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拒絶も許されぬまま男達は命令を受け入れさせられる
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自らの肉体を傷付ける恐れがある。そんな人物を隔離及び保護する際に用いる天井以外の部分が柔らかなクッションに覆われた部屋の中で、男達は屈辱と焦りに歪んだ唸りを放ちながら衣服を剥ぎ取られた裸体をじたばたとのたうち回らせていた。
「んっ! んぐっ! むぶぅぅっ!!」
「うーっ! んふっ……んぶぅぅーっ!!」
唇を引き結んだ口からくぐもった叫びを上げ、両腕を胴体の真横に沿わせ左右の足を隙間無くきっちりと揃えた気を付けの姿勢を取った裸体を仲良く無様によじらせつつ、男達が危機からの脱出を求めてひたすらに暴れる。
見た目には一切拘束など加えられていない。傍から見たら、二人の男が丸出しにさせた男根を振り乱しつつ全裸でふざけているようにしか受け取れない。そんな状況で、男達はすぐ近くにいる仲間と視線で励ましの意思を送り合いながら敵の手に堕ちた事実をどうにかして覆そうと試みている。
だが、二人の努力とは裏腹に変化は何一つとして生まれない。気を付けの格好から離れたいと願いつつ肉体に指示を送っても、男達の手足は意に染まぬ形から抜け出すことさえ出来はしない。
ただただ時間だけが過ぎる無駄な足掻き。そんな絶望のみが加速する時間の果てに、二人はとうとう自分達を捕らえ異常な縛めを施した敵の男達が内側にクッションがあてがわれている扉を開いて部屋へと訪れる展開を、更なる屈辱と地獄が確約される展開を、迎えさせられてしまった。
「捜査員さん達、ただいま。どうだい、少しでも手足は思い通りに動かせたかい?」
「んーっ! むうぅぅっ!」
「その様子を見ると、やっぱり動かせなかったみたいだねぇ。舌を噛めないよう口も閉じたままにさせられてたみたいだし、いやはや、自分の組織の技術だって分かってても恐ろしいねぇ。あのナノマシンとやらは」
「むぐっ、うぶぅぅっ!」
残酷な犯罪組織に生きたまま捕獲され、意識を失っている間に投与されたナノマシンの効果によって肉体の支配権を外側から握られた捜査員達が言葉にならない声で情けなく喚く光景を愉しみながら、悪の男達が醜悪に微笑む。
汗にしっとりと濡れた肌を撫でられ、乳首をくすぐられ、無防備な男根をからかうように揉まれても間抜けに唸りながら気を付けに固められた裸体をよじらせることしか出来ない。そんな捜査員達を堪能しながら、悪達は勝利がもたらす愉悦と歪んだ興奮を滾らせていく。
この二人はもう、自分達の操り人形だ。組織に所属する人間の声紋をあらかじめ登録されたナノマシンに全てを制御された捜査員達は、どんな命令にも逆らえない存在だ。
その最高に愉快な事実を噛み締めながら、悪達は二人の裸体に命令を下す。それは、それぞれがこの場で決め口にする無軌道で容赦の無い無慈悲な命令だ。
「さてと、それじゃ捜査員さん達にはそのナノマシンの力をもっともっと味わって貰おうかな。二人仲良く発情しなさい。気持ち良くなりたいって考えが抑えられないくらいにね」
「んぐぅぅっ!?」
「む、ぼぉぉっ!?」
「ふふっ、あっという間に勃起したな。でも、チ○コを刺激しちゃ駄目だぞ? 床オナも仲間同士で気持ち良くするのも駄目だ。逃げ場を無くした気持ち良くなりたいでたくさん苦しみな」
「それと、幾ら苦しくても気が狂うのは禁止な。正気のまま、射精のことで頭の中をパンパンにするんだぞ?」
「んぶ、むぐぅぅ……!!」
「う、ふむうぅ……!!」
