72 / 131
第六章 雪景色と温泉
拠点完成
しおりを挟む
「よし……こんなモンか」
現在、俺は別荘を改造……というか、快適に暮らすためにいろいろな魔道具を設置した。
まず、全室にエアコン完備、居間にホットカーペットを敷き、コタツを置いた。これだけでかなり重労働だったぜ……まあ、いいけど。
そして、大福と白玉のために、居間に猫用トイレ、そして簡易的なキャットタワーを置いてみた。
壁掛け用の寝床とか設置してみたり、猫じゃらしとかも用意してみたが……そもそも、大福は大人しいというか、一日の半分くらい寝てるから動きが少ない。
せっかくのキャットタワーも全然遊んでくれない……白玉は子猫だから興味は持つけど、キャットタワーでぴょんぴょん飛び跳ねるほど成長していないので、すぐに飽きられた。
好評だったのは爪とぎかな……ヴァイトシャークっていうサメ肌の表皮で作った爪とぎだけは、毎日使ってくれている。
「お、そうだ。コタツの脇にお茶のセット置くか」
俺は速攻で、お座敷用のワゴンを作成した。
湯沸かし、茶葉、急須に湯呑……田舎のばあちゃん家に必ずあるセットだ。
これをコタツ脇にセットして、座椅子も用意して……エアコンもスイッチを入れる。
俺はコタツに座り、ため息を吐いた。
「はぁぁ~……完成。俺の別荘、フルカスタマイズ!!」
ホットカーペットが温かく、コタツも暖かい。
エアコンのおかげで室内もホカホカだし、座ったままお茶も淹れられる。
『みー』
「お、白玉~……よしよし、この猫め」
座ってぼーっとしていると、白玉が俺の元へ。
抱っこして撫でると、尻尾をフリフリしながら俺によじ登ろうとしてくる。
コタツに猫、最強の組み合わせだ。
「拠点も完成したし、次はいよいよ周辺の散策だ!!」
レレドレに来て何日か経過したが……実は、ほぼ出かけていない。
エアコン設置、コタツ、ホットカーペットの開発、キャットタワーの設置、その他気になるところのチェックなどで、俺はほぼ別荘の中にいた。
その間、ロッソたちも遊びに来たが、俺が忙しそうに魔道具開発しているのを見て、すぐに帰ってしまった。今は四人(従者二名)で周辺の温泉巡りとかしているらしい。
「とにかく!! バカンス……とは違うな。湯治……でもない。まあ冬休みでいいか。俺はこれから冬休みを満喫する!!」
『……ニャア』
『みー』
「おし、お前らは留守番頼む。俺は町に繰り出して観光してくるからよ!!」
俺は着替える。
コートにマフラー、帽子を被り、手袋をしてブーツを履く。
外に出ると……ああ、やっぱ雪が降っていた。
「さあ、いざ町へ!!」
◇◇◇◇◇◇
別荘を出て、飛び石の道を通って表の通路へ出ると、いかにも『冬の温泉街です』って感じの街並みだった。
除雪された道、雪の積もった木造の建物、少し先を見れば湯気が昇っていたり、観光客がお茶を飲んだり、まんじゅうみたいなのを食べて歩いている。
驚いたのは、浴衣みたいなのを着て歩いている人がいたことだ。
「浴衣。これも東方の文化なのかね……もしかしたら、アツコさんや俺の他にも、日本人が遥か昔に転移してきたとか……まあ、どうでもいいや」
別に、冒険が始まるわけじゃないしな。
俺の別荘は、坂道の下にある。
坂道を上ると町の中心へ行けるようになり、その道中が観光用の施設がある。
さっそく坂道を上る。
「おお~……」
すごいな。
まず、お土産屋、カフェ、まんじゅう屋に、串焼きや飲み物の店もある。
ザナドゥとは毛色が違う……もう、マジで感動。
「ん? おお、ゲントクじゃないか!!」
「え? ああ、エアリーズか」
歩き出してすぐ、エアリーズがいた。
エルフ数人と何か話しているようだが、俺の元へ。
「奇遇だな。数日、この辺りで仕事をしていたが、全く会わなかったな」
「俺、ずっと屋敷にいたんだよ。魔道具作って、快適になるように苦労していたんだ……実は今日が、初の散策でもある」
「そうなのか? ははは、それならおススメの店をいくつか教えてやろうか? うまいまんじゅう屋、雑酒の店、居酒屋、メシ屋……この辺りは庭だからな」
「そりゃいいな。でも、仕事中じゃないのか?」
「あ~……まあな」
と、エアリーズは少し悩んでいるようだ。俺を見て「んん~」と唸る。
「なんだ、どうしたんだ?」
