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捕らわれた人狼
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「うぅっ……」
窓の無い部屋で、一頭の狼が、鉄製の檻に入れられていた。
銀色の体毛をまとった体には、拘束具が取り付けられている。首には黒い革の首輪。手足には、首輪と同じ革でできた枷が嵌められ、檻の床に鎖で繋がれていた。
ふいに、狼が口を開いた。
「もう、ここから出してくれよぉ……っ」
口から出たのは獣の声でなく、人間の男の声だ。この狼は、実は狼じゃない。
かといって、人間でもない。この男はいわゆる狼男…人狼という存在だった。
満月を見る事で人間と狼の姿へ交互に変身する生物、人狼。この人狼は、狼の姿の時に運悪く罠にかかり、非道な人間に捕らえられてしまった。
どの世界にも、悪趣味な人間はいる。人狼を捕らえた人間は、人間と同じ思考を持った人狼。特に雄の人狼を狼の状態で捕らえ続け、閉じ込め続け。人狼に屈辱と恥辱を与える事を楽しみとしていた。
事実、この人狼はもう二カ月以上狼の姿のままだ。
満月を見れば人間に戻れるのだが、この部屋には窓が無い。月の見える所まで行きたくても、枷で拘束され、檻に入れられてはどうしようもない。
加えて、人狼には狼の体であるが故の辱めが施されていた。
「ひ、ぐっ。また、イぐぅ……っ!」
人狼のペニスには、淫らな玩具が取り付けられている。
ペニスの根元近くで、左右から挟むように、二つのローター。先端で、上下から挟んで二つのローター。計四つのローターが、人狼のペニスにはテープで固定されていた。それら全てが振動し、刺激を送り込んでいる。
白い体液が噴き出したのに、人狼のペニスがまた勃つ。人間の体でなく、狼だからだ。何度イっても、またイってしまう。人間ならすでにイきすぎで苦しくなってるのに、狼はまだまだ快感を極められる。しかし、心は人間。
「イヤだ……も、死ぬぅ……っ!」
快感を受けて勝手に感じる自分の体を恨めしく思いながら、人間の理性が欲望に堕ちまいとふんばる。
そのあがきが、自分を苛む男を煽るなんて、知らないまま。
「ひっ!」
人狼の後ろ、檻の入口が開いた。振り返ると、男がいる。
自分に凌辱をしている相手が近づき、人狼は怯えた。必死で手足を動かすが、鎖の擦れる音がするのみ。男から、逃れる事はできない。
「あーあー。床、こんなに汚しやがって」
人狼の精液で汚れた床を、男が見下ろす。黒い檻の床は、人狼のペニスの下だけ牛乳を零したように真っ白だった。
「こんなにしといてまだイけるなんて、とんでもねぇ淫乱狼だな」
「違う……オレは、狼じゃないぃ……っ!」
自分は、人間。狼じゃなくて、人間だ。
そう言い返す人狼に、男が意地悪く笑った。そして、新たな責め具を取り出す。
「生意気な狼だな。ちゃんと躾して、自分が淫乱な獣だって、思い知らせてやるよ」
「ひがっ! ぅあぁ……っ!」
男が人狼のペニスに付いているローターの合間を縫って、その責め具を付けた。
それは、赤い革のベルト。ギュッ、とペニスを絞め付けられ、人狼は呻いた。
「これで、お前の狼チンコはイけないなぁ」
「うぁ、あ」
人間と形の違う狼ペニスの先端を擦られ、人狼は身悶える。
性感を高められ、ローターで刺激され続けたペニスが、射精を禁じられた。イきたくないと言いはしたが、快感を与えられたままでイけなくされたら、それは拷問だ。
「外し……あっ、イく、イけない! イきたいぃっ!」
「オレは……です。って言ったら、外してやるよ」
耳元で囁かれた言葉は、人狼のプライドを自ら叩き割るように仕向ける物。
絶対に言わない。言いたくない。と人狼は拒否を示した。そんな反応も、男は予想済み。
さらなる責めを、男は用意していた。
「これ、何だか分かるよなぁ?」
「ひっ! イヤ、だ……!」
男が取り出したのは、一本の棒。人の男性器を模したバイブだった。
人狼は、それに恐怖を覚える。むしろ、恐怖しかない。
何度そのバイブに絶望させられたか、理性を堕とされたか、もう数えきれないくらいだからだ。
これから、また屈辱を与えられる。意思も熱も持たない、たった一本の棒によって。
「あぐ……っ」
「すんなり入ってくなぁ、エロ狼」
すでに慣れてしまっている人狼のアナルは、勝手にバイブを受け入れる。
イヤなのに淫らなオモチャを呑み込んで、イヤなのに感じる体。自分の中が心とは裏腹に悦んで、バイブをしゃぶるのも分かってしまった。
「ひぃっ!」
男が人狼の首輪をつかんで引っ張る。首に輪が喰い込んで、息がしにくくなった。
