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四空間目
10 R-18
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「あひ、ッ、ひァ、ふぁあ!」
神田さんの、すごいぃ。
童貞の俺には刺激が強すぎる。
今すぐ理性を捨てて、神田さんの首に腕を回し、腰に脚を絡ませ抱き寄せて強請れば、どれほど楽なものか。
「ふ、ァ…ああッ、んっ」
だけど、…だけど。
「っ、ああァ、んぇ、ああン」
絶対に屈服したくない。
これはレイプなのだから。愛の一欠けらすらもない、ただの暴力。だからそんな真似は絶対にしてはいけない。
そう自分に再度言い聞かせながら、刺さらないタイルに爪を立てる。
「…ん、ァ、ッ、ああ…ぅ」
しかしこの快楽地獄はいつ終わるのだろうか。本当に規則通りに助けに来てくれるのだろうか。
このままでは誰かが助けに来てくれる前に、神田さんのペニスの形まではっきりと覚えてしまいそうだ。
パンパンパンパンパンッ
「あ、っ、…はや、ぃ…ン、っァ」
竿はずっしりと重量感があって、ビキビキと硬い青筋が狭い腸内を刺激してくる。雁幅すらも広くて、それで抜かれたり入ったりを繰り返されると、とんでもなく気持ちがいい。神田さんも俺の中で気持ち良くなっているのか、時折腸内でビクビクとペニスが跳ね上がっている。そんな動きすらも、俺からしたら堪ったものではない。
「…っ、く…お前の中すげえよ」
「うるさ…っ、ン、ん、ン…ッ!」
「名器だな」
「ふ、ぁあ…ァ、ん」
男の俺が名器の持ち主だなどと言われても嬉しくもないはずなのに、熱っぽい吐息混じりに囁かれてしまえば、嬉しく感じてしまう。何だ、これ。神田マジックか。
「…あ、…ッ、俺の中で、…ビクビクってぇ…ッァ」
「ああ。お前の中でイきてえって涎垂らしながら喜んでるんだぜ」
「え、…っ、しゃ…せい?」
それって、いわゆる。
「中出し」というやつか…?
「やっ…!?な、か出し、いやだ…ァ」
男である俺が、力と快楽で捩じ伏せられてペニスに屈服されているだけでも、耐え難い事実だというのに。それなのに、更に女のように中に射精されたら俺は…、一体どうなってしまうんだ。考えただけでも恐ろしい。
「やだ、ぬい、て…ッ、ンァ、やぁっ」
「嫌がるお前は一段とそそる」
「ふざけ…ッ、ひ、ぃ…あぁッ」
挿入した時よりも、体感二倍の太さにまで膨らんでいそうな神田さんのぺニスは、俺の腸内でビクンビクンと飛び跳ねている。本当に射精はすぐそこまできているのだろう。
この身体付きと、睾丸の大きさのからして、きっと精液の量も人並み以上に違いない。
「ひァ、ッ、あ、…ぬ、け…抜けよぉ!」
すでに脂肪で俺の腹はいっぱいいっぱいなんだぞ。最奥まで入り込んでいるというのに、そんな大量の精液を腹の中に注がれたら、きっと俺の腹は破裂してしまう。
しかしもちろんのこと神田さんが俺の言葉に耳を傾けてくれるわけもなく。
「はっ、…有希」
「うぁ…っ、や、ァ、あ、ぁっ、あ」
「…出すぞ。お前の中に全部、出すぞ」
「やだ、ひぃ、っ、あッ、ああぅ」
昂ぶりからか熱っぽくて低い声。
俺のぶよぶよな身体は痛いくらいに抱き締められて。一段にゆさぶりが激しくなったかと思えば。
「…くっ、」
「あ、ぁ…ああッ、ぁああンっ!」
最奥に火傷しそうな程、熱い液体が注ぎ込まれた。
「…あ、っ、うぇ、ひっく…熱いぃ」
まるで生き物のように俺の腸内でビクビクッと痙攣している神田さんのペニスは、最後の一滴まで注ぎ込まんと言わんばかりに、射精してもなお、ゆるやかに抜き挿しを繰り返す。
震える手をなんとか動かして、下腹部を触ってみる。
このたぷんたぷんしている俺の身体の中に神田さんの精液が入っているんだ。
「っ、う、…ぇ、ひぅ」
