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第一章
41.
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暗闇を照らす灯かりを手に入れる事が出来て、マリールは気になっていた引き摺るような音を思い出す。恐らくそれ程離れていない場所からマリールの腕にルルナが触れるまで、かなりの時間が掛かっていたのだ。
「…ルルナちゃん。さっき引き摺るような音がしたけど、もしかして足を怪我してる?」
「うん…。」
「ご、ごめんね!? 起きて来れるかなんて言って…!! どっちの足!? 座わる?」
「うん、でももう痛みは無いの。歩きにくいだけ。」
「!?」
マリールが慌ててランタンを近づけ、ルルナの足を照らす。
すると左足の膝から下が、あらぬ方向へと向いてしまっていた。暗闇の中、ランタンの灯かりだけでは分かりづらいが、恐らく骨折した上に圧迫され、壊死しかけている。
マリールは慌てて拡張鞄から背負い鞄を取り出し、黄色い薬瓶、数種の薬草、それから消毒用に使っている酒精の強い酒とナイフ、清潔に洗った布をいくつも取り出した。そうして大きな布を広げた上に背負い鞄を置き、ルルナの背を凭れさせて座らせる。
だがマリールは、そこまでして動きを止めた。
壊死を起こしている足は切り落とすしかない。放って置けば数日の内に毒素が筋細胞から血液に漏出し身体中に回り、命までもが危険になる。
けれどまだ少女のルルナに、足を切断する痛みを耐えられるだろうか。マリールの腕力と小さなナイフだけでは、到底素早く足を切断する事は難しい。
青色の薬では壊死した組織は治せない。
黄色の薬は欠損を修復出来るが、壊死した部分を切り落とさなければならない。
「どうしよう…! どうしよう…!!」
切羽詰ったようなマリールの呟きに、ルルナも不安そうにマリールを見詰める。
こんな時にバルドが居れば、痛みを感じさせる暇も無く切り落とす事が出来るだろう。けれどバルドは側に居ない。今頃は孤児院の子供達とホビットと共に、森で月桂樹の採取をしている頃だ。
マリールはすっかりバルドの存在に依存してしまっていた。呼んでも現れる事なんて無いだろうに、叫ばずにいられない。
「助けて…! 旦那様ぁー!!」
「オネエサマだけといいかしらー?」
マリールがいくら開けようとしても開かなかった重い扉が、突如巻き起こった轟音と風圧と共に弾け飛ぶ。開けられた扉の向こうには、眩い光がアエラウェの細いシルエットを浮かび上がらせていた。
だがその風圧に耐え切れず、小さなマリールの身体は吹き飛ばされ、ころころとタンブルウィードのように転がされていく。ルルナは咄嗟に地面に伏せていたので飛ばされずに済んだようだ。
「ご、ごめんなさい。マリーちゃん!」
「…いてて、っ…アエラウェさん!!」
慌ててアエラウェがマリールを抱き起こしてくれる。マリールは風にころころ転がされても、打ち身と擦り傷だけで済んだようだ。青色の薬を飲めば即全快である。
「アエラウェさん! いいところに!!」
「なあに? 感動の再開にしては空気が違うけど…。」
「足を、こう、一瞬でスパッと切り落とせますか!?」
「「!?」」
マリールの言葉に、アエラウェもルルナも息を呑む。まさか自分の足が切り落とされようとしているなんて思いも寄らず、ルルナはじりじりと尻をついたまま後退った。
「足が壊死してて、すぐに切らないと死んでしまうんです…! 今は平気に見えても二日前に骨折したなら、もう時間が…!」
マリールが必死な様子でアエラウェに訴える。その切羽詰った表情を見て、アエラウェも真面目な顔で頷いた。
「出来るわ。切り落としたらすぐに薬を飲ませたいのね?」
「はい!」
「…や、やだ! 足なくなっちゃうの!?」
ルルナが怖がるのも無理は無い。それでもルルナを助ける為に、どうしても耐えて貰わなくてはならない。
