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Case55.幽霊屋敷で出会った男③
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「文雄さん。屋敷の前に車が止まっていますけど。」
「あ・・妻の車です。行きましょう。」
文雄は仕事の手を止め、海里たち4人と共に庭へ向かった。車から降り、坂を登ってきた女性、立石風香は、端正な顔立ちだったが、眉間に深いシワが刻まれていた。
「ちょっと、あなた! わたくしがお呼びしたのは神道さんだけよ。どうして警察がいるの!」
「電話で話したじゃないか。正が・・・」
「どうせ自殺でしょう? 放っておけば良かったのよ。全く・・・」
風香は鋭い目つきで海里たちを睨んだ。龍が軽く息を吐いた後、ゆったりとした口調で説明する。
「勝手に捜査を始めたことはお詫びします。しかし、現時点では正さんが自殺した状況ではない。殺人の可能性がある以上、我々も捜査を続けるのが決まりです。ご了承ください。仮に自殺と分かれば、早々に引き上げますので。」
「そうしてくださると助かるわ。ああ、そうそう。香織もすぐに帰ってくるわよ。あの子、正が大好きだから、犯人を突き止めろってうるさいでしょうね。」
風香は小馬鹿にするような笑みを浮かべた。海里は思わず顔を顰めそうになり、彼女から視線を逸らした。すると、邸宅に向かって、1台のバイクが走って来るのが見えた。
「あら、香織だわ。意外に早いわね。」
バイクを止めた香織は、鍵を刺し、ヘルメットを被ったまま両親の元に歩いてきた。勢いよくヘルメットを取ると、風香そっくりの美しい顔が現れた。しかしその顔には、涙の跡がある。
「パパ。正兄・・・本当に死んだの? 何かの、間違いとかじゃなくて?」
「・・・・すまない、香織。」
文雄が小さな声でそう呟くと、香織は風香を睨みつけた。まだ家の周りに人盛りができているのも気にせず、彼女は大声で怒鳴る。
「どうせあんたが殺したんでしょ⁉︎ 昔から正兄のこと、大嫌いだったもんね!あんたに反抗する私を庇う正兄が邪魔になって殺した、そうでしょ⁉︎」
「まあ。根拠のない話ね。」
「除霊師なんて訳の分からない人間を呼んでいるのがその証拠よ! 霊のせいにして、自分は罪を逃れようっていう算段だってことくらい、知ってるんだから‼︎」
突然始まった喧嘩に、全員が目を見開いていた。香織は一方的に母を罵り、風香は一向に娘の言葉に動じない。まるで作り上げられたかのような親子喧嘩に、全員がしばしの間言葉を失っていた。
「2人とも、そのくらいにしなさい。皆さん、困っておられるだろう。」
口を開いたのは文雄だった。玲央は軽く文雄に会釈した後、風香と香織を見る。
「早速ですが、正さんの人物像を教えて頂けませんか? 簡単で構いませんので。」
「正兄は、優しい人だったよ。地方の会社の重役で、仕事もできたんだって。人から恨まれるような人じゃない。」
香織の口調は強かった。玲央はありがとうございますと言いながら風香に向き直った。彼女は鼻を鳴らしながら、
「不器用で、馬鹿な男だったわ。優しいかもしれないけど、気は弱い。男としては致命的ね。子供の頃は女に舐められていたのだから、背丈だけでも大きくて安心したくらいよ。」
対照的な2人の言い分に、玲央は動じなかった。それどころか、口元に笑みを浮かべ、2人の話を聞いていた。
「それより、わたくしの自室には入っていないでしょうね。」
「もちろんです。1、2階のみ調べましたから。」
玲央はそれだけ言うと、屋敷の中に戻って行った。圭介がタイミングを見計らうように進み出て、深く頭を下げる。
「神道圭介です。本日はご依頼、ありがとうございます。」
「とんでもない。それで? 霊はいましたか?」
「いいえ。今のところ、いませんね。」
圭介のあっさりした答えに、風香も少し驚いていた。彼は続ける。
「ですが、今回の殺人に不審な点があることは確認できています。もしそれが霊の仕業であれば・・・・」
圭介は横目で海里と龍を見た。
「警察の方にはお引き取り願うということで。」
龍の眉が動いた。海里が取り繕うように優しい口調と笑みで口を挟む。
「霊など非科学的なものがいるとは思えませんね。これは人為的な殺人です。」
「根拠は?」
「“この家の人間が生き残っていること”と、“風香さん香織さんの態度”・・・と言っておきましょうか。」
海里の言葉に圭介は馬鹿馬鹿しいと言わんばかりに笑った。
「それが根拠になるわけ・・・・」
「東堂さんと玲央さんは意味を理解していますよ。警察の方が理解していれば、部外者である私の意見も通ります。寧ろ私は、霊の仕業にする根拠をお聞きしたいくらいです。」
海里の口調には、怒りはなかった。彼は、ただ思ったことをそのまま述べているだけに過ぎないのだ。しかし、圭介も焦る様子はなく、笑って彼の言葉を聞いていた。
「さて、行きましょうか。お2人とも。調べなければならないことは山積みですから。」
「あ、ああ・・・」
※
「おい、江本。なぜあんなことを言った? 変に関係が悪くなって追い出されたらどうする。」
「大丈夫ですよ。彼・・神道さんは、そこまで短気な人ではありません。」
「どうしてそう思うの?」
「彼の立ち振る舞いです。」
海里の言葉に、2人は首を傾げた。海里は続ける。
「確かに、神道さんはぞんざいな口調です。しかし、風香さんに対する会釈の姿勢、きちんとした服装、伸びた背中・・・・少ない情報ですが、礼儀作法を仕込まれていることが分かります。現に、小夜さんも似たような立ち振る舞いをしていました。」
「・・・・本当・・・初対面の人間相手にどこまで見てんだよ。」
龍が深い溜息をついた。海里は笑い、2人を見る。
「それはそれとして、です。お2人も気づいていらっしゃいますよね? この事件のちぐはぐさを。」
「うん。風香と香織は嘘をついている。わざわざこちらが簡単なことで良いと述べたのに、2人はその簡単な言葉で視線を逸らし、汗をかいていた。嘘をつく人間に見られる、基本的な挙動だ。」
「はい。それに加えて、風香さんの除霊師を呼ぶ行為も不自然そのもの。何かを隠していると見て、間違い無いでしょうね。」
「そうだな。そして、仮に霊がいるとすれば、この屋敷の人間全員殺せばいい話だ。面倒を嫌がる霊がいるとは思えない。人為的な殺人って話は覆らないさ。」
3人は各々の意見を述べ、納得した。その時、海里はふと気になることを思い出し、玲央に尋ねた。
「そういえば、玲央さん。“前の所有者”とは? 武器の在処が分からないのであれば、文雄さんに話を通して、前の所有者に話を聞くことも可能ですよね?」
玲央は黙った。彼が何か言おうと口を開いた時、よく通る風香の声が聞こえた。
「だから何度も言ってるじゃない。本当にわたくしたちが頼るべきは、小夜さんなのよ。彼女の頭脳なら、こんな事件すぐに解決してくださるわ。」
海里は目を見開いて背後を見た。玲央は眉間を抑え、俯いている。
「じゃあ・・・この屋敷の前の所有者は、天宮家だったのですか?」
「・・・・そうだよ。随分、昔の話らしいけどね。10年とか・・それくらいの。」
「では、彼女に話を」
通せばいい、と海里が言おうとした時、玲央はすかさず口を開いた。
「ダメだ。前回は彼女が偶々現場にいたから協力してもらったけど、今回はしない。彼女の都合だってあるんだから。」
「・・・・しかし、あの事件以来、1度仕事が止まっているはずでしょう。不可能ではないはずです。」
海里は少しだけで構わないという意味で話していたが、玲央は断固として了承しなかった。
