73 / 712
淫らな追い打ちは巧みな足によって作り出される
しおりを挟む
普段はL字型をしたソファーとして使用出来る。座面の下に収納された機構を引き出せば、ベッドとして用いることも出来る。
そんな家具の上で、男は悔しげな唸りを絶え間無く放ちながら裸体をじたばたと悶えさせ続けていた。
「んんっ! んっ、ぐむぅぅっ!!」
ベッドとして使う際に引き出す部分。そこに改造を加えて作り出された悪趣味な拘束台に縫い付けられた男が、どうにかして自由を取り戻そうと裸体をひたすらにもがかせる。
視界を閉ざす黒革の目隠し越しに自分を拘束した男がいる方を睨み付け、口に噛まされた棒状の黒い枷に歯を立てて喚き散らしながら、男が何とかしてこの屈辱から抜け出そうとなりふり構わない試行錯誤を積み重ねている。
しかし、幾ら怒りをぶつけようとも拘束を施した男は動じすらしない。どんなに裸体を頑張らせようとも厳重に纏わされた縄の縛めはビクともしない。
左右の二の腕を胸部に繋ぎ、背中で重ねさせた肘から手首までの部分をきつく一まとめにする腕の縄は、男の必死さも虚しく食い込みの痛みを作り出すのみで緩みさえしない。左右の足首とすね、そして太ももを短く括る下半身の縄は男が格闘を繰り返してもその足掻きを無駄だと嘲るように軋むのみで全く解けない。
それらの縄だけでも抵抗を禁じられ頭部への拘束を毟り取れなくされているというのに、男はここに駄目押しの縄まで上乗せされてしまっている。改造されたソファーベッドの機構に付け足された金具達と裸体を縛る縄を追加の縄で遊び無く結合された男はもう、仰向けの姿勢から抜け出すことも出来ない。自身の腹部と太ももに乗っている憎き男の足を払いのけることも叶わない。
自分の身体を足置きにした状態で仮眠を愉しんでいた憎き男が目を覚まし、眠る前と変わらない無様な姿を堪能しながら追い打ちの非道を作り出してきても、抗えぬ男は拒絶を示すことさえ許されぬまま真の屈辱と恥辱にただただ苛まれるしか無いのだ。
「んもっ!? もごぉぉっ!?」
それまで腹部と太ももの上で静止していた左右の足が、その中間に位置する無防備な男根を突然に挟み込む。
その予想だにしていなかった刺激に困惑と嫌悪を募らせながら暴れても、男はやはり逃れられない。それどころか、足だけを使っているとは思えないくらいに巧みな責めを注がれた男は、じょじょに嫌悪を意に染まぬ快楽に上書きされながら男根を間抜けな勃起へと追い立てられていく。
「ふぅっ! んっ、んふっ! むぶぅぅぅっ!!」
やめろの意思を乗せて叫んでもとまらない。ふざけるなと敵意を露わにして唸っても緩まない。
興奮へと導いた男根に的確な悦びを生み出す足に為す術無く翻弄させられながら、男は自分を捕らえ辱める男の思惑に沿っての射精へと、縄塗れの裸体が披露する間抜けな痙攣と枷に塞がれた口から唾液と共に溢れる鳴き声を捧げつつ上り詰めさせられていくのだった。
そんな家具の上で、男は悔しげな唸りを絶え間無く放ちながら裸体をじたばたと悶えさせ続けていた。
「んんっ! んっ、ぐむぅぅっ!!」
ベッドとして使う際に引き出す部分。そこに改造を加えて作り出された悪趣味な拘束台に縫い付けられた男が、どうにかして自由を取り戻そうと裸体をひたすらにもがかせる。
視界を閉ざす黒革の目隠し越しに自分を拘束した男がいる方を睨み付け、口に噛まされた棒状の黒い枷に歯を立てて喚き散らしながら、男が何とかしてこの屈辱から抜け出そうとなりふり構わない試行錯誤を積み重ねている。
しかし、幾ら怒りをぶつけようとも拘束を施した男は動じすらしない。どんなに裸体を頑張らせようとも厳重に纏わされた縄の縛めはビクともしない。
左右の二の腕を胸部に繋ぎ、背中で重ねさせた肘から手首までの部分をきつく一まとめにする腕の縄は、男の必死さも虚しく食い込みの痛みを作り出すのみで緩みさえしない。左右の足首とすね、そして太ももを短く括る下半身の縄は男が格闘を繰り返してもその足掻きを無駄だと嘲るように軋むのみで全く解けない。
それらの縄だけでも抵抗を禁じられ頭部への拘束を毟り取れなくされているというのに、男はここに駄目押しの縄まで上乗せされてしまっている。改造されたソファーベッドの機構に付け足された金具達と裸体を縛る縄を追加の縄で遊び無く結合された男はもう、仰向けの姿勢から抜け出すことも出来ない。自身の腹部と太ももに乗っている憎き男の足を払いのけることも叶わない。
自分の身体を足置きにした状態で仮眠を愉しんでいた憎き男が目を覚まし、眠る前と変わらない無様な姿を堪能しながら追い打ちの非道を作り出してきても、抗えぬ男は拒絶を示すことさえ許されぬまま真の屈辱と恥辱にただただ苛まれるしか無いのだ。
「んもっ!? もごぉぉっ!?」
それまで腹部と太ももの上で静止していた左右の足が、その中間に位置する無防備な男根を突然に挟み込む。
その予想だにしていなかった刺激に困惑と嫌悪を募らせながら暴れても、男はやはり逃れられない。それどころか、足だけを使っているとは思えないくらいに巧みな責めを注がれた男は、じょじょに嫌悪を意に染まぬ快楽に上書きされながら男根を間抜けな勃起へと追い立てられていく。
「ふぅっ! んっ、んふっ! むぶぅぅぅっ!!」
やめろの意思を乗せて叫んでもとまらない。ふざけるなと敵意を露わにして唸っても緩まない。
興奮へと導いた男根に的確な悦びを生み出す足に為す術無く翻弄させられながら、男は自分を捕らえ辱める男の思惑に沿っての射精へと、縄塗れの裸体が披露する間抜けな痙攣と枷に塞がれた口から唾液と共に溢れる鳴き声を捧げつつ上り詰めさせられていくのだった。
3
お気に入りに追加
203
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる