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第2章 露天商をさせて生きていこう
18.事なかれ主義者は膝枕されてた
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なんとかパンツは死守した後、今日もルンさんにたらふくポトフみたいなのを食べさせられ、ホムラが押す浮遊台車で移動する。
中央通りから東門に近づくにつれ、冒険者の割合が増えてくる。
東門は難しい方のダンジョンがあるから、冒険者も駆け出しはおらず、中堅からベテランまでの雰囲気の人ばかりだ。
係の人にお金を払って、ホムラがドッグタグを差し出す。
今回の場所代は一日だけだったのに銀貨一枚だった。
「たっか!」
「いや、いい場所じゃないからまだここは安い方ですよ。『道』の予約しておきますか? 一日銀貨五枚頂きますが」
そのうち年会費くらい持ってかれそう。
だから結構繁盛してる露天商があんまりお金持ちって感じじゃないのかな。
商人ギルドぼったくりな気がするけど僕だけ?
僕が悩んでいる間に、ホムラは断って指定された場所に向かう。
北門から中央に向かってまっすぐ伸びた広い通りに点在しているお店を横目に、どんどん外壁沿いを歩いていく。
東門からだいぶ南に壁に沿って進んだところが今回の場所だった。
人はまばらで、周りのお店は乱雑にダンジョン産のものを積んでいる。
魔物の素材もあれば、なんか変な草とか石ころとか。
お客は汚れた格好の冒険者たちだ。結構臭いがきつい。
その冒険者たちは素材を買わずに、持っていたものを売っていた。
「ここら辺は行商人が素材の買取で店出してんのが多いんだよ。あとはある程度味に自信がある飯屋とかだな」
「なんでこんなとこに出してんの?」
「少しでも場所代安くするためじゃねぇか? 『道』で店出して、しばらくして『壁』に移動してくんだよ。量が多いからアタシもたまに来てたな」
ラオさんが両手に持っている料理たちがそのころ食べてたやつなんですね。
あーあー、胸にタレがこぼれて汚れてるじゃないですか。
汚れが気になって見てるだけですよ、ええ。
「マスター」
「見てません!」
「何をですか?……準備ができました」
ホムラはすでに準備を終えて敷物の上に座っていた。
僕も今日は様子見で一緒にいよっかな。
そう思ってホムラの隣に座り込んだタイミングで、ガチャガチャと音を立てながら装備に汚れ一つない人が来た。
「おはよう、シズト」
「ドーラさん、おはよう。早いですね」
「買えないと困る」
そんな慌ててこなくても、お客さん誰もいないっすよ。
ドーラさんは並べられている品々を見て、迷う事なく『自動探知地図』と『浮遊ランプ』を求めた。
懐に入れていた革袋から乱雑に金貨を取り出してホムラに渡す。
金貨が十二枚……場所代普通に元が取れてしまった。
「ボールはないの?」
「あれはオートトレースがないとただの鉄のボールなので」
「いつ売られる?」
「うーん……材料買わないといけないのでなんとも言えないです。そうだ! ドーラさんにお世話になってますし、初めての魔道具のお客さんなのでプレゼントしましょうか?」
「いい。お金に困ってない。もっといろいろ作って」
うーん、断られてしまった。
魔道具好きなのかな。
どんなのがいいんだろう?
「変なの作るなよ」
「まだなんも考えてないんですけど!?」
ドーラさんが買ってからは特に何も売れなかった。
たまに来る冒険者は、浮いているランプを気にせず、新品同様の武器に興味を示していたが、結局値段を見て去っていった。
もっと安いほうがよさそうだけど、鍛冶屋のおっちゃんとかに嫌われるのは嫌だしなぁ。
お昼はラオさんのオススメのご飯をホムラと一緒に食べる。
謎肉うどんだった。
これも勇者が広めた料理なんだろうなー。
食に困る事はないからありがたいけど、なんかそういうチートで楽に稼ぎたかった。
スープまでしっかりと飲み干す。
なんかよくわかんないけど、出汁が利いてて美味しい気がする。
ラオさんが他にもあれもこれもと持ってきてホムラと頑張って食べたけど、食べ過ぎておなか苦しい……。
――後頭部に柔らかな感触。ちょっとあったかい。
変な枕だな、と思って目を開けるとホムラが僕の頭をなでながら膝枕をしていて、驚いた。
「なにしてんの!?」
「マスター、帰りましょう」
「流された!?」
慌てて飛び起きて問いただしたけど、気にしたそぶりもなくテキパキと商品をアイテムバッグに入れていく。
どうやら寝落ちしていたようだ。もう日が暮れ始めていた。
そんな事より、ちょっとホムラ。自由になりすぎなのでは?