その瞬間を狙って、男がバイブのリモコンを操作する。全ての自由を取り上げられた人狼のアナルに、中を掻き回す動きが加えられた。
「あぁーっ! っ、えほっ、あがぁっ! うぇ、おぁ」
息苦しいけど、気持ち良い。屈辱なのに、気持ち良すぎる。
でも、こんなに良いのにベルトのせいでイけない。
「うぁ、イ、きた……」
「じゃあ、言えよ」
それはイヤだと首を振る。すると、男は人狼をさらに追い込んだ。
アナルのバイブを右足で踏んで押し込み、首輪を引いた。首が圧迫され、息をするのすらやっとになる。
ヒクヒクと唇を震わせる人狼に、男はどちらを選んでも終わりの選択をさせる。
「どうする? さっきの言うか、それともこのまま呼吸困難で死ぬか」
「い、う……言い、ます……」
人狼が答えると、男は首輪から手を離した。呼吸が楽になり、人狼は空気を吸い込む。
そんな小休止さえ、男は許さない。バイブを押さえた足で、バイブをぐるぐると動かし始めた。
「やぁっ! やめ、や……」
「だったら、早く言え。もっと、ヒデー事されたいか?」
「うぅ……」
人狼は涙を流す。悔しさに震えながら、その言葉を口にした。
「オレは……獣です。淫乱な雄狼ですっ!」
望んでいた言葉を聞き、男が不敵に笑う。
「なるほど、だからこんな人間じゃあり得ないくらいエロくイき狂ってんのか」
それは、人狼の人間の心を挫く言葉だが、人狼が苦しみから逃れるには言うしかない。
「はい……狼だから、エロいんです。オレ、狼だから、イき狂ってんですぅっ!」
自分で自分を貶める。その中で、人狼は確実に正常な思考を破壊された。
狼だから、イってもいい。こんなに感じてるのも、しょうがない。心が、だんだんと快感を肯定する。
「じゃあ、もっとイかせてやるよ」
言って、男は人狼のペニスを戒めていたベルトを外した。パンパンになった性器がブルンッ、と跳ねて。
「ひあぁぁぁっ!」
人狼の体が、絶頂を迎えた。痙攣しながら白い体液を噴き出させ、人狼が崩れ落ちそうになる。その前に、男の右足がバイブを動かした。
「あっ、あぁっ」
力の抜けかけてたペニスが起き、ローターが人狼をまた熱くさせた。
本人は気づいていないが、人狼はアナルのバイブを動かすように自分で腰を振っている。
その姿は…ホントに盛りのついた狼のようで。
「あぅっ、もっとぉ」
「くくくっ、マジで淫乱だな」
男の蔑む声を浴びながら、人狼は人間である事を捨て。
深い快楽へと、拘束された体をもがかせながら溺れていった。
窓の無い部屋で、一頭の狼が、鉄製の檻に入れられていた。
銀色の体毛をまとった体には、拘束具が取り付けられている。首には黒い革の首輪。手足には、首輪と同じ革でできた枷が嵌められ、檻の床に鎖で繋がれていた。
ふいに、狼が口を開いた。
「もう、ここから出してくれよぉ……っ」
口から出たのは獣の声でなく、人間の男の声だ。この狼は、実は狼じゃない。
かといって、人間でもない。この男はいわゆる狼男…人狼という存在だった。
満月を見る事で人間と狼の姿へ交互に変身する生物、人狼。この人狼は、狼の姿の時に運悪く罠にかかり、非道な人間に捕らえられてしまった。
どの世界にも、悪趣味な人間はいる。人狼を捕らえた人間は、人間と同じ思考を持った人狼。特に雄の人狼を狼の状態で捕らえ続け、閉じ込め続け。人狼に屈辱と恥辱を与える事を楽しみとしていた。
事実、この人狼はもう二カ月以上狼の姿のままだ。
満月を見れば人間に戻れるのだが、この部屋には窓が無い。月の見える所まで行きたくても、枷で拘束され、檻に入れられてはどうしようもない。
加えて、人狼には狼の体であるが故の辱めが施されていた。
「ひ、ぐっ。また、イぐぅ……っ!」
人狼のペニスには、淫らな玩具が取り付けられている。
ペニスの根元近くで、左右から挟むように、二つのローター。先端で、上下から挟んで二つのローター。計四つのローターが、人狼のペニスにはテープで固定されていた。それら全てが振動し、刺激を送り込んでいる。
白い体液が噴き出したのに、人狼のペニスがまた勃つ。人間の体でなく、狼だからだ。何度イっても、またイってしまう。人間ならすでにイきすぎで苦しくなってるのに、狼はまだまだ快感を極められる。しかし、心は人間。
「イヤだ……も、死ぬぅ……っ!」
快感を受けて勝手に感じる自分の体を恨めしく思いながら、人間の理性が欲望に堕ちまいとふんばる。
そのあがきが、自分を苛む男を煽るなんて、知らないまま。
「ひっ!」
人狼の後ろ、檻の入口が開いた。振り返ると、男がいる。
自分に凌辱をしている相手が近づき、人狼は怯えた。必死で手足を動かすが、鎖の擦れる音がするのみ。男から、逃れる事はできない。
「あーあー。床、こんなに汚しやがって」
