元一般人現異世界人の日常

文字の大きさ
上 下
2 / 7

プロローグ

しおりを挟む
人間は醜い

欲に溺れてしまえば他人を傷つけることさえ厭わない

私はそうでは無いと思いたいが、私も人間である以上本質は彼らと変わらないのだろう

だが、節度は心がけているのでやり過ぎては無いと思う

私がそう思うようになったのは両親が死んでからである

今までの学校でのイジメに加え両親の葬式の際集まった親族達の遺産の取りあい、私の引取先の押し付けあい……

人間の醜い部分を目の当たりにし続け、最近では人間不信になりかけていた

そんな時自身のスマホに一通のメールがきた



「異世界に行ってみませんか?」



それは最近ネットで噂の神隠しメールだった
そのメールを返した後神隠しにあうのだ

そして未だ神隠しにあって見つかった人はいないという

私はメールを開き返信文を打ち出した



なんでもいいからこの状況から抜け出したい



その一心でメールの本文をうっていく

メールの内容はこんな感じだった

差出人 ?

件名 異世界へ行ってみませんか?

本文 初めまして
この度はこのメールを閲覧いただきありがとうございます

異世界へ転送するにあたっていくつかご記入いただきたいことがございます

1.ご本人様のお名前をカタカナで

2.ご本人様の年齢

3.ご本人様の性別

4.異世界へ転送するにあたって望むもの



以上です
全てご記入のうえ返信してください



私は4の異世界へ転送するにあたって望むもので悩んでいた

他は決まっていたのですぐにうてたが望むものはよく考えなければならない



「欲しいものを全部うてばいいか」



最終的に1つに絞れなくなり、貰えたら儲けもんと希望を全部書いた



1.ハルカ

2.16歳

3.女性

4.増え続ける所持金、魔法の才能、無限の魔力、強運



以上の事を本文にうちこみ、メールを返信した

魔法が使えるようになるならばなりたいと常々思っていた

いつも魔法が使えれば自分と気付かれずに復讐とか簡単だったが、無いものはしょうがないと諦めていた

それをこんなメールに書く事で使えるようになるのなら書くべきと思い書いてみた

まぁ、実際どうなるのかわからないのだが……



「いたっ……!」



そんな事を考えていたら、いきなり酷い頭痛におそわれた



「うっ!(やばいっ、意識が……)」



私は酷い頭痛により意識が無くなった



少女が意識を手放した後その体は光に包まれ、光が収まった時には少女の姿はどこにも無かった……
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない… そんな中、夢の中の本を読むと、、、

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~

甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」 「全力でお断りします」 主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。 だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。 …それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で… 一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。 令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。

大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった! でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、 他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう! 主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!? はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!? いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。 色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。 *** 作品について *** この作品は、真面目なチート物ではありません。 コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております 重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、 この作品をスルーして下さい。 *カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。

処理中です...