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日記的な

ペット

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 今我が家にいるのは一匹のワンコ。

 焼き餅やきの甘えん坊じいちゃん。名前は第五と書くのですがwishのダイゴさんと同じ発音で呼んでいます。我が家の五代目のワンコだから。第五なんです。フィフスとか~って考えたのですが当時健在だった祖母が絶対"ふぃ"を発音できないからって理由で第五にしました。

 出自は保健所。研修受けて譲り受けてきました。

 これ以上ないほど立派な雑種です。

 電話で犬の件でお尋ねしますと言ったとき強かった雰囲気が、犬がほしい~って告げたとたん和らいだのを覚えています。

 体色は柴犬より濃いめの甘食っぽい、コッペパンっぽい褐色。マズルが黒っぽい茶。仔犬の頃は一見シェパードっぽくてよく聞かれたので、冗談でミニチュアシェパードなんて答えていました。当然そんな犬種は存在しない。

 我が家に来て早々まだ小さかった姪っ子タイフーン'sの洗礼を受けて子どもが好きな雄犬というちょっと不思議な存在に。しかもお年寄りには絶対飛びかからない。仔犬の頃はうれし◯んするくらい大好きだった宅配のおじさんには、成長してからはドアの影から警戒する始末。不思議なのが宅配のバンが道路に停まっただけで我が家に用事かどうかがわかる能力。離れた場所に停まるんだけどねぇ。いいドアベルです。

 この子をもらった当初はにゃんこずが2匹先住でいたのですが。一匹は妹に押し付けられたときいい年だったこともあって飼い主にすら馴れないままのおばーちゃん。もう一匹は仔猫の頃から飼ってたのだけど雌猫で多頭飼いだったせいで独立独歩の家付きにゃんこ、名前は茶々丸。もらわれ当初はこの子達より小さかったかりん糖のような尻尾の第五。大きくなっても茶々丸に甘えて遊んでコールで尻尾の辺りを前肢で引っ張ろうとするので、腰に腱鞘炎を患ってしまって祖母のベッドの下に逃げ込んで垂れ流し。畳を総入れ換えするはめに。それでも第五に優しい茶々丸でしたけどね。獣医さんの犬の腱鞘炎の注射やら飲み薬やらでどうにか治りましたけどね。

 第五は室内飼いですけど番犬認定で、私の寝室に立ち入り禁止のつもりでしたが。一日一段階段を上り得意そうにする第五に根負けしまして結局寝室に。茶々丸が居間に追い出されてしまいました。これ雄犬のテリトリー意識ですかね。それからは当然とばかりにベッドを占領する第五。しまいには「どいて」と言うと鼻に皺寄せて唸って一吠え。寝る前にエサを与えて「どいて」と取り引き。この条件付けでどうやらこの部屋、ベッドは自分と私の"巣"であるらしいと認識。今は、私がお風呂から出るといそいそと「一緒に寝にいきましょう」コール。この頃は母がお風呂で転けてはいけないので母の入浴後にいくことにしていたのですが、第五にはわからない。冗談半分先日「おかぁさんがお風呂からでてから寝にいこう」と言ってみたらば突然理解。母が出て着替えたらドアに向かうように。

 犬の人語理解度はなぞですね。



 飼い主がよくやる遊びで、家族の誰かを叩く振りをすると犬がどんな反応をするかーーっていうの。

 私が母を叩く振りをすると、母に唸る第五。

 逆はやっぱり母に唸る。

 なぜだ?



 お盆時は稀に何もいないところに吠える犬。何が見えてる?



 姪っ子たちには服従ポーズをするのに私にはしない犬。



 コーミング一切、お風呂見嫌いで牙剥いて拒否るし。



 仔犬の頃はペットボトルの蓋やボールペン、素焼きの人形を食べたり。獣医さんに走ったわ!

 

 今は天気が崩れれば体調崩す繊細じーちゃんだし。



 ポヨグルミ(ぽよぽよ観察日記っていう猫馬鹿溺愛漫画の猫のぬいぐるみ)にマウントした揚げ句ボロボロにしてくれたし。



 第五の特徴のひとつに散歩嫌いのドライブ好きっていうのがあるし。最初の頃は散歩真面目にしていたのですがね。雨が嫌いなのね。あと風でシャッターが鳴るのとか国道を大型車が走る音とかが怖いらしくて「抱っこ~」って甘えて抱っこをせがみ最終的にどうでも良くなったようで。最近私が歩こうと再開したのですが、必ず一度車のドアに近づいて乗るの? って確認して散歩です。しかも浜についたら即Uターン。かえって時計見たら15分しか歩いていない。どれだけ厭なんよ~ってなもんです。

 猫にしつけられた犬って猫に似るのかなぁ? 



 今もベッドで気持ち良さそうに寝息をたてている我が家のワンコなのでした。
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