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21※微エロ注意~弟視点~

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これは夢じゃないだろうか?そう感じるほどに自分の都合のいい展開に進んでいき今に至る。兄さんを好きにしていい。そう思うだけで興奮する自分がいる。ああダメだ、兄さんが引いているのに興奮が抑えられない。

「龍、とりあえず落ち着け?な?」

「む、り」

兄さんは高校生男子の精力を舐めているんじゃないだろうか?いや、そうじゃない。僕は性に対する認識をしたときからずっと兄さんの霰もない姿を妄想してきた。それが現実にできるかもしれないなんて興奮せずにいられるはずもない。

「ふぅ、わかった。なら、せめてベッドにいこう、な?」

「いい、の?」

仕方ないとばかりに言う兄さんに思わず僕は聞き返してしまった。嬉しいし、もちろん抱きたい。けど興奮しているのは僕だけで先ほどまで顔を真っ赤にしていた兄は急に落ち着いていて不安になってしまった。

兄さんが僕に弱いことは知ってる。だからこそ無理矢理兄さんの立場をネコの方にしたことを僕は自覚していて、だからこそ自分は卑怯だと思う罪悪感が理性となって興奮を押し込もうとし始める。

だって僕は兄さんの心が一番に欲しいから。

「いいけど、とりあえずは抜くだけな」

「やっぱり僕に抱かれるのは……」

最悪僕が下でも兄さんに嫌われないならなんて思えば兄さんに抱き締められた。いや、見た目的には抱きつかれただろうか。

「嫌じゃねぇよ。ただ父さんも言ってただろ?ほどほどにって。傷口開いたらまた入院かもしれないし、デートひとついつまでたってもできなくなる。だから傷治ったら最後まで……な?………とりあえず男同士のやり方調べとくし」

「ううん、僕が教えるから大丈夫」

兄さんは僕を甘やかしすぎだと思う。でもそれもまた僕が大好きな兄さんで、いつかは僕がでれっでれっに甘やかせたらと思うけど今だけは………甘えさせてもらっていいかな?いいよね?

そんなわけで久々の兄さんの部屋へ。……まあ兄離れ中兄さんいない間忍び込んだりしてたはしてたのだけど。兄さんが帰ってきたと教えてくれていた母さんの存在はたまに神かなと感じなくもない。

「あの……兄さん……?」

「座ってろ」

着いてすぐベッドに座らせられて兄が膝をついて僕のベルトを外しにかかる。夢にまで見た光景にごくりと喉が鳴った。まさか兄さんから触ってくれようとするなんて……この時間を与えてくれた親二人には感謝しかない。

というかいざとなると兄さんは男前すぎないだろうか?母さんの講義にはあんなにあたふたして頭真っ白って感じだったのに。いや、どんな兄さんも可愛いし、かっこいいし好きだけど!

「やっぱでかいなぁ」

「ん……っに、兄さん、つつかないでよ」

なんて思考していればズボンや下着をずらして出された僕のモノを面白がるように指でつつく兄さん。互いにお風呂に入ってきた仲だから大きさは互いに知っている。一ヶ月以上はお風呂は一緒にしてないとはいえそれくらいじゃそう変わらない。

「ごめんごめん、傷痛むようなら言えよ」

兄さんの言葉に絶対言わない。そう胸の中で誓えば信じられない光景が僕の下で行われた。

「で……は……っ」

「に、さ……っしゃべ……ないでっ」

ぱくりと………そうぱくりと兄さんが僕のモノを躊躇うことなく口に含んだ。初めての感覚にベッドのシーツを強く掴むことで耐える。家族全員に純粋と言われる兄さんがまさか手じゃなくて口で抜こうとしてくれるなんて考えていなくて僕の頭の中は一気に混乱した。

僕の兄さんにこんなこと教えたの誰………!?とりあえずこれは重要案件。




ー次ページ注意報ー
さらに過激になっていきます……!




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