「いや……その、少し困り事があってな。だが、お前には相談しにくいというか」
「……あぁ~」
そういや「厄介ごとは持ち込むな」みたいなこと言ったっけ。
俺はあくまで慰労で来てるんだし、仕事はしないつもりだけど……知り合いの困り事を無視するほど薄情でもないつもりだ。
「……あんまり大それたことはできないけど、相談くらいには乗るぞ」
「いいのか? あまり面倒ごとには関わらせたくないのだがな……」
「まあ、話聞くくらいならな。知恵を貸すくらいもできる」
「そういうことなら、私も手伝えそうね」
「はっはっは!! ありがたいな。では、話を聞いてもらおうか」
「ああ……って、ん?」
なんか、聞いたことのある声がしたような。
「ここが温泉の町レレドレね。不思議なニオイ……温泉の香りかしら」
「…………………なんでいるんだよ」
淡いブルーのロングコート、同じ色の帽子、手袋を付けた女性が、ニコニコしながら俺の隣にいた。
サンドローネ。いや、なんか予感はしていたけど。
「新事業の下見に来たのよ。あなたの発案じゃない」
「お、俺の発案?」
「『床暖房』……温泉をパイプで流し、床を熱して暖を取る案よ。それに、アレキサンドライト商会で改良した新型エアコンを、この地で販売する計画もあるの」
「…………」
「ふふ。エアコンは来年の夏って考えてたけど、イェランたちが頑張ってくれたおかげで、量産態勢も整いつつあるわ。これを機に、スノウデーン王国での支店も考えてたの」
「商魂たくましいヤツだな……」
と、サンドローネはエアリーズを見た。
「こちらの方は……?」
「ああ、エアリーズだ。魔女会の一人だ」
「なっ……あ、あなた!! そういうのは先に紹介しなさい!! 延々と商会の戦略について語っちゃったじゃない!!」
「お、お前が勝手にしゃべり出したんだろうが……」
サンドローネはカーテシーで一礼。
「お初にお目にかかります。アレキサンドライト商会、商会長のサンドローネと申します」
「ああ、魔女会、『牡牛座の魔女』エアリーズ・タウルスだ。ははは!! 威勢のいいお嬢さんだ」
「うう……」
サンドローネは恥ずかしそうに俯いた。
あれ、いつの間にかリヒターもいる。サンドローネの後ろで一礼していた。
エアリーズはサンドローネを見て言う。
「そう言えば、ラスラヌフが言っていたな。サンドローネという有望な若者のおかげで、ザナドゥの運海計画もスムーズに進んでいると。そうだな……早速だが、きみのチカラも貸してくれないか? スノウデーン王国で商会の支店を起こすなら、力になれると思うぞ」
「ぜ、ぜひ!! あ、ありがとうございます!!」
「……じゃあ俺はここでお役御免かな。サンドローネがいるなら問題ないだろ」
「ダメよ」
うげえ、サンドローネに腕を掴まれたぁ。
エアリーズも困ったように言う。
「すまん。やはりゲントクにも聞いてほしい。レレドレだけじゃなく、王家も少し関わっている問題でな……厄介ごとではないと約束するし、面倒をかけないと誓う」
「……やれやれ。わかった、聞くだけだぞ」
「感謝するぞ。では、場所を変えようか」
「じゃあ、俺の別荘行くか」
「……あなた、もう別荘買ったのね」
「おう。猫もいるぞ」
こうして、観光はおあずけ……俺はエアリーズの『困り事』を聞くことになるのだった。
現在、俺は別荘を改造……というか、快適に暮らすためにいろいろな魔道具を設置した。
まず、全室にエアコン完備、居間にホットカーペットを敷き、コタツを置いた。これだけでかなり重労働だったぜ……まあ、いいけど。
そして、大福と白玉のために、居間に猫用トイレ、そして簡易的なキャットタワーを置いてみた。
壁掛け用の寝床とか設置してみたり、猫じゃらしとかも用意してみたが……そもそも、大福は大人しいというか、一日の半分くらい寝てるから動きが少ない。
せっかくのキャットタワーも全然遊んでくれない……白玉は子猫だから興味は持つけど、キャットタワーでぴょんぴょん飛び跳ねるほど成長していないので、すぐに飽きられた。
好評だったのは爪とぎかな……ヴァイトシャークっていうサメ肌の表皮で作った爪とぎだけは、毎日使ってくれている。
「お、そうだ。コタツの脇にお茶のセット置くか」
俺は速攻で、お座敷用のワゴンを作成した。
湯沸かし、茶葉、急須に湯呑……田舎のばあちゃん家に必ずあるセットだ。
これをコタツ脇にセットして、座椅子も用意して……エアコンもスイッチを入れる。
俺はコタツに座り、ため息を吐いた。
「はぁぁ~……完成。俺の別荘、フルカスタマイズ!!」
ホットカーペットが温かく、コタツも暖かい。
エアコンのおかげで室内もホカホカだし、座ったままお茶も淹れられる。
『みー』
「お、白玉~……よしよし、この猫め」
座ってぼーっとしていると、白玉が俺の元へ。
抱っこして撫でると、尻尾をフリフリしながら俺によじ登ろうとしてくる。
コタツに猫、最強の組み合わせだ。
「拠点も完成したし、次はいよいよ周辺の散策だ!!」
レレドレに来て何日か経過したが……実は、ほぼ出かけていない。
エアコン設置、コタツ、ホットカーペットの開発、キャットタワーの設置、その他気になるところのチェックなどで、俺はほぼ別荘の中にいた。
その間、ロッソたちも遊びに来たが、俺が忙しそうに魔道具開発しているのを見て、すぐに帰ってしまった。今は四人(従者二名)で周辺の温泉巡りとかしているらしい。
「とにかく!! バカンス……とは違うな。湯治……でもない。まあ冬休みでいいか。俺はこれから冬休みを満喫する!!」
『……ニャア』
『みー』
「おし、お前らは留守番頼む。俺は町に繰り出して観光してくるからよ!!」
俺は着替える。
コートにマフラー、帽子を被り、手袋をしてブーツを履く。
外に出ると……ああ、やっぱ雪が降っていた。
「さあ、いざ町へ!!」
◇◇◇◇◇◇
別荘を出て、飛び石の道を通って表の通路へ出ると、いかにも『冬の温泉街です』って感じの街並みだった。
除雪された道、雪の積もった木造の建物、少し先を見れば湯気が昇っていたり、観光客がお茶を飲んだり、まんじゅうみたいなのを食べて歩いている。
驚いたのは、浴衣みたいなのを着て歩いている人がいたことだ。
「浴衣。これも東方の文化なのかね……もしかしたら、アツコさんや俺の他にも、日本人が遥か昔に転移してきたとか……まあ、どうでもいいや」
別に、冒険が始まるわけじゃないしな。
俺の別荘は、坂道の下にある。
坂道を上ると町の中心へ行けるようになり、その道中が観光用の施設がある。
さっそく坂道を上る。
「おお~……」
すごいな。
まず、お土産屋、カフェ、まんじゅう屋に、串焼きや飲み物の店もある。
ザナドゥとは毛色が違う……もう、マジで感動。
「ん? おお、ゲントクじゃないか!!」
「え? ああ、エアリーズか」
歩き出してすぐ、エアリーズがいた。
エルフ数人と何か話しているようだが、俺の元へ。
「奇遇だな。数日、この辺りで仕事をしていたが、全く会わなかったな」
「俺、ずっと屋敷にいたんだよ。魔道具作って、快適になるように苦労していたんだ……実は今日が、初の散策でもある」
「そうなのか? ははは、それならおススメの店をいくつか教えてやろうか? うまいまんじゅう屋、雑酒の店、居酒屋、メシ屋……この辺りは庭だからな」
「そりゃいいな。でも、仕事中じゃないのか?」
「あ~……まあな」
と、エアリーズは少し悩んでいるようだ。俺を見て「んん~」と唸る。
「なんだ、どうしたんだ?」
「いや……その、少し困り事があってな。だが、お前には相談しにくいというか」
「……あぁ~」
そういや「厄介ごとは持ち込むな」みたいなこと言ったっけ。
俺はあくまで慰労で来てるんだし、仕事はしないつもりだけど……知り合いの困り事を無視するほど薄情でもないつもりだ。
「……あんまり大それたことはできないけど、相談くらいには乗るぞ」
「いいのか? あまり面倒ごとには関わらせたくないのだがな……」
「まあ、話聞くくらいならな。知恵を貸すくらいもできる」
「そういうことなら、私も手伝えそうね」
「はっはっは!! ありがたいな。では、話を聞いてもらおうか」
「ああ……って、ん?」
なんか、聞いたことのある声がしたような。
「ここが温泉の町レレドレね。不思議なニオイ……温泉の香りかしら」
「…………………なんでいるんだよ」
淡いブルーのロングコート、同じ色の帽子、手袋を付けた女性が、ニコニコしながら俺の隣にいた。
サンドローネ。いや、なんか予感はしていたけど。
「新事業の下見に来たのよ。あなたの発案じゃない」
「お、俺の発案?」
