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戦場のケストア・・・1
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「凄いわね? あんな船まで飛ばすなんて」
私が大空に浮かぶ船を眺めながら呟くと、慌ただしくケストア国民達が駆け出して行く。
「終わりだ! ケストアは終わりだ!」
「サザル公国の大空船団が来るなんて」
「あんな量の"飛行石"を集めてたなんて、本当にケストアは終わりだ!」
幾つかの逃げるケストア国民の会話に入っているワード"飛行石"に私はワクワクしていた。
原物が見たいわね……その石だけで船が浮かぶとして、どれくらい使うのかしら?
とりあえず、逃げる民衆から、適当にストップを掛けて、飛行石について質問をする。
「なんなんだよ! あれを見てわからないのか、早く逃げないと!」
「黙りなさい……飛行石について知りたいのよ」
私は捕まえた男性の肩を掴み、力で地面に押し座らせる。
大人しくなった男は、飛行石について早口で語る。
"飛行石"
本来は魔力を蓄えて発光するだけの鉱石であり、飛行石とは別名であり、本来は光石と言う。
そんな光石は、自然と魔力を使い切ると輝きを失い単なる石のようになる。
魔力を失った光石に無理矢理、魔力を注ぎ、魔力を閉じ込める為の術式を施した物が飛行石となり、閉じ込めた際の魔力量により浮かせる力が変化する。
閉じ込められる魔力量は、石のサイズにより異なり、許容量を超えて魔力が注がれた場合、石は弾け飛び、封じられる筈の魔力が爆発する事もある。
その為、特攻の際に光石を爆弾のように使用する戦闘方法も存在する。
男は早口で語ると、立ち上がり、駆け出していく。
「アンタ達も早く逃げた方がいい、あれだけの大部隊なんだ、魔導士の数も相当なはずだ」
「心配、感謝するわ。ガレルに逃げなさい。アレは絶対に落ちないわよ」
「よく分からないが、ガレルだな!」
男は再確認すると、ガレルに向かうように門から外に向けて掛けていく。
飛行石か? 船も面白いし……直ぐに欲しいけど、先ずは目的を果たさないとよね……
私達は足早に、王城に向けて歩みを進める。
正面からは、私の部下となった多くの元ケストア騎士団の姿があり、バロ・ネトラの部下達と戦闘を開始する。
本来の城攻めならば、かなり厄介であろうが、内戦状態の城内に外からの大部隊の支援が加わる形になれば、話は違ってくる。
そんな大部隊の中に、私の信頼する家族を数名紛れ込ませれば、全て上手くいくだろう。
ロアルとクロミを正面に配置してあるから、城門の突破は簡単だろう。
私は、先に"影移動"であっさりと場内に侵入する。
クイーン、ラクネ、ホーネットの三人には、船の行動を見張ってもらい、変な動きがあれば、即座に攻撃可能な状態にして待機させている。
私に同行させたのは、ガスト&マリアとキングとなっている。
クイーン達は最初、納得いかない様子だったが、ガスト&マリアやキングは空を飛べない、いざとなった際に戦力として考えれば当然な人選だと説明した。
流石に空船団の存在を全て無視する訳にはいかないのだから、仕方ない話だろう。
外が騒がしくなる最中、ケストア城内は、激しい内戦状態になっていた。
反旗を翻し、野心を剥き出しにしたバロ・ネトラ、その一団は王の間に向かうにつれて、次第に残虐性を露にして行く。
兵士の亡骸が増えていく最中、ケストア王国側は城内に配備された少ない護衛兵と守備兵のみとなっていた。
バロ・ネトラは、馬鹿ではない。
最初に王国側を潰しに掛かる為、別働隊を向かわせた先は、王国守備隊の兵舎であり、内部に忍ばせた裏切り者により、王国守備隊は、本来の仕事が出来ずにいた。
その結果、一番近くに居ながら、ケストア王国側は、なすがままにバロ・ネトラの手のひらの上で踊らされる形になってしまっていた。
