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本編

キノコパーティーはやめてください-3

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「んっ、んむっ! んぅっ!」

 片方を手でしごきながら、もう片方をくわえる。散々キノコをくわえられてきたけど、自分がするのは初めてかもしれない。それなのに、嫌悪感も何もない。イきたいから、いれてほしいから、してるだけ。おっきくて大変だけど。

「ふふっ、凄いね」

 決して空気にならない男碧流先輩は楽しげに見物してる。何のAVだっていう状況。

「ほんとエロいな。これがほしいんだろ? 言ってみろよ」
「そんな……」

 四柳先生が口からソレを抜いてほっぺをペチペチしてくる。そうされるとほしいなんて言えなくなる。

「いらないものはあげられないよね。私たちだけ気持ち良くなって終わろうか」

 名雪先生のドS発動に涙が零れた。声は優しいのに、言うことは全然優しくないない。隠れ鬼畜がいた。

「ふぇっ……ほし、です……」
「何を?」
「これ……!」

 欲しいって言ったのに、わかってるくせにひどい。この手の中にあるのに。
 七星君は助けてくれないどころか傍観者に戻ってる。

「これって?」
「おちん、ちん……」

 恥ずかしいのに、ほしくておかしくなりそう。言わなきゃ絶対にこのドSたちはくれないんだってわかった。

「それで、どうしてほしいんだ?」
「いれて、くだひゃいぃ……」

 四柳先生も普通にドSだった。それなのに懇願してしまう自分が情けない。それもこれもキノコを取るため……!


「あっ……んっ! ひ、ゃあぁぁぁっ!」

 名雪先生が仰向けで寝て、四柳先生に体を持ち上げられて下ろされる。ううん、落とされたくらいの感覚だった。
 アレが一気に中に入ってきて痛くはないけど、苦しいと思ったのも一瞬だった。
 寸止めされた体はそれだけで上り詰めた。

「おいおい、はえーって。俺もいるんだぞ」

 ビクンビクンして名雪先生の上に倒れ込んだ私のお尻を四柳先生がぺちんと叩く。
 それからグッと開かれて、熱い物がそこに触れる。

「ひゃっ、何で、そっち……んくっ!」

 さっきまで良からぬ物が入ってたって言ってもあれは結構細い方だったと思う。質量が全然違う。それなのに、私の体はそれを飲み込んでしまう。
 エノキ神の加護とか思いたくない。呪いだと思う。

「ほぐしたらこっちも入れるに決まってんだろ!」
「りょうほ、はっ、むりぃっ! っくぅんっ!」

 前にも後ろにも大きいのが入って、それぞれ動くから怖い。どうにかなりそうで怖いのに、怖いくらいに気持ちいい。
 先生サンドとか笑えない。

「凄く絞まるねっ……食いちぎられそう……」
「こわれちゃ……こわれりゅからぁっ!」

 名雪先生が熱い吐息を漏らすのがセクシーだけど、それどこじゃない。
 本当に凄いことされてる。大人二人に挟まれてこんなの凄すぎる。
 碧流先輩が七星君を巻き込んだことが可愛いと思えるくらい、凄い。
 こうなってくるとエノキ神の加護がどこまで通用するかわからない。

「何も考えんな……! 素直に気持ち良くなってろ」
「ぁあっ、はぁんっ! もっ、むりっ、むり、れすぅっ!」

 先生は言うけど、こんなこと続けてたら本当に頭がおかしくなりそう。
 前も後ろもどっちも気持ち良くなれる場所があって、二人はそこを確実に攻めてくる。

「ほんと、可愛いね……いつでもしてあげるよ?」
「たすけっ……ゃあぁぁっ!」

 名雪先生の悪魔の囁き。こんな風にしか感じられなくなったら嫌なのに。
 これ、キノコ取れるよね? 絶対取れるよね?
 それだけが救いに思える。

「イきそうか?」
「三人一緒にイこうね」
「いくっ……らめっ、いっひゃっ……らめぇぇぇぇぇっ!」

 目の中で星が散るみたい。頭真っ白。わけわかんなくて、涎を垂れ流すのも構わずに二人に前後からトドメを刺されるみたいにイく。イった。
 前も後ろも熱い。ドクドク出てる。出されてる。
 別の生き物みたいに跳ねる体が名雪先生に抱き締められる。


「お疲れ」

 しばしの余韻の後、頭を撫でられて四柳先生が中から出て行く。

「ふふっ、可愛かったよ」

 名雪先生も頭を撫でてくれるけど、キュンとするどころか恨みがましい気持ちでいっぱい。
 でも、これで終わりだよね? キノコも取れて……ないけど。

「そっちもしてほしかったの?」

 思わずキノコを触ってしまった私に笑うのは碧流先輩だった。

「じゃあ、そっちは彼にしてもらおうか?」

 碧流先輩が笑って、ある方向を見るように促される。七星君かなって思ったけど……

「姉ちゃん……?」

 その声に、どこまでも熱く火照ってたはずの体が急に芯から冷える気がした。
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