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本編
16話
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朝食を食べ終わってから昨日できなかったテストをやる事になった。
「めんどくさいなぁテストなんて…」
「翔様の将来のためですから。ほら始めますよ。」
「う~ん。」
「さぁ勉強部屋に参りましょう。」
「はーい。」
「それでは、始め!」いくら面倒だからってやらなくちゃいけない事は、やらなきゃね。やるテストは三教科学生時代から勉強は嫌いじゃ無かったし、入院中勉強させられていたからあまり難しくは感じない。
……
「終了です。」
「はぁ~終わった~。」
「答え合わせをするので少々お待ち下さい。」……
「採点やり終わりました。」渡されたテストは国語97点英語98点数学79点だった。
「翔様は国語と英語がとても良く出来ていますね。ですが数学は少し苦手なようですね。」
「ん~そうなんだよね。数学だけは楽しくないから、やる気が出ない…」
「そうなのですね…まぁこれでもあまり悪くは何のですが…面白くないのですよね。如何致しますか?数学を伸ばすよう勉強しますかそれとも得意なものを完璧になさいますか?」
「勉強は和也が見てくれるんだよね?」
「はいそのつもりですが、お嫌でしたら誰か派遣致しますが。」
「いいや、和也が教えてくれるなら頑張れるよ。」
「あんまり期待しないでくださいね。そんなに教えるのは上手くないんです。ですが面白いと思っていただけるように尽力致します。」「これでテストは終わりましたがこれからすぐに勉強し始めますか?それとも明日からにされますか?」
「う~ん今日はもうやりたく無いから明日で。」
「畏まりました。ではこれからどうなさりますか。」
「書斎で本を読む事にするよ。」
「それでしたらお茶を用意しますね。」
「うん、ありがと。」俺は書斎に、和也はお茶を準備しにキッチンに行った。さっきから言っている書斎だが、マンションの最上階をまるごと買っているためかなりの広さがある。その為書斎以外にも応接室、客室など沢山の部屋がある為翔もどのくらい部屋数があるのか分からない。
ここにBL本置きたいけど和也が居るからなぁ。鍵でも付けようかな。
コンコン「お茶を持ってまいりました。」
「あぁ、入ってくれ。」
「こちらに置いておきますね。昼食の準備が出来ましたらお呼び致します。」
「分かった…ん?昼食、俺も手伝うよ。」
「それでしたら夕食の時にお願いします。」
「ん、分かった。」(和也今夜は暇かな、誘いたいんだけど…どうしようかな。しかも篠宮さんからは、連絡こないし…来ると思ったんだけどなぁ。嫌われたか?でもそんな様子も無かったし…はぁ)(また後で考えよう。仕方ないから本の続きでも読もう。)…
「さま…翔様。」
ビクッ「びっくりしたぁ。」
「申し訳ありません。扉の前で、お呼びしたのですが、反応がなかったので勝手に入らせて頂きました。」
「ごめん集中してて気が付かなかった。」
「それは良いのですが、集中しすぎて、ご飯を食べ損ねるなんてことがありませんよう。」
「分かってるよ。早くご飯食べよ?気が付いたらお腹空いちゃった。」
「はぁ、もう仕方のない方ですね。」ダイニングに行くと美味しそうな食事が出来ていた。
「美味しそうなそぼろ丼だね。ありがと和也。」
「いえ…」
『頂きます』
「あっ片付けは俺がやるから。」
「ではよろしくお願いします。」和也は、何を言っても家事をやろうとする俺にやらせてくれるようだ。……
ザー カチャカチャ カタッ キュッ
「ありがとう手伝ってくれて。」
「この後はどうされますか?また書斎で本を読まれるのでしたら、お茶をお持ちしますが…」
「和也はこの後何か用事があるの?」
「いえ、急ぎの用事はございませんが?」
「なら家事分担の話し合いしない?本当は自分でやりたいけど和也はそれを良しとしない、なら家事分担してしまえば良いだろ?」
