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試練の神殿・・・2
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オークは下級でもゴブリンとは別物の強さがあった。
下級オーク数体に上位ゴブリン達が押されているからだ。
次々に数を増やすオーク達、倒しても、倒しても埒が明かない。
クイーン、ラクネ、ホーネットの三人も相手の数に押され始めてるわ。
クイーンのアシッドシールドに対して、投石等の攻撃をしてくる時点で、相手の指揮官オークはキングと同じくらい頭の回転が早いのがわかる。
油断ならないわ。
「キング、このままだと不味くない!」
「あぁ、間違いなくヤバいな、だからって、見逃してくれる雰囲気も無いしな、逃げる気もない!」
激しい戦斧の一撃がオークの兜ごと身体を縦に真っ二つにする。
影のスキルが使えれば、少しは違うけど、苔の光のみで薄影が混じる中だと、下手に使えないのよね。
私は"水弾"と"毒球"を使いオーク達を攻撃していたが、やられた先から次々に増えるオークに危機感を増すばかりだった。
そんな私を狙い、オークウィザードが火炎魔法を放つ。
「うわぁ、あぶな!」
いきなり過ぎて焦ったけど何とか回避する。
激しい爆発に粉塵が飛び、視界をさえぎると、粉塵の先から声がする。
「嬢ちゃん、まだ来るぞ! 避けろ!」
キングの叫びから、僅かの間に私目掛けて、剣先が振り下ろされる。
魔法が来ると思っていた私は、反応が遅れ、右肩からした右腕が勢いよく、宙を舞う。
「ッギィ、うぁッ」
突然の激痛と焼けるような痛みに声を出そうとするも、声にならない叫びだけが喉から出ていく。
腕が、クソ、"水弾"
私の腕を切り落としたオークの頭を吹き飛ばす。
すぐにラクネが私のそばに来ると、止血の為に糸で傷口から上をキツく結び、ホーネットが麻痺毒を私に注射する。
"麻痺耐性"が復活してなくて、良かったなんて、皮肉ね。
最後にクイーンが、私の傷口を焼き、完全に血を止める。
麻痺毒がなければ、気を失っていたかもしれないわね。
「三人ともありがとう、大丈夫よ」
私の言葉に不安を感じる三人は、私を守りながら戦う事を選択したみたい。
これは戦闘なんだと、改めて感じる、私が勝てたのは、私が相手より強かったから、状況が有利だったから、他にも理由はある。
今はその逆なんだと。 だから、私もなりふり構わない!
「キング、派手にやるわ、上手くいくか分からないけど」
「どちらにしても、宜しくない状況だ、やるなら派手な方が好みだ」
僅かな隙を、最大の勝機に変える!
"影移動"発動
影を次々に移動して、オーク達の背後を目指す。
その間、正面にオークの目を引きつける為にクイーンには、再度"アシッドシールド"を展開させ、ラクネには蜘蛛の糸を使った"毒の鞭"を使わせる。
ホーネットはそんな二人の後ろから、"毒球"と"ニードルショット"を発動させる。
後ろを向く暇なんか与えないわ。
そして、私はオークジェネラルの背後、つまり、影に辿り着くと、 "影縫い"を発動する。
オークジェネラルから先のオーク達が動けなくなるのを確認して、"影の刃"と "影遊戯" を発動する。
オーク達が次々と自分の仲間を襲い襲い始め、"影の刃"が更に切りつける。
最後は "影喰" で死んだオークがダンジョンに飲まれる前に栄養補充と体力回復を行う。
残念だったのは、私の右腕は復活しなかった事ね……つら。
判断を誤ったのかもしれないと、考えさせられる。
オークウィザードの一撃が囮だと気づいていたら、すぐに距離を取れていた筈だわ、高い代償になったわね。
それよりも、キングの方が心配だわ、上位ゴブリン達もかなりやられてるし、何よりもゴブリンクレリックが全滅してる。
オーク達は最初に回復役になるクレリックを狙ったのね、どんだけイヤらしい知識を持ってるのよ……誰も回復出来ないなんて。
「キング、ごめんなさい……」
私の口から出た謝罪、それに対してキングは鋭い眼光を向ける。
「今の謝罪は取り消せ……死者に対する冒涜だ。コイツらは同じ姿や記憶を持って復活しない、テイムしてる訳じゃないからな」
キングにテイムの力は存在しない。自身の力とスキル、そして王としての器のみでゴブリンを束ねてきたからだ。
「ええ、彼等は立派な戦士だったわ」
「当たり前だ、俺様が信じる自慢の仲間だからな、次に向かうとするか」
そうキングが言った瞬間、背後から、火炎魔法が撃ち込まれる。
キングの横を超えて、闘技場の床に激しく火炎魔法がぶつかると、一気な闘技場の床がヒビ割れて、抜け落ちる。
「うわぁぁぁ!」
「ぬおぉぉ!」
私達は、闘技場の地下に流れていた水路に落下すると流れのままに流されていく。
"水中呼吸"、すぐに皆を助けないと!