「そんな問題で言っているんじゃないんだ。とにかく、この話はこれで終わり。10年前の話は、後で調べるよ。それで十分だ。」
そう言い切った玲央の瞳には、強い意志と、深い不安が見えた。
「あ・・妻の車です。行きましょう。」
文雄は仕事の手を止め、海里たち4人と共に庭へ向かった。車から降り、坂を登ってきた女性、立石風香は、端正な顔立ちだったが、眉間に深いシワが刻まれていた。
「ちょっと、あなた! わたくしがお呼びしたのは神道さんだけよ。どうして警察がいるの!」
「電話で話したじゃないか。正が・・・」
「どうせ自殺でしょう? 放っておけば良かったのよ。全く・・・」
風香は鋭い目つきで海里たちを睨んだ。龍が軽く息を吐いた後、ゆったりとした口調で説明する。
「勝手に捜査を始めたことはお詫びします。しかし、現時点では正さんが自殺した状況ではない。殺人の可能性がある以上、我々も捜査を続けるのが決まりです。ご了承ください。仮に自殺と分かれば、早々に引き上げますので。」
「そうしてくださると助かるわ。ああ、そうそう。香織もすぐに帰ってくるわよ。あの子、正が大好きだから、犯人を突き止めろってうるさいでしょうね。」
風香は小馬鹿にするような笑みを浮かべた。海里は思わず顔を顰めそうになり、彼女から視線を逸らした。すると、邸宅に向かって、1台のバイクが走って来るのが見えた。
「あら、香織だわ。意外に早いわね。」
バイクを止めた香織は、鍵を刺し、ヘルメットを被ったまま両親の元に歩いてきた。勢いよくヘルメットを取ると、風香そっくりの美しい顔が現れた。しかしその顔には、涙の跡がある。
「パパ。正兄・・・本当に死んだの? 何かの、間違いとかじゃなくて?」
「・・・・すまない、香織。」
文雄が小さな声でそう呟くと、香織は風香を睨みつけた。まだ家の周りに人盛りができているのも気にせず、彼女は大声で怒鳴る。
「どうせあんたが殺したんでしょ⁉︎ 昔から正兄のこと、大嫌いだったもんね!あんたに反抗する私を庇う正兄が邪魔になって殺した、そうでしょ⁉︎」
「まあ。根拠のない話ね。」
「除霊師なんて訳の分からない人間を呼んでいるのがその証拠よ! 霊のせいにして、自分は罪を逃れようっていう算段だってことくらい、知ってるんだから‼︎」
突然始まった喧嘩に、全員が目を見開いていた。香織は一方的に母を罵り、風香は一向に娘の言葉に動じない。まるで作り上げられたかのような親子喧嘩に、全員がしばしの間言葉を失っていた。
「2人とも、そのくらいにしなさい。皆さん、困っておられるだろう。」
口を開いたのは文雄だった。玲央は軽く文雄に会釈した後、風香と香織を見る。
「早速ですが、正さんの人物像を教えて頂けませんか? 簡単で構いませんので。」
「正兄は、優しい人だったよ。地方の会社の重役で、仕事もできたんだって。人から恨まれるような人じゃない。」
香織の口調は強かった。玲央はありがとうございますと言いながら風香に向き直った。彼女は鼻を鳴らしながら、
「不器用で、馬鹿な男だったわ。優しいかもしれないけど、気は弱い。男としては致命的ね。子供の頃は女に舐められていたのだから、背丈だけでも大きくて安心したくらいよ。」
対照的な2人の言い分に、玲央は動じなかった。それどころか、口元に笑みを浮かべ、2人の話を聞いていた。
「それより、わたくしの自室には入っていないでしょうね。」
「もちろんです。1、2階のみ調べましたから。」
玲央はそれだけ言うと、屋敷の中に戻って行った。圭介がタイミングを見計らうように進み出て、深く頭を下げる。
「神道圭介です。本日はご依頼、ありがとうございます。」
「とんでもない。それで? 霊はいましたか?」
「いいえ。今のところ、いませんね。」
圭介のあっさりした答えに、風香も少し驚いていた。彼は続ける。
「ですが、今回の殺人に不審な点があることは確認できています。もしそれが霊の仕業であれば・・・・」
圭介は横目で海里と龍を見た。
「警察の方にはお引き取り願うということで。」
龍の眉が動いた。海里が取り繕うように優しい口調と笑みで口を挟む。
「霊など非科学的なものがいるとは思えませんね。これは人為的な殺人です。」
「根拠は?」
「“この家の人間が生き残っていること”と、“風香さん香織さんの態度”・・・と言っておきましょうか。」
海里の言葉に圭介は馬鹿馬鹿しいと言わんばかりに笑った。
「それが根拠になるわけ・・・・」
「東堂さんと玲央さんは意味を理解していますよ。警察の方が理解していれば、部外者である私の意見も通ります。寧ろ私は、霊の仕業にする根拠をお聞きしたいくらいです。」
海里の口調には、怒りはなかった。彼は、ただ思ったことをそのまま述べているだけに過ぎないのだ。しかし、圭介も焦る様子はなく、笑って彼の言葉を聞いていた。
「さて、行きましょうか。お2人とも。調べなければならないことは山積みですから。」
「あ、ああ・・・」
※
「おい、江本。なぜあんなことを言った? 変に関係が悪くなって追い出されたらどうする。」
「大丈夫ですよ。彼・・神道さんは、そこまで短気な人ではありません。」
「どうしてそう思うの?」
「彼の立ち振る舞いです。」
海里の言葉に、2人は首を傾げた。海里は続ける。
「確かに、神道さんはぞんざいな口調です。しかし、風香さんに対する会釈の姿勢、きちんとした服装、伸びた背中・・・・少ない情報ですが、礼儀作法を仕込まれていることが分かります。現に、小夜さんも似たような立ち振る舞いをしていました。」
「・・・・本当・・・初対面の人間相手にどこまで見てんだよ。」
龍が深い溜息をついた。海里は笑い、2人を見る。
「それはそれとして、です。お2人も気づいていらっしゃいますよね? この事件のちぐはぐさを。」
「うん。風香と香織は嘘をついている。わざわざこちらが簡単なことで良いと述べたのに、2人はその簡単な言葉で視線を逸らし、汗をかいていた。嘘をつく人間に見られる、基本的な挙動だ。」
「はい。それに加えて、風香さんの除霊師を呼ぶ行為も不自然そのもの。何かを隠していると見て、間違い無いでしょうね。」
「そうだな。そして、仮に霊がいるとすれば、この屋敷の人間全員殺せばいい話だ。面倒を嫌がる霊がいるとは思えない。人為的な殺人って話は覆らないさ。」
3人は各々の意見を述べ、納得した。その時、海里はふと気になることを思い出し、玲央に尋ねた。
「そういえば、玲央さん。“前の所有者”とは? 武器の在処が分からないのであれば、文雄さんに話を通して、前の所有者に話を聞くことも可能ですよね?」
玲央は黙った。彼が何か言おうと口を開いた時、よく通る風香の声が聞こえた。
「だから何度も言ってるじゃない。本当にわたくしたちが頼るべきは、小夜さんなのよ。彼女の頭脳なら、こんな事件すぐに解決してくださるわ。」
海里は目を見開いて背後を見た。玲央は眉間を抑え、俯いている。
「じゃあ・・・この屋敷の前の所有者は、天宮家だったのですか?」
「・・・・そうだよ。随分、昔の話らしいけどね。10年とか・・それくらいの。」
「では、彼女に話を」
通せばいい、と海里が言おうとした時、玲央はすかさず口を開いた。
「ダメだ。前回は彼女が偶々現場にいたから協力してもらったけど、今回はしない。彼女の都合だってあるんだから。」
「・・・・しかし、あの事件以来、1度仕事が止まっているはずでしょう。不可能ではないはずです。」
海里は少しだけで構わないという意味で話していたが、玲央は断固として了承しなかった。
「そんな問題で言っているんじゃないんだ。とにかく、この話はこれで終わり。10年前の話は、後で調べるよ。それで十分だ。」
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