112 / 972
第6章 亡者の巣窟を探索して生きていこう
77.事なかれ主義者は帰宅する
しおりを挟む
亡者の巣窟の第五階層から、ゾンビの上位種が出るようになった。動物系のゾンビや、巨大なゾンビ等、色々な種類がいる。中でもびっくりしたのは、今までのゾンビだと思って油断していたら、いきなり走ってこちらに向かってきた事。ゾンビは走るものじゃないって!
そんな僕の内心の焦りを気にした様子もなく、ルウさんがピカッと倒している。まだ神聖ライトは効くようだ。
「今まで通りの見た目でも馬鹿みたいに力が強かったり、今みてぇに機敏に動いたりするゾンビもいるから油断すんじゃねぇぞ」
「見た目同じでも油断ダメ」
「見た目が違うゾンビも厄介ではあるのよね~。やっぱり足元をちょろちょろされるとラオちゃんだと相手するのが大変だし」
ナニがとは言わないけど、大きいから下が見え辛いんですかね? あ、殴りづらいだけですか、そうですか。
そういう物だと分かっていれば特に驚く事はなく、俊敏に近づいてくる四足歩行のゾンビや、走ってくるゾンビの相手をしているルウさんをのんびりと見つめる。
神聖ライトでピカッとするだけなので、ここでたくさん魔石集めをしてもよさそうだけど、今は少しでも早く転移陣にたどり着くという目標があるので、最低限の敵の相手をしてサクサクと進んでいく。
第六階層以降も変わり映えはしない。宝箱もなく、洞窟は相変わらず迷路のように道が枝分かれしているけれど自動探知地図があるのでそれすら障害にならない。
サクサクと進んで第九階層も踏破し、第十階層に下りる前に小休止を入れたらフロアボスが待つ第十階層へ!
第十階層にはどんな敵が待ち受けているのか、不安を感じつつ皆の後ろをついて階段を降り切ると、事前の情報通り大きな広間となっていた。出てくる魔物も情報通り。
普通のゾンビはいなくって、走ってこちらに迫ってくる人型のゾンビや動物系のゾンビだけではなく、二メートル以上の大きさのゾンビ等たくさんいたけど、問題ない。アイテムバッグから取り出した神聖照明弾を構える。
ラオさんたちが警戒しつつも、いつでも強い光に対応できる様子を確認したらドーラさんに投げるのをお願いした。いや、どう考えても広すぎてちょっと届きそうにないし。
「最前線の敵の目の前でお願い」
「わかった」
その華奢な体のどこからそんな力が出るのか分からないけど、ほとんど弾丸の様な軌道を描きつつまっすぐに神聖照明弾は進んでいき、敵の最前線に着弾した。地面に当たると、垂直に跳ねる。
「今!」
僕も慌ててドーラさんの大きな盾の後ろに隠れ、光をやり過ごす。光が収まった時にはそれぞれ十数体いた上位種のゾンビたちも、魔石だけを残して消滅していくところだった。
「……フロアボスなのに簡単すぎない?」
「シズトくんの魔道具が強力って事ね~。お姉ちゃん、すごいと思うわ?」
ヘルメット越しに、ルウさんが僕の頭をポンポンと叩く。
ホムラ、真似しなくていいから。
「まあ、アレで最後だったから補充って意味でも帰らなきゃなんだけどね。……結局、フロアボスも特に記録と違いはなかったし、活発期に入ってないんじゃないかなぁ」
「油断はダメ。下の階層に異変があるかも」
「確かにな。ダンジョンの事はよく分かってねぇんだ。ある階層だけ活発期に入ってる事もあるかもしんねぇ。とりあえず今日は戻ればいいけどよ、明日以降も潜るぞ」
「お姉ちゃんと一緒に頑張りましょ、シズトくん!」
「明日から頑張るからとりあえずお風呂入りたい」
「今日は私が当番。早く帰る」
魔石をせっせと拾い始めたドーラさんの後に続いて僕たちも魔石集めを頑張った。
……戦闘よりも魔石集めの方が時間がかかってるし、これもなんか魔道具作った方が楽かな。
地下室に転移して戻り、一階に上がると既に日が暮れていて夜だった。
出迎えてくれたモニカは一瞬眉を顰めたけど、すぐに表情を戻す。僕じゃなかったら見逃しちゃうね!
とかあほな事を考えつつ、即行でお風呂に行く。今マスクを外すと大変な事になるのが分かっているのでまだ外していない。
「なんで皆来てるの?」
「なんでって、あんな臭い漂わせて屋敷内歩くわけにいかねぇだろ」
「装備の手入れもしておかないと臭いままだから大変だわ~」
「これだから不人気。街に戻るのも大変」
「え、後から入るんだよね? それか僕が後から入れば――」
「ご一緒します、マスター」
「不本意だけど効率的」
「たくさんシャワーがあったし、皆で入るために準備していたんでしょう?」
「グダグダ言ってねぇでさっさと脱衣所入るぞ。シンシーラがそこで吐いてるだろうが」
オロロロロッと、廊下の端で吐いているシンシーラに申し訳なさを感じていると、ルウさんに抱えられて脱衣所に運ばれる。
モニカが事前に準備してくれていたらしい湯浴み着をせめて着てもらおう。正直それでもいろいろと目のやり場に困るんですけどね!
