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第四章:聖獣巨人誕生編
第三十四話:フラメスナイト始動
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「これが俺の機体か、デザインも良いな♪」
テッポーとの遭遇戦の翌日、俺はミズホ国内にある巨大な格納庫を訪れていた。
ファンタジーな世界に似合わない、地球の飛行場の格納庫に似た場所。
壁のハンガーに佇む、二十メートルの赤い騎士型ロボットを見て笑みがこぼれた。
胴体が鳥の頭なのは変形後の機種になるからだとか。
「マッカよ、これが勇者級マジックメイル第一号じゃ♪」
頭には黄色いヘルメット。
服は茶色いボディアーマー付きの白いツナギで足は黒い安全ブーツ。
アイゼン帝国の整備兵姿になっていたアデーレ様が巨大なスパナを担いだ状態で俺の隣に立ち、ロボットを見ながら微笑む。
「ありがとうございます、可変機能も付いているんですよね♪」
「勿論じゃ、そなたと幼い頃に語り合った妾達の夢の第一弾じゃ♪」
俺が礼を言うとアデーレ様が胸を張る。
彼女と出会いロボの話をしなければ、この機体は生まれなかった。
「おいおい、俺にも礼を忘れるなよ天狗の小僧♪」
「おお、キヨムネさん! あざっす!」
「キヨムネ殿達、クマヌキ派の皆にも感謝じゃ♪」
着流しに雪駄と、格納庫に似合わないイケメンオーガと再会。
「お~~~~! あなたが勇者様ですか~~~っ♪」
「だ、誰さん?」
キヨムネさんの後ろから新たな人物がやって来た。
灰色のローブを着て、瓶底眼鏡に緑の髪のダークエルフの女性。
「初めまして、アイゼン大学魔導博士のクリスと申します是非握手を♪」
「どうも、マッカ・サンハートです宜しく」
俺はクリスさんに手を捕っれてブンブン握手された。
「クリス博士は魔法水晶動力、クリスタルエンジンの開発者じゃ♪」
アデーレ様が補足してくれる、凄い人だった。
「お~い、操縦者が来たって?」
今度は機体の後ろから、工具箱を持った一人の男性が現れた。
白いツナギ姿の褐色肌でマッチョな黒髪モヒカン頭のオークだ。
「おお、イーノ班長か。 こやつがマッカじゃ♪」
「ほう、俺はイーノ。 アイゼン帝国軍マジックメイル隊からの出向だ」
「あの最新騎士団の? 宜しくお願いします」
今度はイーノさんと握手をする。
こうしてみると、色んな人の仕事が集まり繋がってこのロボットが出来たんだ。
「他の者達にも話したが、残り七体と合体して聖獣大巨神となる」
「いや、皆さんマジでこっちの注文に応えてくれてありがとうございます♪」
感謝しかないのでお礼を言う。
機体名はフラメスナイトと名付けた。
「それじゃあ、試運転の予定表とか組みますか?」
試運転の前にチェック項目表とか作らないと駄目だよな?
「もうできておる、ほれ」
「どうも、機体の動作に兵器のテストにと」
「そなたが取ったデータが仲間の機体に反映される、励むのじゃ」
「了解です♪」
俺がアデーレ様から渡されたリストを見ている間に、アイゼン帝国軍から来た整備兵さん達の手によってフラメスナイトの出撃準備が整っていた。
変身してから、胴体の鳥の頭を開けて機体に乗り込む。
中は球体コックピット。
ゲームセンターの戦闘機ゲームみたいだ。
操縦レバーやスイッチ類は、シートの両方の肘掛けについてた。
前世の巨大ロボ、ネッケツオーの操縦席と似てるな。
何と言うか本当にアイゼン帝国だけ、技術レベルが突出してる。
魔法と科学を混ぜ合わせるとSF映画みたいになるって本当だな。
青く輝く光の画面が目の前に浮かぶ、映るのは機体の外のアデーレ様達。
『乗り心地はどうじゃ? そろそろテストを開始するぞ?』
「了解、何時でも行けます♪」
