27 / 83
出逢い
高校1年生 6
しおりを挟む
──体育祭後片付け
今日は体育祭の後片付けに祐佳が一緒に来ました。
昨日の事を心配しての事です。
片付けを手伝ってくれるので実行委員会の皆は助かるから何故かは聞いてきません。
あんなに頑張って準備したのがあっという間になくやるとちょっと寂しく感じます。
片付けを終わらせた後に実行委員会で打ち上げです。
と、言ってもジュースです──
打ち上げが終わり学校を出ると兄さんが車で迎えに来てました。
私達を見つけると車を降りて手を振ってきました。
「こんな所で何をしてるの?」
「可愛い妹を迎えに来たカッコ良くて優しいお兄様に感謝しろ!」
「頼んでませんよ?そもそもカッコ良くて優しいお兄様は何処にいるのでしょうか?」
わざとらしく探すふりをする私は可愛げない妹を自覚してます──
「ゴメンね、私が頼んだの。また訳解らん女が来たら大変だし……」
「わぁ~ん、優しい祐佳。ありがとう!」
「イヤ、迎えに来たの俺だろ。」
「私が頼んだらきっと兄さんは渉さんに頼めと言って来ないでしょ?
判ってます」
「可愛いくない妹だ。」
そんな事を言っても迎えに来てくれた兄さんには感謝してます。
まぁ…祐佳がいるから私はお邪魔虫なのは自覚してます──
私を先に家に送りその後は──
兄さんは祐佳とデートです。
流石にデートの邪魔はしませんよ。
──数日後
体育祭が終わり感傷に浸る暇なく文化祭の準備が始まります。
クラス毎、クラブ毎でやりたいことを話し合います。
文化祭実行委員の祐佳はクラスの皆から意見を出してもらい文化祭のルールと照らし合わせながら纏めています。
男子からはメイドカフェ─
女子からは執事カフェ──
考えることは一緒です。
可愛い女の子に給仕してほしい…
カッコいい男の子に給仕してほしい…
──カッコいい、可愛いは個人の感想です。保証するものではありませんのでご了承下さい──
色々と意見が出尽くした後─
圧倒的に多かったメイドと執事のカフェをすることに決まった。
文化祭は3日間あり全員が交代で執事やメイドに扮する。
ハンドメイドが得意な子達で衣装を作る。
飲み物はコーヒーメーカーを持ち寄りコーヒー、紅茶、ソフトドリンク各種取り揃えて…
食事類は止めてクッキーや一口サイズのケーキを料理が得意な子達に頼んで学校の家庭科室を借りたり自宅で作って貰う。
残りは買い出し部隊、教室の飾りなど各々の係りを決めた。
誰一人欠けても作り上げられない執事メイドカフェ。
最高に楽しいカフェにしたいです!
──あっ、因みに私は買い出し部隊に配属されました──
買い出し部隊と謂えども何を買いにいくかで構成されます。
コーヒーや紅茶飲み物関係
お菓子の材料関係
衣装を作る為の生地等
教室の飾りなどは廃材等利用して作るので買い出し部隊よりは大道具部隊が担当します。
私は衣装を作る為の生地等を衣装係と一緒に手芸店を回ります。
衣装はネットや実際にバイトした事がある人に聞いたりして作り上げていくそうです。
さあ!!!
文化祭の準備開始です!!!
───とある土曜日
衣装の生地を見るため繊維街にある問屋さんを衣装係の一人平澤翔子ちゃんと繊維街の最寄り駅で待ち合わせです。
翔子ちゃんは将来はデザイナーになりたいらしく色々と衣装のデザイン画を書いてくれました。
その中から意見を募り衣装が決まりました。
翔子ちゃんは凄いです!
ビバ!!翔子ちゃん!!!
ハンドメイドは得意でない私も問屋さんで色々と見てるとテンションがMAXになりあれコレ言うけど…
何故か全て翔子ちゃんにダメ出し喰らいました。
翔子ちゃんは容赦ないです──
思い返すとそうだよなぁって…
だって選んだ生地はド派手なものばかり……
──そりゃあダメ出し喰らう筈だとと今ならわかります─
(↑昔は判らなかったのか?by作者)
そんな中で選んだ生地や細々した物はセンスの良いだけでなく交渉して安くさせるテクニックは只者ではなかったです!
重たいものは宅配にして自宅に送ってもらうようにしました。
買い出しをした後に甘いものを食べようとなりケーキバイキングのお店に直行!!
色とりどりのケーキを見て私はまたテンションがMAXに──
祐佳がいないので暴走中───
ビバ!!ケーキバイキング!!!
かと、思いきや翔子ちゃんに止められました。
意外と私の扱いが上手い!!
手綱捌きが上手いです!
