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淫乱にゃんこは残酷な雄達の前で腰を一生懸命に踊らせる
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『ねぇ、○○……見たよって報告の電話で聞くのもなんだけど、貴方お勉強は大丈夫なの? これだけ色んな所でお仕事させて貰ってるのはありがたいことだけど、自分の時間はちゃんと取れてるの?』
遠慮がちに紡がれる、心配と不安を含んだ母の言葉がスマホ越しに届く。それに対し、青年は明るい声音でその懸念を払拭する返事を口にした。
「あぁ、問題無いよ、母さん。むしろこのモデルの仕事は、移動中や休憩中の時間に勉強が出来るし何より拘束時間もそこまで長くないからぴったりだろって先輩から紹介して貰った物だから」
『あらそうなの? なら良かったわ』
息子の答えを聞き、遠く離れた母が安堵を放つ。そんな声を耳にしながら、青年は母に見えていない表情を悲痛に歪ませた。
母さん、気付いてくれ。助けてくれ。
胸の内に母へと寄せる哀願の絶叫を響かせながら、青年は表情の歪みを更に深めていく。この状態が長く続けば、いずれ自分の異常も察して貰えるはずだ。そう願いながら、青年はどうにかして電話を長引かせようと試みる。
しかし、青年の目論見は残忍に微笑んだ男が発した言葉によって叩き潰されてしまった。
「○○くーん、そろそろ休憩終わるから準備に入ってくださーい」
「あっ、そろそろ撮影再開だから切るね? また今度電話するよ」
『分かったわ、頑張ってね?』
切りたくない。そう思う心とは裏腹にスマホを耳から離した右手は通話の終了に繋がる操作を行い、母との交流を遮断してしまった。
救いを望んで歪んでいた青年の顔が、絶望と恐怖にも歪んでいく。その様を悠然と堪能していた無慈悲な存在達は、右手に残っていたスマホをもぎ取りテーブルの上に置かせつつ青年をパイプ椅子から立ち上がらせると、男性モデルとして活躍する自らの実態を誰かに伝えることを不可能にされ何の変哲も無い内容の電話を強要されていた青年をカメラの前へと連行し、一時的に自由をほんの少し返していた右手に改めて拘束を目的として作成された猫の衣装を嵌めつつ、母が知っている仕事とは全く違う淫猥で無様なモデルの仕事の開始を宣言する命令の言葉を支配下に置いた肉体へと与え始めた。
「それじゃあ○○君、エッチなネコちゃんらしくまずは頭がおかしくなるくらいに発情してみようか」
「んひっ……ひゃ、あぁぁ……っ!」
異常な指示を拒みたくても、拒めない。
自分にモデルの仕事を紹介した大学の先輩である青年と、その青年と繋がっている後ろ暗く醜悪な組織に属する男達が仕掛けた罠に嵌められ、彼らが望まない行動は決して取らず逆に望んだ行動は疑いもせずにすぐさま実行へと移す隷属の効果を携えた催眠術を施された青年は、まだ辛うじて残っている正常な思考に嫌だを浮かばせるよりも先に逆らえぬ身体を淫らな火照りへと、恥部を全く隠してくれていない拘束を兼ねた猫の衣装を纏わされた裸体を発情へと為す術無く追い立てられていく。
「おぉ、良いね良いね。そんじゃ次はそのビンビンになったチ○コと尻尾をいやらしくくわえてるお尻がカメラによく見えるように、逆向きのブリッジをしてみようか」
「ついでに、本物の猫みたいににゃーにゃー鳴きなさい。気持ち良いことが大好きな変態にゃんこらしくね?」
「ふにゃぁっ……にゃぅ、んにゃぁぁっ」