マリールはルルナを何とか説得しようと試みる。
「ごめん、怖いよね? だけど一瞬で痛みは無くなるし、新しい足に換わるだけだから…。」
「意味わからないよぉ…!!」
そりゃそうだ。と、アエラウェも思った。
マリールの薬の効果を目の当たりにするまで、アエラウェも信じる事が出来なかった。ルルナは見てもいないのだから当たり前だ。頭のおかしい子供が意味不明な事を言っているようにしか見えないだろう。
アエラウェはそっとルルナの側に膝を付き、自愛に満ちた表情でルルナに語り掛ける。ルルナはいつも優しくしてくれるアエラウェがこの場に居る事に、心からほっとしてアエラウェを見上げた。
「…マリーちゃん。黄色いのを。」
「はい!」
アエラウェがルルナを見たままマリールに向かって左手を差し出す。マリールは黄色い薬を一粒、アエラウェの手の平に置いた。ルルナの目には、黄色い飴にしか見えない。はちみつの飴か何かをくれるのだろうかと、ルルナはその飴を物欲しそうに見詰めた。
「ルルナ、私とゲームをしましょう? この飴を口に入れて眼を瞑って、私が名前を呼んだら飲み込むの。出来る?」
「飴を…?」
「そう、私が呼ぶまで飲んじゃ駄目。飲んだら負けよ。ご褒美は…そうねぇ。私のお気に入りのリボンを貴女にあげる。この前素敵だって言ってくれてたでしょう?」
「リボン…。」
ルルナ達が少し前に、冒険者ギルドへ依頼を受けに行った時。アエラウェはその長い絹糸のような髪をゆるく編み込んで、胸元に垂らしていた事があった。その時アエラウェの髪を結んでいたクリーム色のリボンは、同色の糸で草木の刺繍がされていて、アエラウェの瞳と同じ若草色の花が咲いていた。
ルルナはあの時のアエラウェの姿を思い出し、頬を染める。
リボンも素敵だったが、アエラウェは妖精のように儚げで、教会にある女神像のように美しかったのだ。あのリボンが本当に貰えるのなら、ルルナもアエラウェのようになれるだろうか。
ルルナがこくりと頷くのを確認して、アエラウェはルルナに黄色い薬を手渡した。飲み辛いだろうからと、マリールがハーブウォーターも取り出し、ルルナに渡す。
それからマリールが取り出していた清潔な布で、ルルナの目を隠して結んだ。
アエラウェが光魔法を解除して、灯かりはマリールの持つランタンだけになる。マリールはランタンの灯かりが広がるように精一杯腕を伸ばした。
アエラウェはルルナに気付かれないように、左手で静かに水を創り出す。細く細く、そして長く、糸のように練りあげていく。砂を巻き込めば切断する威力は増すが、今回は使う訳には行かない。ならば小さな氷の粒を混ぜて、風圧で威力を増せばいい。
水の糸に混ぜた氷の粒が、キラキラとランタンの光を弾き、アエラウェの着ている服の長い裾が、ふわりと風に舞う。
「いい?」
「はい、アエラウェ様。」
ルルナはアエラウェに声を掛けられ、水と一緒に飴を口に含む。それからうっかり飲んでしまわないように、舌の裏側に飴を隠した。ルルナの膨らむ頬を見届けたアエラウェは、一気に魔力を放出する。
「…ルルナ。」
「ル」の声を聴いた瞬間に、ルルナは飴をごくりと飲みこむ。名前を言い終わるまでのほんの一瞬熱を感じたが、気のせいと思える程の一瞬だった。
名前を呼ばれてから暫くして、目隠しの布が外された。
外されるまでは僅かに左足が疼く感じがしたが、それも直ぐに収まっている。それから身体がなんとなく軽く感じた。
そっとルルナが目を開ければ、ルルナの折れて感覚が無くなっていた左足が、折れる前の状態に変わっていた。ルルナは目を瞠り、自分の左足をぺたぺたと触る。起き上がるのにも痛みが無く、ぴょんぴょんと跳ねても痛くない。
「治ったぁ…!」
嬉しくなったルルナがぴょん、と一際高く跳ね上がる。ランタンの灯かりではルルナの姿が見えなくなる程、高く高く飛び跳ねた。
アエラウェが光の玉を打ち上げれば、その丸い光の下には、まるで月に棲む兎のように、ルルナの宙返りする姿が浮かび上がった。