存分にケーキを堪能しました──
今日は体育祭の後片付けに祐佳が一緒に来ました。
昨日の事を心配しての事です。
片付けを手伝ってくれるので実行委員会の皆は助かるから何故かは聞いてきません。
あんなに頑張って準備したのがあっという間になくやるとちょっと寂しく感じます。
片付けを終わらせた後に実行委員会で打ち上げです。
と、言ってもジュースです──
打ち上げが終わり学校を出ると兄さんが車で迎えに来てました。
私達を見つけると車を降りて手を振ってきました。
「こんな所で何をしてるの?」
「可愛い妹を迎えに来たカッコ良くて優しいお兄様に感謝しろ!」
「頼んでませんよ?そもそもカッコ良くて優しいお兄様は何処にいるのでしょうか?」
わざとらしく探すふりをする私は可愛げない妹を自覚してます──
「ゴメンね、私が頼んだの。また訳解らん女が来たら大変だし……」
「わぁ~ん、優しい祐佳。ありがとう!」
「イヤ、迎えに来たの俺だろ。」
「私が頼んだらきっと兄さんは渉さんに頼めと言って来ないでしょ?
判ってます」
「可愛いくない妹だ。」
そんな事を言っても迎えに来てくれた兄さんには感謝してます。
まぁ…祐佳がいるから私はお邪魔虫なのは自覚してます──
私を先に家に送りその後は──
兄さんは祐佳とデートです。
流石にデートの邪魔はしませんよ。
──数日後
体育祭が終わり感傷に浸る暇なく文化祭の準備が始まります。
クラス毎、クラブ毎でやりたいことを話し合います。
文化祭実行委員の祐佳はクラスの皆から意見を出してもらい文化祭のルールと照らし合わせながら纏めています。
男子からはメイドカフェ─
女子からは執事カフェ──
考えることは一緒です。
可愛い女の子に給仕してほしい…
カッコいい男の子に給仕してほしい…
──カッコいい、可愛いは個人の感想です。保証するものではありませんのでご了承下さい──
色々と意見が出尽くした後─
圧倒的に多かったメイドと執事のカフェをすることに決まった。
文化祭は3日間あり全員が交代で執事やメイドに扮する。
ハンドメイドが得意な子達で衣装を作る。
飲み物はコーヒーメーカーを持ち寄りコーヒー、紅茶、ソフトドリンク各種取り揃えて…
食事類は止めてクッキーや一口サイズのケーキを料理が得意な子達に頼んで学校の家庭科室を借りたり自宅で作って貰う。
残りは買い出し部隊、教室の飾りなど各々の係りを決めた。
誰一人欠けても作り上げられない執事メイドカフェ。
最高に楽しいカフェにしたいです!
──あっ、因みに私は買い出し部隊に配属されました──
買い出し部隊と謂えども何を買いにいくかで構成されます。
コーヒーや紅茶飲み物関係
お菓子の材料関係
衣装を作る為の生地等
教室の飾りなどは廃材等利用して作るので買い出し部隊よりは大道具部隊が担当します。
私は衣装を作る為の生地等を衣装係と一緒に手芸店を回ります。
衣装はネットや実際にバイトした事がある人に聞いたりして作り上げていくそうです。
さあ!!!
文化祭の準備開始です!!!
───とある土曜日
衣装の生地を見るため繊維街にある問屋さんを衣装係の一人平澤翔子ちゃんと繊維街の最寄り駅で待ち合わせです。
翔子ちゃんは将来はデザイナーになりたいらしく色々と衣装のデザイン画を書いてくれました。
その中から意見を募り衣装が決まりました。
翔子ちゃんは凄いです!
ビバ!!翔子ちゃん!!!
ハンドメイドは得意でない私も問屋さんで色々と見てるとテンションがMAXになりあれコレ言うけど…
何故か全て翔子ちゃんにダメ出し喰らいました。
翔子ちゃんは容赦ないです──
思い返すとそうだよなぁって…
だって選んだ生地はド派手なものばかり……
──そりゃあダメ出し喰らう筈だとと今ならわかります─
(↑昔は判らなかったのか?by作者)
そんな中で選んだ生地や細々した物はセンスの良いだけでなく交渉して安くさせるテクニックは只者ではなかったです!
重たいものは宅配にして自宅に送ってもらうようにしました。
買い出しをした後に甘いものを食べようとなりケーキバイキングのお店に直行!!
色とりどりのケーキを見て私はまたテンションがMAXに──
祐佳がいないので暴走中───
ビバ!!ケーキバイキング!!!
かと、思いきや翔子ちゃんに止められました。
意外と私の扱いが上手い!!
手綱捌きが上手いです!
存分にケーキを堪能しました──
0
お気に入りに追加
2,257
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
後宮の棘
香月みまり
キャラ文芸
蔑ろにされ婚期をのがした25歳皇女がついに輿入り!相手は敵国の禁軍将軍。冷めた姫vs堅物男のチグハグな夫婦は帝国内の騒乱に巻き込まれていく。
☆完結しました☆
スピンオフ「孤児が皇后陛下と呼ばれるまで」の進捗と合わせて番外編を不定期に公開していきます。
第13回ファンタジー大賞特別賞受賞!
ありがとうございました!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる