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変態どもの日常
変態が部屋を掃除するだけのお話です。
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さて。今の状況を説明しよう。
私王城に行く→カイルがカルピスの原液をばら撒く→メイド長に見つかる→さすがにキレられて自分である程度掃除しろって言われる(←イマココ)
うん、私掃除しなくてもいいよね?
「掃除から芽生える愛とかって……」
「たぶんないですね」
「じゃあ2割くらいはあるかもしれないんだねっ!? よっしゃやるぞおおおおおおおおおおおおお!」
一国の王子がこんな扱いやすくていいのか。
「あ、エロ本があたら熟読してもいいからね?」
「しますんよ?」
「えっ」
言い間違えただけです。しますんよ?
「まあラミちゃんが変態なのは知ってたけどまさか未来の旦那様のエロ本まで読むとは……。そんな節操がない子に育てた覚えはありません!」
「あなたに育てられた覚えはないのですが」
「嘘よ!」
何キャラだよ今……。
「えっ!!??」
「どうしたのカイル!?」
カイルが布団の下を掃除しているときに素っ頓狂な声をあげた。見つかる場所ベタすぎるだろ……。
「こ、これは8歳のときのラミちゃんのパンツ……。宝物庫にいれたはずなのになんでここにあるんだ!」
「ねえ、何で本人の前で宣言できんですか? あと返して?」
「いーやーだー」
駄々っ子のようにごねながら顔にパンツを被るカイル。縁を切りたくなるような光景だ。
「じゃあ僕の8歳の時のブーメランパンツあげるからそれで手を打ってよ……」
「しますんよ?」
「!!??」
しまった! 全然釣り合いが取れないではないか!
「いや、返して?」
「嫌だょ? 返さないょ?」
「そういう問題じゃないですからね?」
「その問題を上回る権力を持っている件について」
神よ、どうしてコイツに権力を持たせた。
「ああっ! 懐かしいこの写真!」
「へぇー……。どんな写真?」
「8歳の時のラミちゃん&僕の全裸写真」
「今すぐ燃やせ」
「仮にフルボッコにされるとしても僕はこの写真を燃やさない」
執念がすごいなこの人。
「じゃあ破きます」
「らめえええええええええええええええええええええええええ!」
普通に破きました。
「うぅっ……お宝が……うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ! う”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”」
ギャン泣きするカイル。
まさか掃除で王子がギャン泣きする事態になるとはメイドさんも思っていないだろう。
「まあ今のラミちゃんの裸見たらいいだけの話か」
「それもっとダメですからね?」
「(じっ……)」
そろそろSP雇おうかしら。
「まあカルピスは全部ふき取ったし……。もうそろそろ終わってもいいですよね?」
「そうだね!」
そろそろ終わろうとした瞬間。
『カチッ』
『カイル様……身体が熱いの……』
「わああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
えちえちな音声が流れました。
私 の 声 で 。
「……あの、これは」
「違うのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
カイルを問い詰めたら『合成した。反省はしているが後悔はしていない』と述べた。滅びろ。
私王城に行く→カイルがカルピスの原液をばら撒く→メイド長に見つかる→さすがにキレられて自分である程度掃除しろって言われる(←イマココ)
うん、私掃除しなくてもいいよね?
「掃除から芽生える愛とかって……」
「たぶんないですね」
「じゃあ2割くらいはあるかもしれないんだねっ!? よっしゃやるぞおおおおおおおおおおおおお!」
一国の王子がこんな扱いやすくていいのか。
「あ、エロ本があたら熟読してもいいからね?」
「しますんよ?」
「えっ」
言い間違えただけです。しますんよ?
「まあラミちゃんが変態なのは知ってたけどまさか未来の旦那様のエロ本まで読むとは……。そんな節操がない子に育てた覚えはありません!」
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「嘘よ!」
何キャラだよ今……。
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カイルが布団の下を掃除しているときに素っ頓狂な声をあげた。見つかる場所ベタすぎるだろ……。
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「ねえ、何で本人の前で宣言できんですか? あと返して?」
「いーやーだー」
駄々っ子のようにごねながら顔にパンツを被るカイル。縁を切りたくなるような光景だ。
「じゃあ僕の8歳の時のブーメランパンツあげるからそれで手を打ってよ……」
「しますんよ?」
「!!??」
しまった! 全然釣り合いが取れないではないか!
「いや、返して?」
「嫌だょ? 返さないょ?」
「そういう問題じゃないですからね?」
「その問題を上回る権力を持っている件について」
神よ、どうしてコイツに権力を持たせた。
「ああっ! 懐かしいこの写真!」
「へぇー……。どんな写真?」
「8歳の時のラミちゃん&僕の全裸写真」
「今すぐ燃やせ」
「仮にフルボッコにされるとしても僕はこの写真を燃やさない」
執念がすごいなこの人。
「じゃあ破きます」
「らめえええええええええええええええええええええええええ!」
普通に破きました。
「うぅっ……お宝が……うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ! う”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”」
ギャン泣きするカイル。
まさか掃除で王子がギャン泣きする事態になるとはメイドさんも思っていないだろう。
「まあ今のラミちゃんの裸見たらいいだけの話か」
「それもっとダメですからね?」
「(じっ……)」
そろそろSP雇おうかしら。
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「そうだね!」
そろそろ終わろうとした瞬間。
『カチッ』
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「わああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
えちえちな音声が流れました。
私 の 声 で 。
「……あの、これは」
「違うのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
カイルを問い詰めたら『合成した。反省はしているが後悔はしていない』と述べた。滅びろ。
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