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始まりから、過去へ・・・五大貴族の娘2
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決めたからにはやり抜く、デルロイさんには悪いけど、アレを使わせて貰っても一泡吹かせてやるわ!
デルロイ・アルバルド・・・元王国騎士団の隊長にして、剣の達人で知られ、実力者を探し出す導き手としても有名な人物だわ、王国での発言力も凄まじい人物なのよね。
何より、祝福の他にも、複数のスキルを操る凄腕で盗賊団を1人で壊滅させたとか、色々噂がある人物なんだから。
「どうした? ワシから仕掛けた方がよいですかな?」
私の思考を一瞬で現実に引き戻すデルロイさんの言葉、丁寧な口調になり更に、危機感を感じ、急ぎ身を引き締める。
「お言葉ですが、私は剣の稽古など受けてきていないのですが?」
「それはよい機会ですな。癖がないこと、型がないことは、喜ばしい限りです」
雰囲気が変化すると、私は身体に似合わない長剣を両手に掴み直す。地面に切っ先が軽く刺さたったままであったけれど、それでいい。
「でわ、デルロイ様、参ります!」
私の身体に一気に強化魔法を掛けて、走り出す。
覚えたてから数年の強化魔法よ、何回もイタズラの逃亡に使い続けてるから威力は確実なんだから!
さっきまで、地面に埋まっていた切っ先が持ち上がり、一気にデルロイさんとの距離を詰めて、切り掛る。
「覚悟してください!」
ガキンッ!
ギギギギギッ!
不意の一撃、斜め下から一気に切り込んだのに!
「よい踏み込み、思い切りの切り込みも見事ですな。これが初めての切り込みとは、嬉しく思いますな」
嘘でしょ! 一撃で決めてやるつもりの一撃だったのよ!
「よいですか、本気で仕掛けるなら、ギリギリまで強化を隠し、必殺の一撃には声を出さぬことをお勧め致します」
デルロイは淡々と語るけど、つまり殺す気で来いってことなの!?
私の一撃が守られて当たり前、剣術なんてなんも分からないんだし、無茶苦茶だわ。
重なった剣を離すように、距離を取る。
「おい、マジかよ、なんて動きしてるんだ、エルトリア」
ムバル兄様の言葉にやってしまったと自覚する。
当たり前ね、私の動きは祝福"記憶する者"でデルロイさんの動きを身につけた物だもの。
「エルトリア様、もう一度、打ち込んできなさい」
あ、まだやるんだ。面倒な性格だわ・・・でも、逃げるなんて、らしくないわ!
「わかりました」
剣を握り直す。
悩まずに全体強化を発動し、静かに構える。
無言のままに加速し、剣を再度、振るう。
「無言はよし、ですが、同じでは結果は変わりませんぞ!」
そのままならね・・・長剣に魔力を流し込む。
「強化付与! 加速!」
剣が触れる僅かな一瞬、その一瞬でとりあえず、ぶっ飛ばす!
「なっ! 強化付与に、加速だと!」
「うりゃあッ!」
ゴッギィィィンッ!
鋼鉄と鋼鉄が、ぶつかり合うような凄まじい打撃音が周囲にこだまする。
それと同時に、騒ぎを聞きつけ、父であるギルブリンデ・ディ・アルバーが中庭に駆けつける。
「何をしてるか! デルロイ! な?」
「すまない、ギルブリンデ・・・お前の娘は、息子、同様に化け物だ」
そう告げたデルロイさんの肩には剣が切り込まれ止まったままになっていた。
デルロイさんの肩は咄嗟に発動された祝福"金剛化"による物だったみたい。
「少しでも、スキルが遅れれば、肩から身体を斜めに割かれていただろう。実力者だ」
デルロイさんの言葉に父ギルブリンデは顔を強ばらせたわ。
「まて! エルトリアは剣など」
「今日、剣を握った娘にワシは、やられたのだ。国王に伝える義務がある、領主ならば喜べ」
「才能か、なんと、言ったらよいのか」
私の知らない間に話が纏まり、私はその後数年間を剣術と魔法を学ぶ為に生きる事になる。
その辺の話は、まぁ死ぬ程ハードだったわ、時間が流れ、16歳の誕生日を迎える。
ムバル兄様と共に師であるデルロイさんの元で強くなり、王国騎士学園を無事に卒業した。
今から正式に、王国騎士団に私は入隊することになる。
王国騎士団・・・
第一騎士団から、第七騎士団まであり、各隊で内容と目的が違っている。
・第一騎士団・・・王国守護騎士団
王国の守護の要となり、最後の砦となる王国最強を胸に戦う最強騎士団である。
・第二騎士団・・・王国魔導騎士団
騎士と付いているが、魔法を主とした攻撃部隊であり、第一騎士団の後方支援なども行う。
・第三騎士団・・・王国剣撃騎士団
別名・・・"切り込み大隊"先行突撃などをメインとした騎士団の狂犬達が集まる部隊である。
・第四騎士団・・・王国回復師団
回復を目的とした騎士団であり、剣と盾を使い治療しながら守り、戦いながら撤退を目的としている。
・第五騎士団・・・王国捕縛師団
王国内の指名手配犯、反乱分子などを探し出し捕縛する暗部の役割をになう部隊である。
・第六騎士団・・・王国保安部隊
アステリア王国の各地に配属される保安部隊であり、他国の動きなども警戒しており、怪しい動きがあれば王国に報告する手筈になっている。
・第七騎士団・・・王国拷問兵団
説明はいらないだろう、拷問を専門にしている部隊であり、第五騎士団と繋がり捕らえた者から情報を吐き出させる専門部隊である。
ムバル兄様とは、別部隊になり、ムバル兄様は第一騎士団、私は第三騎士団である。
正直、第五騎士団と第七騎士団でなくて良かったわ。
デルロイ・アルバルド・・・元王国騎士団の隊長にして、剣の達人で知られ、実力者を探し出す導き手としても有名な人物だわ、王国での発言力も凄まじい人物なのよね。
何より、祝福の他にも、複数のスキルを操る凄腕で盗賊団を1人で壊滅させたとか、色々噂がある人物なんだから。
「どうした? ワシから仕掛けた方がよいですかな?」
私の思考を一瞬で現実に引き戻すデルロイさんの言葉、丁寧な口調になり更に、危機感を感じ、急ぎ身を引き締める。
「お言葉ですが、私は剣の稽古など受けてきていないのですが?」
「それはよい機会ですな。癖がないこと、型がないことは、喜ばしい限りです」
雰囲気が変化すると、私は身体に似合わない長剣を両手に掴み直す。地面に切っ先が軽く刺さたったままであったけれど、それでいい。
「でわ、デルロイ様、参ります!」
私の身体に一気に強化魔法を掛けて、走り出す。
覚えたてから数年の強化魔法よ、何回もイタズラの逃亡に使い続けてるから威力は確実なんだから!
さっきまで、地面に埋まっていた切っ先が持ち上がり、一気にデルロイさんとの距離を詰めて、切り掛る。
「覚悟してください!」
ガキンッ!
ギギギギギッ!
不意の一撃、斜め下から一気に切り込んだのに!
「よい踏み込み、思い切りの切り込みも見事ですな。これが初めての切り込みとは、嬉しく思いますな」
嘘でしょ! 一撃で決めてやるつもりの一撃だったのよ!
「よいですか、本気で仕掛けるなら、ギリギリまで強化を隠し、必殺の一撃には声を出さぬことをお勧め致します」
デルロイは淡々と語るけど、つまり殺す気で来いってことなの!?
私の一撃が守られて当たり前、剣術なんてなんも分からないんだし、無茶苦茶だわ。
重なった剣を離すように、距離を取る。
「おい、マジかよ、なんて動きしてるんだ、エルトリア」
ムバル兄様の言葉にやってしまったと自覚する。
当たり前ね、私の動きは祝福"記憶する者"でデルロイさんの動きを身につけた物だもの。
「エルトリア様、もう一度、打ち込んできなさい」
あ、まだやるんだ。面倒な性格だわ・・・でも、逃げるなんて、らしくないわ!
「わかりました」
剣を握り直す。
悩まずに全体強化を発動し、静かに構える。
無言のままに加速し、剣を再度、振るう。
「無言はよし、ですが、同じでは結果は変わりませんぞ!」
そのままならね・・・長剣に魔力を流し込む。
「強化付与! 加速!」
剣が触れる僅かな一瞬、その一瞬でとりあえず、ぶっ飛ばす!
「なっ! 強化付与に、加速だと!」
「うりゃあッ!」
ゴッギィィィンッ!
鋼鉄と鋼鉄が、ぶつかり合うような凄まじい打撃音が周囲にこだまする。
それと同時に、騒ぎを聞きつけ、父であるギルブリンデ・ディ・アルバーが中庭に駆けつける。
「何をしてるか! デルロイ! な?」
「すまない、ギルブリンデ・・・お前の娘は、息子、同様に化け物だ」
そう告げたデルロイさんの肩には剣が切り込まれ止まったままになっていた。
デルロイさんの肩は咄嗟に発動された祝福"金剛化"による物だったみたい。
「少しでも、スキルが遅れれば、肩から身体を斜めに割かれていただろう。実力者だ」
デルロイさんの言葉に父ギルブリンデは顔を強ばらせたわ。
「まて! エルトリアは剣など」
「今日、剣を握った娘にワシは、やられたのだ。国王に伝える義務がある、領主ならば喜べ」
「才能か、なんと、言ったらよいのか」
私の知らない間に話が纏まり、私はその後数年間を剣術と魔法を学ぶ為に生きる事になる。
その辺の話は、まぁ死ぬ程ハードだったわ、時間が流れ、16歳の誕生日を迎える。
ムバル兄様と共に師であるデルロイさんの元で強くなり、王国騎士学園を無事に卒業した。
今から正式に、王国騎士団に私は入隊することになる。
王国騎士団・・・
第一騎士団から、第七騎士団まであり、各隊で内容と目的が違っている。
・第一騎士団・・・王国守護騎士団
王国の守護の要となり、最後の砦となる王国最強を胸に戦う最強騎士団である。
・第二騎士団・・・王国魔導騎士団
騎士と付いているが、魔法を主とした攻撃部隊であり、第一騎士団の後方支援なども行う。
・第三騎士団・・・王国剣撃騎士団
別名・・・"切り込み大隊"先行突撃などをメインとした騎士団の狂犬達が集まる部隊である。
・第四騎士団・・・王国回復師団
回復を目的とした騎士団であり、剣と盾を使い治療しながら守り、戦いながら撤退を目的としている。
・第五騎士団・・・王国捕縛師団
王国内の指名手配犯、反乱分子などを探し出し捕縛する暗部の役割をになう部隊である。
・第六騎士団・・・王国保安部隊
アステリア王国の各地に配属される保安部隊であり、他国の動きなども警戒しており、怪しい動きがあれば王国に報告する手筈になっている。
・第七騎士団・・・王国拷問兵団
説明はいらないだろう、拷問を専門にしている部隊であり、第五騎士団と繋がり捕らえた者から情報を吐き出させる専門部隊である。
ムバル兄様とは、別部隊になり、ムバル兄様は第一騎士団、私は第三騎士団である。
正直、第五騎士団と第七騎士団でなくて良かったわ。
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