相変わらず無表情だけど。
片付けが終わって宿に戻る途中で今日の成果を聞く。
「あの後売れた?」
「売れませんでした」
「まあ、所持金が二倍になったし、のんびり売ってこっか」
「はい、マスター」
ただ、大金が手に入ったので良い魔石がないかな、と物色も忘れない。
東門の周辺は魔物の素材も取り扱っているからあるかな、って思ったけど見当たらない。
そんな僕を見て不思議に思ったのか、後ろを黙ってついてきていたラオさんが聞いてくる。
「何探してんだ?」
「この前買った魔石と同じくらいのがないかなぁ、って」
「あのランクの魔石は露店じゃ売ってねぇよ。この前の店で買えばいいんじゃねぇか」
「そうだね。逆方向だから明日以降かなぁ」
とりあえず、魔道具に使えそうな素材を色々買って行ったら持ち金がだいぶ減った。
節約とか考えなきゃいけないかな……。
中央通りから東門に近づくにつれ、冒険者の割合が増えてくる。
東門は難しい方のダンジョンがあるから、冒険者も駆け出しはおらず、中堅からベテランまでの雰囲気の人ばかりだ。
係の人にお金を払って、ホムラがドッグタグを差し出す。
今回の場所代は一日だけだったのに銀貨一枚だった。
「たっか!」
「いや、いい場所じゃないからまだここは安い方ですよ。『道』の予約しておきますか? 一日銀貨五枚頂きますが」
そのうち年会費くらい持ってかれそう。
だから結構繁盛してる露天商があんまりお金持ちって感じじゃないのかな。
商人ギルドぼったくりな気がするけど僕だけ?
僕が悩んでいる間に、ホムラは断って指定された場所に向かう。
北門から中央に向かってまっすぐ伸びた広い通りに点在しているお店を横目に、どんどん外壁沿いを歩いていく。
東門からだいぶ南に壁に沿って進んだところが今回の場所だった。
人はまばらで、周りのお店は乱雑にダンジョン産のものを積んでいる。
魔物の素材もあれば、なんか変な草とか石ころとか。
お客は汚れた格好の冒険者たちだ。結構臭いがきつい。
その冒険者たちは素材を買わずに、持っていたものを売っていた。
「ここら辺は行商人が素材の買取で店出してんのが多いんだよ。あとはある程度味に自信がある飯屋とかだな」
「なんでこんなとこに出してんの?」
「少しでも場所代安くするためじゃねぇか? 『道』で店出して、しばらくして『壁』に移動してくんだよ。量が多いからアタシもたまに来てたな」
ラオさんが両手に持っている料理たちがそのころ食べてたやつなんですね。
あーあー、胸にタレがこぼれて汚れてるじゃないですか。
汚れが気になって見てるだけですよ、ええ。
「マスター」
「見てません!」
「何をですか?……準備ができました」
ホムラはすでに準備を終えて敷物の上に座っていた。
僕も今日は様子見で一緒にいよっかな。
そう思ってホムラの隣に座り込んだタイミングで、ガチャガチャと音を立てながら装備に汚れ一つない人が来た。
「おはよう、シズト」
「ドーラさん、おはよう。早いですね」
「買えないと困る」
そんな慌ててこなくても、お客さん誰もいないっすよ。
ドーラさんは並べられている品々を見て、迷う事なく『自動探知地図』と『浮遊ランプ』を求めた。
懐に入れていた革袋から乱雑に金貨を取り出してホムラに渡す。
金貨が十二枚……場所代普通に元が取れてしまった。
「ボールはないの?」
「あれはオートトレースがないとただの鉄のボールなので」
「いつ売られる?」
「うーん……材料買わないといけないのでなんとも言えないです。そうだ! ドーラさんにお世話になってますし、初めての魔道具のお客さんなのでプレゼントしましょうか?」
「いい。お金に困ってない。もっといろいろ作って」
うーん、断られてしまった。
魔道具好きなのかな。
どんなのがいいんだろう?
「変なの作るなよ」
「まだなんも考えてないんですけど!?」
ドーラさんが買ってからは特に何も売れなかった。
たまに来る冒険者は、浮いているランプを気にせず、新品同様の武器に興味を示していたが、結局値段を見て去っていった。
もっと安いほうがよさそうだけど、鍛冶屋のおっちゃんとかに嫌われるのは嫌だしなぁ。
お昼はラオさんのオススメのご飯をホムラと一緒に食べる。
謎肉うどんだった。
これも勇者が広めた料理なんだろうなー。
食に困る事はないからありがたいけど、なんかそういうチートで楽に稼ぎたかった。
スープまでしっかりと飲み干す。
なんかよくわかんないけど、出汁が利いてて美味しい気がする。
ラオさんが他にもあれもこれもと持ってきてホムラと頑張って食べたけど、食べ過ぎておなか苦しい……。
――後頭部に柔らかな感触。ちょっとあったかい。
変な枕だな、と思って目を開けるとホムラが僕の頭をなでながら膝枕をしていて、驚いた。
「なにしてんの!?」
「マスター、帰りましょう」
「流された!?」
慌てて飛び起きて問いただしたけど、気にしたそぶりもなくテキパキと商品をアイテムバッグに入れていく。
どうやら寝落ちしていたようだ。もう日が暮れ始めていた。
そんな事より、ちょっとホムラ。自由になりすぎなのでは?
相変わらず無表情だけど。
片付けが終わって宿に戻る途中で今日の成果を聞く。
「あの後売れた?」
「売れませんでした」
「まあ、所持金が二倍になったし、のんびり売ってこっか」
「はい、マスター」
ただ、大金が手に入ったので良い魔石がないかな、と物色も忘れない。
東門の周辺は魔物の素材も取り扱っているからあるかな、って思ったけど見当たらない。
そんな僕を見て不思議に思ったのか、後ろを黙ってついてきていたラオさんが聞いてくる。
「何探してんだ?」
「この前買った魔石と同じくらいのがないかなぁ、って」
「あのランクの魔石は露店じゃ売ってねぇよ。この前の店で買えばいいんじゃねぇか」
「そうだね。逆方向だから明日以降かなぁ」
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