最初に助けたのはラクネだった。ラクネは水に慣れていない為に巨大な下半身が上手く操れずに慌てていたの。
『ラクネ、落ち着いて。すぐに天井に巣を作って、足場にして』
『お、御館様。面目ありません、すぐに』
そして、次に無事であると分かっているクイーンに念話を飛ばしたわ。
『クイーンッ! 大丈夫かしら』
『主様、此方は大丈夫ですよ。ただ、身体が伸びすぎて、ちぎれそうです』
身体がちぎれそう? やっぱりクイーンは頼りになるわね。
『ラクネ、クイーンの位置を送るわ、先ずはホーネットを救い上げて』
『了解しました!』
指示に従い、ラクネがホーネットを天井に引き上げる。
ホーネットが身体に付着した水分を弾き飛ばすと、空中から次々にラクネの糸を使いゴブリン達を引き上げていく。
水中では、クイーンが身体を巨大化させて、キングやホーネット、ゴブリン達が流されないようにしてくれていたの。
クイーン達がいなかったら、本当に危なかったわ。
私達はなんとか、全滅を避けられた事実を喜びながらも、このままだとまずい事実も理解していた。
試練の神殿、思ったよりヤバいわね。
私達が天井に巣を作って隠れながら回復を待っていると、水路の先から光が近づいて来るのがわかる。
すぐに巣の周りを影で覆い、外から確認できないようにする。
それは、船だったわ。十人程のオーク達が槍を水中に刺しながら、ゆっくりと流れに逆らうように進んでくる。
なんで、流れに逆らってるのよ? オークに水すら操るヤバいやつがいるのかしら。
でも、船は欲しいわね。
『ホーネット、船を傷つけないように、オークに毒針を打てる?』
『ご主人様。任せてください、バッチリやっちゃいますよぅ』
船が巣の真下を通る瞬間、ホーネットの先手必勝の毒針が空中から放たれる。
それと同時に"影移動"で私と"空歩"を使ったキングが音も無く、船に着地する。
動けないオークを始末すると、船を隈無く調べていく。
船その物に船内はなく、操舵も見当たらない?
どうやって動いてるのよ……と思った矢先、カタカタと船の先端部分から音がすることに気づく。
私が近づくと、隠し扉があり、扉の下から檻に入れられたダーク・クロコダイルの幼体が姿を現したの。
え、なにこれ? オークのおやつ?
凄い動揺して暴れて鳴き出すダーク・クロコダイルの幼体に困り果てたわ。
とりあえず"意思疎通強化"を発動する。幼体相手だど、普通の会話が困難だからだ。
『ママ、ママァァァ!』
うーん、なんか誘拐犯の気分にさせられるわね。
ハッキリと何を言っているか理解出来た瞬間、船がピタリと止まり、水面から泡が溢れ、ザバンッ!っと、凄い水飛沫が上がる。
まさかの、まさかよね!