「無事に治せて良かった~…」
「ふふ。そうね。」
マリールとアエラウェは、嬉しそうに飛び跳ね続けるルルナを眺めて笑った。
「…ルルナちゃん。さっき引き摺るような音がしたけど、もしかして足を怪我してる?」
「うん…。」
「ご、ごめんね!? 起きて来れるかなんて言って…!! どっちの足!? 座わる?」
「うん、でももう痛みは無いの。歩きにくいだけ。」
「!?」
マリールが慌ててランタンを近づけ、ルルナの足を照らす。
すると左足の膝から下が、あらぬ方向へと向いてしまっていた。暗闇の中、ランタンの灯かりだけでは分かりづらいが、恐らく骨折した上に圧迫され、壊死しかけている。
マリールは慌てて拡張鞄から背負い鞄を取り出し、黄色い薬瓶、数種の薬草、それから消毒用に使っている酒精の強い酒とナイフ、清潔に洗った布をいくつも取り出した。そうして大きな布を広げた上に背負い鞄を置き、ルルナの背を凭れさせて座らせる。
だがマリールは、そこまでして動きを止めた。
壊死を起こしている足は切り落とすしかない。放って置けば数日の内に毒素が筋細胞から血液に漏出し身体中に回り、命までもが危険になる。
けれどまだ少女のルルナに、足を切断する痛みを耐えられるだろうか。マリールの腕力と小さなナイフだけでは、到底素早く足を切断する事は難しい。
青色の薬では壊死した組織は治せない。
黄色の薬は欠損を修復出来るが、壊死した部分を切り落とさなければならない。
「どうしよう…! どうしよう…!!」
切羽詰ったようなマリールの呟きに、ルルナも不安そうにマリールを見詰める。
こんな時にバルドが居れば、痛みを感じさせる暇も無く切り落とす事が出来るだろう。けれどバルドは側に居ない。今頃は孤児院の子供達とホビットと共に、森で月桂樹の採取をしている頃だ。
マリールはすっかりバルドの存在に依存してしまっていた。呼んでも現れる事なんて無いだろうに、叫ばずにいられない。
「助けて…! 旦那様ぁー!!」
「オネエサマだけといいかしらー?」
マリールがいくら開けようとしても開かなかった重い扉が、突如巻き起こった轟音と風圧と共に弾け飛ぶ。開けられた扉の向こうには、眩い光がアエラウェの細いシルエットを浮かび上がらせていた。
だがその風圧に耐え切れず、小さなマリールの身体は吹き飛ばされ、ころころとタンブルウィードのように転がされていく。ルルナは咄嗟に地面に伏せていたので飛ばされずに済んだようだ。
「ご、ごめんなさい。マリーちゃん!」
「…いてて、っ…アエラウェさん!!」
慌ててアエラウェがマリールを抱き起こしてくれる。マリールは風にころころ転がされても、打ち身と擦り傷だけで済んだようだ。青色の薬を飲めば即全快である。
「アエラウェさん! いいところに!!」
「なあに? 感動の再開にしては空気が違うけど…。」
「足を、こう、一瞬でスパッと切り落とせますか!?」
「「!?」」
マリールの言葉に、アエラウェもルルナも息を呑む。まさか自分の足が切り落とされようとしているなんて思いも寄らず、ルルナはじりじりと尻をついたまま後退った。
「足が壊死してて、すぐに切らないと死んでしまうんです…! 今は平気に見えても二日前に骨折したなら、もう時間が…!」
マリールが必死な様子でアエラウェに訴える。その切羽詰った表情を見て、アエラウェも真面目な顔で頷いた。
「出来るわ。切り落としたらすぐに薬を飲ませたいのね?」
「はい!」
「…や、やだ! 足なくなっちゃうの!?」
ルルナが怖がるのも無理は無い。それでもルルナを助ける為に、どうしても耐えて貰わなくてはならない。
マリールはルルナを何とか説得しようと試みる。
「ごめん、怖いよね? だけど一瞬で痛みは無くなるし、新しい足に換わるだけだから…。」
「意味わからないよぉ…!!」
そりゃそうだ。と、アエラウェも思った。
