野球

継投

マウンドへ向かった僕は、ゆっくり肩をつくり
キャッチャーの坂上君と打ち合わせした。
坂上くんの指示は、シンプルだった。
「ランナー気にせずバッターオンリー」
初回よりリラックスし、アウトローにまっすぐ、審判の「ストライク」ようやく戻った。
次のは、インコース、バッター空振り。
最後は、ボールからストライクになる球で
仕留めた。
ここで、打たれたら野球人生終わるとおもった。試合は、無得点で終了した。
試合終了後、吉田先輩が「いろいろ
反省することはあると思う、けど収穫もある、
練習に生かすように」
勝ちたいが、今の実力はこんなもんとおもった。続く。