下級オーク数体に上位ゴブリン達が押されているからだ。
次々に数を増やすオーク達、倒しても、倒しても埒が明かない。
クイーン、ラクネ、ホーネットの三人も相手の数に押され始めてるわ。
クイーンのアシッドシールドに対して、投石等の攻撃をしてくる時点で、相手の指揮官オークはキングと同じくらい頭の回転が早いのがわかる。
油断ならないわ。
「キング、このままだと不味くない!」
「あぁ、間違いなくヤバいな、だからって、見逃してくれる雰囲気も無いしな、逃げる気もない!」
激しい戦斧の一撃がオークの兜ごと身体を縦に真っ二つにする。
影のスキルが使えれば、少しは違うけど、苔の光のみで薄影が混じる中だと、下手に使えないのよね。
私は"水弾"と"毒球"を使いオーク達を攻撃していたが、やられた先から次々に増えるオークに危機感を増すばかりだった。
そんな私を狙い、オークウィザードが火炎魔法を放つ。
「うわぁ、あぶな!」
いきなり過ぎて焦ったけど何とか回避する。
激しい爆発に粉塵が飛び、視界をさえぎると、粉塵の先から声がする。
「嬢ちゃん、まだ来るぞ! 避けろ!」
キングの叫びから、僅かの間に私目掛けて、剣先が振り下ろされる。
魔法が来ると思っていた私は、反応が遅れ、右肩からした右腕が勢いよく、宙を舞う。
「ッギィ、うぁッ」
突然の激痛と焼けるような痛みに声を出そうとするも、声にならない叫びだけが喉から出ていく。
腕が、クソ、"水弾"
私の腕を切り落としたオークの頭を吹き飛ばす。
すぐにラクネが私のそばに来ると、止血の為に糸で傷口から上をキツく結び、ホーネットが麻痺毒を私に注射する。
"麻痺耐性"が復活してなくて、良かったなんて、皮肉ね。
最後にクイーンが、私の傷口を焼き、完全に血を止める。
麻痺毒がなければ、気を失っていたかもしれないわね。
「三人ともありがとう、大丈夫よ」
私の言葉に不安を感じる三人は、私を守りながら戦う事を選択したみたい。
これは戦闘なんだと、改めて感じる、私が勝てたのは、私が相手より強かったから、状況が有利だったから、他にも理由はある。
今はその逆なんだと。 だから、私もなりふり構わない!
「キング、派手にやるわ、上手くいくか分からないけど」
「どちらにしても、宜しくない状況だ、やるなら派手な方が好みだ」
僅かな隙を、最大の勝機に変える!
"影移動"発動
影を次々に移動して、オーク達の背後を目指す。
その間、正面にオークの目を引きつける為にクイーンには、再度"アシッドシールド"を展開させ、ラクネには蜘蛛の糸を使った"毒の鞭"を使わせる。
ホーネットはそんな二人の後ろから、"毒球"と"ニードルショット"を発動させる。
後ろを向く暇なんか与えないわ。
そして、私はオークジェネラルの背後、つまり、影に辿り着くと、 "影縫い"を発動する。
オークジェネラルから先のオーク達が動けなくなるのを確認して、"影の刃"と "影遊戯" を発動する。
オーク達が次々と自分の仲間を襲い襲い始め、"影の刃"が更に切りつける。
最後は "影喰" で死んだオークがダンジョンに飲まれる前に栄養補充と体力回復を行う。
残念だったのは、私の右腕は復活しなかった事ね……つら。
判断を誤ったのかもしれないと、考えさせられる。
オークウィザードの一撃が囮だと気づいていたら、すぐに距離を取れていた筈だわ、高い代償になったわね。
それよりも、キングの方が心配だわ、上位ゴブリン達もかなりやられてるし、何よりもゴブリンクレリックが全滅してる。
オーク達は最初に回復役になるクレリックを狙ったのね、どんだけイヤらしい知識を持ってるのよ……誰も回復出来ないなんて。
「キング、ごめんなさい……」
私の口から出た謝罪、それに対してキングは鋭い眼光を向ける。
「今の謝罪は取り消せ……死者に対する冒涜だ。コイツらは同じ姿や記憶を持って復活しない、テイムしてる訳じゃないからな」
キングにテイムの力は存在しない。自身の力とスキル、そして王としての器のみでゴブリンを束ねてきたからだ。
「ええ、彼等は立派な戦士だったわ」
「当たり前だ、俺様が信じる自慢の仲間だからな、次に向かうとするか」
そうキングが言った瞬間、背後から、火炎魔法が撃ち込まれる。
キングの横を超えて、闘技場の床に激しく火炎魔法がぶつかると、一気な闘技場の床がヒビ割れて、抜け落ちる。
「うわぁぁぁ!」
「ぬおぉぉ!」
私達は、闘技場の地下に流れていた水路に落下すると流れのままに流されていく。
"水中呼吸"、すぐに皆を助けないと!