アデーレ様、仲間だけど立場が上だから丁寧に話さないと外面が不味い。
格納庫のシャッターが開き、緑の大地と青空が見える。
機体が壁から外されて、俺の操縦で動かせるようになる。
まずは機体を歩かせて外に出る、良い天気だ。
「動いたぞ、やった~~♪」
「アイゼンの技術は世界一~♪」
「馬鹿野郎、ミズホ職人舐めんな!」
「たわけ、これは皆の力の結晶じゃ!」
観測してるスタッフさん達が騒ぎ出す。
スタッフさん達が喧嘩になりかけた所で、アデーレ様が一喝する。
歩きの次は白兵戦の動作チェックで、手足を動かしたりロボット用の刀を振る。
機体の機能は順調に作動していた。
お次は、飛行テスト。
駆け出して距離を取り、格納庫よりも高くジャンプ。
足裏に刻まれた魔法陣から爆炎を噴射し、更に高度を上げる。
そして、背中にハリセンみたいに折り畳まれていた翼を展開。
この時の機体の外見は天使っぽいが、仲間からはまた天狗とか言われそう。
『飛行の調子はどうじゃ? 空を二けて星の世界まで行けそうかの♪』
「好調です、宇宙はまだとして次は変形に行きます♪」
地上のアデーレ様と通信し、レバー操作でフラメスナイトを変形させる。
機体をうつ伏せで大の字みたいな姿勢にして。人型から鳥型へ変形した。
「フラメスナイト、お前はもしかしてネッケツフェニックスの生まれ変わりか?」
ポップアップするスクリーンで機体の様子を見て、チェックリストに印をつけつつ前世の愛機と変わらぬ機能や性能に思わず呟く。
もしかしたら人間だけでなく、ロボットも転生するのかもしれないな。
思念で各種センサーを呼び出すと、ポンポンと画面が機内に浮かぶ。
「各種センサーも正常に作動っと、一旦戻るかな?」
飛行テストも概ね良い結果だと思ったら、アラートが鳴る。
樹海の上に黒い魔法陣が浮かび、陣の中から巨大なカマキリ型の魔獣が出現した。
「こちらフラメス、適性真珠が出現したので実践テストを開始する!」
『うむ、ぶちかましてやるのじゃ♪』
報連相は大事と通信を入れると退治しろとのオーダーが入る。
「くらえ、フラメスナイトキック!」
レバー操作で鳥型で突っ込み、空中で人型に変形。
移動だ照準ロックだの細かい作業は自動化されてる。
俺はレバー操作と引き金を引くだけで良い。
スイッチ操作で航空戦から白兵戦モードに切り替える。
重力を活かしてカマキリ魔獣の頭上から飛び蹴りを喰らわす。
アンブッシュは成功、カマキリ魔獣はド派手に転倒した。
こちらは蹴りの反動を活かして跳ね返りズシンと着地。
山をバックに腰から太刀を抜いて大上段に構える。
樹海を舞台にロボで怪獣と対決だ。
起き上がった敵は怒りの雄叫びを上ゲ、口から弾丸を吐き出す。
「受けて立つぜ、刀の耐久テストだ」
敵の弾幕を刀を盾代わりにして受ける。
刃に弾が当たる衝撃が機内にも響くが、刀は折れてない。
弾が駄目なら刃物で切ると、敵は両腕の鎌を振るい斬撃を飛ばす。
「熱血一刀流、羽ばたき返しロボバージョン!」
迫る敵の斬撃にこちらも太刀を振るい、斬撃を飛ばしてぶつけて相殺。
技の名を叫び引き金を引けば、音声入力で機体が俺の思考を汲み取り動く。
ここで敵は飛び道具から近接繊だと、鎌を振り上げて突進して来た。
振り下ろされた鎌を、太刀を寝かせて上段受けて弾く!
「打ち込みが甘いぜ、てりゃ!」
蹴りで敵を突き飛ばし、こちらの刀の間合いを作る。
「お返しの熱血一刀流、フェニックススピン!」
炎を纏った刃による回転斬りで敵の胴部を切り裂く。
腹は斬ったが敵の闘志は衰えず鎌で攻めてくる。
「敵ながら良い根性だ、まだまだ行くぜ!」
こちらも太刀を振るい、互いの刃がぶつかり合う。
金属音が鳴り響く鍔迫り合い、からの必殺剣で止めだ。
「熱血一刀流奥義、フェニックススラッシュ!」
相手を蹴り飛ばし、刀身に炎を纏わせてからの袈裟斬り!