「『床暖房』……温泉をパイプで流し、床を熱して暖を取る案よ。それに、アレキサンドライト商会で改良した新型エアコンを、この地で販売する計画もあるの」
「…………」
「ふふ。エアコンは来年の夏って考えてたけど、イェランたちが頑張ってくれたおかげで、量産態勢も整いつつあるわ。これを機に、スノウデーン王国での支店も考えてたの」
「商魂たくましいヤツだな……」
と、サンドローネはエアリーズを見た。
「こちらの方は……?」
「ああ、エアリーズだ。魔女会の一人だ」
「なっ……あ、あなた!! そういうのは先に紹介しなさい!! 延々と商会の戦略について語っちゃったじゃない!!」
「お、お前が勝手にしゃべり出したんだろうが……」
サンドローネはカーテシーで一礼。
「お初にお目にかかります。アレキサンドライト商会、商会長のサンドローネと申します」
「ああ、魔女会、『牡牛座の魔女』エアリーズ・タウルスだ。ははは!! 威勢のいいお嬢さんだ」
「うう……」
サンドローネは恥ずかしそうに俯いた。
あれ、いつの間にかリヒターもいる。サンドローネの後ろで一礼していた。
エアリーズはサンドローネを見て言う。
「そう言えば、ラスラヌフが言っていたな。サンドローネという有望な若者のおかげで、ザナドゥの運海計画もスムーズに進んでいると。そうだな……早速だが、きみのチカラも貸してくれないか? スノウデーン王国で商会の支店を起こすなら、力になれると思うぞ」
「ぜ、ぜひ!! あ、ありがとうございます!!」
「……じゃあ俺はここでお役御免かな。サンドローネがいるなら問題ないだろ」
「ダメよ」
うげえ、サンドローネに腕を掴まれたぁ。
エアリーズも困ったように言う。
「すまん。やはりゲントクにも聞いてほしい。レレドレだけじゃなく、王家も少し関わっている問題でな……厄介ごとではないと約束するし、面倒をかけないと誓う」
「……やれやれ。わかった、聞くだけだぞ」
「感謝するぞ。では、場所を変えようか」
「じゃあ、俺の別荘行くか」
「……あなた、もう別荘買ったのね」
「おう。猫もいるぞ」
こうして、観光はおあずけ……俺はエアリーズの『困り事』を聞くことになるのだった。
441
お気に入りに追加
1,284
あなたにおすすめの小説
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
二度も親を失った俺は、今日も最強を目指す
SO/N
ファンタジー
主人公、ウルスはあるどこにでもある小さな町で、両親や幼馴染と平和に過ごしていた。
だがある日、町は襲われ、命からがら逃げたウルスは突如、前世の記憶を思い出す。
前世の記憶を思い出したウルスは、自分を拾ってくれた人類最強の英雄・グラン=ローレスに業を教わり、妹弟子のミルとともに日々修行に明け暮れた。
そして数年後、ウルスとミルはある理由から魔導学院へ入学する。そこでは天真爛漫なローナ・能天気なニイダ・元幼馴染のライナ・謎多き少女フィーリィアなど、様々な人物と出会いと再会を果たす。
二度も全てを失ったウルスは、それでも何かを守るために戦う。
たとえそれが間違いでも、意味が無くても。
誰かを守る……そのために。
【???????????????】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*この小説は「小説家になろう」で投稿されている『二度も親を失った俺は、今日も最強を目指す』とほぼ同じ物です。こちらは不定期投稿になりますが、基本的に「小説家になろう」で投稿された部分まで投稿する予定です。
また、現在カクヨム・ノベルアップ+でも活動しております。
各サイトによる、内容の差異はほとんどありません。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
義妹がピンク色の髪をしています
ゆーぞー
ファンタジー
彼女を見て思い出した。私には前世の記憶がある。そしてピンク色の髪の少女が妹としてやって来た。ヤバい、うちは男爵。でも貧乏だから王族も通うような学校には行けないよね。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる