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救いも得られぬまま少年達は陥落に向かう
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残酷に微笑んだ男が右の人差し指と中指をくるくると回すと、指の腹をあてがわれた尻穴が苦しげに、それでいて嬉しそうにヒクヒクと激しく収縮した。そんな滑稽な反応を愉しむ男が笑みの黒さを更に深めつつ指先に込める力を強めると、圧迫を引き上げられた尻穴は二本の指を飲み込みたがっているかのように吸い付き出した。
指に伝わる最高に愉快な痴態。それを満喫していた無慈悲な男は、尻穴の蠢きを一際激しくさせ絶頂への到達が目前に迫っている事実をはしたなく示している少年を嘲笑いつつ、尻穴に快楽を注いでいた右人差し指と中指を淫らな頂点の寸前でまた、遠ざけてしまった。
「んもぉぉっ!? ぶみゅぅぅぅんっ!!」
せり上がる射精欲に思考を支配され、再度のお預けを考慮することも忘れて至福に期待を寄せていた少年が涙に濡れた目を痛々しく見開きながら、赤色をしたギャグボールを噛まされた口でくぐもった絶叫を放つ。
左右の乳首を挟んでいるクリップ型の赤いローターの振動では、幼くも一生懸命に勃起している小ぶりな男根の根元と亀頭近くに巻き付けられた赤い革ベルトに内蔵されているローターの振動では、どう頑張っても射精には至れない。左右の足を窮屈に折り畳んだ状態に固定させ、伸ばせぬ足の内側に密着させた手をその位置へと縫い付ける縄を与えられた裸体ではもどかしさだけを加速させる弱い振動を繰り返す淫具達を毟り取ることも、手指を用いてそのもどかしさを解消させる追加の刺激を自らに加えることも叶わない。
ただただ流し込まれる生殺しに悶え苦しむことしか出来なくされた少年は、それが自分を捕らえた男を悦ばせる姿だと知っていても抑えられぬまま悲痛に鳴き喚き、ベッドの上に仰向けで転がされた不自由な裸体をめちゃくちゃによじらせている。
早くイきたい。乳首とチ○コを震わせている機械を強くして欲しい。お尻をもっと、イくまで捏ね回して欲しい。誇りを砕かれ、欲望に理性を蝕まれた少年が、追い詰められた脳に湧き上がる懇願を視線と唸りで男に伝える。どれだけ惨めでも構わないと自棄になりながら、少年は縄に縛められた裸体をくねらせ腰を必死に突き出しつつおねだりを行う。
だが、冷酷な男はそのおねだりを眺めて目を細めながら、再び指を尻穴へと接近させ始めた。明らかに慈悲を認める態度ではない。却下の意思を疲弊しきった頭でも分かる形で表情に浮かばせながら、男は絶句し戦慄しつつ顔を左右に振る少年の尻穴と指の距離を詰めていく。
もう少しで、また指が尻穴に触れる。乳首と男根を嬲られながら、射精を没収されてしまう。少年が、絶望に打ちひしがれる。しかし、覚悟していたその瞬間は訪れなかった。
後ほんの数ミリで指が尻穴に密着するというタイミングで非道な生殺しの拷問が繰り広げられている地下の空間に続く扉が開かれ、少年が待ち望んだ救助ではなく追い打ちの絶望がやって来たからだ。
「お待たせ。こいつが中々堕ちない上に散々耐えたもんだから歩くのも遅くてよ、大分時間掛かっちまったぜ」
「やっとかよ、もうこっちのヒーロー君はすっかり出来上がってるぜ?」
「っ……!!」
開かれた扉の向こうから、少年ヒーローを生け捕りにした悪の組織の男が新たにもう一人現れる。右手に薄い青色のリードを握り、そのリードの先にある濃い青色の革で作られた首輪を容赦無く引きながら、少年にとってかけがえのない相棒であるもう一人の少年ヒーローを連行しつつ、悪の男が詫びの言葉と共に歩み寄る。
「あぁっ、んぁ、ふぁぁぁんっ!」
「ほら、喘いでないでさっさと来い! お仲間は、お前が来るまでずっと射精をさせて貰えなかったんだぞ? 最後くらいしっかり歩いて見せろよ!」
「んひっ、くぅ! うぁぁぁんっ!」
生殺しに晒されていた少年とは真逆な最大の振動を行う淫具達に乳首と男根をいたぶられながら、正常な歩行など出来る訳が無い。二の腕と胸部を繋ぎ交差させた左右の手首を胴体の真後ろへと遊び無く縫い付ける縄を与えられ、その縄から伸びた縄を尻穴を奥深くまで貫く釣り針状の淫具へと結合された姿で、首輪を引く男に合わせての移動なんて行える訳が無い。