ズバッと敵の体が叩き切らて物別れになる。
倒した遺体は燃やして浄化、こっちの勝利だ。
戦いと後始末を終えた俺は、機体をジャンプさせて鳥型に変形させて飛翔。
仲間達の待つ基地へと帰還したのであった。
テッポーとの遭遇戦の翌日、俺はミズホ国内にある巨大な格納庫を訪れていた。
ファンタジーな世界に似合わない、地球の飛行場の格納庫に似た場所。
壁のハンガーに佇む、二十メートルの赤い騎士型ロボットを見て笑みがこぼれた。
胴体が鳥の頭なのは変形後の機種になるからだとか。
「マッカよ、これが勇者級マジックメイル第一号じゃ♪」
頭には黄色いヘルメット。
服は茶色いボディアーマー付きの白いツナギで足は黒い安全ブーツ。
アイゼン帝国の整備兵姿になっていたアデーレ様が巨大なスパナを担いだ状態で俺の隣に立ち、ロボットを見ながら微笑む。
「ありがとうございます、可変機能も付いているんですよね♪」
「勿論じゃ、そなたと幼い頃に語り合った妾達の夢の第一弾じゃ♪」
俺が礼を言うとアデーレ様が胸を張る。
彼女と出会いロボの話をしなければ、この機体は生まれなかった。
「おいおい、俺にも礼を忘れるなよ天狗の小僧♪」
「おお、キヨムネさん! あざっす!」
「キヨムネ殿達、クマヌキ派の皆にも感謝じゃ♪」
着流しに雪駄と、格納庫に似合わないイケメンオーガと再会。
「お~~~~! あなたが勇者様ですか~~~っ♪」
「だ、誰さん?」
キヨムネさんの後ろから新たな人物がやって来た。
灰色のローブを着て、瓶底眼鏡に緑の髪のダークエルフの女性。
「初めまして、アイゼン大学魔導博士のクリスと申します是非握手を♪」
「どうも、マッカ・サンハートです宜しく」
俺はクリスさんに手を捕っれてブンブン握手された。
「クリス博士は魔法水晶動力、クリスタルエンジンの開発者じゃ♪」
アデーレ様が補足してくれる、凄い人だった。
「お~い、操縦者が来たって?」
今度は機体の後ろから、工具箱を持った一人の男性が現れた。
白いツナギ姿の褐色肌でマッチョな黒髪モヒカン頭のオークだ。
「おお、イーノ班長か。 こやつがマッカじゃ♪」
「ほう、俺はイーノ。 アイゼン帝国軍マジックメイル隊からの出向だ」
「あの最新騎士団の? 宜しくお願いします」
今度はイーノさんと握手をする。
こうしてみると、色んな人の仕事が集まり繋がってこのロボットが出来たんだ。
「他の者達にも話したが、残り七体と合体して聖獣大巨神となる」
「いや、皆さんマジでこっちの注文に応えてくれてありがとうございます♪」
感謝しかないのでお礼を言う。
機体名はフラメスナイトと名付けた。
「それじゃあ、試運転の予定表とか組みますか?」
試運転の前にチェック項目表とか作らないと駄目だよな?
「もうできておる、ほれ」
「どうも、機体の動作に兵器のテストにと」
「そなたが取ったデータが仲間の機体に反映される、励むのじゃ」
「了解です♪」
俺がアデーレ様から渡されたリストを見ている間に、アイゼン帝国軍から来た整備兵さん達の手によってフラメスナイトの出撃準備が整っていた。
変身してから、胴体の鳥の頭を開けて機体に乗り込む。
中は球体コックピット。
ゲームセンターの戦闘機ゲームみたいだ。
操縦レバーやスイッチ類は、シートの両方の肘掛けについてた。
前世の巨大ロボ、ネッケツオーの操縦席と似てるな。
何と言うか本当にアイゼン帝国だけ、技術レベルが突出してる。
魔法と科学を混ぜ合わせるとSF映画みたいになるって本当だな。
青く輝く光の画面が目の前に浮かぶ、映るのは機体の外のアデーレ様達。
『乗り心地はどうじゃ? そろそろテストを開始するぞ?』
「了解、何時でも行けます♪」
アデーレ様、仲間だけど立場が上だから丁寧に話さないと外面が不味い。
格納庫のシャッターが開き、緑の大地と青空が見える。
機体が壁から外されて、俺の操縦で動かせるようになる。
まずは機体を歩かせて外に出る、良い天気だ。
