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懐かしい諸々

時代劇

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ちょっと往年の時代劇にたち戻っています。

 そうですねぇ、最後に本放映(放送?)で見た時代劇が「峠の群像」の第1話だったはず。

 古いですねぇ。

 確か1982年のはず。この西暦いれると年取ったわ~ってしみじみしちゃいます。最近開き直っちゃってまぁ。

 当時、「暴れん坊将軍」が好きで、要するに松平健の密かなファンだったのです。で、上の時代劇に出演するってことでワクワクとテレビの前に陣取っていました。確か試験が近くて親に怒られながら頑張って見ていたんですが、これがまぁ出てこない。役柄的に仕方なかったのかなんなのか。待ちに待ってやっと登場した! と思ったらつづくーーってそれはないわぁって思ったの覚えていますね。だからってわけでもないですけど、要は「赤穂浪士」の話だったのでもういいかなぁと見るのやめたのが最後の時代劇だったかも。「暴れん坊」は見てたかもしれない? 確認してきましたが、年代的には見ていたかもしれない。ただシーズン3より後なら本腰入れては見ていないな。どっちにしても「峠の群像」が最後じゃないのか。ま、個人的なことだし、いいか。いいよね。



 その後かなり年月が経ちまして、ひっさーしぶりに偶然耳にした時代劇の台詞回しになんじゃこりゃーーどこの学芸会じゃい! とビックリしたことからますます遠ざかる羽目になりまして。事情通の知人は制作費も安いし殺陣師も時代劇の所作を教える人もいないからねーって言ってましたが。



 十年前くらいかな? ぼちぼちとたち戻ったきっかけは~「水戸黄門」だね。あ、と。総天然色痛快娯楽時代劇の方ね。テレビバージョンじゃなくって東映大時代劇の「水戸黄門」だったりします。黄門さまを月形龍之介さんが演じてらっしゃいまして、この方の演技がねぇ、重厚でよかったの。「老いたりとは言え従三位光國~」って城中の廊下で言うところの演技にね、やられちゃったのよ。おじいちゃんなんだけどね。娯楽ものとは言え締めるところは締めてほしいのよ。とりあえず今見ることができるのは2本だけかな? デアゴスティーニの東映時代劇シリーズがまだあれば中村錦之助(萬屋錦之助)さんや美空ひばりさんが主要人物で出ている方の話を見ることができるはず。(こっちはね派手目な話です。高松藩のお家騒動に、実の息子を助けようと出かける黄門さまってやつで、この父と息子が~長らく離れていたからか、ハッピーエンド後のエピローグっぽいところでまぁいちゃいちゃしています。いえ、父息子ですけどね。そのバックで美空ひばりさんが腰元姿で歌ってるし。こっちがより娯楽的)と言いつつ、錦之助さんはもう1本の方にも出ていたことを今思い出しました。



 次が美空ひばりさんかな。カラオケで歌い始めたのがきっかけだなぁ。You Tube で探したりCD聞いたりしていましたらあれ? ってね。「鞍馬天狗」と「怪傑黒頭巾」どっちに美空ひばりさん子役で出てたっけ? とか、「雪之丞変化」の歌 (カラオケにあるんですよ) じゃどう聞いても男に身をやつして役者してるよねぇ。恋の淡雪? 雪路さま? 将軍さまの愛妾だよねーとか。倒錯してますねとか。で、美空ひばりさんバージョンは手に入らなくてなぞのままなんですが。もやもやしたので大川橋蔵さんバージョンで見てみましたが、大川さんはもとから男の人が復讐のために女形になるってだけで当時とすれば女性は役者になれないわけだから普通よねーーって感じ。あまつさえAmazonさんで見つけてしまった原作買って確認してしまいました。主人公は男の人でした。うん。この後はしばらく美空ひばりさんの往年の時代劇を探して見ていましたね。

 意外や楽しいのよこのむちゃくちゃな時代劇群がまた。



 それからまたちょっと間が空きまして、ほんとこのごろ。とは言え2~3年くらいかな。年取ると大雑把になるのよ。特に時間関係。

 You Tube でぐうぜん見つけてしまった「暴れ奉行」! 萬屋錦之助さんが悪人をバッタバッタ斬っていく時代劇。錦之助さんが演じる深川奉行が~そこまで感情に任せてそれいいの?ってくらい斬り捨てる~というか捕鯨用の銛で突き刺すというか。ばぁやさん役のミヤコ蝶々さんが楽しい。若林豪さんもかっこいいし。若かりし頃はハンサムでねぇこの方。今は渋いか。

 去年はつい入ってしまった有料動画コンテンツで「破れ傘刀舟悪人狩り」全131話を見つけて少しずつ見てこの間終わりましたよ。疲れましたが、女優さんがきれいだ! うん。いやまさか「ウルトラマンレオ」が最終シーズンにレギュラーで出てるとはビックリでした。これもまぁ、正義感に駆られて悪人を斬っていきますが、主人公精神大丈夫か? とちょっと思ってしまいましたね。

 個人的にこの手のぶった斬る話って痛快かもしれないけど悪役が悪役過ぎて切り捨てるだけじゃ溜飲が~って思ったりするのよね。もう少しこうねぇ思い知らせてから~って思ってしまう。時代背景的に権力者相手だからそれしか方法がないのかもしれないけど。下手に「ハングマン」っぽい感じの断罪ってしたら権力者が助けそうだしね。で、うやむや。押し付けちゃうとか有りそうだし。



 今はデアゴスティーニの「暴れん坊将軍」を定期購読しています。東映さんのDVDでは物足りなかったのよね。映像はこちらがきれいだけどセレクションなので見たかったのとかなくてね。ともあれデアゴスティーニの何巻目かのパンフレットに視聴率は悪かったけどカルトな人気があったって紹介されていた「翔べ! 必殺うらごろし」、興味本意で入ってる有料動画コンテンツで探してみたらヒットしましてこの間まで見ていました。全23話。展開は必殺シリーズですが、市原悦子さんが要で出演していましてそれで頑張ったのよね。寝落ちしつつ。和田アキ子さん若いわ~。火野正平さんなんか人気あるのわかったわーとか。鮎川いずみさんきれいだわ。中村敦夫さんが出てるドラマ初めて見たわとか。それにしてもお約束とは言え昼日中それって絶対バレバレやん! 突っ込みどころ満載でしたがオカルト絡みで無理無理な展開でしたがキャラの魅力で見せた話よねって見終えましたね。最後全滅かなぁって思いながら見てたので、まぁ、いや、うん。ちょっともにょっとしましたが、面白かったかな。

 必殺シリーズ全話あるみたいなので気になるのだけチョイスしたりしていますが、できれば「子連れ狼」を見てみたいなぁ。最近になって萬屋錦之助さんに嵌まってしまったのでした。
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