それを理解しきった上で無茶を浴びせながら、悪の男は逆らえぬ少年ヒーローをベッドに転がされた仲間の元へと進ませていく。絶えず震わされている乳首と男根が気持ち良い。左右の足首を縄で繋がれた足をガクガクと跳ねさせながら前進する度に、尻穴をこじ開けた釣り針の摩擦と振動を一層心地良く感じさせられてしまう。そんな淫猥な地獄に翻弄させられながらイきっぱなしとなっている少年を運んだ悪の男は、ベッドの脇で無理矢理に身体を下ろさせ膝立ちの格好を強制し、無防備にさらけ出させた仲間の股間に頭部を押し付けつつ救済の体を取ったより残忍な淫獄の開始を告げる命令を下した。
「さぁ、イきたがってる仲間のケツ穴を舐めしゃぶってイかせてやれよ。お前が仲間をイかせられたら玩具をとめて、二人仲良く休ませてやるからな」
「あむ、んみゅ、ふちゅぅっ」
「ふふっ、良かったねヒーロー君。今からお仲間にお尻をたっぷり舐めて貰えるから、これでようやく射精が出来るね」
「んまぁ、んもっ、むぶあぁ……っ!」
自分を絶頂に次ぐ絶頂へと追い立てている淫具をとめて貰う為、そして射精を数えきれぬ程に禁じられた仲間を助ける為に、少年は新たな絶頂に身悶えつつ舌を酷使し仲間の疼きに疼いている尻穴に愛撫をもたらし始める。自分の生殺しを終わらせる為に、仲間を終わり無い絶頂の地獄から逃がす為に、少年は仲間の舌で責められている尻穴に意識を集中させ己を射精へと至らせようとする。
けれど、何時まで経っても少年はイけない。尻穴を舐める仲間の舌は間違い無く気持ち良いのに、暴力的なまでの快感に掻き乱されながらの愛撫は絶頂に繋がる悦びは生み出せない。
「んぶ、ぶぁ、んふぅぅー……っ!」
「あぉ、えあぁ、ふーっ! んむぅぅーっ!」
目を剥き、色と量を大きく失った精液を萎えることも許されない男根から零しつつ仲間の尻穴に舌を這わせる少年ヒーロー。射精を求めても辿り着けない事実に正気を削ぎ落とされ、仲間の口に尻穴を押し付けながら鳴き喚く少年ヒーロー。そんな正義の欠片も感じられない少年達がヒーロースーツを剥ぎ取られ無力化された裸体を淫蕩に悶絶させる様子を味わいながら、悪の男達は何の迷いも持たずに仲間の尻穴に舌を寄せ仲間の顔面を尻肉で捏ね回す二人が自らを救いに導くことも出来ぬまま陥落に向かう過程を満喫しつつ、悪の勝利が抱かせる高揚を噛み締めていくのだった。
指に伝わる最高に愉快な痴態。それを満喫していた無慈悲な男は、尻穴の蠢きを一際激しくさせ絶頂への到達が目前に迫っている事実をはしたなく示している少年を嘲笑いつつ、尻穴に快楽を注いでいた右人差し指と中指を淫らな頂点の寸前でまた、遠ざけてしまった。
「んもぉぉっ!? ぶみゅぅぅぅんっ!!」
せり上がる射精欲に思考を支配され、再度のお預けを考慮することも忘れて至福に期待を寄せていた少年が涙に濡れた目を痛々しく見開きながら、赤色をしたギャグボールを噛まされた口でくぐもった絶叫を放つ。
左右の乳首を挟んでいるクリップ型の赤いローターの振動では、幼くも一生懸命に勃起している小ぶりな男根の根元と亀頭近くに巻き付けられた赤い革ベルトに内蔵されているローターの振動では、どう頑張っても射精には至れない。左右の足を窮屈に折り畳んだ状態に固定させ、伸ばせぬ足の内側に密着させた手をその位置へと縫い付ける縄を与えられた裸体ではもどかしさだけを加速させる弱い振動を繰り返す淫具達を毟り取ることも、手指を用いてそのもどかしさを解消させる追加の刺激を自らに加えることも叶わない。
ただただ流し込まれる生殺しに悶え苦しむことしか出来なくされた少年は、それが自分を捕らえた男を悦ばせる姿だと知っていても抑えられぬまま悲痛に鳴き喚き、ベッドの上に仰向けで転がされた不自由な裸体をめちゃくちゃによじらせている。
早くイきたい。乳首とチ○コを震わせている機械を強くして欲しい。お尻をもっと、イくまで捏ね回して欲しい。誇りを砕かれ、欲望に理性を蝕まれた少年が、追い詰められた脳に湧き上がる懇願を視線と唸りで男に伝える。どれだけ惨めでも構わないと自棄になりながら、少年は縄に縛められた裸体をくねらせ腰を必死に突き出しつつおねだりを行う。
