上 下
30 / 34
本編

キノコパーティーはやめてください-2

しおりを挟む
「皇月、君も混ぜてもらうかい?」
「俺は……」

 キノコも後ろもいじられて、触られてないあそこが疼いてヤバい状況なのに碧流先輩がさらりと恐ろしいことを言った。七星君は躊躇う様子だったけど……

「おー、来いよ」
「君にも性教育が必要だよね。今度は優しくとろけさせてあげて」

 私はこれ以上されたらやばいのに、四柳先生と名雪先生はウェルカムムード。
 多分、名雪先生はあの部屋で何が起こってるかわかってて、止めなかったから一番ひどい人だと思う。

「なな、くん……」

 やめよう、マジやめよう。目で訴えるけど、通じなかった。先生が七星君に何かを渡して耳打ちする。そして、七星君が私の足を開いて……

「な、何それ……」
「俺からの誕生日プレゼント」

 七星君がよからぬ物を持ってる気がする。四柳先生からのプレゼントとか絶対ろくなものじゃない。ピンク色だけど、玉が連なってるような形状は可愛いとは思えない。前世で腐女子な親友に付き合わされて余計な知識を得ちゃったものだから何かはわかる。アナルバイブとかそういうのだよね、それ……?
 私の心が腐ってるからそう見えるだけで、違うって言ってほしいけど、違わないんだよね……?

「だめ! それは、いやっ! んっ! んっ!」

 嫌なのに、暴れようとする体は抑えつけられて七星君が一つ一つ玉を押し込んでくる。
 気遣うような素振りは感じられるけど、やめてくれる気配はない。

「全部入った……このスイッチを入れればいいのか……」
「入れなっ、うぅぅぅぅっ!!」

 ぶつぶつ呟く七星君に入れなくていいって言いたかったのに、あっけなくスイッチを入れられて、その振動が体を駆け抜ける。
 エノキ神が余計なことしたせいでお尻も感じるのに、そんなことされたら……!


「あぁぁっ! だめぇぇっ!」

 七星君はそれを出し入れし始めて、先生たちもまた張り合い始める。

「ひ、あぁぁっ! らめっ! らめぇっ! おかひくなっひゃ、あぁぁっ!!」

 両方の胸を舐められたり吸われたり時々噛まれたりしながら、後ろもなんてダメすぎる。ビクビク逃げようとする腰が押さえつけられて強すぎる快感から逃げ出すこともできなくて、いっそ拷問じゃないかと思うくらい。

「いっひゃ……いっひゃう! あ……ゃ……」

 こんなのすぐにイっちゃうと思った。なのに、三人は示し合わせたみたいに止めてしまう。

「なん、で……?」

 なんで、今まで勝手にしてきたくせにここで止めちゃうんだろ?

「イくなら、これでね」
「あ……」

 名雪先生が目の前にそれを持ってきて、握らされる。やっぱりおっきい。
 この世界の男子はと言うと違うかもしれない。あくまでゲームの登場人物たちに限ったことかもしれないけど、平均という言葉が意味をなさない気がする。きっとエノキ神の仕業に違いない。
 最早わざわざイメージに反して立派とか言う必要がないかもしれないくらいなのに、遜色ないのがもう一本出てきた。

「俺らもしてもらおうか」

 四柳先生はそれで唇をつっついてくる。エロエロな雰囲気に逆らえない。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

黒の魔女、勇者に誘われ街に出る

恋愛
深淵の森には黒の魔女が住んでいた。 魔女の名はアウラ。アウラは幼い頃に最悪の実と呼ばれるウイータエ・アエテルナエを口にして、不老不死となった。 アウラは祖母と母と暮らしていたが二人とも死に、彼女は一人きりになった。 ずっと孤独で、生きることにうんざりしていたアウラ。 そんなアウラの元に、魔王を倒した勇者がやってきた。 『黒き魔女』を倒すために。 『ひょえ~~!に、人間怖い~~。』 ※ストレスフリーのほのぼのを目指しました。 ゆっくり更新します。 ※ヒーロー視点で進みます。 ※ゆるーい設定です。 ※R18注意! ※感想欄ネタバレ配慮ないです。

【R18】千年の眠りからさめた古代種ですが、ど変態研究者につかまっていたようです!

浅岸 久
恋愛
病により一族滅亡の危機から逃れるため、永き眠りにつかされ、未来へと託された古代種の娘ティキ。 彼女が次に目を覚ましたとき、千年もの時が流れていた。 身体を蝕んでいた病はすでに治療されていたものの、ティキは、古代種オタクなド変態魔法研究者ロランに身柄をがっちり確保されていた。 そして、治療と検査——と称して、目ざめたその日からなぜかエロいことになってしまうのであった……。 ※エロメインの短めのお話です。 ※ヒーローは変態です。スライム/検査をうたったエロ/媚薬効果/アナル描写等々入りますので、苦手な方はご注意ください。 ※ムーンライトノベルズ様にも掲載しております。

『完結・R18』公爵様は異世界転移したモブ顔の私を溺愛しているそうですが、私はそれになかなか気付きませんでした。

カヨワイさつき
恋愛
「えっ?ない?!」 なんで?! 家に帰ると出し忘れたゴミのように、ビニール袋がポツンとあるだけだった。 自分の誕生日=中学生卒業後の日、母親に捨てられた私は生活の為、年齢を偽りバイトを掛け持ちしていたが……気づいたら見知らぬ場所に。 黒は尊く神に愛された色、白は"色なし"と呼ばれ忌み嫌われる色。 しかも小柄で黒髪に黒目、さらに女性である私は、皆から狙われる存在。 10人に1人いるかないかの貴重な女性。 小柄で黒い色はこの世界では、凄くモテるそうだ。 それに対して、銀色の髪に水色の目、王子様カラーなのにこの世界では忌み嫌われる色。 独特な美醜。 やたらとモテるモブ顔の私、それに気づかない私とイケメンなのに忌み嫌われている、不器用な公爵様との恋物語。 じれったい恋物語。 登場人物、割と少なめ(作者比)

推しを眺めたいだけのホラゲーは苦手なモブです

お好み焼き
恋愛
苦手なホラーゲームのモブに転生しちゃったけど、最終的には大好きな推しを一番近くで眺められるようになったから毎日が幸せでいっぱいです♪ (思考がろくでもないアホの主人公と、そんな主人公を蝶よ花よと愛でる、心に余裕が無いチートヒーローの話。予告なく性描写が出ます)

処理中です...