上 下
30 / 42

30

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

婚約なんてするんじゃなかった——そう言われたのならば。

ルーシャオ
恋愛
ビーレンフェン男爵家次女チェリーシャは、婚約者のスネルソン伯爵家嫡男アンソニーに振り回されていた。彼の買った時代遅れのドレスを着て、殴られたあざを隠すよう化粧をして、舞踏会へ連れていかれて、挙句にアンソニーの同級生たちの前で「婚約なんてするんじゃなかった」と嘲笑われる。 すでにアンソニーから離れられやしないと諦めていたチェリーシャの前に現れたのは、長い黒髪の貴公子だった。

お望み通りに婚約破棄したのに嫌がらせを受けるので、ちょっと行動を起こしてみた。

夢草 蝶
恋愛
 婚約破棄をしたのに、元婚約者の浮気相手から嫌がらせを受けている。  流石に疲れてきたある日。  靴箱に入っていた呼び出し状を私は──。

「愛人にしてやる」って、別にあなたのことなんてなんとも思ってないんですけど……。

水垣するめ
恋愛
エレナ・アンホルト公爵令嬢には婚約者がいる。 王太子のサイモン・グレイだ。 五歳の時から婚約しているが、王太子のサイモンは端的に言うと馬鹿だった。 王太子として必要な教養を身に着けずに遊んでばかり。 とてもわがままで、気に入らないことがあったらすぐに癇癪を起こす。  このように、サイモンは短所のかたまりのような男だったが、ただ一つ、顔がとても良いという長所を持っていた。 そのおかげで長所が短所を上回り、常にサイモンは女性に囲まれる程に人気があった。 しかし何か勘違いしたサイモンは、自分に魅力があるのだと思い始めた。 そして、ついにサイモンは「自分は一人だけの女に収まるような器じゃない」とエレナとの婚約を破棄した。 エレナはいつもサイモンのフォローをさせられていたので、喜々として婚約破棄を受け入れる。 しかし、サイモンはその次に「お前は愛人にする。俺のことが好きだろう?」と、勝手なことを言い出した。 いや、私はあなたのことを何とも思ってないんですけど……? そしてサイモンはいつも隣にいたエレナがいなくなってから初めて気づく。 今までの人気は、エレナのフォローがあったおかげなのだと。

目を覚ました気弱な彼女は腹黒令嬢になり復讐する

音爽(ネソウ)
恋愛
家族と婚約者に虐げられてきた伯爵令嬢ジーン・ベンスは日々のストレスが重なり、高熱を出して寝込んだ。彼女は悪夢にうなされ続けた、夢の中でまで冷遇される理不尽さに激怒する。そして、目覚めた時彼女は気弱な自分を払拭して復讐に燃えるのだった。

あなたが捨てた私は、もう二度と拾えませんよ?

AK
恋愛
「お前とはもうやっていけない。婚約を破棄しよう」 私の婚約者は、あっさりと私を捨てて王女殿下と結ばれる道を選んだ。 ありもしない噂を信じ込んで、私を悪女だと勘違いして突き放した。 でもいいの。それがあなたの選んだ道なら、見る目がなかった私のせい。 私が国一番の天才魔導技師でも貴女は王女殿下を望んだのだから。 だからせめて、私と復縁を望むような真似はしないでくださいね?

私を「ウザイ」と言った婚約者。ならば、婚約破棄しましょう。

夢草 蝶
恋愛
 子爵令嬢のエレインにはライという婚約者がいる。  しかし、ライからは疎んじられ、その取り巻きの少女たちからは嫌がらせを受ける日々。  心がすり減っていくエレインは、ある日思った。  ──もう、いいのではないでしょうか。  とうとう限界を迎えたエレインは、とある決心をする。

夫には愛する人がいるそうです。それで私が悪者ですか?

希猫 ゆうみ
恋愛
親の決めた相手と結婚したラヴィニアだったが初夜に残酷な事実を告げられる。 夫ヒューバートには長年愛し合っているローザという人妻がいるとのこと。 「子どもを産み義務を果たせ」 冷酷で身勝手な夫の支配下で泣き暮らすようなラヴィニアではなかった。 なんとかベッドを分け暮らしていたある日のこと、夫の愛人サモンズ伯爵夫人ローザの晩餐会に招かれる。 そこには恐ろしい罠と運命の相手が待ち受けていた。

新婚初夜で「おまえを愛することはない」と言い放たれた結果

アキヨシ
恋愛
タイトル通りテンプレの「おまえを愛することはない」と言われた花嫁が、言い返して大人しくしていなかったら……という発想の元書きました。 全編会話のみで構成しております。読み難かったらごめんなさい。 ※設定はゆるいです。暖かい目でお読みくださいませ。 ※R15は微妙なラインですが念のため。 ※【小説家になろう】様にも投稿しています。

処理中です...