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嫌なものは嫌
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………茶の間
笠年「…」
空楽「…」
あれから3時間、何も話さない。
時刻は夕方17時
笠年「昨日…どこ行ってたんだよ」
唐突に口を開く。
空楽「……薄○」
笠年「…」
空楽「何も言わずに行ったのは悪かった、だがこれは仕事で言ったんだ」
笠年「言い訳しなくてもいい」
空楽「…」
笠年「そりゃ寂しかったよ、でもあんただって羽目外したい時だってあるしいい歳だしジジイだし」
空楽「さりげに無礼だぞ」
笠年「35にもなって嫁さんいないの私のせいだし…」
空楽「待て待て、話を聞きなさい笠年」
笠年「…」
空楽「あれは本当に仕事なんだよ」
笠年「…」
空楽「国寺に頼まれて官能小説を書く羽目になったんだ、君の思うような事ではない」
笠年「…」
空楽「それに行ったと言っても大元さんのところだ」
笠年「!おじちゃんの?!」
空楽「そう」
笠年「…てことは本当に」
空楽「何度も言わせないでくれ」
あからさまに安堵した表情、大きなため息を吐きながら肩を落とす。
笠年「腹減った」
空楽「…出前だな」
本日の夕飯
寿司
笠年「…」
空楽「…」
あれから3時間、何も話さない。
時刻は夕方17時
笠年「昨日…どこ行ってたんだよ」
唐突に口を開く。
空楽「……薄○」
笠年「…」
空楽「何も言わずに行ったのは悪かった、だがこれは仕事で言ったんだ」
笠年「言い訳しなくてもいい」
空楽「…」
笠年「そりゃ寂しかったよ、でもあんただって羽目外したい時だってあるしいい歳だしジジイだし」
空楽「さりげに無礼だぞ」
笠年「35にもなって嫁さんいないの私のせいだし…」
空楽「待て待て、話を聞きなさい笠年」
笠年「…」
空楽「あれは本当に仕事なんだよ」
笠年「…」
空楽「国寺に頼まれて官能小説を書く羽目になったんだ、君の思うような事ではない」
笠年「…」
空楽「それに行ったと言っても大元さんのところだ」
笠年「!おじちゃんの?!」
空楽「そう」
笠年「…てことは本当に」
空楽「何度も言わせないでくれ」
あからさまに安堵した表情、大きなため息を吐きながら肩を落とす。
笠年「腹減った」
空楽「…出前だな」
本日の夕飯
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