何という非生産的なんだ。
神田さんに中出ししてもらいたい世の女性は数億人を越えるだろうに。何でよりによって子宮もない俺なんかに。男でデブで不細工な俺なんかに…。
冷めていく身体と頭の中とは正反対に、未だに俺の中に入っている神田さんのペニスと精液は熱くて、それが余計に悲しくなった。
「もう、…やだ」
こんなところに、こんなレイプ魔が居るところに、一秒でも居たくない。
俺は最後の力を振り絞って、神田さんの身体を押し退かす。そうすれば案外簡単に神田さんは退いてくれた。それに従って、中に入っていたペニスまでズチュリと嫌な音を立てて抜かれた。
「…ひ、ぅ」
まるで粗相をしてしまったかのように、尻の中から生暖かい液体がドロリと零れる。
…白くて粘っこい液体。それは間違いなく精液。自分の尻の穴からそんな物が溢れて来ているところを見て、俺は泣いた。
「やだ、やだ、やだっ…、ひっく…ぅえ」
「…有希」
「っ、触んな!」
伸ばされた手を全力で叩き落とし、目の前の男を睨み付ける。
この変態レイプ魔。最悪人間。二度と俺に顔を見せるな。そんな汚い言葉を遠慮なく浴びせるものの、神田さんは表情一つ変えやしない。それが余計に腹が立つ。
「(俺に何を言われようと、どんな風に思われようと、関係ないってか…?)」
ふんっ。もうどうだっていい。
立ち上がるために、四つん這いになって力を入れれば、ブビュっと精液が流れ出る。不快以外のなにものでもない。きっと腹を壊すんだろうなぁ。
「……帰る」
レイプ魔と此処に居るより、家で弟にネチネチ苛められている方が何百倍もマシだ。
自分を変えたくて此処に来たのだが、やっぱり俺は人を不快にさせるだけの何の役にも立たないクソ人間だったいうことだ。これからは極力家に引きこもって生きて行こう。
「待て」
……しかし、それは簡単に阻止された。
「離してください」
嫌悪を丸出しにして振り返る。
「…何処に行く気だ?」
「神田さんには関係ありません」
「あ゛?」
すると、そこには先程までどんなに汚い言葉を浴びせても表情一つ変えなかった人間が、何故かあからさまに怒りを露にしていた。
神田さんの、すごいぃ。
童貞の俺には刺激が強すぎる。
今すぐ理性を捨てて、神田さんの首に腕を回し、腰に脚を絡ませ抱き寄せて強請れば、どれほど楽なものか。
「ふ、ァ…ああッ、んっ」
だけど、…だけど。
「っ、ああァ、んぇ、ああン」
絶対に屈服したくない。
これはレイプなのだから。愛の一欠けらすらもない、ただの暴力。だからそんな真似は絶対にしてはいけない。
そう自分に再度言い聞かせながら、刺さらないタイルに爪を立てる。
「…ん、ァ、ッ、ああ…ぅ」
しかしこの快楽地獄はいつ終わるのだろうか。本当に規則通りに助けに来てくれるのだろうか。
このままでは誰かが助けに来てくれる前に、神田さんのペニスの形まではっきりと覚えてしまいそうだ。
パンパンパンパンパンッ
「あ、っ、…はや、ぃ…ン、っァ」
竿はずっしりと重量感があって、ビキビキと硬い青筋が狭い腸内を刺激してくる。雁幅すらも広くて、それで抜かれたり入ったりを繰り返されると、とんでもなく気持ちがいい。神田さんも俺の中で気持ち良くなっているのか、時折腸内でビクビクとペニスが跳ね上がっている。そんな動きすらも、俺からしたら堪ったものではない。
「…っ、く…お前の中すげえよ」
「うるさ…っ、ン、ん、ン…ッ!」
「名器だな」
「ふ、ぁあ…ァ、ん」
男の俺が名器の持ち主だなどと言われても嬉しくもないはずなのに、熱っぽい吐息混じりに囁かれてしまえば、嬉しく感じてしまう。何だ、これ。神田マジックか。
「…あ、…ッ、俺の中で、…ビクビクってぇ…ッァ」
「ああ。お前の中でイきてえって涎垂らしながら喜んでるんだぜ」
「え、…っ、しゃ…せい?」
それって、いわゆる。
「中出し」というやつか…?
「やっ…!?な、か出し、いやだ…ァ」
男である俺が、力と快楽で捩じ伏せられてペニスに屈服されているだけでも、耐え難い事実だというのに。それなのに、更に女のように中に射精されたら俺は…、一体どうなってしまうんだ。考えただけでも恐ろしい。
「やだ、ぬい、て…ッ、ンァ、やぁっ」
「嫌がるお前は一段とそそる」
「ふざけ…ッ、ひ、ぃ…あぁッ」
挿入した時よりも、体感二倍の太さにまで膨らんでいそうな神田さんのぺニスは、俺の腸内でビクンビクンと飛び跳ねている。本当に射精はすぐそこまできているのだろう。
この身体付きと、睾丸の大きさのからして、きっと精液の量も人並み以上に違いない。
「ひァ、ッ、あ、…ぬ、け…抜けよぉ!」
すでに脂肪で俺の腹はいっぱいいっぱいなんだぞ。最奥まで入り込んでいるというのに、そんな大量の精液を腹の中に注がれたら、きっと俺の腹は破裂してしまう。
しかしもちろんのこと神田さんが俺の言葉に耳を傾けてくれるわけもなく。
「はっ、…有希」
「うぁ…っ、や、ァ、あ、ぁっ、あ」
「…出すぞ。お前の中に全部、出すぞ」
「やだ、ひぃ、っ、あッ、ああぅ」
昂ぶりからか熱っぽくて低い声。
俺のぶよぶよな身体は痛いくらいに抱き締められて。一段にゆさぶりが激しくなったかと思えば。
「…くっ、」
「あ、ぁ…ああッ、ぁああンっ!」
最奥に火傷しそうな程、熱い液体が注ぎ込まれた。
「…あ、っ、うぇ、ひっく…熱いぃ」
まるで生き物のように俺の腸内でビクビクッと痙攣している神田さんのペニスは、最後の一滴まで注ぎ込まんと言わんばかりに、射精してもなお、ゆるやかに抜き挿しを繰り返す。
震える手をなんとか動かして、下腹部を触ってみる。
このたぷんたぷんしている俺の身体の中に神田さんの精液が入っているんだ。
「っ、う、…ぇ、ひぅ」
何という非生産的なんだ。
神田さんに中出ししてもらいたい世の女性は数億人を越えるだろうに。何でよりによって子宮もない俺なんかに。男でデブで不細工な俺なんかに…。
冷めていく身体と頭の中とは正反対に、未だに俺の中に入っている神田さんのペニスと精液は熱くて、それが余計に悲しくなった。
「もう、…やだ」
こんなところに、こんなレイプ魔が居るところに、一秒でも居たくない。
俺は最後の力を振り絞って、神田さんの身体を押し退かす。そうすれば案外簡単に神田さんは退いてくれた。それに従って、中に入っていたペニスまでズチュリと嫌な音を立てて抜かれた。
「…ひ、ぅ」
まるで粗相をしてしまったかのように、尻の中から生暖かい液体がドロリと零れる。
…白くて粘っこい液体。それは間違いなく精液。自分の尻の穴からそんな物が溢れて来ているところを見て、俺は泣いた。
「やだ、やだ、やだっ…、ひっく…ぅえ」
「…有希」
「っ、触んな!」
伸ばされた手を全力で叩き落とし、目の前の男を睨み付ける。
この変態レイプ魔。最悪人間。二度と俺に顔を見せるな。そんな汚い言葉を遠慮なく浴びせるものの、神田さんは表情一つ変えやしない。それが余計に腹が立つ。
「(俺に何を言われようと、どんな風に思われようと、関係ないってか…?)」
ふんっ。もうどうだっていい。
立ち上がるために、四つん這いになって力を入れれば、ブビュっと精液が流れ出る。不快以外のなにものでもない。きっと腹を壊すんだろうなぁ。
「……帰る」
レイプ魔と此処に居るより、家で弟にネチネチ苛められている方が何百倍もマシだ。
自分を変えたくて此処に来たのだが、やっぱり俺は人を不快にさせるだけの何の役にも立たないクソ人間だったいうことだ。これからは極力家に引きこもって生きて行こう。
「待て」
……しかし、それは簡単に阻止された。
「離してください」
嫌悪を丸出しにして振り返る。
「…何処に行く気だ?」
「神田さんには関係ありません」
「あ゛?」
すると、そこには先程までどんなに汚い言葉を浴びせても表情一つ変えなかった人間が、何故かあからさまに怒りを露にしていた。
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