容赦無く浴びせられる命令を勝手に受け入れた裸体に発生する変化達に悶絶させられながら、二人の捜査員は自分達が命すらも掌握されているという現実を改めて思い知らされつつ、次の命令を思案している悪達に寄せる正義と反抗の意思を欠片も残さず萎ませた許してくださいを胸の内に虚しく響かせていた。
「んっ! んぐっ! むぶぅぅっ!!」
「うーっ! んふっ……んぶぅぅーっ!!」
唇を引き結んだ口からくぐもった叫びを上げ、両腕を胴体の真横に沿わせ左右の足を隙間無くきっちりと揃えた気を付けの姿勢を取った裸体を仲良く無様によじらせつつ、男達が危機からの脱出を求めてひたすらに暴れる。
見た目には一切拘束など加えられていない。傍から見たら、二人の男が丸出しにさせた男根を振り乱しつつ全裸でふざけているようにしか受け取れない。そんな状況で、男達はすぐ近くにいる仲間と視線で励ましの意思を送り合いながら敵の手に堕ちた事実をどうにかして覆そうと試みている。
だが、二人の努力とは裏腹に変化は何一つとして生まれない。気を付けの格好から離れたいと願いつつ肉体に指示を送っても、男達の手足は意に染まぬ形から抜け出すことさえ出来はしない。
ただただ時間だけが過ぎる無駄な足掻き。そんな絶望のみが加速する時間の果てに、二人はとうとう自分達を捕らえ異常な縛めを施した敵の男達が内側にクッションがあてがわれている扉を開いて部屋へと訪れる展開を、更なる屈辱と地獄が確約される展開を、迎えさせられてしまった。
「捜査員さん達、ただいま。どうだい、少しでも手足は思い通りに動かせたかい?」
「んーっ! むうぅぅっ!」
「その様子を見ると、やっぱり動かせなかったみたいだねぇ。舌を噛めないよう口も閉じたままにさせられてたみたいだし、いやはや、自分の組織の技術だって分かってても恐ろしいねぇ。あのナノマシンとやらは」
「むぐっ、うぶぅぅっ!」
残酷な犯罪組織に生きたまま捕獲され、意識を失っている間に投与されたナノマシンの効果によって肉体の支配権を外側から握られた捜査員達が言葉にならない声で情けなく喚く光景を愉しみながら、悪の男達が醜悪に微笑む。
汗にしっとりと濡れた肌を撫でられ、乳首をくすぐられ、無防備な男根をからかうように揉まれても間抜けに唸りながら気を付けに固められた裸体をよじらせることしか出来ない。そんな捜査員達を堪能しながら、悪達は勝利がもたらす愉悦と歪んだ興奮を滾らせていく。
この二人はもう、自分達の操り人形だ。組織に所属する人間の声紋をあらかじめ登録されたナノマシンに全てを制御された捜査員達は、どんな命令にも逆らえない存在だ。
その最高に愉快な事実を噛み締めながら、悪達は二人の裸体に命令を下す。それは、それぞれがこの場で決め口にする無軌道で容赦の無い無慈悲な命令だ。
「さてと、それじゃ捜査員さん達にはそのナノマシンの力をもっともっと味わって貰おうかな。二人仲良く発情しなさい。気持ち良くなりたいって考えが抑えられないくらいにね」
「んぐぅぅっ!?」
「む、ぼぉぉっ!?」
「ふふっ、あっという間に勃起したな。でも、チ○コを刺激しちゃ駄目だぞ? 床オナも仲間同士で気持ち良くするのも駄目だ。逃げ場を無くした気持ち良くなりたいでたくさん苦しみな」
「それと、幾ら苦しくても気が狂うのは禁止な。正気のまま、射精のことで頭の中をパンパンにするんだぞ?」
「んぶ、むぐぅぅ……!!」
「う、ふむうぅ……!!」
容赦無く浴びせられる命令を勝手に受け入れた裸体に発生する変化達に悶絶させられながら、二人の捜査員は自分達が命すらも掌握されているという現実を改めて思い知らされつつ、次の命令を思案している悪達に寄せる正義と反抗の意思を欠片も残さず萎ませた許してくださいを胸の内に虚しく響かせていた。
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