だが、冷酷な男はそのおねだりを眺めて目を細めながら、再び指を尻穴へと接近させ始めた。明らかに慈悲を認める態度ではない。却下の意思を疲弊しきった頭でも分かる形で表情に浮かばせながら、男は絶句し戦慄しつつ顔を左右に振る少年の尻穴と指の距離を詰めていく。
もう少しで、また指が尻穴に触れる。乳首と男根を嬲られながら、射精を没収されてしまう。少年が、絶望に打ちひしがれる。しかし、覚悟していたその瞬間は訪れなかった。
後ほんの数ミリで指が尻穴に密着するというタイミングで非道な生殺しの拷問が繰り広げられている地下の空間に続く扉が開かれ、少年が待ち望んだ救助ではなく追い打ちの絶望がやって来たからだ。
「お待たせ。こいつが中々堕ちない上に散々耐えたもんだから歩くのも遅くてよ、大分時間掛かっちまったぜ」
「やっとかよ、もうこっちのヒーロー君はすっかり出来上がってるぜ?」
「っ……!!」
開かれた扉の向こうから、少年ヒーローを生け捕りにした悪の組織の男が新たにもう一人現れる。右手に薄い青色のリードを握り、そのリードの先にある濃い青色の革で作られた首輪を容赦無く引きながら、少年にとってかけがえのない相棒であるもう一人の少年ヒーローを連行しつつ、悪の男が詫びの言葉と共に歩み寄る。
「あぁっ、んぁ、ふぁぁぁんっ!」
「ほら、喘いでないでさっさと来い! お仲間は、お前が来るまでずっと射精をさせて貰えなかったんだぞ? 最後くらいしっかり歩いて見せろよ!」
「んひっ、くぅ! うぁぁぁんっ!」
生殺しに晒されていた少年とは真逆な最大の振動を行う淫具達に乳首と男根をいたぶられながら、正常な歩行など出来る訳が無い。二の腕と胸部を繋ぎ交差させた左右の手首を胴体の真後ろへと遊び無く縫い付ける縄を与えられ、その縄から伸びた縄を尻穴を奥深くまで貫く釣り針状の淫具へと結合された姿で、首輪を引く男に合わせての移動なんて行える訳が無い。
それを理解しきった上で無茶を浴びせながら、悪の男は逆らえぬ少年ヒーローをベッドに転がされた仲間の元へと進ませていく。絶えず震わされている乳首と男根が気持ち良い。左右の足首を縄で繋がれた足をガクガクと跳ねさせながら前進する度に、尻穴をこじ開けた釣り針の摩擦と振動を一層心地良く感じさせられてしまう。そんな淫猥な地獄に翻弄させられながらイきっぱなしとなっている少年を運んだ悪の男は、ベッドの脇で無理矢理に身体を下ろさせ膝立ちの格好を強制し、無防備にさらけ出させた仲間の股間に頭部を押し付けつつ救済の体を取ったより残忍な淫獄の開始を告げる命令を下した。
「さぁ、イきたがってる仲間のケツ穴を舐めしゃぶってイかせてやれよ。お前が仲間をイかせられたら玩具をとめて、二人仲良く休ませてやるからな」
「あむ、んみゅ、ふちゅぅっ」
「ふふっ、良かったねヒーロー君。今からお仲間にお尻をたっぷり舐めて貰えるから、これでようやく射精が出来るね」
「んまぁ、んもっ、むぶあぁ……っ!」
自分を絶頂に次ぐ絶頂へと追い立てている淫具をとめて貰う為、そして射精を数えきれぬ程に禁じられた仲間を助ける為に、少年は新たな絶頂に身悶えつつ舌を酷使し仲間の疼きに疼いている尻穴に愛撫をもたらし始める。自分の生殺しを終わらせる為に、仲間を終わり無い絶頂の地獄から逃がす為に、少年は仲間の舌で責められている尻穴に意識を集中させ己を射精へと至らせようとする。
けれど、何時まで経っても少年はイけない。尻穴を舐める仲間の舌は間違い無く気持ち良いのに、暴力的なまでの快感に掻き乱されながらの愛撫は絶頂に繋がる悦びは生み出せない。
「んぶ、ぶぁ、んふぅぅー……っ!」
「あぉ、えあぁ、ふーっ! んむぅぅーっ!」
目を剥き、色と量を大きく失った精液を萎えることも許されない男根から零しつつ仲間の尻穴に舌を這わせる少年ヒーロー。射精を求めても辿り着けない事実に正気を削ぎ落とされ、仲間の口に尻穴を押し付けながら鳴き喚く少年ヒーロー。そんな正義の欠片も感じられない少年達がヒーロースーツを剥ぎ取られ無力化された裸体を淫蕩に悶絶させる様子を味わいながら、悪の男達は何の迷いも持たずに仲間の尻穴に舌を寄せ仲間の顔面を尻肉で捏ね回す二人が自らを救いに導くことも出来ぬまま陥落に向かう過程を満喫しつつ、悪の勝利が抱かせる高揚を噛み締めていくのだった。
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