「マスクはまだ外すなよ」
「そういうラオさんが外してるけど、平気なの?」
「まあ、慣れだな。冒険者をするんなら臭いだとか諸々慣れておいた方がいいんだよ。何があるか分かんねぇし、臭いで行動不能になっていたら致命的だしな」
「シズトが冒険者を目指すなら外せばいい」
「マスター、お湯加減はばっちりです」
「マスクつけたままでいい……ってちょっとホムラ、押さないで!」
ラオさんとルウさんとは違い、ホムラはドーラさんと同じようなワンピースの様な湯浴み着を着ている。ドーラさんと違うのは胸部が膨らんでいる事だろうか。
本当はお湯に入るのは体を洗ってからにしたいんだけど。
そんな事を思いつつ、ホムラが導くまま、大人しく湯船に浸かった。
……周りを囲むように入ってくるのは何か意図があるんですかね?
「私も一緒に入るのですわ!」
「もういっぱいいっぱいだから増えないでもらえます!?」
「私が増えたところで変わらないのですわ!!」
そんな僕の内心の焦りを気にした様子もなく、ルウさんがピカッと倒している。まだ神聖ライトは効くようだ。
「今まで通りの見た目でも馬鹿みたいに力が強かったり、今みてぇに機敏に動いたりするゾンビもいるから油断すんじゃねぇぞ」
「見た目同じでも油断ダメ」
「見た目が違うゾンビも厄介ではあるのよね~。やっぱり足元をちょろちょろされるとラオちゃんだと相手するのが大変だし」
ナニがとは言わないけど、大きいから下が見え辛いんですかね? あ、殴りづらいだけですか、そうですか。
そういう物だと分かっていれば特に驚く事はなく、俊敏に近づいてくる四足歩行のゾンビや、走ってくるゾンビの相手をしているルウさんをのんびりと見つめる。
神聖ライトでピカッとするだけなので、ここでたくさん魔石集めをしてもよさそうだけど、今は少しでも早く転移陣にたどり着くという目標があるので、最低限の敵の相手をしてサクサクと進んでいく。
第六階層以降も変わり映えはしない。宝箱もなく、洞窟は相変わらず迷路のように道が枝分かれしているけれど自動探知地図があるのでそれすら障害にならない。
サクサクと進んで第九階層も踏破し、第十階層に下りる前に小休止を入れたらフロアボスが待つ第十階層へ!
第十階層にはどんな敵が待ち受けているのか、不安を感じつつ皆の後ろをついて階段を降り切ると、事前の情報通り大きな広間となっていた。出てくる魔物も情報通り。
普通のゾンビはいなくって、走ってこちらに迫ってくる人型のゾンビや動物系のゾンビだけではなく、二メートル以上の大きさのゾンビ等たくさんいたけど、問題ない。アイテムバッグから取り出した神聖照明弾を構える。
ラオさんたちが警戒しつつも、いつでも強い光に対応できる様子を確認したらドーラさんに投げるのをお願いした。いや、どう考えても広すぎてちょっと届きそうにないし。
「最前線の敵の目の前でお願い」
「わかった」
その華奢な体のどこからそんな力が出るのか分からないけど、ほとんど弾丸の様な軌道を描きつつまっすぐに神聖照明弾は進んでいき、敵の最前線に着弾した。地面に当たると、垂直に跳ねる。
「今!」
僕も慌ててドーラさんの大きな盾の後ろに隠れ、光をやり過ごす。光が収まった時にはそれぞれ十数体いた上位種のゾンビたちも、魔石だけを残して消滅していくところだった。
「……フロアボスなのに簡単すぎない?」
「シズトくんの魔道具が強力って事ね~。お姉ちゃん、すごいと思うわ?」
ヘルメット越しに、ルウさんが僕の頭をポンポンと叩く。
ホムラ、真似しなくていいから。
「まあ、アレで最後だったから補充って意味でも帰らなきゃなんだけどね。……結局、フロアボスも特に記録と違いはなかったし、活発期に入ってないんじゃないかなぁ」
「油断はダメ。下の階層に異変があるかも」
「確かにな。ダンジョンの事はよく分かってねぇんだ。ある階層だけ活発期に入ってる事もあるかもしんねぇ。とりあえず今日は戻ればいいけどよ、明日以降も潜るぞ」
「お姉ちゃんと一緒に頑張りましょ、シズトくん!」
「明日から頑張るからとりあえずお風呂入りたい」
「今日は私が当番。早く帰る」
魔石をせっせと拾い始めたドーラさんの後に続いて僕たちも魔石集めを頑張った。
……戦闘よりも魔石集めの方が時間がかかってるし、これもなんか魔道具作った方が楽かな。
地下室に転移して戻り、一階に上がると既に日が暮れていて夜だった。
出迎えてくれたモニカは一瞬眉を顰めたけど、すぐに表情を戻す。僕じゃなかったら見逃しちゃうね!
