上 下
9 / 20
2章

スライムに誘拐されました

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

狂情の峠

聖岳郎
ミステリー
製薬会社二社が共同開発した新薬の採用を巡って、昭和記念総合病院では、二社の薬の処方量の多寡で決定することとなった。共同開発した二社の取り決めでは、全国の病院を二分して採用会社を事前に決め、トラブルが発生しないように決められていた。昭和記念総合病院は、万永製薬の採用が取り決められていたが、内分泌科の藤江医師からの突然の大和薬品の薬の申請が出された事によって、万永製薬の思惑とは違って競争による採用という事になってしまった。万永製薬のMR乗倉敏和と大和薬品のMR長谷辺保は山仲間として親しかったが、これをきっかけに関係は悪化する。長谷辺は本来、乗倉の会社の薬が採用される筈の病院である事から、乗倉との関係を修復しようと、同じMR仲間で恋人の先崎文恵に相談する。長谷辺は、先崎文恵のアドバイスで処方している藤江医師に、乗倉の会社の薬を処方するよう依頼するとともに、乗倉に自分の意思を伝えようとするが理解されない。 そんな中、長谷辺は、先崎文恵に日本三大峠の一つ雁坂峠への山行を誘うが、都合が悪く、結果的には弟の稔と登る事になる。また、乗倉も山好きな空木とともに、長谷辺とブッキングする日程で、同じ山域に違うルートからではあるが登ることになる。そして、あろうことか長谷辺は、目指した雁坂峠で何者かによってナイフで刺殺されてしまう。乗倉と空木は、その第一発見者となり、前日からその山域に入って、兄と峠で待ち合わせをしていた弟の稔とともに容疑者となってしまう。

ゴミスキル「合法侵入」しか持たない俺「ナーリ・フォン」は、なぜか「ぬらりひょん」という『妖怪の総大将』になりました

フーラー
ファンタジー
『ひたすら明るい、バカな物語』を追求した、ドタバタ・ラブコメファンタジー。 舞台は中世風ファンタジー。 この世界ではサキュバス・ヴァンパイア・エルフをはじめとした西洋モンスターが多数派で、 いわゆる『日本妖怪』は差別を受けている世界だった。 そんな世界に、主人公「ナーリ・フォン」は異世界に転移してしまう。 彼に与えられたスキルは『合法侵入』。 これは相手の家に身分を怪しまれずに上がり込めるというだけのゴミスキルであった。 この能力を使って、他人の家でご飯をご馳走になりながら生きていたナーリだが、 ある日妖怪『あかなめ』にであう。 彼女の話では、 「自分たちが住んでいた砦が、サテュロスの盗賊たちに奪われ、仲間が奴隷にされてしまった」 とのことであった。 そこでナーリは『合法侵入』のスキルを利用してサテュロスたちを退治し、 奴隷たちを助けだす。 さらに、助けた奴隷たちに『妖怪の総大将』として祭り上げられたナーリ。 しかも、ひょんなことから自身の名を、 『ぬらりひょん』 と間違えられて覚えられてしまう。 そして、 ・ナーリの垢が大好きで、いつも体を嘗め回そうとする底抜けの馬鹿「アカナメ」、 ・ナーリのことが大好きでヤンデレ気味だけど、本当は自己評価がすごく低い「雪女」、 ・ナーリを「お兄ちゃん」と慕う、猫のようにかわいらしい幼女「スネコスリ」 ・気さくな性格で、ナーリと親友のように接してくれる男性「手の目」 といった、個性豊かな妖怪たちとともに、日本妖怪をまとめ上げながら、 妖怪たちが差別されない世界を作るため、活躍をしていく。 小説家になろう・カクヨムでも掲載しています!

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

趣味を極めて自由に生きろ! ただし、神々は愛し子に異世界改革をお望みです

紫南
ファンタジー
魔法が衰退し、魔導具の補助なしに扱うことが出来なくなった世界。 公爵家の第二子として生まれたフィルズは、幼い頃から断片的に前世の記憶を夢で見ていた。 そのため、精神的にも早熟で、正妻とフィルズの母である第二夫人との折り合いの悪さに辟易する毎日。 ストレス解消のため、趣味だったパズル、プラモなどなど、細かい工作がしたいと、密かな不満が募っていく。 そこで、変身セットで身分を隠して活動開始。 自立心が高く、早々に冒険者の身分を手に入れ、コソコソと独自の魔導具を開発して、日々の暮らしに便利さを追加していく。 そんな中、この世界の神々から使命を与えられてーーー? 口は悪いが、見た目は母親似の美少女!? ハイスペックな少年が世界を変えていく! 異世界改革ファンタジー! 息抜きに始めた作品です。 みなさんも息抜きにどうぞ◎ 肩肘張らずに気楽に楽しんでほしい作品です!

140字小説・桜

桜月真澄
ライト文芸
呟きのアプリにて140字小説を公開しています。 そちらをまとめたものです。 アプリへの投稿作から文字数や漢字変換は一切変えていませんが、見やすくするために改行、行間は入れています。 よかったらどうぞ。 2024.9.20 さくらぎ ますみ

彼にも内緒の月の聖女様

月山 歩
恋愛
冴えない私は、月が出ている時だけ、姿が変わり、美人な聖女になる。付き合っている彼にも内緒で、この秘密が知られて、今の関係が崩れるのが一番怖いと思っていた。しかし、彼は夜に出かける私を見て、浮気か仕事か確かめるために後を追った。

悪役令嬢というものは

藍田ひびき
恋愛
「悪役令嬢?生温いわね」  カサンドラ・ヴェンデル侯爵令嬢はある日、自分が転生者であることを思い出した。前世は芸能プロダクションの社長。そしてカサンドラは小説「光の聖女の救世物語」に登場する悪役令嬢だったのだ。    だが前世で悪辣な手腕を使い成り上がってきた彼女には、カサンドラの悪事など児戯に等しい物であった。 「面白いじゃない。本当の悪役というものを、見せてあげるわ」 ※犯罪に関する記述があります。ご注意ください。 ※ なろうにも投稿しています。

領主様、冒険者ギルドの窓口で謎解きの依頼はおやめください

悠木真帆
恋愛
冒険者ギルド職員のサリサは冒険者たちの活動のために日々事務仕事に追われている。そんなある日。サリサの観察眼に目をつけた領主ヴィルテイト・リーベルトが冒険者ギルドにやってきてダンジョンで見つかった変死体の謎解きを依頼してくる。サリサはすぐさま拒絶。だが、その抵抗を虚しく事件解決の当事者に。ひょんなことから領主と冒険者ギルド職員が組んで謎解きをすることに。 はじめは拒んでいたサリサも領主の一面に接して心の距離が縮まっていくーー しかし事件は2人を近づけては引き離す 忙しいサリサのところに事件が舞い込むたび“領主様、冒険者ギルドの窓口で謎解きの依頼はおやめください”と叫ぶのであった。

処理中です...