上 下
11 / 48
懐かしい諸々

トラウマ解消 小説編

しおりを挟む


 トラウマ 小説

 結構有名な吸血鬼小説にレ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』って短編小説があるのですが。いえ、これがトラウマではなくですが。

 これを読んだきっかけは結構可愛くてですね、『ガラスの仮面』を当時読んでまして、掲載誌で姫川亜弓さんがオトイノリエ? に陥れられた北島マヤの復讐を舞台でしてたのですよね。舞台劇が『吸血鬼カーミラ』で、そのカーミラ役が亜弓さん。そのカーミラをかなり悲劇的にロマンティックに演じていたのを読みまして。薔薇を散らしながら切なく呟くシーンで、当時の七生にとっての吸血鬼っていうのはすでにロマンティック路線であって恐怖の対象ではなかったので、読んでみようかな~って思ったわけです。
 多分、創元推理文庫だったのじゃないかな~とは思うのですが、購入しまして読みました。探せば今も本棚の奥にありますけどね。何しろトラウマものなので、探す気がないんですよ。隠してますvv 多分隣には同じく創元推理文庫だったはずの『ラブクラフト全集』全6巻か7巻があるはずですvv ともあれ。で、まぁちょっと期待したのとは違ってまして、一人称のカーミラに襲われるヒロイン視点だったし。それでも健気に読みましたよ。で短編集だったので全部読みました。その中にですね、『白い手の恐怖』だったかなぁ? ちょっとタイトルがあやふやなんですが、窓の外に白い手が~って話だった記憶があります。かなりオーソドックスな怪談だった記憶がうっすらと。ですが、これが七生にとっては滅茶苦茶怖い話だったのですよ。おかげさまで、あれから夜、窓の外をカーテンの隙間から見ることができなくなりましてね。今は大丈夫なんですが、かなりしつこくできなかったですねぇ。

 まぁ、変な話ですが、ヨーロッパ系の怪談っていうのはあまり怖いって思ったことがなかったので侮ってたってことかもしれません。その上、創作怪談でしたしね。

 そんなこんなで、内容は忘れちゃってて申し訳ないんですが、この手首から先が動くっていうのがね~どうにも苦手で。学生時代に泊まったストラトフォード・アポン・エイボンのホテルで偶然見てしまったホラー映像、手首から先が主人公の後を追いかけてゆくシーンのおかげで夜が怖くなったりvv
 今平気なのは、おそらく”ハンドくん”のおかげだと思われます。ええ! 『アダムス・ファミリー』の”ハンドくん”です。あの手首から先だけのコミカルな動きのおかげですとも。”ハンドくん”のおかげで芋蔓式に子供の頃に読んだ『手っちゃん』ていう少年漫画を思い出しましてねぇ。こちらは二の腕の真ん中くらいか先が単体で喋るわ動くわ~な『ジャングル黒ベェ』やら『おばけのQ太郎』チックな居候話だった気がしますけどね。閑話休題vv

 
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

ボケ防止に漫画投稿初めてみた!

三森まり
エッセイ・ノンフィクション
子供に手がかからなくなったし使える時間めっちゃ多くなったのでボケ防止に何かはじめようかなぁ そうだ!(・∀・)「指を動かす 頭を使う 家にいても出来る!!」という事で インターネットエクスプローラーのTOPページで宣伝してる この「アルファポリス」とやらをやってみよう! という事で投稿初めてみました へいへい 漫画描くの楽しいよ! と そんなエッセイと 私のアルポリ(どんな約し方がスタンダートなのか知ってる方教えてください)での成果?を綴る予定です(・∀・)b

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...