そんなケストア城に向けて、大量の馬に跨った騎士と重装備に身を包んだ歩兵を乗せた荷馬車が駆け抜けて行く。
荒々しく地鳴りを起こすように近づく騎士の存在、その旗印はバスコ・オルディの物である。
それに気づき、仲間と勘違いしたのか、城の傍に建てられた王国守備隊の兵舎を外から襲撃していたバロ・ネトラの部下達は勝利を確信したのか、声を荒らげる。
「増援が来たぞッ! あれはバスコ・オルディの旗印だ!」
「あはは、これで勝利は確実だな。あれだけの部隊が王城に入れば、直ぐに王の首も取れるだろうさ」
笑いながら、開かれた口、そこから発せられる大声が言葉となり、響き渡る。
それと同時に、進軍していた騎士達が方向を変更し、王国守備隊の兵舎に向けて駆け出していく。
「なんだ? 此方に加勢か?」
「おーい! 此方は時間稼ぎだ。王の首が先だ!」
そんな声が響き渡る最中、先頭を駆け抜ける一騎の騎士が、槍を天に掲げ、声を張り上げる。
「我々は、ケストア王国、ガレル所属、ノー・ルーズ戦騎隊並びに、重装騎士歩兵大隊であるッ!」
僅かな沈黙、それから直ぐに怒号が放たれる。
「全隊ッ! 敵は正面、掛かれっ!」
「「「うおおぉぉ──ォォォオッ!」」」
その瞬間、王国守備隊の兵舎を攻めていたバロ・ネトラの部下達は、理解する事になる。
此方に向かう大部隊は、味方ではなく、敵である事実、それは勝利を目前にして、突如やってきた死神にすら見えた事だろう。
闘神の如く槍を振り回し、次々に仲間を貫く槍、それは絶対的勝利を覆す物であり、その後方から、更に槍を構えた騎士達が掛けてくる。
王国守備隊の兵舎側でも、内部の戦闘に集中する事が可能となり、王国守備隊の兵士達が即座にケストア城へと向かう為に馬を用意する。
そんな王国守備隊の指揮官は、ルーズの元に駆け寄る。
「ルーズッ! 良くぞ無事に」
「おぉ、ガドロフ殿、無事でしたか」
「あぁ、だが、守るばかりで、攻撃に遅れをとった。内部の裏切り者により、多くの新兵が殺られてしまった」
「ガドロフ殿、安心してくだされ。 我等が、ガレルの守り神がきっと仇をうってくれましょう」
私の知らない所で勝手に守り神にされていたのは、後に知る事になるけど、実際にこのタイミングで私は、ケストア国王の座る王座の前に立って笑っていたわ。
影の中を通り抜けて、あっさりとケストアの城に潜入した私は、国王に会う為に王の居るであろう最上階を目指して移動する。
私の考えた通り、王座に深く悩むように腰掛ける老人と十数名の兵士の姿がそこにあったわ。
私は満面の笑みで国王の前に姿を現す。
突然、現れた私に対して、側近の兵達が慌てて槍を向けてくる。
「貴様ッ! 何者か! 突然姿を現した所を見ると、バロ・ネトラの手先か!」
殺気が切先から溢れ出てると言うべきだろう、私を囲むように向けられる複数の槍にイライラしながらも、私は冷静に国王に対して、会話を開始する。
「私は、ガレルのパンドラ。敵じゃないわ……貴方を助けてあげようと思って来てあげたのよ?」
私の発言に兵士達の苛立ちがハッキリと表情にでる。
そんな状況の最中、下の階からは、バロ・ネトラ達による攻撃が激しく音を鳴らす。
ケストア王国、国王は私を見つめると、力無く呟く。
「槍を下げよ。そして、そなた、パンドラと言ったな……何が望みだ……既に我が国は、終焉を迎える程に風前の灯となった。そんな国に何を望む?」
私が大空に浮かぶ船を眺めながら呟くと、慌ただしくケストア国民達が駆け出して行く。
「終わりだ! ケストアは終わりだ!」
「サザル公国の大空船団が来るなんて」
「あんな量の"飛行石"を集めてたなんて、本当にケストアは終わりだ!」
幾つかの逃げるケストア国民の会話に入っているワード"飛行石"に私はワクワクしていた。
原物が見たいわね……その石だけで船が浮かぶとして、どれくらい使うのかしら?