とかあほな事を考えつつ、即行でお風呂に行く。今マスクを外すと大変な事になるのが分かっているのでまだ外していない。
「なんで皆来てるの?」
「なんでって、あんな臭い漂わせて屋敷内歩くわけにいかねぇだろ」
「装備の手入れもしておかないと臭いままだから大変だわ~」
「これだから不人気。街に戻るのも大変」
「え、後から入るんだよね? それか僕が後から入れば――」
「ご一緒します、マスター」
「不本意だけど効率的」
「たくさんシャワーがあったし、皆で入るために準備していたんでしょう?」
「グダグダ言ってねぇでさっさと脱衣所入るぞ。シンシーラがそこで吐いてるだろうが」
オロロロロッと、廊下の端で吐いているシンシーラに申し訳なさを感じていると、ルウさんに抱えられて脱衣所に運ばれる。
モニカが事前に準備してくれていたらしい湯浴み着をせめて着てもらおう。正直それでもいろいろと目のやり場に困るんですけどね!
「マスクはまだ外すなよ」
「そういうラオさんが外してるけど、平気なの?」
「まあ、慣れだな。冒険者をするんなら臭いだとか諸々慣れておいた方がいいんだよ。何があるか分かんねぇし、臭いで行動不能になっていたら致命的だしな」
「シズトが冒険者を目指すなら外せばいい」
「マスター、お湯加減はばっちりです」
「マスクつけたままでいい……ってちょっとホムラ、押さないで!」
ラオさんとルウさんとは違い、ホムラはドーラさんと同じようなワンピースの様な湯浴み着を着ている。ドーラさんと違うのは胸部が膨らんでいる事だろうか。
本当はお湯に入るのは体を洗ってからにしたいんだけど。
そんな事を思いつつ、ホムラが導くまま、大人しく湯船に浸かった。
……周りを囲むように入ってくるのは何か意図があるんですかね?
「私も一緒に入るのですわ!」
「もういっぱいいっぱいだから増えないでもらえます!?」
「私が増えたところで変わらないのですわ!!」
95
お気に入りに追加
413
あなたにおすすめの小説
スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~
暁 とと
ファンタジー
スキル運のおかげでドロップ率や宝箱のアイテムに対する運が良く、確率の低いアイテムをドロップしたり、激レアな武器を宝箱から出したりすることが出来る佐藤はギルドを辞めさられた。
しかし、佐藤の庭にダンジョンが出来たので億を稼ぐことが出来ます。
もう、戻ってきてと言われても無駄です。こっちは、億稼いでいるので。
勇者パーティを追放されそうになった俺は、泣いて縋って何とか残り『元のDQNに戻る事にした』どうせ俺が生きている間には滅びんだろう!
石のやっさん
ファンタジー
今度の主人公はマジで腐っている。基本悪党、だけど自分のルールあり!
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のリヒトは、とうとう勇者でありパーティリーダーのドルマンにクビを宣告されてしまう。幼馴染も全員ドルマンの物で、全員から下に見られているのが解った。
だが、意外にも主人公は馬鹿にされながらも残る道を選んだ。
『もう友達じゃ無いんだな』そう心に誓った彼は…勇者達を骨の髄までしゃぶり尽くす事を決意した。
此処迄するのか…そう思う『ざまぁ』を貴方に
前世のDQNに戻る事を決意した、暗黒面に落ちた外道魔法戦士…このざまぁは知らないうちに世界を壊す。
おおぅ、神よ……ここからってマジですか?
夢限
ファンタジー
俺こと高良雄星は39歳の一見すると普通の日本人だったが、実際は違った。
人見知りやトラウマなどが原因で、友人も恋人もいない、孤独だった。
そんな俺は、突如病に倒れ死亡。
次に気が付いたときそこには神様がいた。
どうやら、異世界転生ができるらしい。
よーし、今度こそまっとうに生きてやるぞー。
……なんて、思っていた時が、ありました。
なんで、奴隷スタートなんだよ。
最底辺過ぎる。
そんな俺の新たな人生が始まったわけだが、問題があった。
それは、新たな俺には名前がない。
そこで、知っている人に聞きに行ったり、復讐したり。
それから、旅に出て生涯の友と出会い、恩を返したりと。
まぁ、いろいろやってみようと思う。
これは、そんな俺の新たな人生の物語だ。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
見よう見まねで生産チート
立風人(りふと)
ファンタジー
(※サムネの武器が登場します)
ある日、死神のミスにより死んでしまった青年。
神からのお詫びと救済を兼ねて剣と魔法の世界へ行けることに。
もの作りが好きな彼は生産チートをもらい異世界へ
楽しくも忙しく過ごす冒険者 兼 職人 兼 〇〇な主人公とその愉快な仲間たちのお話。
※基本的に主人公視点で進んでいきます。
※趣味作品ですので不定期投稿となります。
コメント、評価、誤字報告の方をよろしくお願いします。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる