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玩具は身体で売り込まされる
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「んぉぉ、ふむぅ」
マンションの一室で、一人の男がギャグボールで塞がれた口から唸りを上げ、手枷を鳴らしていた。
この部屋に訪れた時に来ていたスーツは脱がされ、男は裸体だ。空気に晒された裸体を隠そうと思っても、男の手は部屋の細い柱を抱くように枷で拘束されていて身体を隠す事は出来ない。
白い肌も小さめの尻も、男は隠せずに露出させられている。その様子を、部屋の主とその友人の男達が観察していた。
とても愉しそうに、ニヤニヤと笑いながら。
「手枷の具合はどうよ、販売員さん?」
言葉で辱められ、拘束された男。この部屋にアダルトグッズを売り込みに来た営業の男は恥ずかしさに顔を赤く染めた。
「うぅ、んっ」
男がもうやめてとギャグボールを噛まされた口で言うと、ボールに空いた無数の穴から唾液が零れ落ちた。
その様子を見て、部屋の主達はわざとらしく感心して言った。
「なるほど、涎垂らす程嬉しいって事か。さすが販売員、身体張ってまで商品の良さを伝えるなんてプロだねぇ」
「んぅぅ!」
首を左右に振って拘束された男は否定を伝えようとした。
ただ、自分はアダルトグッズを勧めに来ただけ。それなのに、強引に部屋に連れ込まれ、買ってほしいなら実演してみてくれと自分が売りに来たグッズで拘束され、気が付いたら、逃げられなくされていた。
部屋の柱に繋がれて、周りを数人の男に囲まれた販売員はその裸体を余すところ無く見られる。どこに移動しても誰かの視線がある状況で販売員が出来る事は、見ないでくれと目で訴える事だけだった。
しかし、その目すら口を塞がれている今、男達にとって拘束された男を辱める道具となる。
「そんな目でねだって……まだまだ足んねーんだろ?」
「んんっ!?」
男達は笑いながら、販売員が持ってきたバッグから品物を拝借した。それは、電動で動く様々な淫具。元は女相手に使う為の、大人の玩具だ。
「うぅ、んーんっ、んーぅっ!」
淫具を近付けられ、販売員はふるふると首を振りイヤイヤをした。
涙の滲んだ、怯え顔。より泣かせたくなる、そんな衝動を引き起こさせてしまう、憐れな表情。
「可愛いぜ、アンタ」
「うぅーっ!」
耳元で囁かれたと同時に、乳首にクリップが挟まれた。左右に付けられたそのクリップはスイッチを入れると振動を始め、乳首を責め立てる仕掛けだ。
「こっちも、な」
「んぐぅっ」
別の男が、拘束された男のペニスを扱いて勃起させ、特殊なコンドームを嵌めた。これも乳首のクリップと同じように電動で動き、ペニスに強制的に性刺激を送り込む。
抵抗出来ない状態で淫具を取り付けられ、販売員が恐怖に震えた。そんな姿を眺めながら、男達は床に座り込む。
「んじゃ、アンタの反応見て気に入ったら買うわ。頑張って感じて、買う気にさせてくれよ?」
「うぐぅっ!」
もう、買わせるとかどうでもいい。だから、スイッチは入れないで。
心の中で懇願する販売員。だが、男達は非情にも淫具のリモコンを操作し。
目の前で拘束されている男に、抗えない快感を与え始めた。
「んぉ、うぅぅーっ!!」
柱を手で掴み、身体をガクガク震わせる販売員。その腰が揺れる度に淫具を嵌められたペニスが前後に跳ね、時折柱にぶつかった。
「おぉ、エロいな。アンタ込みでほしいなぁ」
「ふぅ、ふぅぅっ」
まるで暇潰しのように自分を嬲る男達に、助けを求める事も反撃をする事も出来ず。
販売員は自ら持って来た玩具に翻弄され、頭の中を白く染め上げていくのだった。
マンションの一室で、一人の男がギャグボールで塞がれた口から唸りを上げ、手枷を鳴らしていた。
この部屋に訪れた時に来ていたスーツは脱がされ、男は裸体だ。空気に晒された裸体を隠そうと思っても、男の手は部屋の細い柱を抱くように枷で拘束されていて身体を隠す事は出来ない。
白い肌も小さめの尻も、男は隠せずに露出させられている。その様子を、部屋の主とその友人の男達が観察していた。
とても愉しそうに、ニヤニヤと笑いながら。
「手枷の具合はどうよ、販売員さん?」
言葉で辱められ、拘束された男。この部屋にアダルトグッズを売り込みに来た営業の男は恥ずかしさに顔を赤く染めた。
「うぅ、んっ」
男がもうやめてとギャグボールを噛まされた口で言うと、ボールに空いた無数の穴から唾液が零れ落ちた。
その様子を見て、部屋の主達はわざとらしく感心して言った。
「なるほど、涎垂らす程嬉しいって事か。さすが販売員、身体張ってまで商品の良さを伝えるなんてプロだねぇ」
「んぅぅ!」
首を左右に振って拘束された男は否定を伝えようとした。
ただ、自分はアダルトグッズを勧めに来ただけ。それなのに、強引に部屋に連れ込まれ、買ってほしいなら実演してみてくれと自分が売りに来たグッズで拘束され、気が付いたら、逃げられなくされていた。
部屋の柱に繋がれて、周りを数人の男に囲まれた販売員はその裸体を余すところ無く見られる。どこに移動しても誰かの視線がある状況で販売員が出来る事は、見ないでくれと目で訴える事だけだった。
しかし、その目すら口を塞がれている今、男達にとって拘束された男を辱める道具となる。
「そんな目でねだって……まだまだ足んねーんだろ?」
「んんっ!?」
男達は笑いながら、販売員が持ってきたバッグから品物を拝借した。それは、電動で動く様々な淫具。元は女相手に使う為の、大人の玩具だ。
「うぅ、んーんっ、んーぅっ!」
淫具を近付けられ、販売員はふるふると首を振りイヤイヤをした。
涙の滲んだ、怯え顔。より泣かせたくなる、そんな衝動を引き起こさせてしまう、憐れな表情。
「可愛いぜ、アンタ」
「うぅーっ!」
耳元で囁かれたと同時に、乳首にクリップが挟まれた。左右に付けられたそのクリップはスイッチを入れると振動を始め、乳首を責め立てる仕掛けだ。
「こっちも、な」
「んぐぅっ」
別の男が、拘束された男のペニスを扱いて勃起させ、特殊なコンドームを嵌めた。これも乳首のクリップと同じように電動で動き、ペニスに強制的に性刺激を送り込む。
抵抗出来ない状態で淫具を取り付けられ、販売員が恐怖に震えた。そんな姿を眺めながら、男達は床に座り込む。
「んじゃ、アンタの反応見て気に入ったら買うわ。頑張って感じて、買う気にさせてくれよ?」
「うぐぅっ!」
もう、買わせるとかどうでもいい。だから、スイッチは入れないで。
心の中で懇願する販売員。だが、男達は非情にも淫具のリモコンを操作し。
目の前で拘束されている男に、抗えない快感を与え始めた。
「んぉ、うぅぅーっ!!」
柱を手で掴み、身体をガクガク震わせる販売員。その腰が揺れる度に淫具を嵌められたペニスが前後に跳ね、時折柱にぶつかった。
「おぉ、エロいな。アンタ込みでほしいなぁ」
「ふぅ、ふぅぅっ」
まるで暇潰しのように自分を嬲る男達に、助けを求める事も反撃をする事も出来ず。
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