とりあえず、逃げる民衆から、適当にストップを掛けて、飛行石について質問をする。
「なんなんだよ! あれを見てわからないのか、早く逃げないと!」
「黙りなさい……飛行石について知りたいのよ」
私は捕まえた男性の肩を掴み、力で地面に押し座らせる。
大人しくなった男は、飛行石について早口で語る。
"飛行石"
本来は魔力を蓄えて発光するだけの鉱石であり、飛行石とは別名であり、本来は光石と言う。
そんな光石は、自然と魔力を使い切ると輝きを失い単なる石のようになる。
魔力を失った光石に無理矢理、魔力を注ぎ、魔力を閉じ込める為の術式を施した物が飛行石となり、閉じ込めた際の魔力量により浮かせる力が変化する。
閉じ込められる魔力量は、石のサイズにより異なり、許容量を超えて魔力が注がれた場合、石は弾け飛び、封じられる筈の魔力が爆発する事もある。
その為、特攻の際に光石を爆弾のように使用する戦闘方法も存在する。
男は早口で語ると、立ち上がり、駆け出していく。
「アンタ達も早く逃げた方がいい、あれだけの大部隊なんだ、魔導士の数も相当なはずだ」
「心配、感謝するわ。ガレルに逃げなさい。アレは絶対に落ちないわよ」
「よく分からないが、ガレルだな!」
男は再確認すると、ガレルに向かうように門から外に向けて掛けていく。
飛行石か? 船も面白いし……直ぐに欲しいけど、先ずは目的を果たさないとよね……
私達は足早に、王城に向けて歩みを進める。
正面からは、私の部下となった多くの元ケストア騎士団の姿があり、バロ・ネトラの部下達と戦闘を開始する。
本来の城攻めならば、かなり厄介であろうが、内戦状態の城内に外からの大部隊の支援が加わる形になれば、話は違ってくる。
そんな大部隊の中に、私の信頼する家族を数名紛れ込ませれば、全て上手くいくだろう。
ロアルとクロミを正面に配置してあるから、城門の突破は簡単だろう。
私は、先に"影移動"であっさりと場内に侵入する。
クイーン、ラクネ、ホーネットの三人には、船の行動を見張ってもらい、変な動きがあれば、即座に攻撃可能な状態にして待機させている。
私に同行させたのは、ガスト&マリアとキングとなっている。
クイーン達は最初、納得いかない様子だったが、ガスト&マリアやキングは空を飛べない、いざとなった際に戦力として考えれば当然な人選だと説明した。
流石に空船団の存在を全て無視する訳にはいかないのだから、仕方ない話だろう。
外が騒がしくなる最中、ケストア城内は、激しい内戦状態になっていた。
反旗を翻し、野心を剥き出しにしたバロ・ネトラ、その一団は王の間に向かうにつれて、次第に残虐性を露にして行く。
兵士の亡骸が増えていく最中、ケストア王国側は城内に配備された少ない護衛兵と守備兵のみとなっていた。
バロ・ネトラは、馬鹿ではない。
最初に王国側を潰しに掛かる為、別働隊を向かわせた先は、王国守備隊の兵舎であり、内部に忍ばせた裏切り者により、王国守備隊は、本来の仕事が出来ずにいた。
その結果、一番近くに居ながら、ケストア王国側は、なすがままにバロ・ネトラの手のひらの上で踊らされる形になってしまっていた。
そんなケストア城に向けて、大量の馬に跨った騎士と重装備に身を包んだ歩兵を乗せた荷馬車が駆け抜けて行く。
荒々しく地鳴りを起こすように近づく騎士の存在、その旗印はバスコ・オルディの物である。