人狼の精液で汚れた床を、男が見下ろす。黒い檻の床は、人狼のペニスの下だけ牛乳を零したように真っ白だった。
「こんなにしといてまだイけるなんて、とんでもねぇ淫乱狼だな」
「違う……オレは、狼じゃないぃ……っ!」
自分は、人間。狼じゃなくて、人間だ。
そう言い返す人狼に、男が意地悪く笑った。そして、新たな責め具を取り出す。
「生意気な狼だな。ちゃんと躾して、自分が淫乱な獣だって、思い知らせてやるよ」
「ひがっ! ぅあぁ……っ!」
男が人狼のペニスに付いているローターの合間を縫って、その責め具を付けた。
それは、赤い革のベルト。ギュッ、とペニスを絞め付けられ、人狼は呻いた。
「これで、お前の狼チンコはイけないなぁ」
「うぁ、あ」
人間と形の違う狼ペニスの先端を擦られ、人狼は身悶える。
性感を高められ、ローターで刺激され続けたペニスが、射精を禁じられた。イきたくないと言いはしたが、快感を与えられたままでイけなくされたら、それは拷問だ。
「外し……あっ、イく、イけない! イきたいぃっ!」
「オレは……です。って言ったら、外してやるよ」
耳元で囁かれた言葉は、人狼のプライドを自ら叩き割るように仕向ける物。
絶対に言わない。言いたくない。と人狼は拒否を示した。そんな反応も、男は予想済み。
さらなる責めを、男は用意していた。
「これ、何だか分かるよなぁ?」
「ひっ! イヤ、だ……!」
男が取り出したのは、一本の棒。人の男性器を模したバイブだった。
人狼は、それに恐怖を覚える。むしろ、恐怖しかない。
何度そのバイブに絶望させられたか、理性を堕とされたか、もう数えきれないくらいだからだ。
これから、また屈辱を与えられる。意思も熱も持たない、たった一本の棒によって。
「あぐ……っ」
「すんなり入ってくなぁ、エロ狼」
すでに慣れてしまっている人狼のアナルは、勝手にバイブを受け入れる。
イヤなのに淫らなオモチャを呑み込んで、イヤなのに感じる体。自分の中が心とは裏腹に悦んで、バイブをしゃぶるのも分かってしまった。
「ひぃっ!」
男が人狼の首輪をつかんで引っ張る。首に輪が喰い込んで、息がしにくくなった。
その瞬間を狙って、男がバイブのリモコンを操作する。全ての自由を取り上げられた人狼のアナルに、中を掻き回す動きが加えられた。
「あぁーっ! っ、えほっ、あがぁっ! うぇ、おぁ」
息苦しいけど、気持ち良い。屈辱なのに、気持ち良すぎる。
でも、こんなに良いのにベルトのせいでイけない。
「うぁ、イ、きた……」
「じゃあ、言えよ」
それはイヤだと首を振る。すると、男は人狼をさらに追い込んだ。
アナルのバイブを右足で踏んで押し込み、首輪を引いた。首が圧迫され、息をするのすらやっとになる。
ヒクヒクと唇を震わせる人狼に、男はどちらを選んでも終わりの選択をさせる。
「どうする? さっきの言うか、それともこのまま呼吸困難で死ぬか」
「い、う……言い、ます……」
人狼が答えると、男は首輪から手を離した。呼吸が楽になり、人狼は空気を吸い込む。
そんな小休止さえ、男は許さない。バイブを押さえた足で、バイブをぐるぐると動かし始めた。
「やぁっ! やめ、や……」
「だったら、早く言え。もっと、ヒデー事されたいか?」
「うぅ……」
人狼は涙を流す。悔しさに震えながら、その言葉を口にした。
「オレは……獣です。淫乱な雄狼ですっ!」
望んでいた言葉を聞き、男が不敵に笑う。
「なるほど、だからこんな人間じゃあり得ないくらいエロくイき狂ってんのか」
それは、人狼の人間の心を挫く言葉だが、人狼が苦しみから逃れるには言うしかない。
「はい……狼だから、エロいんです。オレ、狼だから、イき狂ってんですぅっ!」
自分で自分を貶める。その中で、人狼は確実に正常な思考を破壊された。
狼だから、イってもいい。こんなに感じてるのも、しょうがない。心が、だんだんと快感を肯定する。
「じゃあ、もっとイかせてやるよ」
言って、男は人狼のペニスを戒めていたベルトを外した。パンパンになった性器がブルンッ、と跳ねて。
「ひあぁぁぁっ!」
人狼の体が、絶頂を迎えた。痙攣しながら白い体液を噴き出させ、人狼が崩れ落ちそうになる。その前に、男の右足がバイブを動かした。
「あっ、あぁっ」
力の抜けかけてたペニスが起き、ローターが人狼をまた熱くさせた。
本人は気づいていないが、人狼はアナルのバイブを動かすように自分で腰を振っている。
その姿は…ホントに盛りのついた狼のようで。
「あぅっ、もっとぉ」
「くくくっ、マジで淫乱だな」
男の蔑む声を浴びながら、人狼は人間である事を捨て。
深い快楽へと、拘束された体をもがかせながら溺れていった。
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