分厚い綿で囲うことで、手足の指の使用を禁じる。猫の足に見た目を寄せた白くふわふわな毛を有しているグローブとブーツを装着された手足を床に付け、腹部を天井に向けた普通とは反対のブリッジの姿勢を青年が猫の鳴き真似と共に強制されていく。
発情の命令に屈して情けなく勃起させられた男根も、猫の尻尾を模した飾りが尻穴を奥深くまで貫いた偽の男根の底から垂れ下がっている光景も、自分を支配した雄達に見られている。
元の大きさとは比べ物にならない程肥大化した乳首がビンと尖りきっている様も、絶え間無く内側から湧き上がる欲望に蕩けた鳴き声を上げている口も、猫の耳飾りの下で絶望だけでなく羞恥にも染まっている顔も、カメラに全て収められている。
その事実を嫌が応にも認識させられながら間抜けな姿をさせられた肉体を小刻みに震わせている猫の青年を鑑賞し、興奮を滾らせている残酷な雄達は、今日も問題無く催眠の効果が発揮されていることに満足を抱きつつ、更なる恥辱を引き寄せる命令を滑稽な猫に飛ばした。
「よしよし、じゃあそのまま、腰を一生懸命に踊らせてみようか」
「発情しちゃってるせいでそれだけでも気持ちが良くて堪らないだろうから、イきそうな時は我慢せずにイっちゃって良いからね?」
「カメラに向かって丸出しチ○コと尻尾をぶるぶる跳ね回らせながら、跳ねるチ○コの向こうで気持ち良いの大好きって鳴き喚きながら、思う存分射精しまくろうね、淫乱にゃんこの○○君?」
「にゃんっ! にゃふっ、うにゃっ、にゃぅぅぅんっ!!」
猫の足型のグローブとブーツに包まれた手足に力を勝手に注ぎカメラとその先にいる雄達に突き出した恥部を踊らせ始めた自身の身体に打ちひしがれながら、命令されたせいだからと言い訳を自らにする余裕すらも失わせる程に苛烈な快楽を熱心に腰を動かしつつ覚え出した己に戦慄を膨らませながら、青年はついさっき助けを求めていた母への思いを跡形も無く塗り潰し人間としての自覚をすり潰す淫蕩な至福へと、今日も雄達の希望に添って射精を繰り返しつつ堕落していくのだった。
遠慮がちに紡がれる、心配と不安を含んだ母の言葉がスマホ越しに届く。それに対し、青年は明るい声音でその懸念を払拭する返事を口にした。
「あぁ、問題無いよ、母さん。むしろこのモデルの仕事は、移動中や休憩中の時間に勉強が出来るし何より拘束時間もそこまで長くないからぴったりだろって先輩から紹介して貰った物だから」
『あらそうなの? なら良かったわ』
息子の答えを聞き、遠く離れた母が安堵を放つ。そんな声を耳にしながら、青年は母に見えていない表情を悲痛に歪ませた。
母さん、気付いてくれ。助けてくれ。
胸の内に母へと寄せる哀願の絶叫を響かせながら、青年は表情の歪みを更に深めていく。この状態が長く続けば、いずれ自分の異常も察して貰えるはずだ。そう願いながら、青年はどうにかして電話を長引かせようと試みる。
しかし、青年の目論見は残忍に微笑んだ男が発した言葉によって叩き潰されてしまった。
「○○くーん、そろそろ休憩終わるから準備に入ってくださーい」
「あっ、そろそろ撮影再開だから切るね? また今度電話するよ」
『分かったわ、頑張ってね?』
切りたくない。そう思う心とは裏腹にスマホを耳から離した右手は通話の終了に繋がる操作を行い、母との交流を遮断してしまった。
救いを望んで歪んでいた青年の顔が、絶望と恐怖にも歪んでいく。その様を悠然と堪能していた無慈悲な存在達は、右手に残っていたスマホをもぎ取りテーブルの上に置かせつつ青年をパイプ椅子から立ち上がらせると、男性モデルとして活躍する自らの実態を誰かに伝えることを不可能にされ何の変哲も無い内容の電話を強要されていた青年をカメラの前へと連行し、一時的に自由をほんの少し返していた右手に改めて拘束を目的として作成された猫の衣装を嵌めつつ、母が知っている仕事とは全く違う淫猥で無様なモデルの仕事の開始を宣言する命令の言葉を支配下に置いた肉体へと与え始めた。
「それじゃあ○○君、エッチなネコちゃんらしくまずは頭がおかしくなるくらいに発情してみようか」
「んひっ……ひゃ、あぁぁ……っ!」
異常な指示を拒みたくても、拒めない。
自分にモデルの仕事を紹介した大学の先輩である青年と、その青年と繋がっている後ろ暗く醜悪な組織に属する男達が仕掛けた罠に嵌められ、彼らが望まない行動は決して取らず逆に望んだ行動は疑いもせずにすぐさま実行へと移す隷属の効果を携えた催眠術を施された青年は、まだ辛うじて残っている正常な思考に嫌だを浮かばせるよりも先に逆らえぬ身体を淫らな火照りへと、恥部を全く隠してくれていない拘束を兼ねた猫の衣装を纏わされた裸体を発情へと為す術無く追い立てられていく。
「おぉ、良いね良いね。そんじゃ次はそのビンビンになったチ○コと尻尾をいやらしくくわえてるお尻がカメラによく見えるように、逆向きのブリッジをしてみようか」
「ついでに、本物の猫みたいににゃーにゃー鳴きなさい。気持ち良いことが大好きな変態にゃんこらしくね?」
「ふにゃぁっ……にゃぅ、んにゃぁぁっ」
分厚い綿で囲うことで、手足の指の使用を禁じる。猫の足に見た目を寄せた白くふわふわな毛を有しているグローブとブーツを装着された手足を床に付け、腹部を天井に向けた普通とは反対のブリッジの姿勢を青年が猫の鳴き真似と共に強制されていく。
発情の命令に屈して情けなく勃起させられた男根も、猫の尻尾を模した飾りが尻穴を奥深くまで貫いた偽の男根の底から垂れ下がっている光景も、自分を支配した雄達に見られている。
元の大きさとは比べ物にならない程肥大化した乳首がビンと尖りきっている様も、絶え間無く内側から湧き上がる欲望に蕩けた鳴き声を上げている口も、猫の耳飾りの下で絶望だけでなく羞恥にも染まっている顔も、カメラに全て収められている。
その事実を嫌が応にも認識させられながら間抜けな姿をさせられた肉体を小刻みに震わせている猫の青年を鑑賞し、興奮を滾らせている残酷な雄達は、今日も問題無く催眠の効果が発揮されていることに満足を抱きつつ、更なる恥辱を引き寄せる命令を滑稽な猫に飛ばした。
「よしよし、じゃあそのまま、腰を一生懸命に踊らせてみようか」
「発情しちゃってるせいでそれだけでも気持ちが良くて堪らないだろうから、イきそうな時は我慢せずにイっちゃって良いからね?」
「カメラに向かって丸出しチ○コと尻尾をぶるぶる跳ね回らせながら、跳ねるチ○コの向こうで気持ち良いの大好きって鳴き喚きながら、思う存分射精しまくろうね、淫乱にゃんこの○○君?」
「にゃんっ! にゃふっ、うにゃっ、にゃぅぅぅんっ!!」
猫の足型のグローブとブーツに包まれた手足に力を勝手に注ぎカメラとその先にいる雄達に突き出した恥部を踊らせ始めた自身の身体に打ちひしがれながら、命令されたせいだからと言い訳を自らにする余裕すらも失わせる程に苛烈な快楽を熱心に腰を動かしつつ覚え出した己に戦慄を膨らませながら、青年はついさっき助けを求めていた母への思いを跡形も無く塗り潰し人間としての自覚をすり潰す淫蕩な至福へと、今日も雄達の希望に添って射精を繰り返しつつ堕落していくのだった。
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