「はぁ分かりました。そう致しましょう。」それから話し合って、朝食夕食は俺が、昼食と風呂の準備は和也が、片付けは二人でやる事に決めた。
「めんどくさいなぁテストなんて…」
「翔様の将来のためですから。ほら始めますよ。」
「う~ん。」
「さぁ勉強部屋に参りましょう。」
「はーい。」
「それでは、始め!」いくら面倒だからってやらなくちゃいけない事は、やらなきゃね。やるテストは三教科学生時代から勉強は嫌いじゃ無かったし、入院中勉強させられていたからあまり難しくは感じない。
……
「終了です。」
「はぁ~終わった~。」
「答え合わせをするので少々お待ち下さい。」……
「採点やり終わりました。」渡されたテストは国語97点英語98点数学79点だった。
「翔様は国語と英語がとても良く出来ていますね。ですが数学は少し苦手なようですね。」
「ん~そうなんだよね。数学だけは楽しくないから、やる気が出ない…」
「そうなのですね…まぁこれでもあまり悪くは何のですが…面白くないのですよね。如何致しますか?数学を伸ばすよう勉強しますかそれとも得意なものを完璧になさいますか?」
「勉強は和也が見てくれるんだよね?」
「はいそのつもりですが、お嫌でしたら誰か派遣致しますが。」
「いいや、和也が教えてくれるなら頑張れるよ。」
「あんまり期待しないでくださいね。そんなに教えるのは上手くないんです。ですが面白いと思っていただけるように尽力致します。」「これでテストは終わりましたがこれからすぐに勉強し始めますか?それとも明日からにされますか?」
「う~ん今日はもうやりたく無いから明日で。」
「畏まりました。ではこれからどうなさりますか。」
「書斎で本を読む事にするよ。」
「それでしたらお茶を用意しますね。」
「うん、ありがと。」俺は書斎に、和也はお茶を準備しにキッチンに行った。さっきから言っている書斎だが、マンションの最上階をまるごと買っているためかなりの広さがある。その為書斎以外にも応接室、客室など沢山の部屋がある為翔もどのくらい部屋数があるのか分からない。
ここにBL本置きたいけど和也が居るからなぁ。鍵でも付けようかな。
コンコン「お茶を持ってまいりました。」
「あぁ、入ってくれ。」
「こちらに置いておきますね。昼食の準備が出来ましたらお呼び致します。」
「分かった…ん?昼食、俺も手伝うよ。」
「それでしたら夕食の時にお願いします。」
「ん、分かった。」(和也今夜は暇かな、誘いたいんだけど…どうしようかな。しかも篠宮さんからは、連絡こないし…来ると思ったんだけどなぁ。嫌われたか?でもそんな様子も無かったし…はぁ)(また後で考えよう。仕方ないから本の続きでも読もう。)…
「さま…翔様。」
ビクッ「びっくりしたぁ。」
「申し訳ありません。扉の前で、お呼びしたのですが、反応がなかったので勝手に入らせて頂きました。」
「ごめん集中してて気が付かなかった。」
「それは良いのですが、集中しすぎて、ご飯を食べ損ねるなんてことがありませんよう。」
「分かってるよ。早くご飯食べよ?気が付いたらお腹空いちゃった。」
「はぁ、もう仕方のない方ですね。」ダイニングに行くと美味しそうな食事が出来ていた。
「美味しそうなそぼろ丼だね。ありがと和也。」
「いえ…」
『頂きます』
「あっ片付けは俺がやるから。」
「ではよろしくお願いします。」和也は、何を言っても家事をやろうとする俺にやらせてくれるようだ。……
ザー カチャカチャ カタッ キュッ
「ありがとう手伝ってくれて。」
「この後はどうされますか?また書斎で本を読まれるのでしたら、お茶をお持ちしますが…」
「和也はこの後何か用事があるの?」
「いえ、急ぎの用事はございませんが?」
「なら家事分担の話し合いしない?本当は自分でやりたいけど和也はそれを良しとしない、なら家事分担してしまえば良いだろ?」
「はぁ分かりました。そう致しましょう。」それから話し合って、朝食夕食は俺が、昼食と風呂の準備は和也が、片付けは二人でやる事に決めた。
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