同族に裏切られ疑心暗鬼だった俺が人の女に恋をするとは……

 その強大な力で乱世の世と化した龍族の世界を抑えめ王となったアレク。

 平和な世となり皆が心から笑うようになった。この力をこれからはその笑顔を守るために使おうーーと決意を新たにした。のだが……

"あなたの力は平和な世では脅威でしかない。消えてください"

 ある日の寝静まった夜に長年自身を支えてくれた家臣によって裏切られた。

「もう誰も信じぬ……」

 命からがら逃げ仰せたアレクは、森の中で1人、そう誓う。

 しかしーー

「大丈夫ですか?」

 血を流し森の中で横たわるアレクに1人の少女が話しかける。

 疑心暗鬼の龍王と人間の少女による純愛物語が今始まる。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,735 位 / 195,735件 恋愛 58,114 位 / 58,114件

あなたにおすすめの小説

思い出してしまったのです

月樹《つき》
恋愛
同じ姉妹なのに、私だけ愛されない。 妹のルルだけが特別なのはどうして? 婚約者のレオナルド王子も、どうして妹ばかり可愛がるの? でもある時、鏡を見て思い出してしまったのです。 愛されないのは当然です。 だって私は…。

【完結】ロザリンダ嬢の憂鬱~手紙も来ない 婚約者 vs シスコン 熾烈な争い

buchi
恋愛
後ろ盾となる両親の死後、婚約者が冷たい……ロザリンダは婚約者の王太子殿下フィリップの変容に悩んでいた。手紙もプレゼントも来ない上、夜会に出れば、他の令嬢たちに取り囲まれている。弟からはもう、婚約など止めてはどうかと助言され…… 視点が話ごとに変わります。タイトルに誰の視点なのか入っています(入ってない場合もある)。話ごとの文字数が違うのは、場面が変わるから(言い訳)

虐げられた灰かぶりの男爵令嬢は紫の薔薇に愛される。

友坂 悠
恋愛
「エーリカ。貴女なんかその灰の中がお似合いよ!」 そう言って義姉様たちは部屋に戻っていった。 ああでももうこれで今日は意地悪をされずに済むのだと思うと少しホッとするけれど、あたしの寝る場所はこの灰でまみれたこの場所しか無いかと思うと悲しくなる。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 灰かぶりのおさんどん、と、そう呼ばれた彼女。 男爵令嬢エーリカ・サンドリヲンは継母や義姉に虐げられる毎日。 養子であった父さえも母に似た容姿のエーリカを疎んでいた。 「お前など、食わしてやっているだけでありがたいと思え」 気に入らないことがあるとそう言いながら彼女を鞭で打つ男爵。 そんなある日。 お城でパーティがあると着飾って出かけていく義姉たち。 留守になった屋敷の屋根裏で見つけた一冊の本が、彼女の運命を変えていく。 異世界シンデレラストーリー。 短期集中連載予定。一万字ほどの短編になります。 よろしくお願いします。

「 お前に払う給料などない、クビだ!」聖女見習いの私は王子に追い出されました。

十条沙良
恋愛
王子って本当に顔がいいだけの役立たず

婚約破棄?お黙りなさいと言ってるの。-悪役令嬢イレーナ・マルティネスのおとぎ話について-

田中冥土
恋愛
イレーナ・マルティネスは代々女性当主の家系に生まれ、婿を迎えることとなっていた。 そのような家柄の関係上、イレーナは女傑・怪女・烈婦などと好き放題言われている。 しかしそんな彼女にも、近頃婚約者が平民出身の女生徒と仲良くしているように見えるという、いじらしくそして重大な悩みを抱えていた。 小説家になろうにも掲載中。

薬屋の一人娘、理不尽に婚約破棄されるも……

四季
恋愛
薬屋の一人娘エアリー・エメラルドは新興領地持ちの家の息子であるカイエル・トパーヅと婚約した。 しかし今、カイエルの心は、エアリーには向いておらず……。

今日で都合の良い嫁は辞めます!後は家族で仲良くしてください!

ユウ
恋愛
三年前、夫の願いにより義両親との同居を求められた私はは悩みながらも同意した。 苦労すると周りから止められながらも受け入れたけれど、待っていたのは我慢を強いられる日々だった。 それでもなんとななれ始めたのだが、 目下の悩みは子供がなかなか授からない事だった。 そんなある日、義姉が里帰りをするようになり、生活は一変した。 義姉は子供を私に預け、育児を丸投げをするようになった。 仕事と家事と育児すべてをこなすのが困難になった夫に助けを求めるも。 「子供一人ぐらい楽勝だろ」 夫はリサに残酷な事を言葉を投げ。 「家族なんだから助けてあげないと」 「家族なんだから助けあうべきだ」 夫のみならず、義両親までもリサの味方をすることなく行動はエスカレートする。 「仕事を少し休んでくれる?娘が旅行にいきたいそうだから」 「あの子は大変なんだ」 「母親ならできて当然よ」 シンパシー家は私が黙っていることをいいことに育児をすべて丸投げさせ、義姉を大事にするあまり家族の団欒から外され、我慢できなくなり夫と口論となる。 その末に。 「母性がなさすぎるよ!家族なんだから協力すべきだろ」 この言葉でもう無理だと思った私は決断をした。

真の聖女は私なのに聖女を名乗る女に婚約者を取られました。私がいなくなった途端に国が滅んだ?でしょうね。

十条沙良
恋愛
あなたの隣の女は、嘘つきなのに、なぜ分からないかなぁ。