マリールの薬の効果を目の当たりにするまで、アエラウェも信じる事が出来なかった。ルルナは見てもいないのだから当たり前だ。頭のおかしい子供が意味不明な事を言っているようにしか見えないだろう。
アエラウェはそっとルルナの側に膝を付き、自愛に満ちた表情でルルナに語り掛ける。ルルナはいつも優しくしてくれるアエラウェがこの場に居る事に、心からほっとしてアエラウェを見上げた。
「…マリーちゃん。黄色いのを。」
「はい!」
アエラウェがルルナを見たままマリールに向かって左手を差し出す。マリールは黄色い薬を一粒、アエラウェの手の平に置いた。ルルナの目には、黄色い飴にしか見えない。はちみつの飴か何かをくれるのだろうかと、ルルナはその飴を物欲しそうに見詰めた。
「ルルナ、私とゲームをしましょう? この飴を口に入れて眼を瞑って、私が名前を呼んだら飲み込むの。出来る?」
「飴を…?」
「そう、私が呼ぶまで飲んじゃ駄目。飲んだら負けよ。ご褒美は…そうねぇ。私のお気に入りのリボンを貴女にあげる。この前素敵だって言ってくれてたでしょう?」
「リボン…。」
ルルナ達が少し前に、冒険者ギルドへ依頼を受けに行った時。アエラウェはその長い絹糸のような髪をゆるく編み込んで、胸元に垂らしていた事があった。その時アエラウェの髪を結んでいたクリーム色のリボンは、同色の糸で草木の刺繍がされていて、アエラウェの瞳と同じ若草色の花が咲いていた。
ルルナはあの時のアエラウェの姿を思い出し、頬を染める。
リボンも素敵だったが、アエラウェは妖精のように儚げで、教会にある女神像のように美しかったのだ。あのリボンが本当に貰えるのなら、ルルナもアエラウェのようになれるだろうか。
ルルナがこくりと頷くのを確認して、アエラウェはルルナに黄色い薬を手渡した。飲み辛いだろうからと、マリールがハーブウォーターも取り出し、ルルナに渡す。
それからマリールが取り出していた清潔な布で、ルルナの目を隠して結んだ。
アエラウェが光魔法を解除して、灯かりはマリールの持つランタンだけになる。マリールはランタンの灯かりが広がるように精一杯腕を伸ばした。
アエラウェはルルナに気付かれないように、左手で静かに水を創り出す。細く細く、そして長く、糸のように練りあげていく。砂を巻き込めば切断する威力は増すが、今回は使う訳には行かない。ならば小さな氷の粒を混ぜて、風圧で威力を増せばいい。
水の糸に混ぜた氷の粒が、キラキラとランタンの光を弾き、アエラウェの着ている服の長い裾が、ふわりと風に舞う。
「いい?」
「はい、アエラウェ様。」
ルルナはアエラウェに声を掛けられ、水と一緒に飴を口に含む。それからうっかり飲んでしまわないように、舌の裏側に飴を隠した。ルルナの膨らむ頬を見届けたアエラウェは、一気に魔力を放出する。
「…ルルナ。」
「ル」の声を聴いた瞬間に、ルルナは飴をごくりと飲みこむ。名前を言い終わるまでのほんの一瞬熱を感じたが、気のせいと思える程の一瞬だった。
名前を呼ばれてから暫くして、目隠しの布が外された。
外されるまでは僅かに左足が疼く感じがしたが、それも直ぐに収まっている。それから身体がなんとなく軽く感じた。
そっとルルナが目を開ければ、ルルナの折れて感覚が無くなっていた左足が、折れる前の状態に変わっていた。ルルナは目を瞠り、自分の左足をぺたぺたと触る。起き上がるのにも痛みが無く、ぴょんぴょんと跳ねても痛くない。
「治ったぁ…!」
嬉しくなったルルナがぴょん、と一際高く跳ね上がる。ランタンの灯かりではルルナの姿が見えなくなる程、高く高く飛び跳ねた。
アエラウェが光の玉を打ち上げれば、その丸い光の下には、まるで月に棲む兎のように、ルルナの宙返りする姿が浮かび上がった。
「無事に治せて良かった~…」
「ふふ。そうね。」
マリールとアエラウェは、嬉しそうに飛び跳ね続けるルルナを眺めて笑った。
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