「動いたぞ、やった~~♪」
「アイゼンの技術は世界一~♪」
「馬鹿野郎、ミズホ職人舐めんな!」
「たわけ、これは皆の力の結晶じゃ!」
観測してるスタッフさん達が騒ぎ出す。
スタッフさん達が喧嘩になりかけた所で、アデーレ様が一喝する。
歩きの次は白兵戦の動作チェックで、手足を動かしたりロボット用の刀を振る。
機体の機能は順調に作動していた。
お次は、飛行テスト。
駆け出して距離を取り、格納庫よりも高くジャンプ。
足裏に刻まれた魔法陣から爆炎を噴射し、更に高度を上げる。
そして、背中にハリセンみたいに折り畳まれていた翼を展開。
この時の機体の外見は天使っぽいが、仲間からはまた天狗とか言われそう。
『飛行の調子はどうじゃ? 空を二けて星の世界まで行けそうかの♪』
「好調です、宇宙はまだとして次は変形に行きます♪」
地上のアデーレ様と通信し、レバー操作でフラメスナイトを変形させる。
機体をうつ伏せで大の字みたいな姿勢にして。人型から鳥型へ変形した。
「フラメスナイト、お前はもしかしてネッケツフェニックスの生まれ変わりか?」
ポップアップするスクリーンで機体の様子を見て、チェックリストに印をつけつつ前世の愛機と変わらぬ機能や性能に思わず呟く。
もしかしたら人間だけでなく、ロボットも転生するのかもしれないな。
思念で各種センサーを呼び出すと、ポンポンと画面が機内に浮かぶ。
「各種センサーも正常に作動っと、一旦戻るかな?」
飛行テストも概ね良い結果だと思ったら、アラートが鳴る。
樹海の上に黒い魔法陣が浮かび、陣の中から巨大なカマキリ型の魔獣が出現した。
「こちらフラメス、適性真珠が出現したので実践テストを開始する!」
『うむ、ぶちかましてやるのじゃ♪』
報連相は大事と通信を入れると退治しろとのオーダーが入る。
「くらえ、フラメスナイトキック!」
レバー操作で鳥型で突っ込み、空中で人型に変形。
移動だ照準ロックだの細かい作業は自動化されてる。
俺はレバー操作と引き金を引くだけで良い。
スイッチ操作で航空戦から白兵戦モードに切り替える。
重力を活かしてカマキリ魔獣の頭上から飛び蹴りを喰らわす。
アンブッシュは成功、カマキリ魔獣はド派手に転倒した。
こちらは蹴りの反動を活かして跳ね返りズシンと着地。
山をバックに腰から太刀を抜いて大上段に構える。
樹海を舞台にロボで怪獣と対決だ。
起き上がった敵は怒りの雄叫びを上ゲ、口から弾丸を吐き出す。
「受けて立つぜ、刀の耐久テストだ」
敵の弾幕を刀を盾代わりにして受ける。
刃に弾が当たる衝撃が機内にも響くが、刀は折れてない。
弾が駄目なら刃物で切ると、敵は両腕の鎌を振るい斬撃を飛ばす。
「熱血一刀流、羽ばたき返しロボバージョン!」
迫る敵の斬撃にこちらも太刀を振るい、斬撃を飛ばしてぶつけて相殺。
技の名を叫び引き金を引けば、音声入力で機体が俺の思考を汲み取り動く。
ここで敵は飛び道具から近接繊だと、鎌を振り上げて突進して来た。
振り下ろされた鎌を、太刀を寝かせて上段受けて弾く!
「打ち込みが甘いぜ、てりゃ!」
蹴りで敵を突き飛ばし、こちらの刀の間合いを作る。
「お返しの熱血一刀流、フェニックススピン!」
炎を纏った刃による回転斬りで敵の胴部を切り裂く。
腹は斬ったが敵の闘志は衰えず鎌で攻めてくる。
「敵ながら良い根性だ、まだまだ行くぜ!」
こちらも太刀を振るい、互いの刃がぶつかり合う。
金属音が鳴り響く鍔迫り合い、からの必殺剣で止めだ。
「熱血一刀流奥義、フェニックススラッシュ!」
相手を蹴り飛ばし、刀身に炎を纏わせてからの袈裟斬り!
ズバッと敵の体が叩き切らて物別れになる。
倒した遺体は燃やして浄化、こっちの勝利だ。
戦いと後始末を終えた俺は、機体をジャンプさせて鳥型に変形させて飛翔。
仲間達の待つ基地へと帰還したのであった。
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