最初に助けたのはラクネだった。ラクネは水に慣れていない為に巨大な下半身が上手く操れずに慌てていたの。
『ラクネ、落ち着いて。すぐに天井に巣を作って、足場にして』
『お、御館様。面目ありません、すぐに』
そして、次に無事であると分かっているクイーンに念話を飛ばしたわ。
『クイーンッ! 大丈夫かしら』
『主様、此方は大丈夫ですよ。ただ、身体が伸びすぎて、ちぎれそうです』
身体がちぎれそう? やっぱりクイーンは頼りになるわね。
『ラクネ、クイーンの位置を送るわ、先ずはホーネットを救い上げて』
『了解しました!』
指示に従い、ラクネがホーネットを天井に引き上げる。
ホーネットが身体に付着した水分を弾き飛ばすと、空中から次々にラクネの糸を使いゴブリン達を引き上げていく。
水中では、クイーンが身体を巨大化させて、キングやホーネット、ゴブリン達が流されないようにしてくれていたの。
クイーン達がいなかったら、本当に危なかったわ。
私達はなんとか、全滅を避けられた事実を喜びながらも、このままだとまずい事実も理解していた。
試練の神殿、思ったよりヤバいわね。
私達が天井に巣を作って隠れながら回復を待っていると、水路の先から光が近づいて来るのがわかる。
すぐに巣の周りを影で覆い、外から確認できないようにする。
それは、船だったわ。十人程のオーク達が槍を水中に刺しながら、ゆっくりと流れに逆らうように進んでくる。
なんで、流れに逆らってるのよ? オークに水すら操るヤバいやつがいるのかしら。
でも、船は欲しいわね。
『ホーネット、船を傷つけないように、オークに毒針を打てる?』
『ご主人様。任せてください、バッチリやっちゃいますよぅ』
船が巣の真下を通る瞬間、ホーネットの先手必勝の毒針が空中から放たれる。
それと同時に"影移動"で私と"空歩"を使ったキングが音も無く、船に着地する。
動けないオークを始末すると、船を隈無く調べていく。
船その物に船内はなく、操舵も見当たらない?
どうやって動いてるのよ……と思った矢先、カタカタと船の先端部分から音がすることに気づく。
私が近づくと、隠し扉があり、扉の下から檻に入れられたダーク・クロコダイルの幼体が姿を現したの。
え、なにこれ? オークのおやつ?
凄い動揺して暴れて鳴き出すダーク・クロコダイルの幼体に困り果てたわ。
とりあえず"意思疎通強化"を発動する。幼体相手だど、普通の会話が困難だからだ。
『ママ、ママァァァ!』
うーん、なんか誘拐犯の気分にさせられるわね。
ハッキリと何を言っているか理解出来た瞬間、船がピタリと止まり、水面から泡が溢れ、ザバンッ!っと、凄い水飛沫が上がる。
まさかの、まさかよね!
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