それに気づき、仲間と勘違いしたのか、城の傍に建てられた王国守備隊の兵舎を外から襲撃していたバロ・ネトラの部下達は勝利を確信したのか、声を荒らげる。
「増援が来たぞッ! あれはバスコ・オルディの旗印だ!」
「あはは、これで勝利は確実だな。あれだけの部隊が王城に入れば、直ぐに王の首も取れるだろうさ」
笑いながら、開かれた口、そこから発せられる大声が言葉となり、響き渡る。
それと同時に、進軍していた騎士達が方向を変更し、王国守備隊の兵舎に向けて駆け出していく。
「なんだ? 此方に加勢か?」
「おーい! 此方は時間稼ぎだ。王の首が先だ!」
そんな声が響き渡る最中、先頭を駆け抜ける一騎の騎士が、槍を天に掲げ、声を張り上げる。
「我々は、ケストア王国、ガレル所属、ノー・ルーズ戦騎隊並びに、重装騎士歩兵大隊であるッ!」
僅かな沈黙、それから直ぐに怒号が放たれる。
「全隊ッ! 敵は正面、掛かれっ!」
「「「うおおぉぉ──ォォォオッ!」」」
その瞬間、王国守備隊の兵舎を攻めていたバロ・ネトラの部下達は、理解する事になる。
此方に向かう大部隊は、味方ではなく、敵である事実、それは勝利を目前にして、突如やってきた死神にすら見えた事だろう。
闘神の如く槍を振り回し、次々に仲間を貫く槍、それは絶対的勝利を覆す物であり、その後方から、更に槍を構えた騎士達が掛けてくる。
王国守備隊の兵舎側でも、内部の戦闘に集中する事が可能となり、王国守備隊の兵士達が即座にケストア城へと向かう為に馬を用意する。
そんな王国守備隊の指揮官は、ルーズの元に駆け寄る。
「ルーズッ! 良くぞ無事に」
「おぉ、ガドロフ殿、無事でしたか」
「あぁ、だが、守るばかりで、攻撃に遅れをとった。内部の裏切り者により、多くの新兵が殺られてしまった」
「ガドロフ殿、安心してくだされ。 我等が、ガレルの守り神がきっと仇をうってくれましょう」
私の知らない所で勝手に守り神にされていたのは、後に知る事になるけど、実際にこのタイミングで私は、ケストア国王の座る王座の前に立って笑っていたわ。
影の中を通り抜けて、あっさりとケストアの城に潜入した私は、国王に会う為に王の居るであろう最上階を目指して移動する。
私の考えた通り、王座に深く悩むように腰掛ける老人と十数名の兵士の姿がそこにあったわ。
私は満面の笑みで国王の前に姿を現す。
突然、現れた私に対して、側近の兵達が慌てて槍を向けてくる。
「貴様ッ! 何者か! 突然姿を現した所を見ると、バロ・ネトラの手先か!」
殺気が切先から溢れ出てると言うべきだろう、私を囲むように向けられる複数の槍にイライラしながらも、私は冷静に国王に対して、会話を開始する。
「私は、ガレルのパンドラ。敵じゃないわ……貴方を助けてあげようと思って来てあげたのよ?」
私の発言に兵士達の苛立ちがハッキリと表情にでる。
そんな状況の最中、下の階からは、バロ・ネトラ達による攻撃が激しく音を鳴らす。
ケストア王国、国王は私を見つめると、力無く呟く。
「槍を下げよ。そして、そなた、パンドラと言ったな……何が望みだ……既に我が国は、終焉を迎える程に風前の灯となった。そんな国に何を望む?」
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