望を募らせながら、諦め悪く拘束との格闘を重ねに重ねていた。
そんな時間が、どれだけ繰り広げられた頃だろう。不意に男が放置されていた地下室の扉が開き、勝利の愉悦に染まった嘲りの言葉が嬉々として浴びせかけられた。
「捜査員さん、ただいま。私が出掛けている間、良い子に待っててくれたかな?」
「むぐっ!? ん、ぶふぅっ!」
自分を捕らえ縛めに閉じ込めて去った悪の男の声が、黒革の向こうから聞こえる。その情報を疲弊の中で認識した捜査員は自分を支配する存在の帰還に怯えを滲ませつつも、正義の誇りを保った反抗の唸りを強気に返した。
無論、そんな態度を示してみても滑稽さは拭えない。むしろ、大部分を黒革に詰め込まれた肉体を無様に天井から吊るされ男根を無防備に露出させられている状況で気丈に振る舞ってみても、滑稽さは余計に深まっていく。
まだ折れてはいない。けれど何一つとして手は打てない。矜持は鋭く維持されている。しかしその鋭さとは裏腹に今の捜査員の見た目はこれ以上無いくらいに愉快な物となっている。
そのちぐはぐさを満喫しつつ悠然とした足取りで吊られた肉体の右横に歩み寄った悪の男は、黒革を耳障りに軋ませながら必死に手足をもがかせている捜査員の無駄な努力を目と耳で味わいつつ、隠す物を失った男根に、今日の恥辱を何の躊躇いも無く注ぎ始めた。
「どうやら、逃げもしないで待っててくれたみたいだねぇ。そんな良い子の捜査員さんには気持ち良いご褒美をあげよう。私に苛められるのが大好きなこのおチ○チンを今からたっぷりと弄んで、みっともない射精を何度も何度もさせてあげようねぇ」
「うぶっ! ぶ、もごぉっ!!」
前にも後ろにも、左右にも動けない身体をくねらせながら抗っていた捜査員の男根が、悪の右手に握り込まれる。悪の手に堕ちてから数えきれぬくらいにもたらされた淫らな責め苦に戦慄しながら、捜査員がやめろの意思を乗せた唸りを放つ。
理性から出力された拒絶。それとは真逆の期待に歪んだ反応を勃起と脈動という形で表わす男根の熱を堪能しながら、悪の男は自分に暴かれた被虐を嬉しがる本性を未だに認めようとはしない強情な捜査員を堕とす材料となる快楽を、見ることもしゃべることものたうち回ることも禁じられたまま強いられる絶頂に次ぐ絶頂という拷問を、自分だけの淫猥な愛玩動物に育て上げることに決めた正義に右手の往復を用いて注ぎ込んでいくのだった。
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